199 Halloween † rose
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え、本当!? そう言われると益々やる気出る。
[華月斎は褒め上手で、俺もどんどん調子に乗って来る。 周囲も何をやっているのだろうと、奇異の目を向けて来るが、 視線は一瞬で離れて、ただの風景に溶けていった]
華月斎にはもっといっぱい教えて貰わなきゃいけないから。 いつになるか判んないな。
[必死になってお手玉を跳ねさせる中、 多分もう二度と彼に逢えない予感を見ないふりをした。
また1つ、大事なものが増える。]
(243) pannda 2014/11/03(Mon) 01時半頃
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自分が喜ばせたい相手か。
[チビ達が喜ぶ顔を思い浮かべながら、片手に載せたお手玉も 同じように跳ねさせようとするが、さすがに両手は難しい。]
一緒に……。でも迷うな。 内緒にして驚かせたいし、あ、でも驚かないか、あいつ。
[最後に浮かんだのは、キリシマ。 必死に練習する俺を笑うだろうか、一回でも凄いなと 頭を撫でてくれたらいいな。 そんな未来を勝手に描きながら、お手玉は宙を跳んだ。]
(244) pannda 2014/11/03(Mon) 01時半頃
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……なぁ、華月斎。 華月斎はもっともっと凄いマジシャンになるんだろ?
もっと凄いマジシャンになったら。 どんな小さな田舎町にいても。
新聞とかテレビに出たら、判るよな。
[もう逢えないだろうけど。 その名が届くなら、どんなに嬉しいだろう。 しゃら、と音を立てて両手に収まったお手玉を握り締めて、 俺は華月斎に笑い掛けた*]
それ位凄い手品師になってよ。華月斎。楽しみにしてる。
(245) pannda 2014/11/03(Mon) 01時半頃
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− 旅立ちの日 −
[待ち合わせの場所にいたのは黴臭いモンスター>>@55>>@56 文句を言われても、時間は守ったと街中にある時計を指差し 言い返す。]
キリシマ、カビ臭いけど、時間有ったんだから。 ちゃんと干す位した方が良いって。
[隣に並んだ男のコートからは随分ほったらかしになっていた 匂いがして、顔を近付けて大袈裟に笑ってみせた。]
な、キリシマ。
(250) pannda 2014/11/03(Mon) 02時頃
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次の街、決めた理由って何だ?
[遠く小さくなる街を見つめて、浮かびそうになる涙は きつく瞼を閉じる事で耐えて見せた。 キリシマの前で故郷を、友を思って泣く事はしないと決めたから。 全てを捨てて彼に付いて行くと決めたから。 涙の代わりに尋ねるのは次の街への期待を込めて。 街を出るのは初めてで、寝台列車も勿論初めてだ。
これから始まる知らぬ土地での慣れない生活。 それでもキリシマの傍と言うのは変わらない。]
(251) pannda 2014/11/03(Mon) 02時頃
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次の街でも、素敵なハロウィンがあると良いな。
[走るベッドに子供の様にはしゃぎながら、 取り出した橙のお手玉を掌で跳ねさせる。 跳ね回るお手玉と同じように跳ねる俺の心はこれから ずっとキリシマの掌の中。
キリシマが離さない限り、俺は手の中に戻って来るからと 言葉にはしないまま、お手玉を1つキリシマへと投げた。]
(252) pannda 2014/11/03(Mon) 02時頃
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いっしょだ……グレッグ。
”ずっと”一緒にいよう、な……。
[向けた笑みには、小悪魔の片鱗が*]
いいのかよ?
そうそう真名なんて呼べねぇんだぞ。
[そろそろ聴こえるだろう、と囁く甘言。
胸に刻んだそれを、契約完了の証として求めた]
なぁ、 和希 ?
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− ずっとずっと先の話 −
[キリシマとは喧嘩もした。 ふざけあったりもした。 心配する事もあった。 笑いあったりもした。
……愛し合ったりもした。
どれも些細で特別な日常。
それは時を重ねても変わる事は無く。]
(267) pannda 2014/11/03(Mon) 03時頃
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なー、キリシマ。 お前もう少し客に愛想よくしてやれって。 お客さん、体調弱ってるんだから、 上辺だけでも優しくしてやれよ。
[俺が接客に入る様になって、 キリシマの薬屋は結構繁盛するようになった。 苦いお薬が嫌だと泣く子供達には、不思議な唄と お手玉で涙を拭いてやった。
何処に行っても俺が動きやすいように店内が作られていた事に 気付いたのは何時位か。 感謝の言葉の代わりに、小さな店内でダンスを誘ってみたりもした。 少しずつお金も貯まって、順調だと思っていたのに。]
(268) pannda 2014/11/03(Mon) 03時半頃
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本当に、俺がいないと店もまともに開けないんだから。 しっかりしろよ。
[いつもの様に呆れながら声を掛けた俺をキリシマは どんな目で見ただろうか。]
商売ッ気が無いのは良いんだけどさ。 たまには服とか新調しようぜ。 カッコいいキリシマも見たいし。 それに、お菓子も買っておかないと。
(269) pannda 2014/11/03(Mon) 03時半頃
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寝ちゃった……?
[歳を取っても変わらぬ文句。 慣れているのか、気付けばキリシマは眠りに落ちていた。 ピクリとも動かぬ様子はいつ見ても慣れる事は無い。 もしかしたらもう二度と目覚めないのではと不安に駆られて 伸ばした手は、魔物の彼の身体を擦り抜けた。]
なぁ、キリシマ……明日、ハロウィンだぞ。
[呼吸音さえ響かぬひんやりとした室内に差し込む月光。 けれど光は俺の影を生む事は無い。
幸せで幸せで、幸せすぎた俺の人生。
本来なら天国か地獄に行くべきだろうが、俺は違った。 最期に思い残す事があったから。 キリシマを1人にしたくない、その一心が俺をキリシマの 傍に留まらせる。]
(270) pannda 2014/11/03(Mon) 03時半頃
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俺の戻る場所はキリシマの傍なんだってば。
[天国でも地獄でも無い、お前の傍なのに。 もう抱きつく事も、殴られる事も、愛し合う事も出来ない。
そっと冷たい筈の手に俺の手を重ねても、その温度が伝わらない。 覚えているはずの感触を探しても、空を彷徨うばかりで。]
(271) pannda 2014/11/03(Mon) 03時半頃
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なぁ、もう一度……踊ってよ。
[重ならない手はもうワルツもタンゴも踊れない。 月光射す小さなダンスフロアは空っぽのまま。
彼を残してしまった事に涙した夜が最後だと思ったのに。 質量の無い涙が音も無く床に落ちた**]
(272) pannda 2014/11/03(Mon) 03時半頃
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ろくでなし リーは、メモを貼った。
pannda 2014/11/03(Mon) 03時半頃
[慰めと、希望の意味を持つその花が。
春を連れてきてくれたのだ
―――其処に肌寒さは、もう、ない。]
逸れンじゃねぇぞ、和希。
[それでも、隣に”彼”が在る。
唯一の心安らげる場所。永い生も何もかも預けられる存在。
相手を思う時、悪魔の心に芽生える想いは愛に等しいのだろう
いつか口にした砂糖菓子のように甘く優しい *それこそが*]
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− 11月 −
[グレッグもシーシャも華月斎も街から消えて数日が経つ。 ミケも探したけれど、彼が行きそうな場所は1つしか 思い浮かばないけれど。 ドナルドとキスをしていた男の店だと思うと何となく 気恥ずかしくて足を向けられなかった。
なかなか足を向けられなかったのはニコラエの店だけでなく、 露蝶の店も同じ。 待っていてくれると言われた事に、 胡坐を掻いてしまいそうになる。]
露蝶、こんにちは。
[それでも自分の言葉で別れを言わなければ、と 手を置いた扉は自棄に重く感じた。]
(310) pannda 2014/11/03(Mon) 21時半頃
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露蝶、今日のお勧め何?
[今日は手伝いでは無く、客だと勝手にテーブル席に座り、 メニューでは無く露蝶を見つめてオーダーする。]
……露蝶……俺、この街を出て行く。 何かあったわけじゃ、いやあったんだけど。 悪い事があったんじゃなくて。 良い事があって。
[今言わなければ、そのまま食事をして終わりそうだったから。 まとまりのない言葉を一気に紡いだ。]
(311) pannda 2014/11/03(Mon) 21時半頃
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俺、また遊びに来るから。 その時まで……ツケててよ。
[ただ「また」と言うだけの曖昧すぎる約束を押し付ける。 露蝶の優しさに甘えていると判っているけど。 巻き戻り変わっていったハロウィンの中で、 変わらぬ露蝶は、確かに俺達がそれを過ごした証拠の様で。 揺るがぬ姿に、このままでいて欲しいと勝手な願いを込めた*]
(312) pannda 2014/11/03(Mon) 21時半頃
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……私は、変わらず君の友人だよ。
何が変わろうと、変わらなろうと。
ねぇジェレミー。
だから、――…いつか店に遊びにおいで
虹の架かる橋の下で、待っているよ。
[虹を冠る店は、あの街にはもう無い。
あるのはただの、空き地のみ。
店に訪れた住人は首を傾げる
此処には雑貨屋があったはずなのに、と。]
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ー 旅立ち −
[カビ臭さにクンクンとわざわざ匂いを嗅いでは 顔を顰めていた俺にキリシマはふざけた事>>@61を口にしてきた。 服なんて洗って干して位しか覚えのない俺に、 なかなか無謀な要求だと思いながらも]
えー。俺が管理したら虫喰い孔だらけになる。
[面倒臭いと言いながらも、キリシマが身の廻りを 任せてくれた事に、臭いに歪んでいた顔はたちまち輝いた。]
なーなー。キリシマも虫喰うの? 違った。虫に喰われるの?
[ちゃんと埃や汚れを取って風通しの良い所に防虫剤と 一緒に入れていれば大丈夫だろうか。 そんな事を考えていたら、キリシマ食べる虫いるのかと 下らない事を思い付いた。 勿論後先考えずに、ノーバウンドでキリシマに投げたけど。]
(315) pannda 2014/11/03(Mon) 22時頃
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あ、そうだ。 グレッグ……って言って判んないか。 ハロウィンで仲良くなった奴がいるんだけどさ。 そいつが住んでるのが港町でさ。 海って凄く大きいんだろ。 今度そこにも行って見よう?
[目の前に広がる新しい世界に夢中な俺は、 キリシマが色々考えてくれていた事に気付く筈もない。 馬鹿みたいに駆け回るのを止めた位で、 彼が密かに見守り思っていてくれた事に漸く気付いても、 キリシマの答えはいつも素っ気無い。
その度に、可愛くないと膨れながら、随分上達した お手玉を跳ねさせていた*]
(316) pannda 2014/11/03(Mon) 22時頃
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− そして避けられない未来 −
[この手がキリシマと同じように枯れている事に気付いた時も。]
これでお揃い。
[そうやって笑っていた。]
あんたがずっと傍にいてくれるなんて、歳を取って良かった。
[ベッドから起き上がれなくなった時も、そう言って笑っていた。]
キリシマ……ありがとう……1人にして……ごめんなさい。
[最後も笑って終わろうとしたのに。 最後だけは笑えなかった。
彼が渡した薬の効果の意味>>@64等聞きもしなかった。 彼が俺の為に渡した薬だ。 毒でも何でも喜んで飲めた。]
(317) pannda 2014/11/03(Mon) 22時頃
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なぁキリシマ……あんた、何する気なんだ。 こんな爺さんの身体残して。
[ガラスの棺と薬液に眠る俺の身体は白雪姫とは言い難い。 抜け出た魂は最初の街を出たあの時に巻き戻っていた。 まるで魔女のループが今更発動している様に、あの頃を 思い出させる姿のままキリシマに問い掛けたが、 明確な答えは返って来ない。
こんな時は絶対に答えを教えてくれないと判っている。]
(318) pannda 2014/11/03(Mon) 22時頃
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キリシマ、何処行く気だ? そんな服だったら街の連中がびっくりするぞ。 コートならしまってあるから着て行けよ。
[季節は移ろい、人間なら寒さに身を縮める季節。 虫食い孔1つ無いコートをしまった場所を指差したが、 彼に届いたかどうか。]
キリシマ、俺も着いて行って良いんだろ?
[肉体を保存してくれているのは嬉しいが、 俺の魂の場所はお前の傍だと譲りたくは無いが。 彼が戻って来ると言うなら、待てと言うなら、 そのまま眠りながら、彼を待とうか*]
(319) pannda 2014/11/03(Mon) 22時頃
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……───餌を、くれよ。
[巣くった闇が、もっと深くに根を張って、いつか深紅の魔華を咲かせるまで。
グレッグの魂が、闇の眷属に相応しい、罪の色に染まるまで………*]
ろくでなし リーは、メモを貼った。
pannda 2014/11/03(Mon) 23時頃
一曲踊ろうか。
君が生まれた、お祝いに
[もう、時計の針は動かないから。
時間が私達を邪魔することはない]
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− 眠る死体と踊る魂 −
[結局何処へ向かうキリシマの後を追う事は出来なかった。 俺の身体が錨の様に、最期を過ごしたこの家に縛り付ける。 故意か偶然か、文句を言ってもキリシマには付いて行けず、 ただふくれっ面で彼の帰りを待つ事になった。]
退屈なんだってば。
[誰もいない、いたとしてもキリシマ以外聞こえない声は かなり不服だ。 縫い目が解れ、ボロボロになったお手玉はもう宙に跳ねる事は無い。 1人でくるくると小さなダンスフロアを回っても 埃1つ後を着いて来る事は無い。
つまらない、つまらない。
キリシマだって俺がいなかったら寂しいだろうに。]
(353) pannda 2014/11/04(Tue) 02時頃
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違う、俺が寂しいんだって。
[落とした本音を聞く者はいない。 聞こえるのは静かな夜に響く虫の音。 嵐の音。雨の音。吹き抜ける風の音。 雪がどさりと落ちる音。 時々遠くで聞こえる笑い声。
それをどれだけ繰り返し聞いて来たか。]
キリシマ……これ、1人で耐えてたんだ。
[静かな世界が好きだと言っていたキリシマ。 俺には耐えられそうにないと、呟いた声に返す者もいない。]
(354) pannda 2014/11/04(Tue) 02時頃
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早く起こしに戻って来いよな。 ハロウィン、もうすぐなんだから。
[何度巡ったのか判らぬ季節だが、ハロウィンだけは 特別な季節。 近付く祭を、旅立ちの街の祭を思い出しながら シーツが襤褸布となったベッドへと寝転んだ。
沈み込む事も冷たさが伝わる事もない。
いつもキリシマが寝ていた場所に手を伸ばしても そこに抱きしめてくれる魔物はいない。
代わりに自分の手で膝を抱いて、丸まりながら目を閉じた。
目を閉じれば、初めてキリシマと踊った夜が鮮明に浮かんで来る。 きっと次に目を開ける時には、キリシマが手を差し出して くれるだろうから。
それまでは胸の中のダンスフロアで、踊っていよう**]
(355) pannda 2014/11/04(Tue) 02時頃
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