人狼議事


17 吸血鬼の城

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視点:


本屋 ベネット! 今日がお前の命日だ!


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/06/24(Thu) 23時頃


【人】 小悪党 ドナルド

>>5:206

ふーん。別に悪かねーけど。
[流し込むような飲み方に、流石に気になって横目で見やれば
首筋に赤く――]

……っお前、それ、首……っ!!
[言葉がでず、しかし目は大きく開いて。
一瞬後に友人から息苦しさを感じる事はない、人のままだと認識した。]

…何があったんだよ。

(4) 2010/06/24(Thu) 23時頃

【人】 小悪党 ドナルド

>>2

[驚き、高まった精神を無理に抑えイアンに質問をした時
聞こえてきた柔らかい声音に思わず立ち上がり向き直った。

無理やり抑えた感情はいとも容易く再沸騰した]

あ?
…どういう意味だ、それ。

(6) 2010/06/24(Thu) 23時頃

[彼女は記憶を取り戻してしまったのか
あれほどに血を幾度も交わしたのに
あれほどに魅了し縛り付けておいたのに
今度こそ
全てを忘れるほどに、血を交えねば――

毀れる心理が
永遠を生きる純血たる城主の孤独と絶望の深い闇が
甘美な甘さを伴い、目前の青年へと流れ込む。

ヘクターが見た片鱗よりも、濃密に
伝えるのは
この世の果てにある光景]


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/06/24(Thu) 23時半頃


【人】 小悪党 ドナルド

>>8
[落ち着いた口調の女を一瞥し、また白薔薇の男に向き直る。
そちらにずい、と足を踏み出して
手を触れることが、吸血鬼に許されるならば、その胸倉をつかもうと。
切羽詰まった声で]

どこだ。

(12) 2010/06/24(Thu) 23時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

>>10
[悠長に喰われたと語る友人をチラリと見る。
睨みつけるような顔になってしまったが友人ならば分かってくれるだろうと言う甘えもあった]

おい、その話後でゆっくり聞かせろや。
[そして白薔薇の従者に向き直って]

(14) 2010/06/24(Thu) 23時半頃


――旦那様、
そちらの方のご友人達が……

「お友達に会いたい」

と、そのように仰っていられるのですが、
如何なさいましょう?


【人】 小悪党 ドナルド

>>17

[血近づけば香る薔薇の香りは、脳に直接麻酔をかけるような。
一瞬片目の視界はグラリと揺れる。
せっかく胸倉を掴んだその手は、自然と力が抜け]

…っ!
[輪郭をなぞる従者の指を避けることは出来なかった理由には
男自身が見当もつかない。
力の抜けかけたその手は重力に反することなく落ちていく。

物を訪ねる態度―そんなものを思い出す余裕は無く
助けを求めるようにイアンを振り返る]

(21) 2010/06/25(Fri) 00時頃

名を……
呼んではいけなかった……?


[闇の帳が下りる白薔薇の庭園でその名を教えられながらも
この城に来てからは呼ぶことの無かった名を紡いだ女は
城の主に微かな聲で問う]


 ――…嗚呼、件の二人か
 構わぬぞ?

 あれは黒薔薇が部屋へ連れて行った。


[未だ目覚めの聲は聞こえて居ない]


【人】 小悪党 ドナルド

>>19>>23

…あいつは、死ぬわけじゃないのか。
[絞り出す声は、何を言ったらいいのか判らず
散々喉の奥で迷子になった末に漸く生まれ落ちた。

メアリーが言った言葉を思い出す。
―サイラスは吸血鬼になったが感情をもなくしたわけではない、
そのような事を言っていた。

イアンの言葉に頷いて場所を聞きたいとの意思を示す]

(26) 2010/06/25(Fri) 00時頃

 ……お前は、最早私の手を離れたのだな。


[妹として傍に置いた娘が
己の名を呼び、対等に聞こえる位置から問いかけてくる。
其れがどういうことなのか
終末を感じ、聲を投げた]


 好きに呼ぶが良い。
 お前を咎めるものは、最早此処には居らぬ。


【人】 小悪党 ドナルド

>>27

[――客室。
気をつけて、とは。本当に吸血鬼になってしまったのだと
男は実感できないまま。
>>29
イアンの後を追い従者の横を通り過ぎる、その一瞬に]
サンキュ。

[小声でそう呟いた。
ベネットの客室の場所は知らないのでイアンの後ろに付いていくが。
客室の中に入る気になれなくて
入口の横で壁に寄り掛かって胡坐をかいた。
何も目に入れたくなくて俯いて。]

― →廊下、ベネットの客室前 ―

(32) 2010/06/25(Fri) 00時頃

――…私のローズ、とは
もう呼んでは呉れないの?


[妹であった頃よりも柔らかな聲で城主に問う]


嗚呼……、尋ねてばかりね。
子供みたいだと呆れられてしまうかしら。


[別段対等を望んだわけではなく
ただ名を呼びたかっただけ]


貴方はこれまでも咎めなどしなかったじゃない。


 お前は、ローズマリー
 私のローズは、もう居らぬ。


[低く冷たく突き放す]

 
 ……そうか?
 嗚呼……そうだったかもしれぬ。

 咎めるようなことなど、しなかっただろう
 ただ一度を除いて。


【人】 小悪党 ドナルド

―廊下、ベネットの客室前―

[横でイアンが部屋の主にかける声>>38を俯いたまま聞いていた。
友の姿を見たいのか、見たくないのか
整理のつかぬ心境を持て余す。

部屋の中から叫び声と金属を叩き付ける音が聞こえれば
流石に入口の方を見やって。しかし未だ入れない。]

(44) 2010/06/25(Fri) 00時半頃

[薔薇は2人のこえを聞きながら]
[あらたな眷属の気配に、そっと囁く]


おはようございます。
ご気分は如何?

[耳元を羽でくすぐるような囁く]


ああ、あなたのお友達が
あなたのことを心配なさって、
お部屋へと向かわれたことか、と。


――――喉は 渇いては おられませんか?


[傍にいるわけでもないのに聞こえた囁きにはっとする。]

……僕は……

[今の気分など……こんな気持ちをなんと言い表せば良いのだろう。]


――…私は、もう必要ないの?


[十二年の記憶も確かにあるというのに
居ないといわれた女は途惑う]


お兄様、と呼ぶべきだったの……?
ずっと、思い出さずにいるべきだったの…?


[縋るような聲が城主に向けられる
ただ一度を除いて、その言葉の意味が分からず
女は柳眉を寄せた]


 お前に紡いだ夢は消えたのだろう?
 思い出したのならば何処へなりと
 お前の望む場所へ行けばいい。

 日の下に出ることは叶わぬが
 もうお前を縛るものは何も無い


[柳眉を寄せるローズマリーの姿が目前にありながら
城主は彼女を見ようとしない]


 ――…嗚呼、目覚めたのか……ベネット?


[新たな聲。彼に対する白薔薇の語りかけに薄く笑みを零した]


2人が、ここへ……?

[起きたばかりで混乱していたのと、強烈な喉の痛みでいままで気がつかずに居られたのに、指摘されて気がついた喉の渇きが襲ってくる]

……っ。

[今は、不味い。2人を、部屋に入れないようにしなくては――]


夢は消えていないの。
お兄様と呼んだことも
此処で暮らした日々も覚えているのに。

失くしてなどないのに……。


私が望んでいるのは貴方の傍なのに。
他の場所など望んでないのに。


[震える頼りない聲が城主へと向けられ]


【人】 小悪党 ドナルド

[部屋から漏れ出る声を、それ以上聞きたくは無かった。
立ち上がり静かに移動する。

何のために死にたかったのか―
少し、理由が分かった。
だがもう遅い。


外の空気が吸いたくて、外に行こうと足を向ける先を決めた。]

(55) 2010/06/25(Fri) 01時頃


――ええ、お二人も。

よろしかったですね、
どちらから先にいただかれるのです?

ああ、殺してしまうのがお嫌でしたら、
すこしだけいただけばよろしいのですよ。

――ご友人なのでしょう?
きっと喜んでご提供くださいますでしょう。

もっとも、加減を損なうと――
命までいただいてしまうことになるやも、しれませんが。

[白薔薇の囁きは渇望を煽るように、
ねっとりとその耳元に、響く]


 ……可笑しな事を言う。
 ローズマリー


[溜息と共に囁きが落ちる]

  
 縛り付けられる生活に未練があるのか
 未だ私の傍を望むのは
 此処ならば途切れぬ贄が届くからか?

 ならば今まで通り宴を開くが良い
 お前を城主とし、この城を任せてやっても……


【人】 小悪党 ドナルド

― →玄関エントランス→墓場 ―

[とうとうと歩みを連ねエントランスにまで辿りつく。
重たい扉まで歩けば、後ろを振り返った。
このまま帰れるわけでもない、恐らく友人らとはまた会える。
ベネットがイアンを―それは無い、と信じたかった。
根拠もない妄信を胸に抱えて扉を開く。

外は相も変わらず霧が四方を包み、寒さが人の身を包む。
新鮮な空気、のはずなのに何故か生ぬるくて息を吸うのが嫌になった。
そして男は城の周りを歩きだす。

城の裏手、墓場で十字架に囲まれた黒の執事>>58の背中を視界に入れるのはそれからすぐのこと。]

…選べる立場にいる人間は、幸せだと思うがね。
あんたがどっちを選びたいのかはしらねーけど。

随分雰囲気変わるな、敬語じゃねーと。

(61) 2010/06/25(Fri) 01時頃

小悪党 ドナルドは、執事見習い ロビンに「先代のボスだなんだと物騒だな。」と続けて

2010/06/25(Fri) 01時頃


いた、だく……?

[ぎり、と唇を噛む。少しだけいただけばいいと、その言葉が余計に渇きを酷くする。けど、加減の仕方なんて分からない。忘れようとしても白の薔薇の言葉はどろりと耳に絡みついたように耳に残っていて]

……嫌だ、血なんて飲むもんか……!
あの二人は咬みたくない……!


[確かに城主の甘い囁きは女を縛っていた。
けれど女はふるふると首を振るい]


縛り付けられる生活だなんて思ってなかった。
贄が欲しくて傍にいたいんじゃない。

違う、違うの……。
ヴェスパタイン、貴方が居るから……
貴方と一緒に、居たいだけ、なのに……


[如何すれば伝わるだろう。
頑なな心に向き合う聲には切なるものが混じり]


【人】 小悪党 ドナルド

>>64

[思わず男は引き攣った様な笑みを浮かべる]

あらら。雰囲気違うどころか、ソッチが本職サン?
[そこでやっと腕を這う黒い薔薇に気がつく。
先ほど浮かんだ笑みはすぐに消えてしまう]

……あんた、マフィアの黒薔薇、か。
いつの間にか消えた、ってぇ風の噂は聞いたが
こんなところにいたとは。

(66) 2010/06/25(Fri) 01時頃

[咬みたくないと頑なに拒む新たな眷族の聲
其れを心地良いと感じる事で幾らかの余裕が生まれる]


 失った記憶を取り戻してなお
 私の傍に居たいとは酔狂な事だ。

 其れが望みなら
 傍らで咲き続けるが良い
 ――…白の薔薇と共に


[切なる聲に、城主は顔を歪めそう告げた]


あの2人 は?


―――ならば、誰ならよろしいの?

[くすりくすり と それは哂う]


【人】 小悪党 ドナルド

>>67

[己に合わせた言葉遣いで、という元マフィアに
そいつは有り難ぇこって。 と居心地の悪そうな表情で告げる。]

へーえ。
ちょっとした気紛れで組を抜けられるほど
家族の団結ってやつは緩くないと思ってんだけどな。
あんたは、有力な―何て言ったらいい、始末屋か?
それだったらしいし。

[男は正直に言って、この元マフィアとの距離を測りかねていた。
マフィアは相手にするのは面倒臭い相手だと認識していたから余計
接し方というのを探しあぐねて。その思いは表情にでていたかは判らず。
ただ元マフィアの刺青は男の興味を充分に惹いた。
自然と目線は腕へと集中する]

(73) 2010/06/25(Fri) 01時半頃

好きだから傍にいたいの


[女が城主に抱くのは恋心ではなく
それよりも深い情愛。
仮令それが伝わらずとも――]


愛しているわ


[漸く口に出来た言葉に
女は綻ぶような笑みを城主に向けた]


小悪党 ドナルドは、執事見習い ロビンに「……これはどうもご丁寧に」と微妙な表情をしつつ一本受け取る

2010/06/25(Fri) 01時半頃


……あ、

[「誰なら」そうだ。誰なら良いというんだ?自分はあの二人以外ならどうでもいいと、そう考えていた……?先ほどまで思っていたことに愕然とする。]

……それ、は……

[誰も咬みたくなければこの渇きに絶えながら餓死でもするか、或いは殺されるかするしかない――]


[腑に落ちぬ顔をする]


 あいしている……か


[戯れに人へ向けたときに、あの記者は何と言っていたか]


 私は……何かを失ってまで得たいものか?
 そのような強い執着心を与える気でいるのか


 私には
 解せぬな。


【人】 小悪党 ドナルド

>>79

それのどこがここに来る理由になんだよ。
[思わず突込みを入れて]

吸血鬼に憧れた、から?吸血鬼になりたくて、
だから元マフィアのあんたが従者やってんのか?

それぐらいしか思いつかねーんだけど。

…んでさ。その話ししながらでもいいから、刺青見せてくんね?
さっきから気になって気になって。
[そう言って、男は黒い薔薇を指さす]

(82) 2010/06/25(Fri) 02時頃

――…執着じゃない。
これは想いよ。

貴方に喜んで欲しい。
貴方に笑っていて欲しい。
貴方に、しあわせになって欲しい。

[純血の魔性である城主に
それを望み伝えるのは難しい事かもしれない。
それでも伝えようとするのは深い想いゆえに]


 其れは私には存在せぬもの。

 ……私を喜ばせたいならば、ひとの絶望をもっと此処へ
 私の笑みが欲しいなら、ひとの恐怖をもっと見せてくれ

 私の幸せは
 人々が苦しみもがく姿をこの瞳に映しながら
 其の血を啜ること


[ひとと魔は相容れぬもの。
望む愛を手に入れたらしいのに
期待していた満足感が得られない。
胸に篭る靄が――目前を曇らせる]


――あの2人でなければ、
誰がよろしいのでしょう。

ほら、耳を済ませてごらんなさい。
ちかくに他の人間の気配はありませんか?

……もっとも、あなたのすぐ目の前に
甘い甘い血の芳香を漂わせている方がいるのでしょう?

とても、とてもいい匂い……

[渇きを誘うように、囁いて囁いて]


【人】 小悪党 ドナルド

>>86
サンキュー いやさ、身体改造が趣味でさ
刺青とか大好きなんだよ。
[少し弾んだ声音になり、服を取り払った元マフィアに近寄り
いそいそと側に座り込む。
肘を持ち、右手でゆっくり茨を花弁の輪郭をなぞり上げる。
その手つきはごく優しく丁寧なもの]

死にいたるいたみ。
…それは直訳して死にたいってことでいいのか?
マフィアの暮らしだって、死に面してんだろうに。

(90) 2010/06/25(Fri) 02時頃



――…嗚呼。
分かっていたけれど……
貴方はまた難しい事をいうのね。

……私が人の侭であれば
貴方を喜ばせられることが出来たのかしら。

[悔いても時間は戻らない。
悔いてしまうのは記憶を取り戻してしまったせいか。
思い悩むように柳眉が寄せられた]


[囁く白薔薇の聲が心地良い。
魔とは本来あのようであるものだ
同胞を唆す彼の聲に安堵を覚える]


 ……もう一度人に戻る事など、不可能だ。
 知っているだろう。


[柳眉を寄せた相貌を間近に見ながら]


 ――ベネット
 さあ、そのものの首へ喰らいつくが良い
 乾きは血をもってしか、抑えられぬ


[城主の聲を新たな眷族へ送る。
己の血が彼の内側でざわめき立てるように]


やめろっ……!

[渇いた、喉が渇いたと。本能が騒ぎ立てる。聞こえてくる白薔薇の声に、収まらぬ渇きに苛々する]


[苛立ちの混じる叫び
心に暗い悦びが満ちる]

 
 ……止める必要は無いぞ、白薔薇
 お前はなんと同胞思いなのだろうな。


[くすくすと笑みが毀れる。
恐ろしくも妖しい微笑み]


――…嗚呼、忘れていれば良かったの?
思い出さずにいれば良かった?

困らせてしまうだけならば……
記憶なんていらなかったのに……


[独り言ちてきつく唇を結んだ]


[その声音は甘く、優しく]

ああ、もう限界なのでしょう?
なんて苦しそうな声……おかわいそうに。

我慢など、
なさらなくてもよろしいのですよ?
加減さえ、間違えねば良いのです。


あまり渇きが酷くなってしまってからでは……

嗚呼、本当に

加減を間違えてしまうかも しれませんよ?


 私は言ったぞ?
 「早く此方へ戻って来い」と。
 お前は
 私よりもあの娘を選んだ。
 
 事実は消えぬ。


[僅かな呟きを耳に受け
気だるげな溜息を零す]


 汚名返上したければ、我が望みを叶えて来る事だな。



 お褒めいただき嬉う存じます。
 ……旦那様、私はもっと己の魔を深くしたいのです。



 深く、深く。

 忘れてしまえるように。

[それが唯一つの絶望を忘れる縁。
白薔薇は憂いのため息をひとつ]


[自分に血を分け与えた吸血鬼の言葉に、血がざわつく。咬み付きたい、飲み干したい、今すぐにと。
続けて聞こえる白薔薇の言葉に冷や汗が流れる。体が震える。我を忘れて噛み付いてしまえば加減もできない。そうなって、本当に命を奪ってしまったら]

……間違えなければ……

[頭の中でぐるぐるとその言葉ばかりが回り続ける]


 嗚呼、ならば後で私室へ来ると良い
 直接にこの血を循環させてやろう。

 下らぬ世迷い事など、全て消し去るほどに与えてやる。


[憂いを帯びた溜息を零す白薔薇へ
己の領域へ踏み入ることを許す。
未だ決心のつかぬ様子の眷族へは、後押しするように
薄く笑みを零した]
 

 あまりに乾きに囚われ続けると
 血だけを求め続ける……
 理性の飛んだ、人の言うただの化け物に変じるやもしれんぞ?


――……ッ


[城主の指摘に息を飲む。
確かにあの時、彼女を選んだ。
言い訳など出来るはずもなく。

ふ、と過るのは諦めにも似た色]


【人】 小悪党 ドナルド

―墓場―
[元マフィアの返答はどうだったであろうか。

口調だけは落ち着いて、しかし殺気だった雰囲気は
何故か男を落ち着かせた。
それは城に逃げ込む前の追いかけっこを思い出させたのか、それとも。
話が一段落ついた所で男は立ち上がる]

そろそろ行くぜ、おっさん。
刺青見せてくれてサンキュー。


…ああ、最初の「どちらが幸せか」の答えだけど。
俺にとっちゃあ死ぬ方だな。
先に死ねば友人やらが死んだり、苦しんだりすんの見ないですむ。
[綺麗な記憶のまま死ねる、それは幸せだろうと。
それが自身の死を望む一因だと、友人が吸血鬼と化してからようやくわかった。

じゃーなぁ、おっさん。とヒラヒラ手を振り今度こそ向かうは友の部屋。]

(106) 2010/06/25(Fri) 03時頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/06/25(Fri) 03時頃


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/06/25(Fri) 03時頃


[眷属が呟く声には微笑う気配]


 ――……旦那様、


[その許可の言葉に、白薔薇の声音は震えて、
今しがた、女の呟きに乱れた心が、ただ闇の救いを求める]

 とても……とても、
 ありがたく、存じます――…


 嗚呼


[在り難いと
震えた声音に、城主は柔かに囁く]


 お前が望むままに、与えよう
 人との境から飛び立てる魔の翼を。

 ……部屋で待っている**


[蝕む絶望は深く]


  翼を、

   ――私にお与え下さい、旦那様。


[こんなにも求めたことなどなかった。
それは、救いを求める祈りにも似て非なる。
白薔薇には宵闇の他、縋るべきものはない。]


【人】 小悪党 ドナルド

―→城門前―
[霧の中に聳える門は不思議な程、存在感がない。
これが外界と城をはっきり区切っているのだと理解できないほど。

工夫を凝らした門の装飾の向こうには、相も変わらず霧の海が広がっている。
しかし外海へとでては行けないのだ、吸血鬼に許されない限り。]

皮肉なこって。篭に入れられたカナリヤってのはこんな感じなのかね。
[紫煙を霧に混ぜ込みながら思い返すは、自ら望んで篭に入った黒い薔薇。]

(129) 2010/06/25(Fri) 06時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

―回想:墓場―
[>>123>>125
話を聞きながらも表情は苦いものに変わってゆく。
それもそう、男が死を望むのは痛みを知りたいのではないのだから、理解しえるものではなかった。

語る従者は次第に熱が入っていく。
その様子は傍らに座る男には分かりやすい。]

…倒錯的な、死への入れ込み具合だ。
あんた知的好奇心溢れるマゾヒスト?
[心なしか皮肉めいた物言いになるのは男の癖。
それ以外紡ぐ言葉は見つからず、男は元マフィアの側を離れることにしたのだ。]
―回想終了:城門前―

理解出来ねー。
[思い返してはまた、そうボヤいた。
煙草を吸い終わるまではそこにいた**]

(130) 2010/06/25(Fri) 06時半頃

 嗚呼、お前の
 望むままに――…私の愛しい白き薔薇


[薄い微笑みを口元に湛え、薔薇の香を其の腕で包む]

 
 堕ちた天使に与えてやろう
 私と同じ
 闇の翼を


[甘い囁きは、呪縛でもあり解放でもある。
やがて彼が意識を飛ばすと、城主は窓辺に向かい空を見上げた。
霧の立ち込めた其処からは、蒼天など見えるはずも無い**]


[呪いのような甘き囁き、
幾度も聞いた彼女への言葉が、今は己に向けられる]

 ――……、旦那様……

[昂揚に思考を霞ませたまま、白薔薇は不思議そうに首を傾いだ。
未だそこに残る枷のしゃらりと鳴る]


 ………同じ、翼を

[白薔薇は天上が色を映したその双眸を滲ませて、
嬉しげに微笑み、まどろみの中へと耽溺すれば――己が目覚めの時を待つ]


[御伽噺の正しい道筋。
そんな終焉は訪れない。
白薔薇の囁きを思い出し眉を寄せる]


私達は間違ってしまった。

何処から運命の歯車が
狂ってしまっていたのかしら。


[小さな呟きは深い闇に溶けた**]


【人】 小悪党 ドナルド

―城門前―

[息苦しさで近づいてくる人物に気付いていれば声を掛けられたところで驚くべきもなく。]
…いいや。
逃げ出す程の価値あるモンを置いてきた覚えはねー。
で、お嬢さんは会いたい人には無事に会えたか?

[最後に一息、煙を門の向こう側に吹き込んで―男は煙に何を託したのだろうか―
靴の裏で煙草の火を消す。]

(139) 2010/06/25(Fri) 18時頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/06/25(Fri) 18時頃


 愚かな情など捨てるが良い、同胞達よ
 ……お前たちは最早ひとではない
 同じものを見る事など叶わぬ

 
[淡い微笑みを白の薔薇に見る。
意識が戻るまえ、耳の傍で戯れに囁くこえ**]


 ひとの思う幸せとやらは
 我等には訪れぬ。
 我等は我等の歯車があろう。
 
 間違えたと言うならば、其れは私に見初められた事と思え。


[白薔薇は恐らく初めて人を憎んだ。

信仰と祈りを礎となし、善美を求めたその心の博愛、
それは生ける者に区別なく平等に齎されるべきもの。

無為なる日々の中、罪を犯しながら己のあり方を捨てられぬ。
自死に至らなかったのは、己の本質に染み付いた嫌悪より。
既に信仰も祈りも失くしたのだから、形だけ戒律に沿うても意味などないとわかっているのに――そう、どこかで捨てきれぬ何かがあった。それが己の血ゆえかどうかは、知らない。

罪深き優しさ。案ずることも優しく接することも、それはそのように造られているのだから当たり前のことなのだ。本質を失った紅茶のように、優しいだけの欺瞞。

けれど、白薔薇は初めて人を憎んだ。]


[そして憎しみという糧は白薔薇を生かした。
対象が失われれば行き場のない感情だけが残った。

―――ただ、それだけのこと]


【人】 小悪党 ドナルド

>>140

それなりに楽しい毎日だったよ。
[問いに対する直接的な答えは言わないが、十分伝わるように言葉を選び、男は応える。]
もとから考えてたんだ、年取って体中にガタがきて死ぬのは嫌だって。
つまらなくなったら死のうと決めて、熱愛なんて起こりようもねー。


…会えなかったのか。
[女を拘束した己のせいで会えなかった可能性が頭に浮かべば、それ以上は何も言えず。

女の目から片目を逸らす事はせず、人になれないと言う言葉を受け止めた。
その真意を測るべく促すようにして、次の言葉を待つ]

(142) 2010/06/25(Fri) 19時頃

【人】 小悪党 ドナルド

>>145

[ローズマリーの唇が全ての音を発し終えた時
男は静かに目を見開いて、そして目を細めた。
常の癖で皮肉気な笑みを顔に貼り付ける]

死にたいと言ったら不老不死の薬が差し出されるとは
なんとも皮肉な話、だな。

ぬくもりを奪うのは嫌、じゃあなかったのか?

(146) 2010/06/25(Fri) 19時半頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/06/25(Fri) 20時頃


 
 
[漂うは虚無感。
女はただ静かに聲に耳を傾けるのみ――]
 


【人】 小悪党 ドナルド

>>147

[男は何も言わず、女の言葉を聞いていた。]
吸血鬼になるってことは、
確かに人として死ぬ事らしいな。

[残念という言葉に、眉を寄せた表情に
耐えきれぬ様に男は大きく息をついた]
今からそれをやろうとしてんのにそんな顔すんじゃねーよ。
殺してやるでもなんでも嘘ついて、その時に
やっちまえばいいじゃねーか。
[足を踏み出しローズマリーの横まですれ違うかのように歩いて
避けられなければその頭に軽く手を置こうと。
恐らくローズマリーの本心からでないことは表情から推測できた]
女の嘘を許すのが男ってもんだろう。

―まあ、もう聞いちまったから騙されてやれねーけど。

(151) 2010/06/25(Fri) 21時頃

小悪党 ドナルドは、奏者 セシルに話の続きを促した。

2010/06/25(Fri) 21時頃


小悪党 ドナルドは、水商売 ローズマリーに話の続きを促した。

2010/06/25(Fri) 21時頃


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/06/25(Fri) 21時頃


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/06/25(Fri) 21時半頃


【人】 小悪党 ドナルド

>>154
吸血鬼になったら――
そんなに変わっちまうのか。
[そして思い起こす、吸血鬼となった友人。
嫌な予感が胸に渦巻く。]

だから、なんでそんな表情すんだよ?
泣くなよ、泣いたってどうにもしてやれねーぞ。
[今にも感情の洪水が起こりそうな女に男は苦笑を向ける。
音もなく形作る唇は、逃げろと、そう言っている。けれど]

…そうしなかったら、お嬢さんはどうするんだ。
血だけなら、やれるよ。
[むしろそのまま殺してくれと、苦笑いを深くして。
頭を傾けて首筋をさらけ出す。

ローズマリーの言葉は、吸血の欲から生まれた言葉だと思っていたから。
思いだしたように付け加えるのは]

ああ、ベネットの様子見に行きたいからやっぱ今殺すのはなしな。

(163) 2010/06/25(Fri) 21時半頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/06/25(Fri) 21時半頃


【人】 小悪党 ドナルド

>>165
[トーニャの存在に気付くも首を傾げたままで声をかけることはせず。
ヘクターがいなくとも生きていこうとしている様子に少し安堵した。

>>167

「望まれたのは眷属にすること」その言葉に傾いだ首を戻して。]
こんな安っぽい男を吸血鬼にすることを望むなんて、
趣味悪いぜ。そいつ。

…このまま行ったら、もうお嬢さんには会わないで自殺するかも。
吸血鬼にされるのはあんまり魅力的じゃねーし。
だから

[そう言って親指の皮を、肉を噛みちぎる。
餞別な。とそれをローズマリーの方へ伸ばしかけ
>>168新たな存在が出現した]

(170) 2010/06/25(Fri) 22時頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/06/25(Fri) 22時半頃


【人】 小悪党 ドナルド

>>177
別れがあるから綺麗な記憶のままでいられる、らしいぜ。
だから別れを惜しむべからず。な。

[冷たいその手で支えられ、傷口にかかる吐息。
脈打つ赤い指に唇が触れれば、ぞくりと粟立つ――


少しして振り払うような仕草をした時には、息が上がっていた。
最後に女の唇へ赤い血化粧を施して]
じゃあさよならだ。

[そして男は吸血鬼と化した友人の部屋へと急ぐ]

(187) 2010/06/25(Fri) 22時半頃

[遠く最上階にありながら、
届かぬはずの声を聞き、薄く囁きを零す]


 優しくして欲しいのか?

 ――…此処に居れば、
 本能に抗わずに生きてさえ居れば
 私はお前を傍に置き、愛でよう。
 立派な吸血鬼に育ててやろうぞ。

 この闇の城で咲き誇るといい。
 血縁を喰らった吸血鬼の、傍らで。


【人】 小悪党 ドナルド

―→ベネットの客室―
[エントランスを抜けてベネットの客室へと向かう男は心なしか青白い顔をして。
しかしそれでも出来るだけ急ぐ。


客室の扉の前で一度息をついたのは、走ってきた鼓動を落ち着かせる為と心の準備の為。
扉を軽くノックし、返事を待たず大きく開ける。
威勢良く入ってきたのに言葉はでてこない]

…ベネット、大丈夫か。

(189) 2010/06/25(Fri) 22時半頃

……やっぱり筒抜けなんですか。

[むっとした声で囁き返す]

……。

[もう人間に戻れないことは分かっている。それでも、自分はどうするべきなのか――未だに答えを出せず]


 お前は私と血を分かつもの。
 何処で何をしていようと……手に取るようにわかるぞ?


[其れはドナルドが扉を開くタイミングにあわせて]


 ――…さあ。
 何も悩むことなど、無いだろう

 お前は最早人にあらず。

 本能のままに、貪り喰らうが良い。
 ひとの情など、捨ててしまえ。


[其の後で、あの薔薇のように苦しいと泣き叫び縋り付いて来るならば、其の記憶まで喰らってやっても良い。
思えども未だ口にはせず、揺れる心情を見つめている]


 どうした……
 お前まで私の命に背くのでは、あるまいな?

 其れを我が眷族に。
 
 お前が喰らわぬなら、私が――…


[ベネットへ
追い討ちをかける聲]


【人】 小悪党 ドナルド

―ベネットの客室―
[入り口から覗けば
部屋にあるベッドには―身じろぎしないイアンの姿>>194
最悪の想像をして一歩、ふらりと部屋の中に足を踏み入れる。
ベッドの傍らには服の趣向の違う友人>>200。]

お前は、お前、だよな?
吸血鬼になっても

[まさかイアンを殺す訳―。


眉を寄せ、苦しそうに顔を歪める]

(205) 2010/06/25(Fri) 23時頃

ドナルドを、眷族に……?

[声に怯えと、恐怖の入り混じる。友人を、自分の手で吸血鬼にしろというのか。怒りがこみ上げてくる]

……嫌だ。誰が貴方なんかの言うことを聞くもんか。


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