人狼議事


147 書架の鳥籠

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【人】 探偵 オズワルド


 …レティ嬢。
 私はレティ嬢の事を、「ここに来る前」から
 ずっと大切に思って いた。

[共有した記憶が消えていないのなら、
重なる違う過去の記憶が2つあろうが
それを真実とするように優しく語りかける。]

 だから、嫌わないでくれてありがとう。
 レティ嬢は私の…宝物だな。

[口元も笑みを浮かべればそれに合わせて口髭も揺れた。]

(56) wallace 2013/10/10(Thu) 23時半頃

【人】 探偵 オズワルド


 ―――…、レティ 嬢?

[離れたレティーシャの片手。
もうひとつの手が離れていきやしないように
今度はこちらから残された方の手をぎゅうと握る。

シメオン、と名を呼ぶ少女へ。
呪いがかけられたという少女へ、
少しでも後押しできればいいと 願うばかり**]

(57) wallace 2013/10/10(Thu) 23時半頃

――……。

[どうして、それに返す声は無い
つまり、否定の意思も見せないということ]

よ か
っ た
……。

[そのつもりだ、そう聞けてきっと影は嬉しさを覚えただろう。
――ごぼり、ごほ……――まるで海の底へ沈んでいくように、声は届きづらくなっていくけれど]

… … ん

みん … と
ち が う 、とこ ……。

[なんとなく、それは分かっている。
彼らとは行けないし、行くつもりも無いのだ。
弟から始まり、何人もの大切な相手を自分のせいで、或いはその手で死なせてしまったのだから]




だめだよ、


       ……だめ。

[その手は悪魔に触れる為にあるわけじゃないんだ。]


……

わ か
   … て 、た    よ。


【人】 探偵 オズワルド

[>>58 首を振る黒い影。
表情が見えないはずなのに伝わる感覚。]

(77) wallace 2013/10/11(Fri) 13時半頃

[ 皆と違う場所。
墜ちていく声は拾いづらく]

 ――…、また 逃げるのかい。
 私の前からも消えて、誰の前からも消えて…
 逃げる事で罪を背負うと、 いうのかい。

[疑問符のつけず語尾を上げない聲。]



 シメオン君、

[説得する言葉はいくらでも出てくる。

敢えて自分の身の上話もしてこなかった。
あるはずのない命の天秤にいくつも命を乗せてきた。
同情を誘うつもりなど毛頭なくて
唯、思うままに言葉にするなら ―――]

 …シメオン君。

 君が逝ってしまっては、私は さみしいよ。


【人】 探偵 オズワルド



 レティ嬢は本当に強くなったな。
 本当に――…

[>>68>>69 会えたからいいと言ってくれる少女。
背の重さは僅かに軽くなる感覚。]

 …、…

[笑顔の連鎖を、切れ長の瞳はしかと捉えて]

 嗚呼、…その笑顔は きらきらとして眩しいな。

[レティーシャの微笑む顔。
それはずっと見たいと願っていたものそのものだった。]

(78) wallace 2013/10/11(Fri) 13時半頃

【人】 探偵 オズワルド

[――そして、暫く2人のやり取りを眺めていたが、

レティーシャがシメオンに伸ばした手。
触れ合えば、黒く染まる指先。
思わずレティーシャと繋いだ方の手を引き寄せかける。]

 …っ、どうして

[ぐ、と奥歯を強く噛みながら苦い面持ち。]

(79) wallace 2013/10/11(Fri) 13時半頃

――……。

[それは違う、けれどそうとしか見えないのだろう。
敢えて何も言わなかった、理解される必要は無いと、自分のことなど忘れればいいのだと。
やがて諦めるだろうと思っていたから]




[だからこそ]




[救われて]


[けれど今は]


[共には行けない]




……悪いね。

来世があるなら、こんな大人の言うことを聞かない子供は持たないようにね。


【人】 探偵 オズワルド

[レティーシャが必死で止めようとしているのを手は繋いだままだが、暫くは黙って見ていた。自分にしか聞こえない聲に耳を澄ませて。

私はまた、天秤にかけた。]

 …、…。

[私は繋いだ手に力を込めて、レティーシャを引き寄せる。
あいている方の手で、彼女の口を覆うようにする。
そして、鎖に捕われた黒い人影に向けて]

 シメオン君も、逃げる事を止めたのだな。
 …、なら 私はそれを応援するよ。
 

(99) wallace 2013/10/11(Fri) 23時頃


 謝ることはないさ。

 …、来世、か。
 そのようなものを
 考えてもいなかった。


【人】 探偵 オズワルド


 …、塞いでしまって悪かったね。

[落ちついたかいと、口に添えていた手を離す。
そして私は胸を張り、姿勢を正す。]

 シメオン君。
 私の助手の席はいつでも開けて、
 “待っているよ。”

[帽子の鍔をつまめば、いつものポーズが出来上がる。]


 君の幸運を ――― 願う。
 

(100) wallace 2013/10/11(Fri) 23時半頃

探偵 オズワルドは、メモを貼った。

wallace 2013/10/11(Fri) 23時半頃




あると思う?来世。

……もし、あるならさ


[子犬の目は道行く人間達に注がれている、誰かを探すように]


(迎えに来てよ、待ってるからさ――*)


【人】 探偵 オズワルド

[>>107 オズワルド、と。
名前をしっかりと呼ばれれば切れ長の瞳を細めながら
口元は嬉しそうに淡く微笑む。
彼の変化が、覚悟が、たった一度名前を呼ばれただけで解る。]

 覚えておこう。…必ず。

[助手の席を約束する返事。
いつ果たされるか解らない約束は願いに似ている。
そう、感じる。]

(156) wallace 2013/10/12(Sat) 02時頃

【人】 探偵 オズワルド


 うむ!
 またいつか。

[重荷を背負いつつも伸ばす背と鏡写しのポーズ。
泪を流していたレティーシャも
同じポーズを決めるのが見えれば、>>122
胸の奥からじわりと熱いものが込み上げる。]

(157) wallace 2013/10/12(Sat) 02時頃

【人】 探偵 オズワルド


 …、…

[好きだと、言葉を交わし合う2人。
好きという言葉で、この熱い胸の裡は説明できず、
扉が開くまで言葉を掛ける事ができずにいた。]

 シメオン君ッ…

[開いた扉が、閉まりかける時。
私はようやく重い口を開くけれどそれから先は声にならず―――]

(158) wallace 2013/10/12(Sat) 02時頃



 …、ありがとう。

[ひと言、ようやく出てきた言葉は 感謝の言葉。
ひと言に含まれた意味は幾重。]


【人】 探偵 オズワルド


[扉が閉まりきるその時まで、確と全てを見届けた。]

(159) wallace 2013/10/12(Sat) 02時頃

【人】 探偵 オズワルド


 ぅおっ!?

[それから――なにもなくなった空間をどれくらい見つめていたか。
気付いた時には、正面からレティーシャに抱きしめられていた。>>131
見上げる顔を、見下す私。]

 レティ嬢の笑顔は宝石のように輝いているな。
 

(160) wallace 2013/10/12(Sat) 02時頃

【人】 探偵 オズワルド

[口元を緩めると口髭が揺れて、]

 …私に依頼した仕事は、達成できたようだな。

[抱きしめてくれている腕を少し緩めさせて、
膝を曲げて視線の位置を合わせる。

魔女を見つけて呪いを解いてもらう。
偽りの記憶の中に存在する、仕事の依頼。]

 探偵として最期の仕事を無事に終えられたようだ。
 もう、私も思い残す事はない。

 レティ嬢、君は1人で立って歩いていける。
 

(161) wallace 2013/10/12(Sat) 02時頃

【人】 探偵 オズワルド




 私などいなくても―――

(163) wallace 2013/10/12(Sat) 02時頃

【人】 探偵 オズワルド


[切れ長の瞳は弧を描いて、]

           [ さらさら、…]
           [砂が流れ落ちるような音]

 …もう、大丈夫だ。

[その身体は粒になって消え始める。]
[おまけの時間は終わりを告げる。]

 だからここでさよならだ。
 私は、いかねばならないのでな。
 

(165) wallace 2013/10/12(Sat) 02時頃

【人】 探偵 オズワルド

[曲げた膝を元に戻せば、背筋を伸ばし、
持ち主に返さないままの帽子の鍔を指でつまむ。

そして ―――]


           *いざ!*
 

(166) wallace 2013/10/12(Sat) 02時頃

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