人狼議事


276 ─五月、薔薇の木の下で。

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視点:


イアン! 今日がお前の命日だ!





 ────……君も俺をひとりにするんじゃないか。

[棘のある恨み言を呟く
彼が与えたものが俺にそうさせた。
この声が違う形として発されたと、気づかない。]


【人】 下働き ピスティオ

そーゆー訳じゃねえんだけど。
ロビンの格好良さにくらっときて、つい。
うまそうだなーって思ったら我慢できなかった。

ありがとう、またしよっか?

[よく考えたら男にも女にも唇はあるから
そんなにおかしい事でも無い筈だ
そんな風に捻じ曲げてこじつけたから
少しだけあの走りたくなる気持ちは落ち着いて]

(9) 2018/05/21(Mon) 00時頃

【人】 下働き ピスティオ

なら代わりにロビンのおねだり?めーれー?
なんか聞くよ、俺に出来そうなやつ。
安心貰ったしそれと交換。

[燻ったものはまだ内側にこびりついているが
ロビンに触れていればそれも消えるかもしれない]

(10) 2018/05/21(Mon) 00時頃

[薔薇の花なんて大嫌いだ。
何もせず佇むだけでいつまでも美しくいられる。
俺の欲しいものを、掴んで離さない。

いつもいつも、心の奥で嫉妬し続けていた。

俺は花になんてなれない。
踏み躙られ、嘲笑の中何もできず汚され
見限られて引き抜かれるのが似合う雑草。]*


[君が俺を受け入れて手を伸ばさなければ
こんな気持ちにならなかっただろう。

作品を貰うより、隣にいてくれるほうが好き。
……欲望を受け入れられるより、隣に、

分からないなりに何かが変わったことを感じる
どうしてこんな俺を置いていくのか、と。

まるで子供のようだった。]


[地上で虚しく跳ねる魚は

ひとりでは、何処にも行けない。]**


【人】 下働き ピスティオ

い゛っっで!!

なんだよもー、照れんのかよ……
なんでもいいよ、渾身のエロいやつでも。

[嫌じゃなかったろとは言わないが
言っても良かったのかもしれないくらい
可愛く見えるのは何事か]

(20) 2018/05/21(Mon) 01時頃

【人】 下働き ピスティオ

あーそうだ、寝起きで暗くて変だなって窓開けて
薔薇の匂いすげーしててなんか、違和感?
曇ってる訳でもねえしなんだろな。

白夜の反対?黒昼?

[極夜という単語を知らなかった]

(21) 2018/05/21(Mon) 01時頃

【人】 下働き ピスティオ

ちょっと怖いよな、一人で居んの。
下降りるか?行ってみよう。

[そうして見つけるのは
部屋で寝ていた筈の同級生で
置いてきた事を激しく後悔する事になる**]

(22) 2018/05/21(Mon) 01時頃

下働き ピスティオは、メモを貼った。

2018/05/21(Mon) 01時頃


[ 声が届く。
 今まで聞こえていたものとは違う、声。

 拗ねた声()のような。
 それよりももっと棘のある()ような。

 嗚呼、そうか。

 つまり彼は奪えたのだろう。
 無理やりにでも、強引にでも手に入れたいと思っていた、ものを。 ]


[ ぞわぞわと、心の奥が痒くなった。
 掻き毟ってしまいたかったけれど、今その体力はないし。
 いや、わかっていたから先に掻き毟ったのか。
 薔薇――自分自身――を。

 あまりにも可笑しくて、おかしくて。
 零れたのは、笑い声だった。

 やはり喜ばしい日だ。喜ばずしてどうする。
 互いが求めるものを見つけられたのなら。
 こんなにも素晴らしい時があろうか。 ]


[君達は俺の知らないところで全てを進めた。
俺は本当に何もかも知りはしない
来てはならなかったなんて、分からない。

笑い声が仮に届いたとして、それだけで誰なのかなど
何を考えているのかなど、察せない。]**


 
 
[ 手を伸ばしたって今は何にも届かず、――()。 ]
 
 


  ――――いっちゃん。


[ 見つかったのが、諦めたように手を降ろしてからでよかった。
 この手を無意味に、出来て、――よかった。 ]

 おはよ、いっちゃん。
 お目覚めはいかが?

[ 困ったように、笑いかける。
 その声は、音は、薔薇の香りを連れるようにして届く。

 傷だらけの手を――隠せるわけもないのに――隠そうとした。
 だってもしこの手が無意味じゃ無くなってしまったら。 ]





[ ―――きっともう、笑っていられなくなるから。 ]**
 
 
 



[ 廊下からもう一度、 動けなくなった月を見上げ、
  そのまま視線を落としたなら、
  溺れる程の赤が 広がっている。

 …… かち、 と金属音を立て、 窓を開けた。
 染まるほどの赤い香りのなか、 赤泥の中に、
 また、ひとを認めたなら 何時かの己を思い立ち、]
 



    ──── 惑わない、では 無かったな。

[ 特別堕ち易かっただけだ。
   ──── 己、が。

 忘れられざる少年時代を、思い出しやすくもあり
 ……顎を引っ掴んで向かせるほどの、欲は無くとも
 燻る熱は 常にあったのだと、思い起こす。

           誰にだって有るものだろう、
           言葉にならない心の最奥が、]
 



 ──── なあ、 ………

[ 其処にいる彼等の名は呼ばずとも*]
 


[ ざわざわと、風もないのに薔薇の木々が囁く。
 その声は聖書の一節を落とした相手のもの。

 ──惑わない、でもない。

 ロジェのように、小夜啼鳥のように
 囁き返すこともできないで、いる。 ]**


下働き ピスティオは、メモを貼った。

2018/05/21(Mon) 09時頃



 っ、 え
  これ、なに、何のこと……俺、寝てなんていない

[その声も咽返る芳香と発せられる。
放たれる薔薇の香りに乗せて届く音に
具体的な何かを理解出来たわけじゃないが
相手と自分への違和感だけは、認識した。]


[傷だらけの手が痛ましい
……でも、いつからそうだった?
きっと気づこうともしていなかった。

そうしたのは、誰?
怯えて動けない癖に、晒したくないものを抱えている癖に
見てほしいなどと自分勝手なことを想ったのは。
自分の傷ばかり見つめる奴が
他人のそれを癒せるわけがない。]




 誰…………?

[短く混じった囁くような声
──いつも聞いていた、ような。

弱った子供のような戸惑いの問いに、返る音はあったかどうか。]**


 
 
[ だから、自惚れていたのかもしれない。 ]
 
 


 
[ 誰も俺なんて見ていない。
 この瞳がみていたものだって、きっと。

 俺を通した、別のなにかだったんだろう? ]
 


 この声が聴こえるのは、薔薇に呪われた奴だけ。
 欲望や、奪ってでも手に入れたい想いがある奴だけ。
 モリスもそうだし、……さっきのも。
 まあ、誰とはいわねーけどさ。

[ なぁ、と()聞こえた声の主の名を謂うことはなかったけれど。 ]

 モリスは想いを遂げたからね。
 疲れて寝ちゃったんでしょ、きっと。
 大丈夫。朝になれば起きるよ。
 そんで、きっと、いっちゃんの傍にいてくれる。

[ 来るかもわからない朝は、きっといつか来る。
 その時傍にいるのは、咲きもしない薔薇なんかじゃない。
 夜が明けたあと、横にいるのはきっと《いつも》の。 ]


 
 
[ 自分でもわかるほど、薔薇の匂いが濃く、なる。 ]
 
 


 ───俺の勘違い、だったんだな。

[ こんなに必死になってくれる姿は
 たぶん、俺のためなんかじゃなのに。
 恥ずかしいと思うより、傷ついたこの手より。

 空っぽのはずの場所が、今更────痛い。 ]*


[ 絵画のような風景だけを見つめ続け
 庇護する腕に、欲望をぶつける


 どちらに対しても残酷な仕打ちだ。 ]


[薔薇が呪うとはどういうことなのか
それは、君もなのか。
さっきの声は「彼」なのか。
言いたいことが沢山あった筈で、

全部頭から消えてしまう。]

 遂げた、って
 ……君はどこまで、俺達のことを

[身体から温度が去っていくのを感じる。

モリスに打ち明けられたことは
この男には、この男にだけは
絶対に知られたくないことだった。]


[ きっと、あの微笑みではない違う顔が見たかった。

 ……それはこんな表情では無かった筈だった。 ] 


[ 連なるように放たれた香りが

 何故だか、混ざり合わないように感じた。 ]


[俺が彼のために行動したのは、今この時だけ。
最後の最後、終わりの時だった。

ずっとずっと甘えていた。
自分には恋愛は許されないと思うのなら
秘めたままでいるなどと自分に酔わずに

────離れてしまうべきだった。]

  ち、…………

[違う、なんて。
今更言う権利があるわけがない。

抱き締める彼には見えないところで泣きそうに歪む顔。]


  

[ 腐り落ちていく、終わりの香り ]


[君にずっと恋していたんだと
君にだけは本当の俺を知られたくなかったと
君が心配でこんなに錯乱したんだと 

言ったって、もう信じられないのだろう。

“あいしてる”の無い交わりしか知らない
それは、沢山の二人の違いの中でも大きなもの。]


下働き ピスティオは、メモを貼った。

2018/05/21(Mon) 21時半頃



 ……君も、俺とする?
 なんて、ね。嘘嘘。

[吐息に熱が籠もったのは演技ではない。
今尚眠らず何を欲しているのか、理解している。
それでも、俺には
ただ一人の聖域に衝動は振り下ろせない。]


[ それこそが残酷なのだろう。
 そのままの彼を愛する誰かが必要なのだろう。 ]


[ あの子が伸ばした手を取ったのは俺。
 二人の間の感情と、俺と彼とのそれの名前が違っても

 救いに喜んだのは、事実。
 ……救われていないひとを置いたまま。 ]


[最後まで向き合わなかった男を嫌ってほしい。

そう想うのは、自分の為なのかもしれない。
それでも、嫉妬に狂う心で彼の未来を想ったのは本当だ。

茨に水なんて与えられなかった。
突き出したのは、嘘と決別の棘。]




[ ────……… ]
  
            [ 薔薇の嘆きが、 遠くから、 ]

 



[ 流れ込む赤泥は、 耳を、 喉を、 犯し
 呼吸する内臓ごと、締め上げられる錯覚にも陥る。

           慟哭に似た嗤声が、耳許に響く。
  
 声の主の、顔は 見えずとも、
 鼻だけは敏感なのだから、薔薇に混じった感情くらい、
 嗅ぎ分けてしまえる。]
 



[ 詰めた息を、吐いた。
        ただただ"聞こえる"だけの、
        それだけの無力を 滲ませ、

 こんなときの言葉なんて、パン屋も、
 ──── 聖職者でさえ、 知らないはずだ。]

   Remember your Creator in the days of your youth,    before the days of trouble come ……

[ 木々の囁きに、薔薇のざわめきに、
  低く 重く、 風に乗せ────

           太陽が闇に変わらないうちに。
           月や星の光がうせないうちに、]


[ いくら薔薇の香が色濃くなろうとも。
 互いの匂いが混ざり合うことは、なく。

 かなしい言葉の涙(あめ)の中。

 俺が見ていた景色は
 全然別のものだった。 ]


 
 
 ―――――――。
 
 


[ それは、暑い夏の日()。
 木陰で他愛ない話を繰り返した中で。

 無意識に
 けれど意味を持って
 落ちた言の葉。

 唇が繰り返していたけれど
 それは灰色の、空っぽだった箱の中へ
 ぽかりと浮かんだ。 ]


 
 
[ こんな風になっても
 嬉しいだなんて思えるのは
 可笑しいのかもしれない。 ]
 
 


 ばかだなぁ、いっちゃん。

[ 滲んだ、小さな声が(
 たぶん、俺が見てきた彼の本心。
 嘘を吐く時ほど、人はよく喋る。
 言の葉で覆い隠してしまおうとする。 

 そう思いたい、だけなのかもしれないけれど。

 離れる間際。
 落とされる別れの言葉()。
 振り向きもしない背に投げかけるのは
 この世界には響かない、声で。 ]**




[ ──── 誰か、の 血か]
[ ──── 誰か、の 涙か、]
[ ──── 誰か、の "あい" かも しれないけれど、]

 


 よう。

[ 薔薇は話しかける。
 狂い咲いた赤い薔薇の、天鵞絨の海の――赤い湖の――中
 平気で佇めるまでになってしまったらしい男へ。 ]

 神から賜ったものは、使う気になれそう?

[ 誰かを連れているならきっと、そういうことなのだろうか。
 無粋にも、自分が吸った肌を見やり、息を吐く。 ]


[ この空間でもその恩恵は、俺にはない。
 奪いたいほどの衝動があっても、俺は奪えない。

 血も、涙も、あいも、―――隣も。

 薔薇は根を張り、檻の中。
 咲いて香って、枯れて、散る。
 自由さえ手にいれる事が出来ない、この指先。 ]*



   ─── 神から?

[ 声為らざる声には、 振り向きもせず、
  目線を合わせることさえ無い。
  …平気で佇んでいるか、は 少々わからない。
  そもそも"平気"とは何か と言う状態だ。

  いつだってこの男には背中ばかりを見せてきた。
  ( 其処は似ていないな、 "もうひとり"。 )
  自然と反芻した言葉は不遜な疑問系。]
 


 神にはとうに裏切られている。
       ──── 信じた記憶なんて殆ど無い。
           祈った記憶、 も 



 それならずっと 薔薇からの、
            ……お前からの賜り物だと、
 
 そういわれる方が使う気になる。
 
[ 薔薇の 真紅の囁きに、
   微かな笑いが混ざる。
  喉をならすような、 ……螺の弛んだ其れだ。 ]
 


[突き放そうとしている癖に
抱き寄せられて、嬉しくて。
本当にどうにかしているんだ。

そうされたいとずっと思っていた日々が
脳裏にどこまでも美しく蘇る。]


[涙(あめ)も雨(なみだ)も降らない乾いた日。
日の光は煩わしい程、それも輝く思い出の一つ
あの時彼はどんな言葉をくれたっけ。
思い出すのが今は苦しくて、止めた。

甘やかしい心地と、手すら伸ばせない苦しみ。
矛盾する感情の名前をとっくに知っていた
臆病者は声にすらせず、心の内に留まったのは。
やっぱり自分勝手で、願いきれなかった想い。

  ────好きだって、言ってくれたらなぁ。

自分で言わなければ、返るわけがない。
それなのに。]




   ………… ああ、

[君もそう思ったのかな。
俺は嘘をつくのも上手くなかったみたい。

────本当にばかだなぁ。]


[俺は彼に暴かれたかったのだろうか?
分からない。触れてはならないと思っていたから。

ただ、誰に、というものが無くても
暴かれることを望んでいたのは事実。
そして、同じことを、

二人ともそれが出来なかったのは
手を伸ばし合えなかったということなのだろうか。

きっと気持ちの問題じゃなくて、
どちらも何かに囚われていた。]*


【人】 下働き ピスティオ

[階段を降りた先に見つけたのは
医務室に増えていた名前が二つ
普段と雰囲気の違う先輩が一人
その内の片方を見て声を上げなかったのは
花の香りに気圧されてしまったから]

(147) 2018/05/22(Tue) 04時頃

【人】 下働き ピスティオ

[ケヴィンはロビンとも仲良いらしい
真面目な友人の交友範囲も今ひとつ謎で
(それは俺が言えた事無いのだが)
二人が中庭に行くのを静かに見送ったあと
そおっと医務室の扉を開く]

ヒュー……?

[使われているベッドは二つの片方へ寄り
眠った姿を見下ろした]

(148) 2018/05/22(Tue) 04時頃

【人】 下働き ピスティオ

お前寝てると思ったのに、……ごめんな。
具合悪かったんだよな、気づけなくて。
一緒に居れば良かった、お前は嫌かもしんないけど。

ヒュー、なあ……。

[わかった事があるんだとその耳に囁くと
微動だにしない額に唇を落とす]

(149) 2018/05/22(Tue) 04時頃

【人】 下働き ピスティオ

起きた時腹減るよな、なんか食い物とか見てくる。
ちょっと待っててくれ?

[魔法使いのパンはもう無理かもしれないけれど]

(150) 2018/05/22(Tue) 04時頃

【人】 下働き ピスティオ

[医務室を抜けて食堂へ
軽食をいくつかポケットに入れてから
手ぶらである事に気がついたが
自分の腹も減ったようなそうでないような
はっきりとしない事に不思議に思いつつ
食べ物を求めて談話室へ
タルトまだ残ってやしないかと]

……げえっマーク。

[勝手に天敵にしてる後輩の姿には
素直な声が出てしまった**]

(151) 2018/05/22(Tue) 04時頃

下働き ピスティオは、メモを貼った。

2018/05/22(Tue) 04時頃


── 独白 ──

 嬉しかったけど、

[同じくらいに辛かったけど、と
いつか願いきれなかった想いを浮かばせる。
残酷に叶えられてしまった、それを。]

  最後くらい、イアンって呼んでくれても。

[いいじゃないか、と。細やかな恨み言。
それは正常の声、決して対象には届かない響きで
落ち着いた後、ひとりきりで口にした。]


[先輩、会長、いっちゃん。
みんなみんなそうだ、ああ。
“あい”も“こい”も手に入らないと分かっていても、やはり

可愛い女の子でもない寂しがりなんて
────気持ち悪いだけかもね。]*


 そうね、カミサマなんていないからね。

 悪魔はいるのにおかしなこったよ。
 いや、悪魔もそのうち消えてなくなるかな。

[ カミサマがいるんだとしたら。
 茨に締め付けられたこの空間を見て嘲笑ってるんだろう。
 そういう性格の悪いやつだと、思ってる。

 目も合わされず返る声。
 届きもしない独り言。

 この声は、俺の声は、
 どこにいても届く、呪いのような声。 ]


[ 水があれば。 精があれば。
 生きることは出来るかもしれないけれど。

 一度吸い上げた肌に、まだ淡く残るだろう花弁を。
 触れた耳許を。
 見つめて。

 それでも自分から触れにいかないのは
 花が枯れる決意をしたから、なのかもしれない。 ]


 どもね、ケヴィン。

[ ぽつ、と呟いて。 ]**



  ──── 一応、 言っておくが、
       色々、聞こえてしまっているんだからな。

[ ぽつん、 と 声が降る。
 全く、人選ミスだ。 ひとの心の機微なんて、
 パンにしか繊細で無い、己に分かろう筈もない。

 ……でもそう、残念ながら、 
 一部始終を聞かずとも、
 "もうひとり"と"もうひとりだったもの"の間、
 薔薇と、"もうひとり"の間の"別れ"
 それらを"知る"のは、 只この青年のみで、]
 



  まあ、   ―――― 信じちゃいないが、

 何時か、 幼い俺を抱いていた彼の司祭も、
        確かに俺を"あい"していたんだろう。
 …司祭が体言すべきは"エロス"でなく
 "アガペー"であるべきだが。  

[ きっとこれだって、"もうひとり"に聞こえてしまう。
  呪いの言葉に罪の懺悔を……随分と開き直って乗せて、
  "穢い"と言えばこの男も、 神の定義で言えば十分に、
  遠い昔に当てはまってしまっている。

  薔薇に染まり行く茶は射抜く。 薔薇の真意を計り行き、]
 



 ――― "お前が選んだ"んだろう、 俺を。

  勝手に選んで、勝手に授けたくせに、
  勝手に枯れるな、 阿呆。そのくらいの責任はとれよ。

[ 首もとに花弁を残したからには、 …なんて
 めんどうくさいおんなのように、]
 



 "一度振られたぐらいで"
  ……お前が自分の存在を否定するなら、
  また―――― 何を信じていいんだか、わからなくなる

[ ……はじめて、"彼"の欲がわかった。
 この"薔薇"の顎を引っ掴み、
 "此方を向け"と無理矢理に視線を合わせ、
 薄い唇を食めてしまえば、 ……

 ――― もうひとりに"見えている"場では
 随分と薄暗く、 おもたい欲望だ。

 嗚呼、でもこれは"あい"じゃあない。
 明らかな"害意"が、其処には 有る。]





 ……ずっと生きろと言った筈だけど。


[口を挟んだのはその一言だけ。

どう取られても、受け取られなくてもいい。
でも、これも中庭で見つけた時と同じ
彼のことを想って行ったこと。

先に何があるのか、そこにいない俺が何かを変えることはない。]


【人】 下働き ピスティオ

―談話室―
[他に誰もいなかったらしい部屋には
自分の声がよく響いて本人まで届いたようだ]

…………嫌いには嫌いだけどな。
具合悪いンなら部屋か医務室いけよ。
引きずっていってやろうか。

つうかお前も眠いのか?

[花の香りで熱が暴走しそうになることはあれど
具合が悪い感じも無い現在
ソファから動こうとしない姿を見て
流石に見捨ててはゆけないと思う]

(182) 2018/05/22(Tue) 11時頃

【人】 下働き ピスティオ

なんでだ、ヒューもだしモリスも居た。
ロビンはまあ普通だったけど……
ケヴィン先輩もなんかおかしかったな。

お前今ここで、何起きてるかわかるか。
普段と違うなーとかそんなんでもいいけど。

[目の前の相手も普段とは違うようだが
そんなことはまあさておき
優雅に紅茶を入れる作法なんて知らないし
これまでは誰かが入れてくれるのを甘受していたので
飲み物を得るのにも四苦八苦**]

(183) 2018/05/22(Tue) 11時頃

下働き ピスティオは、メモを貼った。

2018/05/22(Tue) 11時頃


[重なる過去を持ってして、違う人間。

害意なんてものは、一度として彼に抱いたことがない。

それでも、これもまた。
彼に与えられるべきものじゃない
“あい”に育ちきれないまま抱えてきた、未熟者の“こい”]**




[ ─────── 背筋を這い上がる、甘い、甘い 快楽と、]

[ 奪われ行く 精を どこかとおくに感じながら、 ]

 


【人】 下働き ピスティオ

デカくてかつげないから引きずってくんだろ、床の上をな。
それに病人を蹴るような性格はしてねぇよバカ。

まあ、お前のその腐った顔見れただけでもいいとするかな。
凹みついでに髪でも切ってこい。その方が少しはマシだ。

[>>192マークの反応を見るに重傷でもなさそうで
まあつまりクソ振られたようなものだろと思うことにして]

(204) 2018/05/22(Tue) 17時頃

【人】 下働き ピスティオ

やっぱりケヴィン先輩は変なのか。
なんだろうな、雰囲気がこう普段とは違うつうか。
パンの匂いしないから?

[返事をしつつ茶葉を探したりカップを探したり
がったんがったんやっているが結果は芳しく無い
諦めてぬるい水だけグラスに入れてソファへ戻る]

(205) 2018/05/22(Tue) 17時頃

【人】 下働き ピスティオ

バラの匂いってのはあれだろ、庭からするような。
窓あけてそれ嗅いで俺らもちょっと変になりそうだった。
それに「捕まる」?
なんかロビンもんなこと言ってなかったか。

[>>114あの時はなぜそんなことを言うのか
理解できなくて反応もしなかったが
>>1933人で会って居た時にすでにもう
そう思えるような言動があったという事だろうか]

(206) 2018/05/22(Tue) 17時頃

【人】 下働き ピスティオ

もう捕まってて、まだ誰かをってんなら……
危ないのはロビンだ。
階段降りた時に居た先輩にロビンが付いて行ってる。
だが捕まってどうなるんだ?
今この寮に残ってる人数だってそう多く無い。

[そもそも何か超常的な宇宙人?パワー?が働いているとしたら
ちょっと絵が描けるだけの自分にはできることは無い
せいぜいヒューの寝顔を眺めながら過ごすくらいか]

(207) 2018/05/22(Tue) 17時頃

【人】 下働き ピスティオ

医務室の二人は捕まったってこと、か?
確かにヒューもバラの匂いは嗅いでたけど
それなら俺だって同じ条件の、はず……だし?

[何かがわかりそうな気がしたのに
まだ解決へのピースは足りないようで答えは出ない
誰かを欲しがる気持ちには少しだけ覚えがあるが
それ自体は何かに与えられたものだとは思えなくて
なんでもない痕の残る掌をぐっと握りしめる]

(208) 2018/05/22(Tue) 17時頃

【人】 下働き ピスティオ

まーいいわ、とりあえずケヴィン先輩殴ってみるかな。
腰抜けのマークはまあそこで菓子でも食ってろ。
先輩の俺がおすそ分けしてやるわ。

[先ほど購入しておいたクッキーの子袋をテーブルに一つ置く]

だから、お前は俺が戻るまでに茶いれとけ。
あれさっぱりわかんなかった。

[そう言い残して談話室を後に中庭へ
凸凹コンビの姿を探して鬱陶しい空気の中駆けてゆく**]

(209) 2018/05/22(Tue) 17時頃

下働き ピスティオは、メモを貼った。

2018/05/22(Tue) 17時半頃


[ 聞こえてしまっている、と告げる()声が
 自らの罪――それを罪と謂うかは知らないが――を()乗せて

 射られる、眼孔。

 まるで嫉妬のような口振り()をして
 でもそこに《あい》も、《こい》もきっとなく。
 しかし心地良い、言葉の棘。 ]


 
[ 本当に、人の子は面白い。
 簡単に「枯れるな」、()と謂い。
 簡単に「ずっと生きろ」、()なんて謂う。 ]
 


[ 傷だらけの自分の手を見て、笑った。
 それは悲しさではなく、何かを思い出したように。 ]*


 
 
 and the years approach when you will say,
          “I find no pleasure in them”

 before the sun and the light
      and the moon and the stars grow dark,


  ――and the clouds return after the rain.
 
 


下働き ピスティオは、メモを貼った。

2018/05/22(Tue) 21時頃


【人】 下働き ピスティオ

―中庭―
[普段中庭に行くときは
大抵が魔術師に会いに行くときだから
案外奥深くまで広がる事を考えてなくて]

こんな時に外出てる方がおかしいもんな……
誰か見てないかと思ったけど。

[案外東屋には誰か居たりしてとも考えたが
本当にケヴィンがロビンを縛るのなら
人目につかない方を選ぶだろう

つーかなんだ縛るとか犯罪臭すごいな]

(237) 2018/05/22(Tue) 21時半頃

【人】 下働き ピスティオ

魔術師は居ないかな?
部屋に篭ってたらわかんねぇか。
あの人なら庭に寝泊まりしてそうだけど。

[草足が短い所から見える範囲には無人で
獣道のように薄っすらと跡の残る所を走るが
人の気配はとても薄い]


(いっそ庭ごと燃やすとか?)

(238) 2018/05/22(Tue) 21時半頃

【人】 下働き ピスティオ

(ダメか、なダメだダメだ)

[薔薇?が満足するまで好きにさせる事も考えた
しかし寝たままの二人が起きる保証は無く
自分たちもいつまでこうして居られるかも分からず
帰省して居た奴らや先生が
異変に気付くのがいつになるのかもわからない]

(239) 2018/05/22(Tue) 21時半頃

【人】 下働き ピスティオ

(なんでこんな事、してんだろうな俺は)

(ヒューの所で寝顔見てれば良かったっつーの)


クソが!
平和な休日と俺の絵を描く時間を返せ!

(ついでにヒューの寝顔も描いてくれば良かった)

[迷い子は一人吠える*]

(240) 2018/05/22(Tue) 21時半頃

下働き ピスティオは、メモを貼った。

2018/05/22(Tue) 22時頃


【人】 下働き ピスティオ

―中庭という或いは森―
[ヒューが倒れる前まで同じ部屋に居て
同じ様にバラの香りに触れた後で
倒れるのに条件があるとしたら
違いは一人でいる事だろうか]

(俺が逃げ出さなかったら)
(ヒューがまだ起きてたかもしれない)

(こっそりしなくても良かったのかもしれない)
(ロビンの様に照れるかもしれない)

(なんて)

次は間に合えよ俺。

(256) 2018/05/22(Tue) 23時頃

【人】 下働き ピスティオ

[もう一人の同級生がベッドに並ぶ姿は見たく無いと
ピクニックのようなそこを歩くと
>> 247ある意味予想通りの姿が見え]

……あー先輩、ちょっとケヴィン先輩とロビン探してて。
見ませんでした?

つか、先輩はなんかおかしくなってねえ?
夜中つーかそんな時間?アタマ無事っすか。

[夜は開けたと思っていたが違うらしい?*]

(257) 2018/05/22(Tue) 23時頃

【人】 下働き ピスティオ

……ん?
魔術師だから、っすか?

知ってて、放置、なら――
俺はアンタも殴らないとならない。

[普通に見えたとしてもこの人に詳しい訳でもない
ただ絵を描くのを邪魔はしないで見逃してくれる
花を美しく保つ魔術を知っている事くらいしか

花を?]

(264) 2018/05/22(Tue) 23時頃

【人】 下働き ピスティオ

まだ、夜?んん、アンタやっぱ仲間か。

逢瀬?やっぱロビンを引きずりこむつもりか。
ッ、くそが。

[静かになんてしていられなくて
癇癪を起こす子供のように
ようやく見つけた怒りのぶつけ先へと喚く]

なんでこんな事するんだよ!
アンタのこと少しでもいい先輩だと思ってたのに!

返せよ、ヒューだって目を覚まさない!!

[こんな時にどうして手ぶらで来てしまったのか]

(268) 2018/05/22(Tue) 23時頃

[ 花の魔術師は、過去には戻れない。
 戻れないなら。
 生きろと謂うなら。

 前を向いて、立つしかないだろう? ]


 明けない夜は、ないんだから。
 なんて、ありきたりかな?

[ こんな奇妙な空間も。
 きっとそう長くは続かないはず。
 どんなに薔薇たちが狂い咲こうとも、
 閉じ込められた夜は、いつか、きっと。 ]



[……明けなくていい
思った言の葉は届けなかった。
俺には、明けた先に何もない。

ああ、生きろと言うのならば
朝日が来なければ、明日が無ければ
永遠の夜など死んでいるようなもの。
望まなければならない、のに。

自分の傷と、相手への願い
矛盾する葛藤があった。]


【人】 下働き ピスティオ

[スケッチするために観察眼はあるつもりで
それはもう沢山の人やものを見てきて
その中でも細工をする手とパンを捏ねる手と
土に塗れて花を愛でる手をもつ先輩たちは
色々な意味で特別だと思っていた]

そりゃそんな力あんなら、バケモンだろ。
なんで夜のままってわかるんだよ。

[勝手に思っていただけで
それぞれのことを全て観察出来て居ない
部外者に見せない顔があるのはよく理解したところ]

(284) 2018/05/22(Tue) 23時半頃

【人】 下働き ピスティオ

――――ハア?
オオカミなんて出てきたら鉛筆ぶっ刺してやる。

[その鉛筆各種は手元に無いのだけれども
威嚇と言う名の虚勢というよりは
持っているつもりでいるだけ]

悪い魔術師って、事には違いねえんだな。
ガキでも、守りたいモンはあんだよ。

この匂い、ほんと……根こそぎ引っこ抜きたくなる。
そしたら少しは起きるの早まるか?

[自分はそれほど花の名前に詳しくもないから
実行するなら魔術師の庭を踏み荒す事になるが*]

(285) 2018/05/22(Tue) 23時半頃



      まだ、咲けるな。

 


[ 咲ける、と。
 柔らかな声を確かに聞いた。 ]


[誰かがヴェルツの隣にいるところを見たくなくて
ずっと動かなかった俺は、声以上を知りはしないんだけど。

ケヴィンは枯らせない為に行動した。
それだけは短い言葉から、理解する。
……咲かせる為には、何が必要?]


[ 動き出す時を。
 明ける夜を。
 望まない心が、傷が、あったとしても。

 枯れずに生きるなら。

 《あの時》から、動き出さなければ。 ]**



[こいしいのならば、相手を思いやらなければ

ああ、────俺の中では終わってなどいない。
虚しいことだ。]*


【人】 下働き ピスティオ

月が動いてない……そういえば?
いやでも、みんなで縫い止められてる?

しばらく見てたって、余裕だなオイ。

[この落ち着きが年齢によるものなのか
気質によるものなのか
事情を知る故になのかはまあさて置いて]

……殴るまでもないな。
アンタまだ浮かされてない。
もしくは隠すのがめちゃくちゃ得意か。

[つまりは香りにまとわりつかれる事にもなるが
何もせずに待っているだけな性分ではなくて]

(295) 2018/05/23(Wed) 00時頃

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