人狼議事


30 ─今夜、薔薇の木の下で。

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【人】 掃除夫 ラルフ

[と、部屋を出て行こうとするフィリップに手を伸ばしかけて、崩れるディーンの身体。此処までくれば、嫉妬ではない。ディーンが命が削ることだけで、胸が張り裂けそうになる。]

──…ッ!
フィルが蒼薔薇の所へ行くのは、
フィル自身の問題だよ。

否、セシルとフィルの問題かな。
…彼等は少なくとも……、
肉体関係があったと想像しているのだけど。

……こんな時に、
君がフィルまで追い掛けちゃ。

(11) yummy 2010/09/10(Fri) 06時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

ねえ、俺は此処で待つって決めた。
決めたけど。

ディーンに能力の限界を超えた無茶をして欲しい、
して良い──って意味じゃないんだから。
それとも、それも含めて俺がみてなきゃ。
俺が側にいなきゃ……ディーンは駄目なの。

[最後の所は何とか冗談めかして言おうとするのだけど、声が震える。
 ディーンの片腕に沿わせたラルフの手が震える。
 肩の下側から腕を差し入れて、ディーンを支えた。意識の無い者達を立て続けに医務室へ運び続けたおかげで、少し対処に慣れて居る自分に驚きながら。]

(12) yummy 2010/09/10(Fri) 06時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[長椅子か医務室のベッドのどちらかにディーンを運ぼうとした。
 それから、指と指を絡めディーンの手をぎゅっと握る。ラルフの強い意志を示すように、手のひらが熱を帯びる。]

……ディーン。

俺は、

 君の事が、好き、だ。

[燃され行く蒼薔薇がディーンの生命をも奪おうとするなら、ラルフがディーンにそれを与えたいのだと言うように。]

──ずっと側に居る。
だから夢の中の世界へ行っても
帰って来て**。

(13) yummy 2010/09/10(Fri) 06時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

yummy 2010/09/10(Fri) 06時半頃


ラルフは、まったりログを読み返してる。エピにこう言うゆとり時間があるのが珍しい。

yummy 2010/09/12(Sun) 00時頃


ラルフは、ディーンをぎゅう。

yummy 2010/09/12(Sun) 08時半頃


ラルフは、おはようのひとおはよう。うにうにドナかわいいね!

yummy 2010/09/12(Sun) 08時半頃


ラルフは、セシルに、水蜜桃も出て来たけど、菫青石とか、雪花石膏の膚とか小説に出て来た気がするんだ。

yummy 2010/09/12(Sun) 08時半頃


ラルフは、セシルに、挿れて欲しいならがんばるよ? セシルが医務室で寝てる間に。[首を傾け]

yummy 2010/09/12(Sun) 15時頃


ラルフは、セシルに頷いた。ざんねん な 同盟だねwww健康大事www

yummy 2010/09/12(Sun) 15時半頃


ラルフは、ドナルド年内は多分、無理だなあ。ざんねん…

yummy 2010/09/12(Sun) 16時頃


ラルフは、と言っても旬を逃がすと、村ネタあっても建てなかったりするからね。

yummy 2010/09/12(Sun) 16時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

─ 医務室>>25

[告白は今すぐこたえが欲しくて強請ったものではなかったから、沈む微笑にはただ瞬きを返しただけ。]

…──
ん。

いってらっしゃい。

[絡めた指先に僅かに籠る力。そして夢の世界へ落ちて行くらしきディーンの意識。眠りに落ちた人間の貌はだれのものであれ、無防備だとラルフは思う。
 手のひらから伝わるディーンの体温と、微かに上下する胸は彼の生存を示す。──ディーンを視る。見詰めている。けれども、夢の中の世界は視ることが出来ないだろう。ディーンが向こう側でサイラスとも出逢うならば、その時は二人だけの領域の対話。]

(61) yummy 2010/09/12(Sun) 17時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[今は届かぬ領域に居るディーンの金糸の髪を撫でながら、閉ざされた目蓋に口づけ、耳元へ囁き。白い清潔な部屋の静寂に小さく息を漏らす。]

──…
 嗚呼、ディーン

君は、
俺の世界を変えたよ。

(62) yummy 2010/09/12(Sun) 17時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[薔薇はベネットの手によって燃やされたのだろう。かりそめの木の生命が尽きる直前、遠く離れた場所にいても燃される薔薇の香が一層強く薫ったような心地。]

──夕焼けが、奇麗だ。

踏まれ砕かれた、変質した魂は歪な形で留まり
刻まれた烙印は永遠に消えないのだと思ってたけれど。
呪われた闇は灼かれて、灰になり、
芽吹くよう、新しく生まれ変わるんじゃないかと思える。

[鈍痛が戻り、傷口は痛み続ける。ラルフもまた自身と向き合う為、茨に巻き込まれたここ数日の記憶を手繰る**。]

(63) yummy 2010/09/12(Sun) 17時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

yummy 2010/09/12(Sun) 17時半頃


ラルフは、サイラスとか、皆に手を振った!

yummy 2010/09/13(Mon) 11時半頃


ラルフは、ベネットなら良かった。密かに気にしてたんだ……☆[ひらひら返し]

yummy 2010/09/13(Mon) 12時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

─ 医務室/あるいは夕焼けの記憶>>63

[医務室の窓から見える夕焼けの色を、まるで傷口から溢れた血のようだと思ったのは、ラルフが中等部三年の時の事だった。忘れるわけがない。あの忌むべき事件の直後──。

 夕焼けの色だけではない、人気の無い旧校舎のトイレ。脅迫されて手を付かされた水道管に滲んだ水の手触り、手首に絡んだタイの布地の感触。一方的な行為が終わるまで、両眼を見開き、数え続けていたタイルのひび割れ、すべての事柄を鮮明に記憶している。

 なんの施しもなく強要された屈辱的な行為だった。
 それの質量と臭いに喉が詰まり、呼吸を奪われる恐怖と生理的な嫌悪で涙がこぼれてしまった。柔らかな粘膜と裡を引き裂かれる痛みの中、ラルフに出来た事は、ただ排出に使用される器官に、魂を持たぬ存在になろうとする事。悲鳴をあげて、赦しを乞わぬ事。自分が無力な獲物なのだと認めまいと。けれども、それは叶わず、自ら砕く自尊心。]

(96) yummy 2010/09/13(Mon) 19時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

──…
俺は、彼にはただ物質として存在する身体以外
何ひとつとして、差し出したくなかった。
折られ、砕かれた事等、認めず。
おびえ、悲鳴を上げる魂を隠した。

けれど、彼は何を想ってたのだろう、な。

[ただの少年らしい残酷な暴力の発露、嗜虐心、破壊衝動?──情動、単なる欲望の捌け口、それともラルフで無ければ成らない理由があったのか。聞けば良かったのかもしれないと、サイラスの手当と後処理を手伝った今に成って思う。
 それは、蒼薔薇の呪いがあったとして、それを選択せざるを得なかったディーンの事を識りたいと言う気持ち。或いは、仰向けに直した時のサイラスが浮かべていた表情。]

まさか。薔薇園で、愛を誓い合いたいとでも?
薔薇の呪いが育つだけの苗床が、サイラスの中に有ったとでも?
──嗚呼、

[濃藍の前髪をかきあげて、天井を仰ぐ。
 目蓋を閉じれば、夕焼けの真紅も、通いなれた医務室の白も、ディーンの髪の眩しい黄金も、何も見えない。一方的な行為を強制する人間には、当然嫌悪や断罪と言った感情が浮かぶ。薬物で意思を奪ったなら、負感情は上積みされるだろう。]

(97) yummy 2010/09/13(Mon) 19時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[行為者は、鮫のような歯を持った大柄な少年で、当時の最年長組の不良グループの一人だった。何故か行為の二度目は無かった。

 けれども、現在のヘクターやサイラス達とは異なる上の世代の不良グループの片隅に、暫くの間、ラルフは怯えながら在席する事になった。ポーカーが上手だった事が身を救ったのか、それ以外の要因が有ったのかはよく分からない。

 汚物を排出する為の場所で一方的に成された行為が終わり、扉が開いた。行為者が去った後に、見物人が居た事を知った絶望感を思い出して、口端を歪める。行為者とは異なるもう一人の少年がその日から、何故、無言で影からラルフを見詰め続けるようになったのかも分からない。彼がどうして退学になったのかも知らない。

 ──誰の心も誰の痛みも分かりはしない。
 ──誰の哀しみも喜びも識りはしない。識りたいとも思わない。]

……俺は、誰とも交わらず、
卒業までの間、寮の片隅で
ひっそりと生きて行くはずだったよ。

(98) yummy 2010/09/13(Mon) 19時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[それにしても、男に犯されたから、男を好きになるように自分が変質したのだとしたら、随分と気持ちの悪い事だと思う。それならば、生まれながら神に背く異端者で有った方がマシだ。
 ディーンに好きだと告げてしまった事を少し後悔する。自分が彼を穢したのでは無いかと言う後悔。今の心情を瞳を開いたディーンに告げれば、そんな事で自分は穢れはしないと返ってくるだろうか。]

鉱石、
 硝子玉、
  形の無い旋律──。

透き通るなにかであれば、良かった。

[何故か目裏に浮かぶのは、蒼薔薇と、血が薫り、情事の気配漂う屋根裏部屋で見たフィリップの翡翠の瞳の色。彼が清らかだったと思うわけではないのに。]

(99) yummy 2010/09/13(Mon) 19時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

なにか、美しいものを差し出したかった、な。
そんな未来の可能性が。
ディーンが瞳を開いた後にあれば、
──俺は、幸福なのだろうけれど。

[望みについて想像する時、身体に残留し続ける痛みは甘美な記憶に埋められる。
 夕焼けの、流血の真紅は、目裏でディーンの眼差しの色──紫に染まり、やがては美しい蒼へ変わりゆく。消えたはずの蒼薔薇がまた鼻孔をかすめた*。]

(100) yummy 2010/09/13(Mon) 19時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

yummy 2010/09/13(Mon) 19時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

─ 回想/かの夜の記憶>>2:308>>2:309>>2:311

[──それは蒼薔薇香漂うひとつの密室の記憶。]
[白濁した蜜がディーンの手首を滴り落ちた。躊躇うどころか美味しそうに一筋を舐める舌から、細められる紫水晶から、目を背ける事は出来なくて。
 紅に染まるまなじり。何か言わなくては、謝らなくては──と喘ぐようにくちびるを開いた時、ラルフにはすでに噎せ返る薔薇の香は感じられなくなっていた。]

──…

[伸ばされる指先が向かう場所が何処かは分かる。
 それはあの『事件』の後、傷口を確かめるため、鋭痛や熱を紛らわすため、自身でも何度も触れた場所。そう、ラルフに取って自慰の快楽は痛みや穢れを忘れるための行為でもあり。]

ディ…ン、
 それ、は、
もっと だ、 め…… 

[可愛い、それは可愛い姿なのだろうか。
 逃げ出してしまいたい。事件を忘れられず、痛みを陶酔にすり替えると言う倒錯的な行為を続けて来たラルフを識られるのが怖くて。快楽を感じる事が出来る身体であるにも関わらず、性行為──と言う他者の侵犯に震え怯える弱さを見られるのが、怖くて。逃げ出してしまいたいけれども、]

(125) yummy 2010/09/13(Mon) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

…ん ぁ

[身体は期待する。魂も期待する。
 このままディーンに──と言う想い。
 背を震わせながら、顔を背けただけに見えただろう。柔らかな粘膜にその指先が触れると、浮遊するような心地。歪なぺんだこがある指先に、丁寧で濃密な愛撫に蕾は解かれてゆく。
 片足を立てたままの姿勢で床の上を上半身を捻るようにして逃げようとしたのは、その場所が震えながら指を裡へ絡めとろうとするようになってしまってから。]

(126) yummy 2010/09/13(Mon) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[漏れる甘ったるい声を殺すために、肉の薄い自身の指を噛んだろう。
 蕩けた眼差しを手で覆い隠す事が出来ても、熱を吐き出したばかりのその器官がゆるやかにたちあがり、ラルフの欲望を示す。

 熱情に駆り立てられる。
 ディーンが、欲しくてたまらない。

 怯えるように悲鳴を上げて逃げだしてしまったのは、背を向けかけたラルフの手首に触れた等、些細な事でフラッシュバックする記憶。ディーンでさえも怖いと、身体が竦む自分を知った。寝台に身体を酷くぶつけた事は記憶している。

 けれども、指先で、
  唾液が滴る濃密なくちづけで、
   甘やかすように耳元で囁かれる声で、
    それだけではなく、
 
 優しく、残酷に縫い止められたなら

 ──記憶は、塗り替えられる。
 ──世界が変わる。
 ──そこから先は……。]

(128) yummy 2010/09/13(Mon) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

─ 医務室 ─

[揺れるカーテン、夏の終わりを示すような風。聖堂の鐘の音が聴こえる。
 その白い部屋にはもう、あのくるおしい蒼薔薇の香りはない。学び舎、聖堂、この医務室がある寮、景色は変わらぬようにみえて、季節は移り変わる。
 眼に見える肉体に、あるいは精神に事件の痕を残した少年達が目を醒まして行く。その事実に半ば安堵しながら、かりそめの死にも似た夢の世界へ出掛けて行った王子の帰還をラルフは待った。

 その茨の物語には、王子様がいても姫君はおらず。呪いに落ちた者も、迎えに行った者も、待つ者もすべて──まだ大人には成りきらぬ青い少年達。少年達はそれぞれ、夏の事件を胸に時を重ねるのだろうか。]

(129) yummy 2010/09/13(Mon) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

─ 医務室 ─

[他の少年の話を後回しにするならば、二人のうち、先に起きたのはサイラスで。そして、続いたのがディーンだった。溺れた者を救助して、それから浮上してくるような、そんなタイミング。朝の挨拶が似合う時刻でなかったとしても、]

──…
おはよう、ディーン。

…う、ん。
戻って来たね。
サイラスを連れて戻って来たの……。

[サイラスも今起きたばかりだと、示すように視線を動かした。
 何か予兆のような物があったのかもしれない。けれども、目覚めたディーンに向ける最初の表情は帰還への安堵と喜び。]

(130) yummy 2010/09/13(Mon) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

─ ルーカス達とはまた別の時間/医務室>>130

[今は、顔面に目を見張るような傷を作ってルーカスが帰寮した時の医務室ではなく。白く清潔な部屋に、目覚めている者達は、ラルフ、ディーン、サイラスの三人しかいない。]

──…目覚めて。
具合はどう なのだろう?

[安堵の次に出てくる言葉は、身を案じるもの。
 その言葉は、ディーンの向こうのベッドから起き上がった泣き腫らした顔のサイラスへも向けて。]

(147) yummy 2010/09/14(Tue) 01時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

もしも、具合が悪いなら、
先生を呼ぶけれど。
──今は、
この部屋には三人しか居ないよ。

[ラルフは、ディーンの寝台の前に置いた椅子に腰掛けている。
 泣き腫らした後のような目をしたサイラスに首を傾けながら、無意識にディーンの腕にそっと触れそうになる。]

……夢の中で、逢って。
二人は仲直り出来たの?

[何を話したのとは問わない。けれども、最初にディーンが部屋を出た事。サイラスがディーンに蒼薔薇の呪いを移し、ディーンがサイラスを壊した事を踏まえて、夢の中で再会して、長く同室を続けていたはずの彼等の関係は如何なったのだろうかと。
 サイラスが夢の中でディーンに告げた「起きてから話すよ。多分、ラルフも交えた方が、いいと思う…」と言う言葉に繋がるいらえが返れば、それは何故と問う。]

(149) yummy 2010/09/14(Tue) 02時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

yummy 2010/09/14(Tue) 02時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

…蒼薔薇に呪われた夢から
目覚めた、今、

ディーンはサイラスに
サイラスはディーンに
──何を望んでいるの?

[今を識ろうと見開かれる、ラルフの大きなくすんだ銀灰の瞳を縁取るのは濃藍の睫毛**。]

(151) yummy 2010/09/14(Tue) 02時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

yummy 2010/09/14(Tue) 09時頃


ラルフは、ディーンの土下座背中にクマのぬいぐるみを載せた。おはよ

yummy 2010/09/14(Tue) 09時半頃


ラルフは、ディーンに、うん[ぬいぐるみでぽふぽふ] 帰巣本能で健康するのだいじ!

yummy 2010/09/14(Tue) 09時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

>>153

[完全なる拒絶と言うのは、あの状況でも無かったのだから、これからも無いのではなかろうか。ラルフはそう思う。そして、傍にいたいと言う願いはラルフにも理解出来る。けれども、と一寸胸のつかえを吐き出すように吐息をひとつ。]

──…サイラス。
俺は、呪いで意識を失った君の、
手当てと後処理を手伝った、んだ。
あの時、君が浮かべていた表情が忘れられないな。

サイラスは、ディーンの傍にいて如何するの。
ただ、傍にいるだけ?

俺は、ディーンが誰かと。
サイラスやロビンと、寝るのは嫌だ、よ。
俺がそう思うだけ、だけれども。

[ラルフが嫌だと言った所で、ディーンの、サイラスの意思を制御出来るわけではない。彼等は自分自身の意思を選択するだろう。それは例えば、ラルフに首を絞められても蒼薔薇の木を燃やしに行くと言ったベネットと同じこと。]

(165) yummy 2010/09/14(Tue) 10時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

>>160

[言葉を切った所で窓の外に視線を映せば、うなじに手を当てるようにして、中庭の焼け跡に立っているベネットのほっそりとした姿が見えただろう。
 焼け跡でドナルドとこちら側で再会したいと言った彼は、これからどうするのか。今は、ラルフは窓の外を注視はしない。けれども、ラルフは同級の友人が以前と変化した事は知っていた。]

(166) yummy 2010/09/14(Tue) 11時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

>>164

[ディーンの腕に触れた手を、拒絶されたのでは無いけど、そっと離す。
 言葉を向けていたサイラスから視線を移し、サイラスよりも近い距離にあるディーンの紫水晶の双眸を見詰めた。頬には目覚めてすぐにディーンが触れた時の感覚がふわと残留している。銀灰に少しだけせつなげな色を浮かべて、そんな自身に困惑するよう口元に浮かべるのは、淡い笑み。]

──…ディーン。
君を識りたいと思うようになってから
望み、願いは増えて行くばかりだよ。
無茶をしないで、無事でいてと言うのもそう。

[以前のようにラルフが揺れる銀灰を伏せる事は無い。
 他にも沢山あるよ、と想いを零すように。]

(167) yummy 2010/09/14(Tue) 11時頃

ラルフは、ドナルドにいってらー

yummy 2010/09/14(Tue) 11時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[揺れる眼差しは、伸ばされたディーンの指先に泳いで、また紫水晶に戻る。ラルフが瞬く時、ディーンの指先をかすめるのは濃藍の睫毛。
 手を離したはずが、触れている。それはあの夜、ディーンが最後まで逃げたくてけれども逃げたくはない二つの想いに引き裂かれたラルフを離さなかった事を想起させる。
 サイラスが何を言ったのだとして、あるいは言わなかったのだとして。]

──…
俺の、望みの中には、
日の光の下ではとても言えない事も
含まれている、よ……。

[いらえもまた婉曲な言葉。
 笑みを保つ事は出来ずに、小さく震えながらディーンに頷く。
 注がれる眼差しに、ディーンが嘘や誤摩化しを口にしない事を認識した上で、続く願いを口にしなくてはならないのだと思った。]

そして、それだけじゃない。

(170) yummy 2010/09/14(Tue) 12時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

……ねえ。
俺が、ディーンの恋人になりたい。
と、言ったらどうするの──。

[恋人と言うものは、一方に望まれたからと言って成れるものではなく、それは双方向に向かうもの。「問題が無い」と言って受け入れられるような事柄でも、望まれれば自動的に意思が生まれるものでもない。眼差しを逸らすことなく、震える声で最後まで伝える。]

でも、それが今の俺の望みだよ。

(171) yummy 2010/09/14(Tue) 12時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

yummy 2010/09/14(Tue) 12時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

>>200>>202
[サイラスは、自分とはまったく思考が違う人間なのだなとラルフは思う。]

独占するとか、一番は譲っても良いとか。
この行為は許すけれど、これは許さないとか。
ディーンはモノじゃない。
魂を持った1人の人間だと思うのだけど。

そう言った観点から、俺の望みをサイラスが赦すとか赦さないとか。

 無いよ。

逆に、長い間同室だった二人の今までの事は、サイラスの想いは、
俺は勿論の事、他の誰にも奪えもしなければ、
壊す事も出来ないのじゃないかな──。

[瞬き。]

あの時のサイラスは、
せつない 顔だった、ね。

(210) yummy 2010/09/14(Tue) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ひとと己が関わる事柄で、ラルフが意思を此処まで明瞭にして告げたのは始めてて、自分の声は震えているのか、震えていないのか。良く分からない。

 ──壊す/壊さない。
 《壊し、壊されたい》と言うのは、ディーンからラルフには向かわない想い。何故、それがサイラスへ向けられるものなのか、ディーンの弟と片目の事故とを知らないラルフには想像が出来ない。けれど、それをも欲しいかと問われたなら、]

……嗚呼、それは。
俺は、正気に戻ってみれば
魂を壊されるのは遠慮したい、な。
──この世に存在する
如何なる者にも、如何なる事象にも。

どうして、死に向かう衝動を人は持つのか。
何故、蒼薔薇の香の中で皆それが出来たのか。
……識りたいとは思うけれど。
俺も、正気じゃ無くなれば、
それを欲しいと思ってしまうだろうけれど。

[首を横に振った。]

(227) yummy 2010/09/14(Tue) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ラルフが恋人と言う時、それは至って平凡な一対一の関係を示す。
 ディーンの答えは>>219>>222、ラルフには行為の種類を制限したいと言うサイラスの言葉(実際にラルフがディーンを抱きたいかどうかは別に、魂の自由、個人の嗜好の可能性への制限は如何かと言う観点から。)とは、また違う意味で理解が難しい。「慈しみ」「共にある」どちらも抽象的で、随分と綺麗な言葉で。]

──……
本音は難しいね。

[自身の肩を抱きしめるようにして、眉を寄せた。
 サイラスが紡ぐ言葉は、やはり結局の所で、相手がディーンの傍に居たいと言う想いの強さが、何か障壁のようにも感じられてしまう。
 サイラスの望みは結局ラルフと同じ、一対一の恋人を望んでいるのではと言う疑念が晴れない。今は違っても明日は違う事を願うかもしれない。それはサイラスが正直な心持ちで話している所為で生じてしまったの疑念か。あるいはラルフがサイラスの事を識らないゆえか。]

──二人が共に在るなら、
俺が、ディーンを識りたいと思うなら、
サイラスの事も少しは識らなきゃいけないんだ。

[その事を拒否するわけではなく。彼等の未来を否定するわけではなく。]

(242) yummy 2010/09/15(Wed) 00時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[晴れやかな笑みを返したサイラスとは対照的に、ラルフの表情は曇る。]

──傍に居たい、よ。
卒業してからも。続けば良い、ね。
それが夢、じゃなく。

けれども、俺はディーンに甘やかされたり
慈しまれたい訳じゃないんだ。
なんて、言ったら、良いんだろう。

(252) yummy 2010/09/15(Wed) 00時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[差し出された手を、そっと手に取る。
 ディーンの指にラルフの指を絡めながら、あのペンだこを指先で探す。探し当てた後、そっとくちびるが触れるだけの口づけ。沈む吐息を絡める事はない。
 受け入れるとも、受け入れないとも言えず。それ以上言葉を求める事も出来ず。目蓋を閉じて、沈黙のうちに手を離す。]

──……
うん。これが、ディーンなんだね。

二人は、身体に問題がなければ
お医者さんの問診を受けて、部屋に戻れば良い。
俺が呼んでくる。

[ディーンの寝台から扉へ向かい、そして戸を閉める直前で振り返る。]

(258) yummy 2010/09/15(Wed) 00時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

──もしも、
ディーンが俺に逢いたいと想う事があれば。
夜が来る度、俺はあの薔薇園で待ってる。
待ちたいと想える間だけ──……ずっと。

[振り返り、見詰める瞳。複数の願いを孕んだそれだけを告げて**。]

(263) yummy 2010/09/15(Wed) 00時半頃

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