人狼議事


56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――

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[緋色が再び開けば、誓いの言葉が耳に届く。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[腕を組み、瞼を軽く伏せる。考え事をするときの癖だった]

 それは……、
 考えていないわけではありませんが。

[呟くように口にすれば、団長は返答を促す。
暫く逡巡したが、やがて伏せた眼を開き考えていた名を告げた]

 ……ヤニク・ヴァロキエが、適任だと思われます。
 弓の名手として人望を集めており、公国への忠誠心も高い。
 多少、問題はありますが……。

[今日のミーティングに件の男が遅刻したことを思い出す。
しかし、混乱状況で誰よりも冷静に動いていたことも事実で]

(146) 2011/06/30(Thu) 18時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[ヤニクが主に剣士たちから反感を買っていることを問われれば]

 それは些細な問題でしょう……私という前例がありますから。

[若い団員たちは知らないだろうが、弓を紋章に掲げる緑騎士団にて、視力が弱く、弓を人並み以上に扱えない自分への風当たりもまた強かったことを思い出す]

 いえ、まだ本人の意思を確認したことはありません。
 本人と……それから、参謀に。今夜中に話しておくべきですね。

[騎士団長は『それがいい』と頷き、2人は確認作業を再開する。
まさか当のヤニクが今、参謀を捕まえようとしているとは知らず。]

(147) 2011/06/30(Thu) 18時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/06/30(Thu) 18時半頃



お互い、腹は括れてるかな?

 


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[赤騎士団長・副団長就任の一報が緑騎士団に入ったのは、交代で睡眠を摂ることにした団長が詰所に戻った後だった。
眉間に皺を寄せ、厳しい顔で執務をこなしていたが流石に驚き表情を変える]

 ……レッドフィールドと、ベネットが?

[人選は安牌であり、それ自体に驚きは無い。
しかしその知らせはあまりにも唐突だった。
昼間擦れ違った青年の苦笑>>0:46を思い出しながら]

 一体何があった。
 まさか、公女殿下が手を回されたのか……?
 
[ともあれ、と席を立つ]

(161) 2011/06/30(Thu) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

― 赤騎士団執務室前 ―

 失礼、ヴェスパタイン緑副騎士団長、だが。
 就任の報を聞き挨拶に参った。
 新騎士団長と副団長はご在席か。

[ノックをして返事を待つ。そこには他の騎士達もいただろうか。
いない、という返事を受ければ、簡単な祝福のみ述べて帰っただろう]

(162) 2011/06/30(Thu) 22時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/06/30(Thu) 22時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモをはがした。

2011/06/30(Thu) 22時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/06/30(Thu) 22時頃



はは、 今更だな?
 


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[促しに応じて入室し、イアンとベネットの顔を見る。
左手を真っ直ぐに伸ばし敬礼をした]

 イアン・レッドフィールド赤騎士団長殿。
 ベネット・ファーレンハイト副団長殿。
 この度の騎士団長・副団長職就任、誠におめでとうございます。
 緑騎士団を代表し心から祝福申し上げる。

 非常時につき略式のご挨拶になること、お許し頂きたい。

[儀礼じみた口調で緑騎士団副団長としての挨拶を述べ。
上げていた腕を降ろし、個人としての挨拶を続ける]

 ともあれ、おめでとう。
 ……何があったかを問い質したいが、
 それはこの有事を乗り切った後のことだな。

(172) 2011/06/30(Thu) 22時半頃

ヴェスパタインは、真面目くさった声だが、冗談を述べたつもりでいる。

2011/06/30(Thu) 22時半頃


[ミーティングに参加する前。
彼がわざわざ言いふらす奴ではないと思ってはいたが、それでも口止めしたのは気恥ずかしさから。
他言無用と言っていたその返事に、安心したように息を吐いてその時はそのままその話題は続けなかったが。

そしてそのままミーティングに参加し、告げられた命令。]

 ……休眠命令が出た。
 明日にも本格的に戦が始まるだろうな。

 お前さんも休める内に休んでおけ。……始まったら、いつ休めるか分からないしな。

[自騎士団の参謀を探す前、ムパムピスにそう伝える。
彼が休めなくなる可能性、それは祈る以外のことで忙しくなってしまう可能性。
そんなことが無いようにと思いたいが、どうなるかはわからないのだ。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[返礼に前騎士団長の面影を見て、ふ、と微笑む]

 昼会った時とはまるで別人のようだな。
 戦が終わったら是非、祝杯を交わしながら伺わせてくれ。

[穏やかな調子で語りかける。
が、イアンにはぎろりとした視線を向けて。]

 向いている向いていないの問題ではないだろう。
 全く……、上に立つ者としての心得を説き尽くしたい所だ。

[されど、その口許は笑んでいたかもしれない。]

(185) 2011/06/30(Thu) 23時頃

― 夜:赤騎士団執務室 ―

 …俺、偵察に行ってくる。

[普段は任務以外の時には団長の傍を離れずいるが、今日ばかりはイアンとベネットが団長と副団長に任命されたばかりとあって。
ここに居ると煩わしそうだと、そっと部屋を抜け出した。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 さて、早速仕事の話をしたい所だが――。
 どうやらそれどころではないようだな。

[ベネットの机の上に積まれた書類を見遣って。
その惨状の上に、手に持っていた数枚の紙束を新しく置いた]

 我が騎士団の配備計画書だ。
 本当は参謀室交えて打ち合わせを行いたかったんだが、な。
 優秀な両参謀殿の仕事を信じることとする。

 夜明けまでにざっと目を通しておいてくれれば有難い。

(186) 2011/06/30(Thu) 23時頃

[……ムパムピスに休息命令の知らせをもたらしたのは、
 他でもないヤニクの心の声だった]

 休眠命令……

[繰り返し述べた声は、茫然として響いたかも知れない]

 わ、分かりました。知らせて下さってありがとうございます。
 ……いよいよなんですね。

[覚悟していたつもりだが、臆病な自分にはやはり怖いもの。
 俄か緊張に喉を鳴らして、頷いた]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[イアンとベネットのやり取り。既にお互いを信頼している様子の姿に、「緑騎士団の飴と鞭」と例えられる自分達の姿を重ね合わせる。
否、もしかしたら自分達よりも――]

 ……不思議だな。
 それぞれでは頼りない2人が、揃えば頼もしく見える。

 まるでずっと前から、私には見えない絆で繋がっていたようだ。

[独り言のように呟いた言葉は2人の耳に入ったか。]

(190) 2011/06/30(Thu) 23時頃

 ――あっ、オスカーさん。

[普段任務以外の時は、父親に……今はイアンの傍に着くオスカーだが、今晩ばかりはさすがに色々と煩わしそうだからか。
 偵察にと部屋を抜け出すオスカーを直前に呼び止めて]


 …気を付けて。

[特段理由も無かったが、その言葉だけ投げかけて]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[困るだろうことは重々承知で、わざとイアンではなくベネットに渡したことは口が裂けても言えない。
常日頃身に纏っている厳格さを忘れ、そんな内緒の茶目っ気を起こす程度には、赤騎士団両団長の就任は嬉しい知らせだった]

 それでは、私はこれで失礼する。
 今後とも両騎士団の為、そして公国の為に協力して行こう。
 宜しく頼む、団長・副団長。

[入室したときのように敬礼を向け、
引き留められなければ、執務室を出ようと。]

(194) 2011/06/30(Thu) 23時半頃

[茫然としたような声の響きに、小さく息を吐く。
安心させるように、己自身に言い聞かせるように、呟いた。]

 お前の役割は、仲間の不安を少しでも和らげることなんだろ。
 不安がってたらダメだろうが。
 お前の不安は俺たちが、射落としてやる。

 その代わり、祈っていてくれ。俺たちの勝利を、さ。

[それは領主公女の願いとは逆のことだとは知らない。

ただ、純粋に勝利を望む。
それが、彼女たちを守ることだと信じているが為に。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

― 赤騎士団執務室を出て ―

[自らの執務室に戻る前に、ソフィアと話をすることにした。
目的は赤騎士団に指揮系統が復活したことによる計画の手直しについて、そして騎士団長職後任の話題。
彼女の姿を見つけたのは参謀室か否か。いずれにせよ、声を掛けながら扉を開いた]

 失礼する、カテーリングラード参謀……。

 ――― ヤニク・ヴァロキエ?

[参謀と話すヴァロキエの姿を認め、首を傾げる。]

 何故ここに。
 探す手間が省けたが……。

(202) 2011/06/30(Thu) 23時半頃

[諭すような声に、はっとして]

 そ、そうですよね。私がふらふらしていたらいけません。
 ……ありがとうございます。

[揺るぎない声に接することは気を落ち着かせた。
 強張った肩を回して緊張を解く]

 ええ、分かっていますよ。
 ヤニクさんをはじめ、皆さんのご武運をお祈りします。

[言って、戦争を嘆いていた公女殿下の事を思い出した。
 とうとう今にも開戦という状況になり、
 彼女の心痛はいかばかりだろうかと]


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/06/30(Thu) 23時半頃


[オスカーが席を立つのを見れば、何事かと目を向けるが
偵察に行くのだと分かれば]


…ちゃんと帰って来いよ。


[気をつけて、なんて言ってやらなかった。
彼女は自分の傍につくのが本来の役目であるはずだから、
それ以外の場所で何かあっては困る、とばかりに。]


 ……見方解る?

[ヴェスパタインが部屋を辞した直後。
 唸りながら書類と戦っているイアンを見兼ねて、彼の元まで歩み寄って書類を覗き込む]

 ………つまり砦の配備には常に両騎士団から二つの隊が付いてる。
 後、この隊も予備兵力として砦に駐留。
 実質動かせるのは残りの隊、て意味だね。

[しかし図も文字の羅列も多少読み辛く記されて居て。
 他にも解らない所があれば、彼なりに丁寧に説明するか]


 俺は大丈夫だ。
 それよりもお前たちの方が頑張れだ。

[山積みになった書類をオスカーもまた、目にしていたから。]

 …頑張れベネット。

[果たして書類相手にイアンが戦力になるのかどうか、怪しいもんだと思いきり思っていた。]
 


[ベネットから声をかけられれば
眉間に皺をこれでもかと寄せた顔でそちらを向く。
説明を受ければ、あーあーと相槌なのか奇声なのか
分からないような声を上げて]

分かった、分かった、つまり
こっちはどーんと構えてるから、
こいつらがざーーっと行けば問題ないって事だな。

[人差し指でどんどん、と紙をつつきながら
ベネットの言葉を一つずつ理解していく。]

くっそ、簡潔に一枚にまとめてくれよな…

[今彼にとって倒すべきは、
敵国じゃなく、この山積みの書類なのだった。]



[オスカーが出ていく際に、何故自分への声援は無かったのか
疑問に思っていたが、彼がその意味を理解することはなかっただろう。

それからしばらくすれば、唸り声が執務室に響き渡っていた。]


 …――― 俺にも後でその書類見せろ。

[風にのって届いてくる主の声を聞き、暫く沈黙…、いや、唖然として。
戦場においても、オスカーはイアンの傍につき従い伝令や偵察、場合によっては戦闘もこなさなくてはならない。

彼だけに任せておくのはあまりにも不安だった。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[ばつの悪そうな様子>>213を感じ取り、眉根を寄せた]

 注意……ああ、それもあったな。
 ヴァロキエ。お前、これで今月何度目の遅刻だ。
 上官には敬礼を欠かすな、敬語を使えと何度言えばいい。

[逃げ出される前に淀みなく注意を叩きつけた。
この男を自分の後釜――ひいては将来の騎士団長になどと、やはり血迷ったか、と今更自分の判断に疑いを持つ。
それでも適任は彼以外にいないように思えて]

 赤騎士団の新団長にイアン・レッドフィールドが任命された。
 副団長はベネット・ファーレンハイトだ。

[だがやはり躊躇いは捨てられず、世間話でひとまず茶を濁す。]

(220) 2011/07/01(Fri) 00時頃

[―― トントン、と顔を指を書類に突き入れる様に次第に僕も説明しだす]


 ……イアン! ここ三千六百って書いてる!
 あぁもうまだ半分以上あるんだよ!?

[…何故僕だけに声援を送られたのか
 イアンの唸り声を音楽に、その意味は嫌と言う程理解した。

 ―この戦が終わった後、どうなるんだろう、と]



 ああ、お前が祈るのなら神様もきっと勝利を与えてくれるだろうな。
 期待してる。

[彼が何を考えているのかまでは伝わってこないが、それでも空気を明るくする為にそう言って笑う。]

 俺たちが前線に行っている間、お姫様のことも気にかけてくれ。


[間違いを指摘されると、その顔を一層歪ませて]


…げっ。

無理無理無理、これ朝までとか死ぬ。
何だ、参謀室長殿は俺を決戦の前に殺す気なのか?

[へらへらと皮肉を言ってみるが、
そんなもので現実は変わらない。
しばらくは睨みあいをしていたが、痺れを切らせば]


…ちっと外、出てくる。
ベネット副団長、少しの間よろしくな!

[わざとらしく副団長なんて呼んでみたりして。
半ばベネットに押しつけるように、書類を渡すと
きっと彼の制止の声も聞かず、執務室を飛び出した。]


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