5 おんがくのくにのふしぎなおはなし
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[───ズキズキと、頭が痛んだ。予兆はそれだけだった───]
(かみさま。かみさま。とうさま。……ヨアヒムさま)
[ぼろぼろのぬいぐるみであった自分に命を吹き込んだ、神にも等しいヨアヒムを思い、祈った]
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― 控えの間 ― >>0:362
[そして、王子からヴァイオリンケースを指され、持って行くつもりか、といわれると、当然とばりにまた持ち上げた。]
王子の荷物だが、僕が持ってやろう。
[その価値は残念ながら知らないだろうが、大事そうなものだというのはわかる。 だからこそ、あえて、手渡さずにその様子を見た。]
さて、そろそろ出発の時間か。
[そして、改めて周りを見回し、それぞれに自己紹介を頼んだ。]
(2) 2010/03/21(Sun) 09時頃
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>>#0
[そして、入ってくるアーヴァインとサイモンの姿を見止めた。 その説明を聞いて、ふぅん、と頷く。]
音楽、を取り戻す か。 異存はない。 音楽が消えたわが国には憂いていたのだ。
[そう言うと、手元のヴァイオリンを強く握る。 一行が北の門を目指すならついていった。]
僕は何も弾けないがな…。
[そのつぶやきは誰かに聴こえただろうか。]
(3) 2010/03/21(Sun) 09時半頃
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>>4
先祖?
[見れば自らと同じ犬族のような男。 名を聞き、そして名乗っただろう。]
何も弾けないのが同じ犬族とは、少しばかりな避けない気持ちになるな。 口笛か……。
[考え込んだ。ちょっと試してみた。できるわけなかった。]
………フン。
[肩を竦める男を一瞥。]
(6) 2010/03/21(Sun) 11時頃
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ヨアヒム様は、や、約束してくれた
知恵のつく実を、食べさせてくれると
こ、これで、おれ、もう、誰にも馬鹿にされない
砂時計、奪わないと。
[視線は先頭を歩くサイモンに]
うん。かみさまは。ヨアヒム様はきっと見ていてくれる……。
[心の中で小さく呟いた]
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[出発する一行に、そのまま、ただついていくしかなく、音楽は何か、という話は興味深くはあるが、わからないもの同士が喋っているので発展はない。]
とりあえず、北にいくのはわかったが、そこまでの道のりを詳しく知るものはいるのか?
[答えはノーだろうか。 それとも誰か地図か何か持っているだろうか?
ちなみにちらちらこちらのヴァイオリンケースを気にする王子のことはわざと気づいていないフリをする。]
(72) 2010/03/21(Sun) 19時頃
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[途中で、馬が、そして騎士が鏡の話をするのには瞬いた。]
それは、 ほぅ 聴いたことしかなかった。が。
[遠目で見るだけに留めた。 そう、大事なものはおいそれとは触ってはいけない。力が流れる場合があるから。または呪われてしまう場合も。]
(73) 2010/03/21(Sun) 19時頃
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[──声が。女と男の声が雑音のように聞こえるなか、はっきりとヨアヒムの声が聞こえた──]
そうすれば、ぼくの願いは叶うのかい。
[肯定の声が聞こえる。]
それならば、言う事を聞こう。
[頷いた途端、女と男の声がクリアに聞こえるようになった。]
#1
[目を伏せがちに、サイモンの荷物を盗み見る]
あれだ、あの砂時計を持って、ヨアヒム様の塔に行けば……
願いがかなう
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>>#1
[サイモンの話にふうん、と言いつつ、音の砂時計には目を見張った。]
それは綺麗だな。大事にしてくれ。 僕はこれひとつで手一杯だからな。
[そう言って手元のヴァイオリンケースを見るが、すぐに>>79王子が寄ってきて、意外そうな顔をした。]
嫌がらせ? さぁな。こっちが訊きたいくらいだ。 これをもっていけと爺さんに頼まれた。 ついでに同行もしろとな。
どういう意味があるかは知らないが……。
[そこからニヤリと笑って……]
王子が持ちますか?その手にお荷物を。
(81) 2010/03/21(Sun) 19時半頃
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そう、願いが叶う。
[同行者への裏切りと引き換えに。]
こんな厭な事は、早いとこ済ませてしまおう。
今は、みんなの視線があるから、む、難しいな……。
あのネズミさんが一人っきりになるとき、狙わなきゃ、な。
お、王子様、ご、御一行なんだ。
ま、まさか、庶民と同じところで雑魚寝は、な、ないと思うし、チャンスは、そ、そのとき、か?
そうだねえ。いずれ来るチャンスを逃がさないように気をつけよう。
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>>85
ではご随意のままに。
[そう言えば、こう返る、というのがわかっているのは、この王子から幼少から変わらないということ。
まだその頃は音楽もあっただろう。 だから、このヴァイオリンは存在するのだから。]
(89) 2010/03/21(Sun) 20時頃
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会計士 ディーンは、周りの者の話にも耳を澄ます。
2010/03/21(Sun) 20時頃
[音楽を求めるサイラスの姿にため息をつく]
ヨアヒム様も、ああいう感じで音楽を、か、か、かつ、ぼー?、し、しているのか、な
音楽を取り戻しても、ぼくが取り戻したい音楽が戻らないのだ。
かわいそう。
[を見て目を伏せる]
音楽は人の心を乱すんだね。早く安らかに、静かな眠りを。
[再び、「かみさま」に祈る。聞こえてくる声]
そ、そうなんだな。お、おれにも、関係が、ない、話だ。
最後の音楽を持って、ヨアヒム様のところに行ければ、、
それで願いがかなう
あとに、のこされたひとが、どうするかなんて……
しった、こっちゃ、な、……
[言い切れぬ弱さ]
うん、うん。仲間がいて。協力するんだ。
……嬉しいな。
[ヨアヒムから届けられた意思に、思わず微笑む]
よろしくね。
そう、ギリアンとレティだっけか、と利害は一致している。
協力できる間はよろしく。
できないときが来るかもしれないんだ。
[くすくすと笑った]
うん、よろしく。
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>>105
ん?
[話しかけられて、瞬いた。 確か、宮廷うさぎ………。]
陛下に降りかかった厄災か。 とても重いものだというのは訊いている。 ただ、僕はしばらく王宮を離れていたのでな。
やはり殿下に問うほうがいいだろう。 僕があとからきいておこうか。
[近づいてきたうさぎに応える。]
(109) 2010/03/21(Sun) 21時頃
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ヨアヒム次第だねえ。つっ──
[──様をつけないのを咎めるように頭痛がしたが、気にせず──]
──誰か一人の願いしか叶えない、とか言いだしたら、その時は。
ああ、レティに爺さん
協力できる間は、協力してや、やって、いこう
願いを全員分かなえてくれるかどうか、は、ヨアヒム様、を、信じるしか、な、ない
願い?そうなんだ。
僕はヨアヒム様のために。協力できるといいね。
[ほうっと、胸を押さえて頷いた]
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>>116
ああ、そうする。 みな、陛下を案じておられるのはわかるからな。
[ご遊学の件になると、そうだな、と考え込む。]
実は、僕は魔法類は全く駄目だ。 とことん才能がない。 だが、実はこれはわが家代々の血筋らしい。
[そして、見せるは手の指輪。]
(124) 2010/03/21(Sun) 22時頃
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それを補うためか、ここにひとつだけ、家のものであれば一度は願いをかなえてくれるという指輪があるのだが……。 一回こっきりだからな。
それに比べれば、魔法使い、という名を持つほどの男だ。 対抗するには、とことんそれを撥ね付ける護りの加護を学ぶしかないな。 他に、国を統治するための考え、そして、数を勉強していた。
[と、そこまで小難しくのべたあと、]
ああ、すまん、そのヨアヒムに対抗できるか否かか……そもその詳細についてか。
わからん
[正直だった。]
(125) 2010/03/21(Sun) 22時頃
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>>133
いや、でも、ただの玩具かもしれん。 僕自身は、いたってごく普通の者だ。
[指輪をふと眺めつつ……。 だが、話題が王子のことになると、眉を寄せて…。]
まぁ、そういうことにならざる得ないだろうな。 でも、それも、今のアルフレド陛下と国自身が蘇ってこそだ。
それは、殿下もよくわかっていらっしゃるだろう。 でなければ、このような旅に参加されるはずはない。
[本人の前では失礼千万だったが、本人のいないところでは、確かに王子として敬っていること、わかるだろう。]
(136) 2010/03/21(Sun) 22時半頃
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>>#2
[突風と黒い鳥が翻る様に、空を見上げた。 唸る風とともに述べられる口上には眉を一度動かす。 そして、その鳥が伝達係としてだけで処分された様子にはまた眉を寄せた。]
(145) 2010/03/21(Sun) 22時半頃
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[騎士が王子を護るのは当然だと思っているので、そこには何も言わず……。]
サイモン、地図を見せてくれないか?
[サイモンに地図を頼む。 そして、地図を見ながら歩いている。]
(182) 2010/03/22(Mon) 00時頃
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会計士 ディーンは、まだ、最初の宿まではもう少しかかりそうだ。**
2010/03/22(Mon) 00時半頃
頭数か。
[自分に力が無いと自覚しているなら残った時にどうするつもりなのだろう]
それがヨアヒム様の求める物なのかな。
悲しみ、苦しみ。失望、絶望……。
……楽しいのかな。
[墓の方を振り返り、ぽつりとこぼした
僅か、首を振り
それでも「かみさま」が絶対であることには変わりはない]
眠るといいんだよ、きっと。
[音楽がなくなれば、と言う呟きに眉を伏せる]
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>>188 [地図を見ていると、斥候の鳥の言葉>>185 遠目に見える塔だが、実際はその間にまやかしもあるかもしれない。
そして、気がつけば背後にたっていた馬が>>188助言めいた声をかけてくる。]
役に立たない意見などない。 言うなら堂々と言え。君も国を護る歯車の一つなはずだ。
[また最後尾に戻っていく馬にはそう返した。]
(225) 2010/03/22(Mon) 07時半頃
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[その後、王子に声をかけられたのはほどない時間だっただろう。>>194 それには頷き、立ち止まり、一行に声をかける。]
あと、5スモールノットほど歩くと、プレルーディウムの町に着く。 そこで宿をとる。 その町は交易が盛んでな。様々な市場があるらしい。 旅の支度をきちんと整えるのにも最適だろう。
金? そんなものは気にしなくていい。ここには大スポンサーがいるからな。
[そして、ちらりと王子を見る。 王子が資金を用意してないならば、しぶしぶ自分が出すのだろうが。]
(226) 2010/03/22(Mon) 07時半頃
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[そして、やがて、プレルーディウムの町に一行は到着するだろう。]**
(227) 2010/03/22(Mon) 08時頃
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ま、他の者がどうするかはぼくには関係ないけどね。
みなが音楽以外に寄りどころを見つければ──胸の痛みは減るかもしれない。
でもぼくは、痛いほうが、いいんだ。
生きている、証だから。
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>>248
[町に入ると当然ではあるが、王子の後について歩く。 騎士には敵わないだろうが、それなりに護衛術も習ったろう。 ただ、急な旅立ちで持ったのは細身のレイピアだったが……まぁ大丈夫だろう。]
神殿か…。
[そして、町の者に尋ね、町の西南、日いずる場所に神聖院があることを聴いた。]
(249) 2010/03/22(Mon) 15時半頃
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>>251
無理しなくていいんじゃないか? きっと冷たいぞ。
[やせ我慢しそうな王子にはそんな言葉かけ、 むしろ、そういえば必ずするに決まっているのはわかっている。]
呪いか。ああ、無理だろう。 そうだ。王の呪いがどのようなものか訊かれた。
この一行には教えてもいいと思う。むしろ教えるべきだろう。どのような危険があるのかを。
[西南に向かう途中。キョロキョロ周りを見回す王子を見つつ…提案する。
というか……。]
そんなに珍しいか。――……こういうのはおのぼりさんといっていいのか。
[難しい顔。]
(256) 2010/03/22(Mon) 17時頃
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>>259
ああ、ヨアヒムの呪い、 覚悟は必要だろうと思う。 また訊かれれば答えることにしよう。
[長く城内から出ていない、という言葉には眉をあげて……]
ほう、 厳しい目付け役でもいたか? 真面目に帝王学でも勉強していたのならば、頼もしいがな。
[にやりと笑う。]
→ 神聖院 ―
[ほどなくそこにつくと、神聖院の長が直々に現れ、王子を案内していく。 そのふかふかの外套を受け取りつつ、そのまま待合で戻りを待った。]
(264) 2010/03/22(Mon) 18時頃
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心が無いのは──
却って切り崩しにくいからね。
大切なものがあるのは、弱みがある状態と言い換えられる。
心がない、ということは、誰にも心からの理解をもらえないことにもつながる
その本人が崩せなくても、周りが崩れていく場所に、彼を一人だけ置いていくんじゃないのかな
怖いかい。それは良かった、おまえさんはまだ正常なんだろう。
お、おれが、正常かどうか……なんて、わかんねえよ
表情は穏やかに、裏切りものなんていなきゃいいのに、といいつつ、実のところ自分が裏切りものでした、なんて……
寒気がする演技だ
願い事がそうさせているのかな
裏切り者がいなければいいのに、と思っているのは、偽らざる気持ちだからね。
ぼくが裏切り者だなんて、どんな理由で選んだのかヨアヒムに聞いてみたいね。
そうだな……おれも、ヨアヒム様との約束がなければ心から裏切りものなんていないほうがいい、って思うぜ
変なひとはいるが、わるいやつがいない、ここには
みんな、お、おれのような言葉足らずにも、礼儀ただしくて、いいやつだ
森の連中とは、違う
でも、ヨアヒム様が何で爺さんを選んだのかは、わかる気がする
願い事のために、裏切る覚悟をもうしちまったんだろう
おれは、正直――未だに、迷ってる
迷っていても構わないが、口にするな。
ぼくにおまえさんを切る気にさせるな。
それに、ヨアヒムがきっと聞いている。
[*34の言葉通り、頭痛が大男を襲った]
う、う、う、あ、ぁぁ――い、いたい、いたい、いだい、い”だい”
[食堂の扉と頭を打ち付けた同時刻、別の痛みにもさいなまれていた]
大人げないな、ヨアヒム。
[呟いて、襲いくる頭痛に顔をしかめた**]
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>>296
[青白い顔をして、紫色の口唇をした王子が出てくる。]
――……お勤めごくろうさまでした。
[表情は変えない、変えないけど……。]
だが、本当に、変わらないな。
[意地っ張りの性格を指しつつ、外套を着せる。 そして、躑躅の露を蜜で割った湯を用意させていたのを薦めた。]
ここで風邪をひかれたら、困るからな。
[そして、やれやれという顔をしただろう。]
(307) 2010/03/22(Mon) 20時半頃
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会計士 ディーンは、神聖院にて、王子の世話しつつ、長に呪いのことをたずねたがやはり空振りだった。
2010/03/22(Mon) 20時半頃
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― 神聖院 ―
さて、では宿に戻ろう。 ちなみに殿下は買い物はあるのか? あるならば付き添う。 なければ宿に戻り、殿下を騎士か兵に預けてしばし出ようかと思う。
[失礼なことに、とっても子ども扱いだった。 当人としては、すごくそれでもお仕えしているつもりだったが。]
(317) 2010/03/22(Mon) 21時頃
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>>321
[湯を飲みながら笑みを零すのを見れば、 まぁ、さすがに王子といえるカリスマ性が見えるか。
だけど、すぐにぷんすか怒りながらしっちゃかめっちゃかに歩き始める様子をみれば、呆れたように息をついた。]
殿下……そっちは……違う。
[町外れに向かう様子を思いっきり制止する。 そして、手を引っ張って、正しい方向を向かせた。]
宿に戻る最中に、何か見ていくのもいい。
[そして、歩き出す。 むすくれて動かない場合は、振り向いて……]
疲れたのならおぶってさしあげましょうか?
[少し見下ろす視線で言えば、絶対歩きだすだろうと思ったが?]
(324) 2010/03/22(Mon) 21時半頃
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会計士 ディーンは、漂白工 ピッパかドナルドがいれば。王子を押し付ける気満々なのは秘密だ。
2010/03/22(Mon) 22時頃
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>>335
見るものか。 非常食と水筒。
あとは、猫を梳かす櫛だな。
[濡れた毛並みを見ていった。 そして、歩き出す後ろをつく。誰かいるだろうか?]
(337) 2010/03/22(Mon) 22時頃
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会計士 ディーンは、<<奏者 セシル>>の姿がふと見えた気がしたが?
2010/03/22(Mon) 22時頃
会計士 ディーンは、目の前にいる・・・・・・(汗) お守り続行中になった。
2010/03/22(Mon) 22時頃
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[帰っている最中に、目的の品を見つければ、足を止めて所望する。
そして、改めて王子を見て……。]
殿下、そういえば、武具は?
[何か持っているのだろうか?]
(341) 2010/03/22(Mon) 22時頃
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>>347
剣を持つ気はないのか。 殿下……どうやって身を護るつもりなのですか。
[ああ、やっぱり誰かが始終傍にいるしかないと思ったとか。
その時、声がして振り向く。]
ああ、君は斥候の鳥……。 買い物は済んだだろうか?
[ザックの姿を見つけると、成果を尋ねた。]
(350) 2010/03/22(Mon) 22時半頃
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>>354
[買い物が済んだというザックに、すばやいことはいいことだ、らしき頷きをしつつ……]
そうだな、柔らかい毛を梳きほぐす櫛がいるぐらいだ。 あとは、王子に何か武具を…。
[剣なんかはもたない、には聴こえていないフリ。]
(357) 2010/03/22(Mon) 22時半頃
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ちょっと考えた。あの鏡が本当に裏切りものを見分けるのだったら、2つあるのは厄介
1つはさっさとつぶしてしまったほうがいい
人間が信じあう絆を結びあうのは、厄介
でも、1つだけだったらどうなるだろうな
1つだけで、正体を知るものがかならずヨアヒム様に狙われるようなことがあれば――
誰も、誰かの正体を知ることなんて、できやしなくなるんだ
頭が痛いんだ。かわいそうだね。
[道中、痛がるようを見て]
レティーシャは頭とか、平気そうだな
多分この痛みはヨアヒム様を悪く思った時に起きる痛みだろうから、レティーシャがそういう風になることは、ないんだろうな
|
懐剣? なるほど……。
まぁ、ならいい。僕のものを探そう。
[それは、なんだかんだいいながら護るという意思表示。 しかし、突っ込まれても答える気はない。 そして、櫛のこともたずねつつ、いつのまにやっら餌付けされている王子には呆れたような顔をしつつ……。]
すまないな。いくらだったか?
[串焼きの値段を尋ねる。]
剣については騎士殿に聞くのがいいな、確かに。 どこかで見かけたか?
(374) 2010/03/22(Mon) 23時頃
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かがみ?
[そちらの話題には一切触れていなかったので不思議そうに下]
すごく納得した。そうか、レティは……
ヨアヒム様に、子供がいたのか。
鏡、というのは、渡した相手の正体がわかる魔法の道具らしい。
最初はピッパ姐さんと、それから軍馬さんが持ってた
軍馬さんはそれをお宝もの大好きな烏さんに渡して、ピッパ姐さんはおれに渡すつもりらしい
子供?
そうだね、子供。僕を作ってくれた人。創造主。
[胸に手を当てて、伝える。ぼろぼろのぬいぐるみだった自分に吹き込まれたかりそめの命]
ふうん。そうなんだ。けど正体なんて、ギリアンはギリアンだよね?
[やはり不思議そう]
[ふと、レティーシャの姿に、使い古されたぬいぐるみの姿がかぶって見える]
うん、おれ、は、おれ。
でも、あの鏡は、裏切りものか、そうでないかを見分けるらしい
きっとおれは、あの鏡には裏切りもの、って映ってしまうんだろうな
これから、サイモンさんから砂時計を奪おうとするんだから
ただ、その鏡は、一度持ってた相手に渡したら消えてなくなっちまうもんらしい
だから、明日もし俺が裏切りものだとばれちまっても、鏡一つを失くしちまうことができる
ヨアヒム様も、手下を3人そろえたのも、1人だけだったらなし得ぬこと、って理解してるから、だろう
ここでさっさと1つ潰しておいたほうが、ヨアヒム様にとって都合がいい
レティーシャは、ヨアヒム様のために長く働けるし、爺さんは望みに近づくし、な
ふうん。よく分からないけど、なるようになるってことだね。
僕はがんばるよ。ギリアンはそうしてヨアヒム様のために働くんだね。
ああ、レティーシャがんばれよ。親には孝行したほうが、いいぜ
おれみたいに、遅くならないうちにな
|
そうか、庶民の味か。 ……いや、実は、僕は結構庶民の味に慣れている。
[留学中なこともあった。 剣について王子から言われると……苦々しい顔をしたが……。]
似合わない、似合うの問題じゃない。 ああ、でも殿下には似合いませんな。
[ふふん、と笑ってやった。]
(391) 2010/03/22(Mon) 23時半頃
|
会計士 ディーンは、櫛は買いにいくかどうか悩んでいる。
2010/03/22(Mon) 23時半頃
会計士 ディーンは、聖歌隊員 レティーシャには、少し表情を緩めるか。(きっと妹を思い出した。
2010/03/23(Tue) 00時頃
|
[そして、王子と斥候の鳥のやり取りを聞きながら、 周りに気を配る。]
美しいもの……か。 世の中には美しいものは数あれど、なぜ、ヨアヒムは音楽を虐げたのだろうな。
[王子が発する詩的な語りは嫌いではない。むしろ好きかもしれない。 だけど、あえて褒めはしない。]
(399) 2010/03/23(Tue) 00時頃
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会計士 ディーンは、レティーシャを見習って串を捨てる。王子がどう思おうと、ぽいっとな。
2010/03/23(Tue) 00時頃
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[レティーシャの尻尾が軽く当たる。 感じが似てるな、と和んでいると、
>>410 男の子だといわれて、は?といった顔をした。]
……そうか。
[ま、まぁ、いいのだけど。 そして、こっちをじっと何度も睨むように見てくる王子に、なんだ?という顔をした。]
(414) 2010/03/23(Tue) 00時頃
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>>412
なるほど、音楽はより多くから奪えるということか。 意地汚いやつだな、ヨアヒムは。
[遠く北を睨む。]
(415) 2010/03/23(Tue) 00時半頃
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[そして、少し迷ったが、ザックとレティーシャに……]
すまないが、少し、殿下を頼んでいいだろうか。 僕はちょっと櫛を見に行ってこようと思う。
[そして、了承が得られれば、じゃ、とその3軒先の露天に向かうだろう。*]
(425) 2010/03/23(Tue) 00時半頃
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― 露店 ―
[そして、櫛を選んでいる姿を馬は見かけただろうか。 なんのためにいるかというと、自分のためでもあるし、王子のためでもあった。
気品を失わない手段の一つだ。 毛並乱れれば、心も乱れる。
持論だった。]
[のくせに忘れてきた、というか、いきなりワープbさせられたのだからしょうがない。]
(436) 2010/03/23(Tue) 01時頃
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