人狼議事


19 生まれてきてくれてありがとう

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今は、もう少し。

このままで、居たいんだよ。
ヴェス。


…私、頑張る、から。
我が儘でも、なんでも。

─…だから、もう少しだけ。

妹で、いたいんだ。


[何処からか聞こえる囁き]

 ただ、幸せに――…。

 この村を覆う死病の果てに苦しみ、絶える前に。
 あなたは、慈悲を齎すの?


 現世の苦しみから解放された世界へ
 そこで、幸せに、苦しまないで、との祈りを乗せて。


 ―――分からない。

[死んだサイモンが幸福だったかどうかは知らない]

 慈悲なんて偽善かもしれない。

[生きることに価値があると、説いた]

 此の手は今は未だ、誰にも伸ばせない――

[されど彼女が、苦しみから解き放つ事をするのなら]

 ……委ねるわ。


 そう、偽善、かもしれないわね――…。
 生きる事は素晴らしい、もの。


 たとえ、時間が限られていたと、しても。

[生きる事に価値があると説く彼女に]
 
 でも、愛する村が悲しみに包まれるのはみたく、ないわ。



 今は、誰にも伸ばせない、のね。

 私は、メアリーが死病に伏すなら――…。
 残された人に共に逝ってもらう心算。


【人】 良家の娘 グロリア

 ――お役に立てたならば幸いですわ。

[悪くはない、と言ったサイラスに微笑んで]

 そうね…必要としているのかしら…
 よくは分かりませんけれど。
 難儀な物である、というのは、重々承知しておりますわ。

 貴族は体裁ばかり整えなくちゃなりません。

[欠伸をする様子に、空を見上げた]

 見た目ばかり気にして。
 中身は何も大したことないもの。

(328) 2010/07/06(Tue) 01時半頃

 彼女が苦しんでいるのか、否か――…。
 私は出会った事がないから分らない、けど……。


[彼女の声を聞きに向かう心算では、いるけど。
委ねるの言葉に――…]

 私で、いいの?
 あなたの手でなくて――…。


 あなたにその力が無いのなら、それをしてもいいけど。

 私はあなたが死病に冒されるまで――
 それをする心算は、微塵もなくて、よ?

 あなたの想いの強さを感じていた、から。


 メアリー

[ぽつ、とその名を復唱し、
 彼女に執心だった人物を、想う]

 彼女を想った彼は――…

[後を追うことを望むか否か。分からない。分からないけれど。]
 
 異議は無い。


 ――−"彼女"の終わりだけは

 委ねません。

[ただ、今はその時ではない、とだけ]


【人】 良家の娘 グロリア

 ええ、行ってらっしゃいませ。

[サイラスの様子に、くす、と小さく笑えば…その姿を見送り。
ラルフの方に視線を移す]

 さぁ?
 見つけてくださるか、なんて、誰にも分かりませんわ?

 でも…
 自分が生きてきた、ということ。
 自分は此処に居た、ということ。
 自分という存在を、誰かに知らせたい、というのは…
 決して、おかしなことではないと思うわ?

[ゆっくりと立ち上がるとハンカチをたたみ始める]

(332) 2010/07/06(Tue) 01時半頃

 委ねてもらえるようなら、私が――…

 メアリーさんにご執心だったあの人に旅立ってもらう事にする、わね。

[そう、ヴェスパタインがそれを望むのか否かは分らないけど。
別れ、残される側は辛いものとの、妄執も女にはあって。]

 ラドルフさんも――…
 妹のメアリーさんが死病に逝くの知れば、
 苦しみそう、ね。

 でも、ラドルフさんは誰かをまだ選びきれて、いないわ。
 それを見届けてから、とも想っているの。


 そう、わかったわ。

[ 其の囁きには、短く]


 ……はい。

 それで、構いません。

[手を汚さないことも卑怯かもしれない。
 だけど誰を選べば誰が笑ってくれるかなんて
 わからなくて。]


【人】 良家の娘 グロリア

 ――。

[立ち上がるとハンカチを仕舞い、まだ居るのであれば、オスカーに挨拶を。
ゆっくりとした足取りで歩き出す]

 ――本当にしたいこと…残したいこと。
 私には、思いつきませんわ。
 強いて言うなら…

[ふ、と小さく笑う]

 ――やっぱり、無理な話だわ。
 人と接する以上は…

[一人納得するような形で、呟けば、広場から離れるように]

(335) 2010/07/06(Tue) 02時頃

【人】 良家の娘 グロリア

 そうね。
 今の願いを…叶う範囲で言うならば。

 叶うはずもない、願いを塗りつぶすような。
 強い願いが欲しいわね。

[ラルフの方を見向きもせず、そう言った*]

(340) 2010/07/06(Tue) 02時頃

 ――…。

[ そう、誰に死を齎せば――…。
誰かが笑ってくれるかなんて、女にも分らない。

でも、今この人を選べないという人はいて――**]


良家の娘 グロリアは、メモを貼った。

2010/07/06(Tue) 02時頃


 生まれて来る朝 死んで行く夜

 生まれて来る意味 死んで行く意味

 あなたが生きている現在《いま》。


 泣きながら生まれ

 笑いながら歩み

 どんな顔をして死ぬのでしょう。


 「こんにちは、はじめまして!《Ich freue mich, Sie kennen zu lernen!》」

 「わたしの 可愛いお姫様」

 「握り返す手が愛しかった」

 「あなたがどうか、幸せな道を歩みますように――」




 それが母の、願い。

 


 「ご機嫌はいかがかな?《Wie geht es Ihnen?》」

 「僕の 可愛いお姫様」

 「笑う顔を見るだけで嬉しかった」

 「お前がどうか、素晴らしい人生を送りますように」




 それが父の、願い。

 


 嗚呼 Mutter, Vater...
 
 私はあなたたちの願いに副うことは出来るのでしょうか。

 ただ、産んでくれた事実は、"今此処に居る私"。



 毎日、しあわせを、さがしています――**
 


 あなたは、呪うの?

 誰かを――…。



 村の人々が噂するように、本当に。


 あなたは、死ぬのが、怖いの?


 一人で逝くのが、残されて逝くのが怖い、の?


 あなたの傍には――…。

 あなたを想う人がいたのに、……
 あなたも、その人を想っていたのでしょ?


 選んだ道は正しかったの?


[何処から聞こえた、
の哄笑に、漏れる呟き。

目の前には、永遠の眠りにつこうとするゴドウィンがいて――。
せめて、静かに、との思いが沸いて。]


[でも、人は弱いから――…。

狂気に堕ちても、その人を責められる事だろう、か。]


 ――…。

[誰も、皆、心に弱さを抱えているのだから――]


【人】 良家の娘 グロリア

― 屋敷 ―

[ラルフと共に屋敷に戻るが。
その後は、ぼんやりとして過ごしていた。
結局、立ち上がったのは空腹だからで、簡単な食事の後、ピアノのある部屋に行く。
灯りのない部屋に、月光だけが部屋を照らす。
その真ん中にピアノが鎮座していた]

 ――鎮魂歌も、聖歌も弾けないけれど。
 誰も聞いていないならば、無理する必要もないかしら。

[ぽつ、と呟けば、鍵盤を押す。

――。

高い音が一つ響いた]

(461) 2010/07/07(Wed) 00時半頃

良家の娘 グロリアは、メモを貼った。

2010/07/07(Wed) 00時半頃


【人】 良家の娘 グロリア

[曲名は無い。
街にいたときに来た演奏家が弾いた曲。
移り行く季節を奏でたというその曲は、優しい旋律からやが緩やかな悲しげな旋律へと変わっていく]

 ――。

[一度聞いただけだったためか、覚えているのは此処までで。
それでも、何故此処まで弾けたのか、弾こうと思ったのかは…]

 ――忘れられて、無音になるのも、含めて。
 今の状況そのものだから、かしら?

[月明かりの下、椅子に座ったまま。
窓から見える夜空を見上げた]

(472) 2010/07/07(Wed) 01時頃

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