人狼議事


224 Cнег дьявол〜凍ったケツ村〜

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  さぁ早く寝ないと、きちんと片づけないと、親のいう事を聞かないと───……。


[ 唇を噛み締める。
孤を描いたまま舌に乗せられる鉄の錆びた味を堪能しながら、背骨を辿り臀部へと触れて、]


  ………雪鬼に殺されちゃうよ?

[ 割り込んだ右腕は箸のように鋭い直角となり、幼尻《Молодая ягодицы》を貫く。

細やかな音を耳にしながらケツの奥に潜む若い芽を摘まみ、容赦無く腕をケツから引き摺り出す。

パキン、

割れた音が腕の形分氷を砕かせたけれど、腕の分だけ割れた氷が再び徐々に固まり出す。

時が再び動き出す頃に完全な作品になるであろう。]**


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[血濡れたまま、ジリヤの死体を簡易安置所にした客室へと運び、
オスカーの幼い命が薄氷のように砕け散ったのを知る。]

…ドロテアさん、済まない。
また、辛いものを見せてしまって。

…どこに、隠れているんだ。
確かに、居るのに。

[鬱陶しい長髪からも、滴る赤。

風呂を借り、洗い流す。血の汚れは湯では取れないから、冷たい水を幾度も被って。]

…寒くなんて、ない。
彼奴らに比べたら……。

[それなりに引き締まった身体に、流れ落ちる冷たい水と返り血と。
命落とすほどケツを凍らされるのに比べたら、
冷水などぬるいくらいだ。
足元の震えは止まらないけれど。]

(46) 2015/05/31(Sun) 22時頃

ヴェスパタインは、バスローブ借りて暖炉に当たってる。やっぱ寒かったわ。

2015/05/31(Sun) 22時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2015/05/31(Sun) 22時頃


  俺は、『俺』だよ。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[結局部屋も借りてないから、酒場の暖炉の前でわずかなうたた寝。
せめて夢ででも恨み言を聞かせてくれれば、ドロテアさんの重荷を少し背負えるのにとすら思うのに、自分には何も見えないし聞こえない。

浅い眠りを覚ます足音に少し目を開ければ、自称一番弟子の通る姿。
動かぬまま、見送る。
あの子は……本当にあの子のままなのだろうか。
今まで見ようとしてこなかったのは、彼が変わっている事に気づきたくなかったからか?

きっと、ちゃんと見れば綻びは有るのだろう。
あの子の事だから、尚更だ。
そう言う奴、だったはずだ。]

(62) 2015/05/31(Sun) 23時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

……ああ。

整理してみれば、凄くシンプルなのか。
ドロテアさんとリーを抜いて、三人の中に、二人。

一人、信じられれば……

[ああそれは、あまりに残酷な選択。
親愛と、理屈。それを天秤にかけろと。]

(63) 2015/05/31(Sun) 23時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2015/05/31(Sun) 23時頃


殺してよ。


何も護れないなら、全部失うんなら、私から殺して。


  『 ジリヤに 入れるよ 』


[その囁きが聞こえたきり。

少女からの赤い闇は、ぷっつりと途切れて無音だった。
まるでいつかの電話線のように。]*


     う
  そ      よ


      ケ        ト  。
          ィ

    み      ぃ       な 、
              ん
  悪             
            子
       ぃ      、

                  ね?


   ────皆殺し。 


  ────お断りよ。



[私は、私。
 お姫様なんかじゃ、ないわ。]


ヴェスパタインは、客室からの物音に気付いて、顔を上げた。**

2015/06/01(Mon) 17時半頃



  …………逃げろよ。

  俺が「俺」でいる間に。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[幾つもの叫び声。
信じるべきは、どれか。

迷いよりも先に、手はデレッキ棒を握っていた。]

…シミーシカ。
[小さな頃からの、子供扱いの呼び名。
一人前と認めてやれる日が来れば良かったのに]

敵ならば、全て雪鬼扱いか?
ドロテアさんやリーがそうだというなら、能力者はどこへ行った?

だから、小手先で誤魔化すなと何度も言ったろう。
……例えば、おまえが最初から、能力者の振りでもしていたら、信じたろうな、俺は。

(124) 2015/06/01(Mon) 21時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

……っ!?

[銃声。
その子の普段の姿とはあまりに不釣り合いな、虐殺装置。]

……話し合い、な。
君はそれを振りかざして、何を語る気でいるんだ?

どのみち、そいつを乱射すれば終わるんだろう?

[ゆっくりと、歩み寄って]

雪鬼探しを続ける気があるなら、それを寄越すんだ。

[銃身に手を伸ばす。引き金を引く気があれば、取り押さえるのは間に合わないだろうけれど]

(131) 2015/06/01(Mon) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

……ならば、撃てよ。さっさと殺せよ。

俺が勝手にはじめたルールが気に食わないなら、俺を殺して君のルールでやりゃぁいい。

[銃を持つ少女の前、引きもせず。

(138) 2015/06/01(Mon) 22時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2015/06/01(Mon) 22時半頃


  シメオン、


  シメオン、おねがい、遠くに行かないで、ひとりで


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

……殺すだけが手段じゃない。

それお前、雪鬼の奴にも言えんの?
だったらまずは、ケツ凍らせんの止めさせろよ。
凍らしたケツ溶かせって言えよ。

奴らがケツを凍らせて人を殺すなら、こっちもケツを焼き返すしか無いだろ。

なんでこんなことになっちまったんだ。
ケツを凍らせやがったのは、誰なんだよ……

(144) 2015/06/01(Mon) 22時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

あーあーあー……

内輪揉めしてる場合かよ!!

[みんな色々と限界なんだ。分かってる。こっちだってさっさと楽になりたいと思うくらいには疲弊してた。]

(148) 2015/06/01(Mon) 23時半頃



  でも、“それで構わない”。


[魂を食らう度に自分の意識が、雪鬼と同化している。
罪悪感が、理性というものが、薄くなっていることが分かる。


今、頭の過半数を閉めているのは、いかに効率良く人を殺すか。欺くか。

そのほんの片隅で唱えることは、]

  ケイト、笑ってよ。

[ 馬鹿らしいお願いごとだ。 ]



[思えば、彼女が笑みを向けてくれたことを、鮮明に思い出せない。
夜明け前、ジリヤの部屋で覗いた笑みは何処か草臥れたようなものだった。

そうじゃなくて。]

  ひとりで、平気だから。
  大丈夫、なんてこと、無い。

[ 右腕なんか痛くない。

腹なんか痛くない。
左胸なんか痛みやしない。

俺は雪鬼だ。
人殺し。人の心なんか持たない冷たい雪みたいな鬼なんだから。]



  だから諦めないで、騙すんだ。
  

  ひとりくらい、………守らせろよ。
  



[思えば自分の生とは何だったのか。
振り返ったところで、浮かび上がる感情に蓋をする。

でも、まだ覚えている。
二日目。
アランの魂を食らった時。

自身の手すら汚さずに人間を火にかけ、人間の魂を食らった自分を、
傍で守り、支え、手を汚してくれたのは、他でもない、ケイトで。]



  何かを護って、何かが残るなら、悪くもないって思えるだろ。

  それに、出迎えてくれる人がいないといけないじゃないか。

[ ケイト。

すっかり耳に馴染んだ名前を呼ぶ。
羨ましくって、妬ましくって、仕方のなかった存在。

自分にないものを持ったその人のことをずっと、───]

  いってくるよ。
  あの丘で会おう。*


ヴェスパタインは、渋々階段を降りる。

2015/06/02(Tue) 00時半頃


  馬鹿ね、シメオン。

[ひとりくらい、守らせろよ。

囁きに乗った声は、確かに少女の知る彼だ。
脊椎に忍び寄り溶け込んだ鬼のものとは違う、彼女の知っている、彼女を知っている、彼の。]

  あなたって、ほんと、馬鹿だわ。

[守れれるんじゃなくて、守りたかった。

昔、アランを見送った時。
最初の晩、叔父に首を絞められた時。
疑いを他所に向けて。親しかった誰かを裏切って。
いっしょに行こうと、手を握ってくれたのは、折れそうな心を守ってくれたのは、他でも無いシメオンだった。

今だって、そう。
命懸けで逃げ道を捜してくれている。
棘のない声で、言葉で、手を引いてくれようとしている。]


  ひとりで平気な筈、無いじゃない。
  いっしょに行こうって、あなたが言ったのに。
  私なんかのために、……ほんと、馬鹿よ。

[確かに指の隙間に合った体温を、覚えている。
本を読まない彼には、あの晩、アランから取り出した桃の実を捧げた意味は、きっと分かりはしない。

それで良かった。
二人で逃げ切れるんじゃないかなんて、温い幻想を見せてくれるほどこの殺し合いは甘くは無かった。

それでも、いつかこうなるとしても。
ただ護られるんじゃなくて、隣に立ちたいと、そう在ろうと、決めていたから────。]


  こっちを向いて。


  あなたを護らせて、って。私、言ったわね。
  …あれ、嘘だったわ。



  私ね、ほんとはあなたを、


  

    だれにも渡したく、ないの。
 
 


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