人狼議事


204 Rosey Snow-蟹薔薇村

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視点:


何処か
胃袋とも違う何処かが飢えている 

その欲は対象を持たず
具現化されないことで
餓えの凶暴化は未然に封じられ


[まだ、ごまかせている。
 まだ、だいじょうぶ。

 けれど、それもいつまでもつかわからない。

 こうして食事をしていてもどこか飢えている。

 渇いている。

 それを癒すものを本能は知っているけれど、まだ、抑えられている]



 ……まだ、大丈夫。

[ぽつり、言い聞かせる言葉が零れ落ちる]


………………?
あれ 人間だけじゃないんだ…………


一箇所に集まっちゃいけないって
言われてるのに…………あれ




[思考の何処か 何かに 自分の思考ではない何か]

 


[不意に、自分のではない音が聞こえた]

 ……あれ?
 聞こえてる人がいる……?

 ――どうしよう、あつまっちゃ、いけないのにね。

[知らないような、聞いたことのあるような、音。

 人間、という響きに、先ほど考えていた少年を思いうかべた]


 …………人じゃないよ
 人は言葉を交わさずに思考をかわせない


 今更外にでても凍死するだけだからーー精々
 息を潜めて狩られないようにするしか…………

 飢えたりしていない?
 生け捕りは用意出来ないけど
 生肉ならーー…………少しだけ


 ……人の振りをしとかないと、ごまかせないから。

 でも、そうだね……こんな、やりとり、人とはできない。


 一緒にいるドナルドたちにも聞こえないのに、君には聞こえるんだね。

 生肉は、下手に食べるとがまんできなくなる。
 人の食事でごまかしてるから、

 まだ、大丈夫。


[いろんなことに興味を持つのは、一つのことに熱中してしまうと危険だから。

 あちらこちら首を突っ込んで、
 いろんな人と当たり障りなく会話して。

 通り過ぎるだけにしておけば、抑えたものがでてくることもない。

 
 けれど――それは通り過ぎることができればの話で]


あゝ…………君は
ニコラ とも トレイルや ノックスでもないんだね
彼らも血族だったらーーーどれだけ集まってしまっているんだ


聞こえない狼は……人に近いか人に混れるか
…………俺の母さんはとても狼だった
人に紛れないで暮らせるよう 教えてくれたけど
ーーその時言葉なく思考を交わすのは便利だったけど
人に混じるのは とても難しいってーーーーー


そう……そうならしょうがないね
……距離に気をつけて ね 飢えないように


 ニコラたちも、血族なんだ……

 ディーンと、シメオンも血族だと思う……フランシスと、幼馴染だっていうし。
 もしかしたら、全員、血族かもしれない、ね……


 俺は、先祖がえりだから。
 家族の誰にも、聞こえなかった。
 だから人にまぎれるしかなくて――

 ただ、父さんが母さんを食べてたから、多分そっちからかなあって。

 うん、気をつける。


 …………ディーン シメオン
 フランシス それにドナルド 君
 俺と保護者

 集落でもないのに 10人もだなんて…………
 全員なら 皆なんて本能に無防備なんだろう
 それとも それだけ血が薄まっているのか……


 …………集落の対策じゃ
 やはり 対策しきれないんだね………
 狩りーー憶えてみる…………?
 この雪じゃ…………あれだけど
ナイフと弓の扱いなら 知ってる


 ……対象を持たないから
 俺は狩りは 本能を散らせて 好き

[弓を放つ時の 高揚感を思い出せば
 その 淡い高揚が 思考に滲む]


 こんなに、集まって大丈夫なんだろうか……

 血が薄まってるのは、あるんじゃないかな……
 誤魔化すのがあたりまえになってるのかも。

 狩り、覚えたら楽になるかな。
 
[伝わる、高揚感に、小さく息を呑む]

 うん、教えてもらえるなら、覚えたい


 いまは、ちょっと、眠たいから。

 あとで、ね。

[それからしばし、思考がとぎれる**]


 なんとも言えない 満月も近いし
 ……他の狼の血が薄いのを祈りつつ
 俺たちは用心するしかないね
 彼らはもう 人間であるようにって


 ……餌を自分で得られるから
 そもそも 強い衝動になるきっかけを
 得ず 山や森でも暮らせるのは
 人に紛れるよりはーーー俺は楽


 そう 一階に 適当にいるから
 えーと…………君は??
 俺はフィリップ 赤い鳥……ルーツを連れてる


 ん 寝不足は 思考の敵
 しっかりと休んで

[ふと 衰弱したら 本能も弱まるだろうか?
 と言う思考も脳裏をよぎったが]

 …………衰弱を防ごうと
 餓えが強くなる可能性が 高そうだ


【人】 本屋 ベネット

―合流してから>>3
[>>1同行者2人の予想通り、温泉を見つけたらまず彼らに知らせて入っておいでと謂うであろう保護者は、うん、と申し訳なさそうな様子は抜けぬまま]

そうなんだ、手伝ってくれてありがとう、プリシラ君。

[>>3傍にバーナバスと共にプリシラがいたなら、そう礼をした。
(本当は微笑ましいはずなのに)
ノックスと聞くと同族で在るだろうという思いと共に少々気にかかるフランシスであった]

空き部屋、見つけてくれたんだ。
それじゃ、其処をしばらく借りようか。

[ラルフに遅れて後ほど、外套を部屋に置くこととした。]

(9) 2014/11/15(Sat) 13時半頃

【人】 本屋 ベネット

―2F 居間でのこと>>3
[食前の祈りは月に捧げる。温かなスープを口に運びながらおいしい、優しい味、と礼を謂う。]

下に―――鳥と一緒にいた子か
上がってきてないけど、……寒くないのかな

まるで、野生の――

[獣みたいだ、と呟きかけて
フランシスはふと言葉を切る。

――覚えがあるのだ、人よりも「狼」に近い類の性質を持つような「同族」に。より「衝動」や「本能」の強い者というのは確かに居て、大方の「人狼」のように人里に紛れるのではなく、山に野に暮らすのを良しとしていた。

それでも、恋人同士が食い合うことすらあって
子供だけが残されたり、
片親だけが、残されたり
そんな「同族」たちを、思い出したのだ。]

(10) 2014/11/15(Sat) 13時半頃

【人】 本屋 ベネット

[(でも、内側にはおれたちも獣を飼っている。本質は―――きっと同じ)

それまでが比較的穏やかでも、
先祖返り的に血が濃く現れることだってある。
何かが切欠で暴走することだってある。

かり、とスプーンに歯を立てた。

ふと、記憶が蘇る。
――いつだったか、歌を、人の少ないところで衝動を抑えるために
歌を歌っていたときに、のそりと男が現れたことがあった。
誰も居ないと思っていたからたいそう驚いて変に裏返った悲鳴を上げたこと。

そういえば、その男は件の、鳥を連れた少年の保護者に似ていた気もする。]

(11) 2014/11/15(Sat) 14時頃

【人】 本屋 ベネット


……うぅん、そうだなぁ

スープを持っていってあげるのもいいかもしれない。
その時は、おれもいっしょに行くよ。

[――と、またも心配性と過保護が出るフランシスだった。>>4
荷物の中の干し肉や、甘味補給用のジャムは少しずつ使っていかねば。――食欲は本能の一つだから、欠ければバランスも崩れることだ。]

そのとき、ついでに奥まで行って湯を貰ってくるのも、いいかな。

[あたたまった方が体にもいい――どうだろう、とドナルドにも尋ねて。]

(12) 2014/11/15(Sat) 14時頃

【人】 本屋 ベネット

―2F居間で―

[アミュレットについて、
バーナバスからの受け売りと共に丁寧に説明する。
揃いのアミュレットと、それからそれぞれに似合うと思った装飾品を一つずつ。
ラルフには琥珀
ドナルドにはカーネリアン。
フランシスの祈りも込めて。]

――よかった、よく似合うよ。

[ブローチを襟につけたラルフを見て、笑みを浮かべる。
久方ぶりに頭を撫でたくもなるものだがしかし子ども扱いはよくないと思いなおしてぽん、と背中を撫でる。
ドナルドの方は耳飾だが、これは片耳用である。左側につけ、勇気と誇りをあらわすのだと説明し、慣れないようならつけるのを手伝うつもりである。]

(14) 2014/11/15(Sat) 14時半頃

【人】 本屋 ベネット

――ん、……ラルフ?

[うつらうつらし始めたラルフを見て、
そっと肩に手を置いた。]

ここで寝ると風邪をひくよ。
上で休んでおいで、少し眠っておこう。

[立てるなら肩を貸して、そうでないならドナルドの手を借りて運んでいくことにする。]

3階の1部屋、借りるね。
……ディーンは、ケガお大事に。

[奥のほう、シメオンと話している様子であれば、そっと一言添えただけで。3階の部屋に向かう。一緒に荷物を置いてしまえば人心地つくだろう。

小さく子守唄を口ずさみかけて、
旋律ははたと、途切れた**]

(15) 2014/11/15(Sat) 14時半頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2014/11/15(Sat) 14時半頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2014/11/15(Sat) 14時半頃


 ドナもラルフも、君想いのいい子だね。
 君の居ない間にドナと話していたのだけど。

 『過保護はイヤじゃないけど、
 要らぬことを言って悩ませたくない』――って。

 背伸びとは違うけど、うん、いい子たち。

[フランシスの知らない1面であるのかないのか分からぬまま、ふっと小さく笑んだ。**]


【人】 本屋 ベネット

―すれ違う時のこと>>20

ノックス?――、…

[呼び止められて、フランシスにだけ聞こえるように謂われたことに、え、と小さく声を零す。後、一度ドナルドとラルフのほうへ視線を向けた。]

(21) 2014/11/15(Sat) 16時頃


―――いい子だろう、自慢、なんだ。
……――

[しかしながらノックスに、謂われて。]

要らぬこと……?

[(過保護は――嫌じゃないけれど?)
(悩ませているのだろうか?)]

[小さく笑むノックスは、人当たりのよい雰囲気を醸し出している。
もし、彼がトレイルを抱きしめたり、口付けたりしているのを見ていたらもう少し、警戒を深めていたかもしれない、が**]


 月が満ちると、ざわざわするからね……
 そうだね、声が聞こえないほどなんだから、人間であればいいけれど。

 森や山で暮らせるなら、うかつに恋をしてしまうこともないかもね。
 俺はそういう暮らし、したことないからできるかわからないけど。

 ――衝動はこわいから、ね。

 あ、一階にいた、君だったんだ……
 俺はラルフ。ルーツに怒られたやつだよ。



 うん、休んでおかないと、危険かもしれないし。

 弱ると本能が強くなるって言うし、
 フィリップも、気をつけて。

[衝動の結果、片目を失った同行者を思い。
 案じる気持ちを、眠る前に向けていた]


 集うことに 警戒が見えないから

[そうであって欲しい と 滲むのは
 気休め楽観思考と 思ってしまうのが滲むのと
 同じくらいの思考の分量]


 ーーそんなに 難しくないよ
 慣れてしまえばーー旅に出る前の
 ガキにも できたことだから



 ーーー少なくても 怯えて 息を潜める
 ことはしなくていい のは 楽


[ふっ と自嘲とも 諦観とも 安寧とも
 それらが混じり合った何か 滲ませ

 たのもつかの間
 …………今日だけで 何回
 ルーツが猛ったかわからず
 しばし思考が考え込む]




 ーー赤い プリシラ?が ひょこひょこ
 覗いていた人ーーーー?

[確かに そう名乗っていた気がして]




 ーーーーーーーーーーーーうん……
 ありがとう………………

[思考の空白 直前まで
 同感とやはりが滲んでいたそれに
 ぽつ と思考が走るのは
 ラルフの思考が 感じなくなっていたかどうか……*]


 ――そう、だね。
 大人は、すこし、心配しているみたいだけど……

[それが心配性ゆえか、はたまた警戒しているからかは判断つかないと、思考が滲む]

 そっか。
 じゃあがんばれば俺にもできるかな。

 狩りができるようになれば、少しは楽になるかもだし。



[滲みかけた何かを捕まえる前。
 プリシラに対する形容詞に、くすっと笑いが滲む]

 そう、プリシラと一緒にいた、ラルフ。
 あらためて、よろしく――


[それを最後に意識は沈んで。
 完全に眠りに落ちる前に届いた思考に、ほんのりと暖かいものを感じた]


[保護者である ホレーショーが現れた時 をピークに
 思考に喜色が滲む 派手なものではないけれど
 静かに 思考のそこに滲み続けて

 それが 彼の意識が途切れるまで変わらぬか
 それとも 居間に 三階に 彼の保護者の姿が見える
 少し前から 寂しさを滲ませたか

 意識が途切れれば 相手の思考がこちらに滲まぬ同様
 こちらの思考も相手に滲まない]



 ―― ん……

 おき、た……

[そしてどれぐらい時間がたったか。
 体はまだ半分眠っているけれど、ゆらゆらと眠りから覚める]




  [ーーーーーーーーー思考の空白]

 





 ん…………んぅ……
 かぁ…………さん???

[微かな反応 浮上しかけた意識が
 届く何かに ぼんやりと 曖昧な思考を溶かす]


 ん、ん?

[おきた、と宣言しないと起きれない。
 それに反応が返ってくるふしぎに、思考がはてなを飛ばして]

 ……あー……
 フィリップ……ちがう、俺、ラルフ。

[眠りに落ちる前まで触れていたものだと理解して。
 半ば覚醒しながらかえす]



 ……………………???


[あともう少し 寝たい と
 早く起きないと どやされるの狭間を
 彷徨いた思考が
 全く違うものを感じて
 ぼんやりとしたまま 考える]



[考え込む]


 ーーーーーーーーーーー!!

[言語化まで至らない
 たいへん混乱した思考が
 突如明確に形を作る]



 いやっ あっ これはっ!!

[思考は慌てたまま どうやら弁解を図ろうと]


[伝わってくる思考の混乱具合に、笑いが滲む。
 寝ぼけたのはこちらもだけれど]

 んー……おはよ?

 俺、いま三階。
 ……どれぐらい寝てたのかな。

[吹雪の音はやまないどころか激しくなっている気がして。
 雪に山小屋がつぶされないか心配する思考が滲む]


 ………………おはよう…………


[滲むものを感じれば 今まで 母親以外で
 思考が混じることが無かったんだ
 と言う弁解と 恥と 拗ねが混じり合う]


 こっちは変わらないーーーかなり
 大きい山小屋 だし
 まだ 冬の初めだから


 ーーー長い年月 ここにある山小屋に
 冬の始まりから それはない はず

[少しつつ 心は落ち着きつつ
 落ち着くために 思考を滲んだものに向けて]


[伝わってくる思考が微笑ましく感じられる。
 感じてしまえば滲んでしまうけれど。
 それ以上考えないようにと意識をそらし]

 そっか……もっとひどい冬をのこりえてきてるから。
 多分、大丈夫かな……

[安堵が滲む。
 ほかの心配事があるいま、少なくとも雪から守ってくれる山小屋の心配をしないですむだけありがたいと思う]


[滲む思考に 思考がざわつくが
 そこに固執しない様子に 一拍
 落ち着かせるように 思考を切って]


 ……心配なら 雪かき……するには
 昨日より 弱くなってないと危険 か

 怪我も避けたいところ
 新鮮な血の匂いで
 殆ど人間だった獣まで
 目を覚まさせてはいけない と思えば…………


 吹雪がやむまで、待つしかない、か。

 ……怪我は、避けたいね。
 居間には炊事場もあって、ナイフとかも置かれてたけど。

 眠ったままの獣なら、そのままが一番……

 
 狩りを教えてもらうのも、弓の使い方とかぐらいに、なるかな。


 …………ナイフで怪我する子供は




 ニコラっていう 人物が少し心配
 見た目は子供じゃないけど
 どことなく ふわっとしてたから


 弓 そうだね ここは広いから
 藁で的を作れば 問題はない と思う


 そろそろ 活動しなきゃ 体がなまる


【人】 本屋 ベネット

― 居間 / 個室に行く前>>15、団欒のときに ―
[過保護だなあ、と思われているのにはいまひとつ気づけない保護者である。>>28]

まあ、野宿よりはずっと居心地がいいだろうけれど…。

大人が一緒だと余計に警戒されるかな?
まあ、おれもまたあの鳥が鳴いたらと思うとちょっと……。

[出会いがしらに鳥に怒りをぶつけられ、
鳥の声に驚き、
挙句驚いたトレイルを受け止めようとして背中と腰を打ちつけたフランシスは、かの少年が連れている鳥に苦手意識を抱いていた。]

温泉なら、疲れも取れやすそうだ。

[(ドナルドの眼の傷にも良いだろう)
フランシスも、過去に負った傷跡が肩口に残っているが、湯治というほどでも、ない。]

(33) 2014/11/15(Sat) 21時半頃

 ニコラは……居間で木を削ってるのみたから。
 以外と、大丈夫かもしれない……?

 でもふわっとしてるから、気をつけたほうがいいかもしれない。


 一階は、邪魔になるものも、少なかったし。

 そだね、そろそろ、動かないと。
 寝てばかり、いられない、か。

 降りるとき、スープもっていこうか?


【人】 本屋 ベネット

[ディーンが同族なのは知っているから、
それとなく気にして見ていたが
>>24 その場に居たバーナバスとプリシラの組あちらもまた――保護者として似たような不安を抱えていると、フランシスはまだ知らない。

フランという愛称については早く慣れなくては、と思うが
同族たるを知らぬまま、情報交換と、世間話など、して――]

(36) 2014/11/15(Sat) 22時頃

 へぇ…………道具は扱える?
 あゝ でも はたから見てもそう言う………
 逆に 無邪気に 
 衝動からも遠ければいいんだけど…………




 ………………うっ

[同じ 獣だと知らなかったとはいえ
 昨日のことを思い出すと
 …………空腹に温かいものと
 躊躇する気持ちで葛藤するのが滲む]


 道具はつかえる、のかも。
 ノックスさんが小物作ってる人だし、教えてる?かな……

 そうだね……ニコラは、そういうの感じさせないままだと、いいな……


[葛藤が滲むのに、小さく笑う気配]

 うん、じゃあ、もってく。


【人】 本屋 ベネット

―団欒の後、3F個室で29>>―

[個室で、ベッドの横の椅子に腰掛けながらも
歌わぬのに、どこか不満げな口元に、苦笑して>>29]

すこしだけなら
漏れない、かな……?

[言い訳のように呟いて、子守唄を、囁き声で紡いだもの。
眠るのを、見届けるまで、そっと、そっと。]

ドナルドも、休んでおくんだよ……?

[いつもよりずっと控えめな歌の合間、そう謂って。
けれど自分が寝台に入るのをすっかり忘れた。
>>31>>37ラルフが起きたとき、椅子の上で転寝をしている姿が、あった。]

(39) 2014/11/15(Sat) 22時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2014/11/15(Sat) 22時頃


 そうか 普通の生業…………
 狼を祖先に持つ犬 そうであって欲しいね
 




 う…………うん……あり、がと

[ぽつり 小さく滲む]


 犬だったら、いいね。
 牙がなければ、いい。

[それは、ほかのみんなにも思うこと]

 どういたしまして。

 これから、降りるね。


 それに 犬なら
 人間とともにありたいって
 集うのもよくわかる


 嗚呼 そうか きっと犬だからだ
 きっと何も起きない
 ここは 犬の群れと人間
 ……ーー狼は静かにしていよう



 ………………的は作っておく


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2014/11/15(Sat) 22時頃


 ああ、犬なら、そうだね。
 人と一緒にいられる、からこそ、かな……



 静かにしていれば、犬は犬のままでいられるよね。

 きっと、だいじょうぶ。



 わかった。
 俺も、いまから降りていく。


 間違っても
 犬や犬の飼い主を噛んだりしないよう
 なに 雪がやむまで…………

[集中し研ぎ澄まされるのと
 普段に戻るのを
 二度ほど 繰り返す]

 …………俺たちのこれって
 しられない方が 良いのかな

 俺は 狼だって何回か言ってるけど……
 ラルフ 君は違うのだろう?
 


 うん。
 うっかりかんじゃったら、きっとたべたくなる。

 ……雪がやめば、いいのに。



 どう、なのかな……
 ああ、でも、――俺、フランシスにも、先祖がえりって、伝えてないから。

 知られないほうがいいかも……

[心配性な保護者に、心配をかけたくないと、ぽつり]




[的に刺さる瞬間 兎の時のような 高揚感はーーーない]

 



 ーーーーーーーーー…………
 

 …………飢えたら 互いに何か考えよう
 何か 衝動を散らすのを
 

 そう わかった 
 俺も表向き変えると……人間や犬の中に
 混ざるのを拒むのが難しくなる


 利害一致 だね


 僕に何かあれば
 ――……シメオンを 頼む。

[人の動く気配や物音に紛れる程度の、微かな囁き。

身勝手な願いであることは承知している。
だからこそ、彼にしか告げられないのだ。

ディーンは数瞬の間、じっとベネットを見つめて、視線を逸らす。
それは、彼への懇願の視線であり、今は何を問われても答えるつもりがないことの意志表示でもあった。]


【人】 本屋 ベネット

―眠る前、>>56居間でのこと―

[>>56フランシスは ふと、ディーン裾を引かれた。]

……ディーン?どうしたの―――

[ディーンの声は、フランシスにしか届かないくらいの小さなものであった。瞬き、その、ともすれば黒く見える深い濃紺の眸を、見つめた]

(59) 2014/11/15(Sat) 22時半頃



 ――――うん。
 なにか、ないと、ね。

 一人だったら耐えられないかもしれないけど……
 ふたりなら、たぶん、大丈夫。



 混ざると危険なら、現状維持、が一番かな。




 雪でーーー頭を冷やす とか
 厚い雲で月は隠れてる
 ーーーーきっと なにもないさ




 演技はあまり得意じゃないから
 あれだけど……面倒かける
 ……生業はまだみについてないのか?



……ディーン?

[酷く、深刻な声色であったとフランシスは感じた。
濃紺の眸と、緑色の眸がかち合って、
けれど、問いかける前にそれは逸らされた。
懇願――のいろ。でも。今はきっと答えてくれない。小さな頃から、頑固だった]

わかった、……よ  でも

……整理がついたらで良いから、
……教えてくれると、嬉しいよ

おれは、もしも、なんて、……いやだから な?


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2014/11/15(Sat) 23時頃


 満ちていても、見えなければ――
 感じていても、目にするのとは、違うしね。


 気にしなくていいよ。
 ――楽器相手、だから。
 音を聞き取るのはできても、練習不足な面もあるし……

 まだ、完璧とはいえない。



 思い込めば 気持ちも変わる


 へぇ 楽器…………人のいるところに
 ある生業なんだね…………
 触ったことないや へぇ

[二回 感心したように 思う
 全く音楽とは無縁の世界の住人]



 だね。
 気をしっかり持ってれば大丈夫。




 うん、人がいないと、仕事にならないから。
 音楽は好きだし、楽器の音が綺麗に鳴ると気分がいい。

 いままで人の中でも、問題なかったし……
 これを生業にしても、いける、とは思ってる。


[楽しげな思考と、
 祈りが滲む]


【人】 本屋 ベネット

―3F部屋>>32

……  ん、… 

[ラルフが毛布をかけたとき、
フランシスは僅かに瞼を動かした閉じたままだった。
疲れはあったのだろう、同行者たちほど、若くもない。

首の角度が少し変った程度だ。]

――、……

(82) 2014/11/15(Sat) 23時半頃

 

 ーーー不思議な感覚


[音楽のことに滲む様々は楽しげは知っていても
 祈りは知らない
 獣は何かに祈ることがないから
 言葉でしっていても 感情に滲むような
 本当の祈りを知らない
 せいぜい知っていて願い]



 この感覚 悪くないから
 そうであるといいね…………

[ふっと笑むような滲む]



 うん。


 ありがとう――――


[届いた笑みに、小さく返す]





[小さくかえるのに頷きと
 空腹が満たされて行く感覚]



[届く思考に小さく笑みが滲む]


 ある程度、覚えたら、また上にもどるよ。

 教えてくれてありがとう。




 ん…………その方がいい
 そうじゃないと 違和感だろうし

[笑みの滲むは感じても
 まさか腹が満たされるにとは思わず
 不思議そうな気配滲んだまま]


 こう…………もつ
 で…………こう

[思考で告げれば口には出ない
 表向きは変わらないように]



 うん、あんまり一緒にいるのも、よくないかもしれないし。

[頷く気配。

 ふしぎそうな様子には何も言わぬまま、弓の引き方について教えてくれる思考に、まっすぐに学ぼうとする意思がかえる]

 とりあえず、なんとか届くようになったし。
 ありがとう。

 それじゃ、上に戻るね。

[顔は見えなくなるけれど、
 話すことはできるからそれほど後ろ髪はひかれない]


【人】 本屋 ベネット

―3F部屋―

[俯いて見えにくいとはいえ、
フランシスは眠りながら眉間に詩話を作っていた。
耐えるような――苦いなにかを、見せ付けられているような。]

ぅ、ん……

[ふと >>91伸ばされた手が触れたとき、
もたれかかる様に頭が動いた。
腕に、掌に額と頬を押し付けて、何事か苦しげに 息を吐く]

(101) 2014/11/16(Sun) 00時頃



 ああ 万が一…………あるのかな?
 ちょっと 想像つかない



 手先 楽器使うから器用かな
 悪くないと思うよ
 …………ん
 周りの犬や人間で変な様子ないようにも気をつけて


【人】 本屋 ベネット

―3F部屋>>107
―― 、……  ぅ 、――

[咽喉の奥、苦しげに引っかかるような声。
大きくフランシスの瞼と睫が震える。

腕の中、
体重を預けたまま
大きな手に支えられる
――何処か、記憶に重なるような。
低い声に名を呼ばれ、漸く、うっすらと――滲んだ眼を開いた]

……   、……

[薄く開いた唇は音にならない音で空気を震わせる。ぼんやりと
見上げたのは少し後だ]

……ドナ、ルド……?

(115) 2014/11/16(Sun) 00時半頃

 寒っ



 汗は拭ってから行くべきだった


 間違いを犯さないために



 間違いで 衝動のままに食べないために


【人】 本屋 ベネット

―3F個室>>120
……、  ――

[抱きとめられている、ということを頭が認識するのが遅れたまま、フランシスはドナルドの服を掴んでいた。もう片方の手で、確かめるように彼の頬に触れて撫でおろす]

……ぁ …………あ、……
よかっ  た、……

[――と、問いかけには応えないまま、夢の続きのように呟いた。苦味と甘さの混ざる、緑。嫌な夢を見たか、と問いかけられて眼にかかった靄が、晴れて]

……ぁ、あ、あ,ごめ――、……
ごめん、ちょっと、……、昔の、夢―――

[しどろもどろに、伏せるべきことを、口にした]

(140) 2014/11/16(Sun) 01時半頃

人を食べると言うことは



いや今はダメだ 思い出すな


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2014/11/16(Sun) 02時頃


[足取りが早足程度になるころ
 先ほどの思考とは打って変わって
 気がはやる そわそわとした心地滲む]


[思考は驚愕に包まれる]


 ただの物静かな人物


 としては 不自然なほどの静けさ


【人】 本屋 ベネット

―3F 個室>>145
……、―― ドナルド?
……どうした  の  さ。……どこか、痛い?

[形よい眉が寄せられるのを見て、フランシスは撫でおろした手をもう一度伸ばして指先で目元に触れた。]

……、…… 忘れる、……か

[耳に心地よいバリトンが、常より低く囁くのにフランシスはどきりとした。――声、記憶を擽る。忘れられるわけもない、恋慕と、喪失と]

頑張り、たいけど 難しいな…… 
ちょ、ドナルド、…!?

[彼の動きは想定外だったのか
フランシスはうろたえて、妙に恥ずかしい心地を覚える。
けれど、折角こうして、気に掛けてくれたのだから、――邪険にする理由もないように、思えて。そろと見上げた後、困ったような、照れくさそうな表情で微笑んだ]

すっかり、大きくなった……なぁ……
昔は、こうしてたの、おれのほうだったのに――― 

(157) 2014/11/16(Sun) 02時半頃




衝動と警告が入り混じる


駄目だ これはただの衝動
これは 食欲でもなく 一瞬の
嵐のような衝動



駄目…………駄目なんだ


 甘い 違う 甘くない
ただの血液 違う これは違う


ひっ…………!


【人】 本屋 ベネット

―3F個室>>160
……痛い?

[また頬を撫でて、――何処が痛いのだろう、と
心配そうな表情をフランシスは浮かべる。]

…… ……ごめんよ
変なことを、謂った……

[呟いて、伏せた眼に宿るのはやはり痛みと苦さだった。
小言で、説教で、口をすっぱくして一族の掟と宿命を伝え続けたが――自身の体験を織り込むことは、少なかったのに。不安が表に出すぎているのかもしれないとフランシスは己を心の内で、戒める。]

……。ありがとう。
 謂うように、なったなぁ……

[ふふ、と小さく笑った。腕の力が緩むのに 少し寂しさを覚えるのを、気づかぬようにして。]

(169) 2014/11/16(Sun) 03時半頃

【人】 本屋 ベネット


そうだなぁ……もう、
身体は立派な大人か、ドナルドも、ラルフも……

[ノックスにひっそりと謂われたことを思い出す。
過保護は嫌いではないが――負担になることは謂いたくない、と話した、とか。]

……お返し。
そっか。
うん、……安心したよ。ドナルドの、おかげ

[フランシスは首を少し傾け
綺麗な微笑みに、眩しそうに眼を細めた。]

――不安になったら、謂うんだよ。
……どうか

(170) 2014/11/16(Sun) 03時半頃

【人】 本屋 ベネット


どうか  いなくならないで な……


[額を胸に凭れさせて、
夢で思い出した喪失の恐怖を、
小さく懇願として囁いた。]

(172) 2014/11/16(Sun) 03時半頃

[滲み続ける衝動の それを拒もうとする精神の
 せめぎ合いが続く]


【人】 本屋 ベネット

[フランシスは一族の中で
我慢強い方だと謂われていた。
噛み傷や引っ掻き傷が身体に残っているが
殆ど自分でつけたものであった。
衝動を耐えるために、自傷に走った時期があったのだ。

それは、イレギュラーにつぐイレギュラー。

「兄」のような存在に 恋を、して。
衝動に襲われ、耐えて、耐えて、
――実のところ、その人を。
食べることはなく終わったのが、一因だ。
そのフランシスにとって「兄」のような人は
彼に懸想していた女の人狼に襲われ、
食い殺されそうになっているところにフランシスが割って入って、看取った、という、そんな、――或いは、ありがちな 話。]

(173) 2014/11/16(Sun) 04時頃

ベネットは、ドナルドのすぐ近くにいる織り、――微か、においに甘さを感じ。

2014/11/16(Sun) 04時頃


【人】 本屋 ベネット


……ラルフは、先に起きちゃってた か


毛布、かけてくれたの、
ぼんやりと、覚えてるんだけど……

[少し、して。
フランシスはいつもの調子を取り戻そうと明るめな声で謂い
そっと、椅子から立ち上がる**]

(175) 2014/11/16(Sun) 04時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2014/11/16(Sun) 04時頃


[衝動に快楽を上書きして
 食べてしまわないように
 食べてしまわないように
 ただ それだけを願う]


快楽を代償行為として衝動を散らす
咄嗟に殺さずに済んだ 襲わずに済んだ


ーーーけど 本当にこれでいいのだろうか?
寒い とても寒い…………


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2014/11/16(Sun) 09時半頃



 わからないけど、万が一があったら、こわいし。


 ありがとう。
 ほめられると照れるね。


[気恥ずかしさがにじむ。
 気をつけて、には小さく頷きを返し]

 そっちも、なにかあったら教えて。





 ――風邪、ひかないようにね。




 どうか、した?


[伝わる驚愕に静かに問いかける。


 けれど、衝動をこらえるような思考を感じれば口をつぐみ。
 落ち着くまで、声をかけることはなかった]


[ほんの少し前 それが遠く感じる
 感じた気恥ずかしさや 気遣いや

 そっちこそ と風邪の話に口にした
 上がどうなっているか
 こちらより暖かいだろうけど

 ーー嗚呼 風邪 そうだ 服 けど]


 ………………俺ーーー



 何かあった 何かあったけど
 どうしよう なんで 俺ーーーーー

[混乱が滲む]




 フィリップ……?

 何が、あったの。

[届いたのは衝動を誤魔化すもので。

 快楽がにじんでいたのも、理解はしていた]

 大丈夫?

[落ち着かせるように、問いかける]


 何かーーーーラルフ 俺……

[躊躇う ある程度成長するまでは
 集落で暮らしていた
 だから 人並みに倫理感も羞恥も 最低限はあって]


 衝動を散らしたかったんだっ!
 だけど 気持ちも良くて………… 

 こんな 散らし方…………

[うかがう様子に 問いかける感触に
 衝動を抑える方法 けれど内容は
 伝えていいのか 躊躇う
 躊躇いながらも 気持ちは消沈したまま
 落ち着きは少しずつ 取り戻されて]



 衝動を覚えるようなことがあって。
 それを散らす方法が――伝えにくい、と……


 どんな方法であっても……
 食べたのじゃなければ、まだ、誤魔化せるんじゃない、かな……

[羞恥と、快楽と。
 伝えにくいということがわかればなんとなく想像もできる。
 思い至ったことを言葉にはしない]


 ーーー…………うん



 誤魔化せる…………かな

 …………最中も笑ってはいたし 
 内緒にしてもらえれば 誤魔化せる?

[トレイルが話せないこと
 ……静かすぎることに違和感は覚えても
 まだはっきりと核心には至っていない]



 人間が怖いのか 自分が怖いのか
 ーーー…………わからない…………
 




 きっと誤魔化せるよ。
 笑ってたのなら……頼めば、なんとかなる、かな。





 わからないの、怖いね。
 ――――気を散らす方法が、
 ほかにもあればいいのに――


[閉じ込める雪の音はまだ聞こえている。
 小さくため息をついた]


 ……内緒に とは 言ったけれど……
 はっきりと 声で 是 はもらっていない……





 ーーーーー………うん
 そうじゃないと……ーーー

 ……突き放して いいからね……
 もしもの時 俺が変わってしまったら……



 じゃあ、あとで、確認しておかないと。
 ――でも、伝えにくいことなら、
 誰にも言わないんじゃない、かな……


[希望的観測をぽつり、こぼす]


 もしもの時は、そうするけれど。
 フィリップのほうも、そうしてね。

 ――俺だって、いつ、どうなるかはわからないから。


 ……トレイルと 二人きりになるのは 怖い
 また……何か 衝動が首を擡げたら

 
 ノックス……いや ニコルと彼が
 一緒の時 ない かな…………
 あの ふんわりした 彼がいる時なら……

[希望的観測に縋りたくなる けど]



 …………………………ーー
 …………………… ………


 ーー……………………ラルフは 人を 食べたことは? 




 トレイルと……
 彼、静かすぎるから、なに考えてるのかよくわからないし。
 衝動は、怖いね……


 ニコラと一緒のときがあったら、教えるね。

[誘導するのは、難しそうだけれど]

 ノックスがいつも一緒にいるみたい、だからなあ……

[いや、そうでもなかったかと、昨日を思い返すけれど。
 いま目の前ではそうなので、よくわからないと思考ににじむ]


 ―――――
   ……まだ、ない、けど。


 ……口はあくけど……咄嗟に声が出ない
 ほどって……


 ノックスは……すごい 過保護 だったから
 ばれたら 殺されそう……

 どちらにしても 一回 火に 当たらなきゃ
 ……びしょ濡れなんだ 寒い
 二人が揃いの時か 人が少ない時……

[面倒かける と申し訳ない気持ちが滲む]



 ………………どっちが 後悔する かなって
 衝動的に 始めて喰べてしまうのと 今回の散らし方

[慰め方から 大枠ばれていると 判断して]



 ――その状態で声がでないなら……
 しゃべれない、のかな……


 ……殺されない程度に、がんばって……

[過保護な様子をみていたから、否定できず]


 びしょぬれなのは大変だ。
 ――居間に人が少ないって言えば、今もすくないけど。
 これる?

[もしくは、温泉で温まるのもありじゃないだろうかと、少し思案して]

 
 それは……わかんない、ね……

 ――どちらも、やってみないと。


 …………ああ ……納得 する


 ん…………少ないんだ 行こうかな……

[温泉は提案されればじんわりと怯えが滲む
 ……まだ トレイルがいる かもしれないし]


 

 どっちも やってみないでいいよ……
 ……母さんが 最後に教えてくれたのが
 人型の存在を喰べることーーーー
 
 けど……どちらかしか選べない状況なら
 ……ラルフが喰わないほうがいい




 しゃべれないなら……そこまで広まらない、かも。


 うん、上に来るなら、待ってる。


[居間には、ノックスとニコラのほかには、ディーンとホレーショーの姿が確認できた]

 人型――……血族も、食べることができるから、か……



 ――……うん……
 がんばってみる。


 ノックスにだけは……どうか

[先ほども否定はかえらなかった
 思考の中で 人の良さそうな笑み浮かべた
 ノックスが 何故か出刃包丁を構えている
 そんな姿を視覚的に思い浮かべて]


 ーー……美味しいと 思ってしまった程度に
 俺は獣なんだなってーーーー

 協力するーーーー 

 もうすぐ つく



 ……伝わらないことを願うね。

[同じ過保護でも、ノックスとフランシスは違って感じる]


 ――美味しかったんだ。
 それは……あぶない、ね。

[一度知ってしまったら我慢できるか、わからないと思う]

 うん。
 俺も、協力する。


[フランシスのそれは知らないから
 比べようはないけれど
 少なくてもホレーショーとは異質な]


 ……………… ……

[思考で嘘がつけるか つけない気もする
 だからこそ 同じようにかえる言葉に
 驚きの思考の空間]


 協力の 意味…………ーーーー
 どっちも知らないなら 無理 しないで


[しばし途切れる思考に、ゆるく疑問符を飛ばす気配]

 …………
   無理はしない、けれど。


 せっかく、話ができるのに、
 フィリップだけによりかかるのは、いやだし。


 できる範囲で、手伝うから。


 ーーーー充分 助かってるよーー


 すぐに落ち着けたのも
 こうして 思考を介して
 知っている存在があるのも


 ーーーーーーだから


 と 思っても 君は頷かなさそうだ



 そう?

 だったら、いいけど……
 ――でも、やっぱり、手伝えることがあるなら、って思う。


 ……それが負担になるなら、控えるけど、さ。


 負担……って言うか……なんだろう

 生業が 人から離れられず
 きっと いつか 制御を覚えて
 誰かと 恋をした時ーーー
 そう言う相手と した方が いいだろって

 そういう時 後悔させたら やだな と思う



[しばらく、考えるように沈黙が続いて]


 ――恋とか、するかどうかよくわかんない、けど。


 ……きっと、後悔はしないと思う。
 思うとおりにやったことを悔やんだりは、しないよ。


 母さんはさ……父さんを食べた らしいんだけど
 後悔はしてないって


 ーーラルフも そう言う 気質なのかな……ーー


[沈黙の果ての思考に 思ったのはそんなこと]


 そうなんだ……

 きっと、食べたことで、一緒にいられるから、じゃないかな……


[よくわからないけれど、と呟く。

 それでも、きっと似たような気質なのだろう]


 ………………どうなんだろう

 俺は 母さんと今も一緒なのか…………

 いや きっと ただ食べるだけじゃ
 だめ…………なきはする
 さっきの時も そう思って…………




 よくわからない、よね……
 いままで考えないようにしてきたわけだし……


 ――食べるだけじゃ、だめなら。
 相手の気持ちが、いるのかな……


 ずっと考えず 遠ざけてた

[同意する気持ち一つ]

 相手の気持ち……だけでいいなら
 俺は 母さんを今も感じられる


 けどーーー


【人】 本屋 ベネット

―3F個室―
[ (痛くない、今は……なら、もう、だいじょうぶ? )
痛みの理由がわからないまま、頬を撫ぜおろして手を、ゆっくり、そっと離した。]

……おれが、……?

>>195ドナルドの言葉をうけて、
フランシスは疑問符と共にああ、心配させた――と、眉をさげた。 ]

……だいじょうぶだよ、……

[ 痛くても。とは、音にしないまま。
>>196 笑うような声に、虚をつかれたように瞬きをひとつ。
それから、ふふ、と笑う]

……言い方や、考え方も
大人になった、かな
でも、まだまだ――大人に、なれるよ

[ かく謂う自身、まだ円熟したとは言い難いとは思うが――自分は、保護者なのだから。 ]

(230) 2014/11/16(Sun) 15時頃



 考えてしまうと、欲しくなるから……


 ――気持ちだけじゃ、ないのかな。
 ほかにも、――?

[まだ、未知の感覚。

 気になることがイコール衝動につながるわけではないけれど。
 どこか落ち着かないものが、ひそやかにある]


 ーー……欲しくなる……のかな?
 それこそ 考えたことも 無かった


 わからないね……知らないから
 ……欲しくなるのかな
 誰かを 衝動だけじゃなくーーー

 あるのかな?


[視線に込めたのは苛立ち。

 僕には僕の考えがある。
 ‘保護者’の君なら分かるだろう?

 何故、わからない? と、棘含み。]


[ディーンは視線を真っ向から受け止めた。
考え方の差異は人の常だ。
それは作品の受け取る感性の多様さにも似ている。

ディーンの表情は、変わらない。]


【人】 本屋 ベネット

―3F個室>>196>>197

……いいんだよ、
おれが、好きで、してることだから。

でも、そうだな、
……楽しみに、してようかな

[ フランシスは目を優しく細めた。
>>197答えるバリトンに
一度、目を閉じて、微かに震える息を吐く。 ]

……きっとだよ

[頷き、服を握る手に力が入って。
緩やかに離れるまでの間。
不安とリンクしそうになる過去から今は眼を逸らそうと努力する。]

(242) 2014/11/16(Sun) 15時半頃

【人】 本屋 ベネット

―3F個室―
[ ゆるく、自身の手を握り込む。 ]

……ん、うん。どれくらい、たってるんだろう。

様子、見てこようかな。

ドナルドは、どうする?
なにかほしいもの、ある?
それとも……湯、借りに行ったりは、する?

[ 返答を、待って。
それからフランシスは、廊下へと出―― ]

――、……

[ 見えないように、人差し指の手の甲を噛む。
正体不明のざわつきを、鎮めるように。 ]

(250) 2014/11/16(Sun) 16時頃

[きっと、ディーンにはノックスの懸念が分からないのだろうと、変わらぬ表情を見て思う。

 同じ‘保護者’のはずなのに。



 同行者に抱く想いの根底は変わらないと、思ったのに。]


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2014/11/16(Sun) 16時半頃


【人】 本屋 ベネット

―3Fと2Fの間、階段―

――?

[ 誰か複数の足音が階下へとおりて行く音を聞き止めた。>>251>>248
そちらへ顔は向けただけで、先に居間に顔を出し]

――っ!

[ 鳥が見えると、ぎょっとした。 ]

(255) 2014/11/16(Sun) 16時半頃

【人】 本屋 ベネット

―2F居間―

き、機嫌がいいっ、て、
ディーン、飼い主のあの子は……?
髪の毛食べられてない?いいのか?

[ とり、と謂いかけた瞬間ぎろりと睨まれ
フランシスは耳を構えるように身構えた。
じりじとやや遠巻きに見ながら、
ラルフの姿を探し、見つけると小さく手を振る ]

ラルフ。ごめん、
起きるの遅くなってしまって……
ドナルドも、もう、起きてるよ。

>>185
見れば、茶を用意してくれていたらしいを知る。 ]

ありがとう。今度はおれが食事を手伝わなくちゃな。

(260) 2014/11/16(Sun) 17時頃

[ 鳥は警戒しつつ、
ディーンの様子も窺った。
囁かれた懇願が、気にかかって。

心配そうな、視線を向けた時間は短くない。
よもや、彼の同行者とうまく行っていないなんてことは、ないだろうか]


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2014/11/16(Sun) 17時頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2014/11/16(Sun) 17時頃


[鳥に人差し指を噛ませる様子を眺める素振りで、ディーンはベネットの視線から目を逸らす。
何も話す心算の無い、拒否の姿勢は相変わらずだ。

直に聞かれることのない限りは、幾らでも逃げられる。
――それが卑怯なことだと分かっていても。]




 いままで、考えないようにしてたから、
 わからないね……

 衝動だけじゃないのが、あるのかもしれない……


 

 ――よく、わからないけど……


[ノックスの連れや他に聞こえないよう、声を潜める。
傍目には昔馴染みの内緒話程度に見えるよう。]

 お前の連れは…「まだ」か?

[まだ獣の性に目覚めてはいないのか、と問う。
目覚めていることにも危惧はあるが、目覚めていなければまた別の危惧もある。

どちらにせよ、互いの連れを遠ざけておきたいのが本音であって、それをノックスに指摘されれば隠すことなくあっさりと頷く。]




  ――血の、におい。


[ざわり、とうごめくものがある。

 近づきたいけど、
 近づきたくない。

 そんな葛藤がにじむ]


【人】 本屋 ベネット

そう、なんだ。
だから今、……預かってる?

[首を傾けて、しかし図らずも
鳥と睨み合うような形になって気まずくなった。
――実際は鳥は何も考えてなさそうだが。
ラルフには、笑顔を向けた。]

うん、任せて。
……?ノックス、疲れてるのかな……?

[ 寝そべるノックスに 顔を向け、
しかしバーナバスが向かう様子に声はかけない、が]

……?

[ すん、と鼻を鳴らす。
何かの匂いがした気がしたのだが――バーナバスの言葉の“ 同郷 ” を聞き止め、彼の方を凝視した。>>264
手首につけた紫水晶の腕輪に、触れる]

(268) 2014/11/16(Sun) 19時頃

(よもや、彼らまで?)

(確かめなければ)

[ 話に集中しているなら、バーナバスとノックスがその視線に気づくかどうかは、わからない。でも]


【人】 本屋 ベネット

……ちょっと、
ディーンと話して来るよ。

[ラルフに一言告げてから 茶を置くと、フランシスは
ディーンの方に足早に歩み寄る。
鳥―ルートと謂うらしい―がぐりりとした眼を向けて来たのには、
つい防御体制をとった。

が、何とか近づくと何事か
不安げな顔で話しかける。

彼の書きものの内容には、いまは意識が向かないようだった]

(269) 2014/11/16(Sun) 19時頃

―ディーンに向けて―

ディーン……あの、

[ 先程は、前のように目を逸らされたが
今度は答えてくれるだろうか――聞く内容は、いまは違うが ]

……君は、此処に居る
“ 同族 ”のこと、どれくらい把握、してる?

ノックスたちは、“ そう ”だと、思うけど
……バーナバスたちの、ことは?


[密やかなベネットの声を聞く者は、ディーンとルーツだけだ。
どうやらルーツが苦手らしい様子のベネットから、右腕を少し遠ざける。]

 ……君たちと、僕たちを除くなら、
 フィリップは、そうかも知れない。
 バーナバスたちのことは、分からない。

[ディーンは、フィリップと交わした会話を思い出す。
断言しないのは実際に確認したわけではないからだ。
それよりも、ディーンには気に掛かる節があった。
微かに瞼を伏せ、細く息を吐く。]

 ノックスたちも、なら
 ……ニコラも、そうなのか?


【人】 本屋 ベネット

だいじょうぶだよ、
休んだし、……毛布、ありがとうな。

>>270ディーンのところに歩み寄る前。
ラルフに答え、礼は笑みと共に。
ノックスを気にする様子には、不安も、あるが]

……、うん、
深刻じゃないと、いいけど――……

[ 念のため、気を付けて。
そう添える意図は、ラルフに伝わるかどうかわからない。 ]

(274) 2014/11/16(Sun) 19時半頃

 ……まだ、だよ。

[少なくともそんな話を彼等から聞いたことはない。
 卵を見せた時も、何とも。]


 ……ねぇ、バーニィ。

 僕は、堪らなく    怖い、よ。

[そっと押し出した声は、思いの外弱々しかった。
 愛し子達に吐露した不安や本音とは、また別の話。]

 変だと思ったらすぐに教えるようにとは言い含めたけど。

 ……プリシラは?

[まだ、ならば。恐らく願いは同じだろう。]


 ーーーーーーけど…………

[言語化の途切れる思考 緩く傾げるような]
[じっと 思考は静かに
 時折 ノックスの過保護に 苛立ちが滲む
 けれど 取り敢えず
 三人で話せる環境につけば
 安堵 と 緊張

 その思考が それたのは]


[ざわり 衝動と言うには淡い感触
 背中を撫でられたような
 生肉も遠ざけている 思い出す]


 ーー近づいたら……囚われる


―ディーンへの―
フィリップ?
……そう、……かれが、そう言ってたのか?

[ それは、不思議ではない。むしろ
ぱちりと当てはまるような感覚。]

トレイル、たぶん、“ あの ”トレイル、……だから、

[ 謂いにくそうに、フランシスは目を伏せる。
ディーンは知っているはずだ。
歌の不和、高慢な天使の歌声の神童は名高く
ひどく落ち込むフランシスのことは、その影に。]

彼を連れて居るノックスも
ニコラも、“そう ”だと、思う……


ディーン。


ニコラが、
どうか、したのか?

[ 特定の、同行者以外の名前に――フランシスは、区切り、強調して、尋ねた ]


ベネットは、震える手――自身の腕に、爪を立てて

2014/11/16(Sun) 19時半頃


 ……直接聞いたわけじゃない。
 ただ、僕がそう感じただけだ。

[ディーンは、1階でのフィリップの言葉を思い返す。好戦的にすら見えた瞳と、狼の話。
しかし、それは直ぐに頭の端に追いやられた。ベネットの口から聞こえるトレイルの名前に、過去の記憶を探る為だ。
彼と過ごしていた幼少期の頃の記憶をなぞる。ベネットが沈みこんでいた時期の辺りを入念に思い返して――見つけた。

ディーンは天使と称された彼の外見を覚えてはいなかった。結びつくのは名前のみであり、それもベネットの表情を曇らせるものであるなら、口にすることは意図的に避ける。]

 ……いや。

[普段嘘を口にしない人間の嘘は、白々しい。
疑問を否定する口振りは変わらないまま、しかしディーンの眉間の皺は俄かに深くなった。]


【人】 本屋 ベネット

―2F居間>>281

ごめん……

[フランシスは、ディーンが鳥を離す気遣いに感謝する。
密やかに小さな声で、
「同族」が複数存在することへの疑念、
焦りを、口にしていた。
未だ彼の“慾”は知らず。
詰問めいた問いかけを口にしたとき、ディーンの眉間に皺がよる。
(嗚呼、なんて わかりやすい)]

 うそだ。

[知らず、声が少し大きくなっていたらしい。
其れを遮るように>>285、ノックスの呼びかけが届いた。
ぎくりと顔を上げる。]

――っ

(286) 2014/11/16(Sun) 20時頃


…っ、ディーン、……

[追及しなければならなかったのに。
今のは、きっと、聞き逃してはならないことだったと
フランシスには思えた。
また逃げるように視線を逸らされる。
不安を、掻き立てられる―――]


[聞けば同じ問いが返ってくる。
当然予想されたそれに小さく首を横に振った。]

 まだ何も。
 あいつは、何も知らない。だから…俺はそれが怖い。

[経験がない故の無垢は、いざという時には瞬く間に望まぬ色に染まってしまうことだってある。
一度汚れを知った者よりもはるかに容易く抗えない波に飲まれることも。]


【人】 本屋 ベネット

―2F居間>>287

[鳥が声を上げるのにフランシスは小さく息を飲む。
(この鳥は、苦手だ)]

(290) 2014/11/16(Sun) 20時半頃

【人】 本屋 ベネット

[――フランシスは、歯噛みする。

支えられる者になりたいと謂ったドナルドを、>>278
気がつき、人を思いやれるラルフを、>>277
この同族だらけの閉鎖空間から
早く、――逃がして、しまいたいのに。

>>278「ドナルドなら、なれるよ。待ってる」
そんな言葉さえ、今祈りに感じているなんて。

吹雪が窓を叩く。
嵐は、止みそうにない。
胸元のアミュレットがを、
ぎゅ、と握り締めた。]

(296) 2014/11/16(Sun) 20時半頃

 だって、この『赤い果実』は――…

 僕達の秘密に、良く似てるものだから。

[低い声は、フランシスにも届くだろう。]



 ――……

[赤い雫がたれる。
 それに彩られる姿を幻視して、小さく息を呑んだ。

 ざわり、揺らぐものを、振り切るように]

 血の匂いは危険だ――

[ため息をつくような、そんな思考]


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2014/11/16(Sun) 20時半頃


[そう、これは物語では無い。
それよりも生々しく、逃れることの出来ない業を記している。
ノックスには、分かるのだろうか。
ディーンは伺うような視線を彼に向ける。]

 ――……これは、業だ。
 罪だと分かっていて、口にしたくなる。

[少し歪んだ業を持つディーンにも、食欲を抱いたことはある。
しかし、この文章は――まだ、完結してはいない。]




 ーーー…………うん


 衝動は……湧き上がると一瞬 だった
 だからーー気をつけて

[衝動だけで喰らうこと そこに 辿り着かせないように
 けれど あれは一瞬で 何ができるのか
 ただ 安じるばかり]


【人】 本屋 ベネット

―2F居間―

……、?

[>>294 話の邪魔はしないつもりではいたが、
フランシスはディーンに押し付けられる紙の方に視線をやり、再びうるさく声を上げた鳥に耳を庇うような仕草を見せた。

>>299幼馴染は相変わらず頑なで、
フランシスに何も謂ってはくれないようだ。
作家ではない、という言い方に、彼が「物語を書くのをやめた」経緯を知らぬフランシスは、怪訝そうに眉を寄せた、が。

――低い、ノックスの囁きに、
不意に厳しい顔になる。]

(301) 2014/11/16(Sun) 21時頃



――……「人狼」。

[ぽつり、呟く、透明なこえ。]



 そうなんだ……

 ――――わかった。気をつける。

 血の匂いがつよく感じるのって……
 やっぱり、月が満ちてるから、かな――

[案じる気持ちに、すこし、暖かいものを感じて。
 気を引き締めなおす]


 業は棄てられない。背負い続けなくてはいけない。

 だから、誘惑を振り払い、口にしない努力をすべきだ。
 そして、僕たちはそれが叶っている。

[違うかい?]


 ーー………そうだとは 思う

 せめて 月が細ければ
 きっとラルフも……俺もーーーー


 知るのは怖いね
 考えてこなかった
 ……考えなくちゃいけない気もした


 けど 怖いーーーー


 うちのニコラが、君を指差した。何度か……ね。

[知っての通り。]

 それだけと言ったらそれだけ、だけど――…ニコラはダメだ。


 君も‘保護者’の一人なんだから、必要以上に用心して欲しい。


[フランシスの方をちらりと向き、唇に指を立てる。それだけで、伝わるだろう。

 トレイルの事を思い出させるから。]


―― っ…

[人差し指を立てる仕草、
口を噤んで、物思うように眉を寄せた。]


[間近で、同じような立場であるはずの保護者たちが交わす会話を、嫌でも耳は拾ってしまう。

誰か、己の懸念など笑い飛ばしてしまってくれ、と。
そう思うのに。]


 うん……怖いね。


 月がほそければ……こうして、同じ場所にいても、
 大丈夫だったかもしれない……


 衝動がどういったタイミングでおこるのか。
 わからないけれど……違和感を感じたら、離れたほうがいいのかな……


[でも、離れたくないとも思うそれが、危険だとはわかっている]


【人】 本屋 ベネット

―2F 居間―

あ、……ぁあ、
ラルフ、ありがとう。貰うよ。

[気を取り直すように謂い、笑みを向ける。
あたたかな器に手を触れて、自身の指先が酷く冷えていることに、気づいた。]

(310) 2014/11/16(Sun) 21時頃

 ……君の言っていることは、きっと正しい。

[ ――だが。]

 ニコラがどうするかは、ニコラが決める。
 僕がどうするかは、僕が決める。

[ノックスの要請にはやはり、是とも非ともつかない返事をした。
密やかな声は、近くにいるベネットにも拾えてしまうだろう。
ディーンは、ベネットの方を見ることが出来なかった。**]


[バーナバスにも聞こえているだろう、やりとり。
視線をそっと送り、表情を窺う。]

……はやく、吹雪が、止めば――いい

[――きっと、だいじょうぶ、
そんな気休めのような言葉は
フランシスには、謂えなかった。]


 ーー……同じように 怖がってくれる
 存在がいると 少し 落ち着くね


 ーーそれかー二人きり にならない……?
 ……少なくても俺は トレイルと
 二人きりに なるのが怖いーーー

 他の人とも そう なのかな…………
 二人きり は怖い


【人】 本屋 ベネット

[はやく、吹雪がやめばいい。
小さな呟きと、それから―――]

――ディーン。

[咎めるような、名前を呼ぶ声。
ラルフには、それくらいしか拾えなかっただろう。]

(311) 2014/11/16(Sun) 21時頃

[――やっぱり、うそじゃないか。


緑の眼が、ディーンを半ば睨むように見るが
彼は眼を逸らし、視線がかち合うことは、なかった]


 一人じゃないから、心強いね。

 ――いつも、注意されてたのは、

 あまり強い気持ちを相手に向けてはいけない、って。
 恋を覚えたら、危険だって……

 二人きりになりたいと思う相手が、危険なのかもしれない……

 ほかの人とは、どうかはわからない、けど――

 トレイル以外にも、だったら。
 二人きりにはならないほうが、いいね……


【人】 本屋 ベネット

[く、と唇を噛み締め、
フランシスはディーンに背を向けて、
ラルフの淹れてくれた茶を飲むことにした。

>>303 フランシスにではなくディーンとノックスに向けられた言葉ではあったが、バーナバスの謂うことは尤もであったからだ。
ここで言い争っては、不安を伝播させることになるだろう。

(呼び出しても、きっと来ない)
(何処かで、つかまえて、話を)

――大人だって、本能を飼いならしながら生きているが、こんな異常な状況では、万が一と謂うことだってあるかもしれない。心配性のフランシスは、そう、考えていた。]

(314) 2014/11/16(Sun) 21時頃

[早く雪がやめばいい。]

 まったくだ…。

[フランシスの言葉に苦く呟き返して。
早く雪が上がるようにと願う。]


【人】 本屋 ベネット

―2F居間―
[――そうして。自分のことは、抜け落ちて。
ラルフに問いかけられ>>312]

……、うん
――ちょっと ね、……

ラルフ、……不安なこととか、あったら
おれに謂って、くれな。
……どうか、どうしようもなくなる、前に。

[ラルフが飲み込んだ言葉、知らず。
フランシスは、ドナルドにも謂ったように、そう、願った。
あたたかい器が、じんわりと指先を暖めるのに、細く、息を吐く]

(315) 2014/11/16(Sun) 21時半頃

 うん…………一人で人間の中だったら……



 恋………… 強い 気持ち
 わからないね……知らないから

 そう そうだ……親しんだ 相手を喰いたい
 そうなるはず…………なんだけど

 ーー俺のは 何か違う
 トレイルに対しての あれは…………
 …………他の人とも……用心する

[ラルフの思考に素直に同意を返す]


    ………ハっ、

[呆れて物が言えないとは、この事か。]

 決めるも何も、あれは意思とは関係なくやってくる。
 災厄だ。



 ……あぁ、そうかい。
 シメオンにも同じことを言うんだね、君は。

[何故、そんな目で見られなければならない。
 藍鉄を射貫くようなフロスティブルーは、止まぬ吹雪の様に冷えていく。

 正しいと言いながら。まるでニコラが堕ちても良いとすら聴こえる返答。保護者失格だなと視るのを止めた。**]


【人】 本屋 ベネット

[なんと謂おう、
他の子にはあまり近づいてくれるなと謂うべきか。
けれど、ペチカは居間にしかないし、「絶対」はありえないだろう。それに、ドナルドは――本当は話したいだろうに、抑えているが、好奇心旺盛なラルフには、酷だろう。

衝動を、押さえ込む。
万が一の、時には
――発散させるためにも自分が、動かなくては。

嗚呼、でも。それは。
おかしなことに――奇妙に胸が痛む、仮定、だった。]

(318) 2014/11/16(Sun) 21時半頃


 うん……、一人じゃなくて、良かった。



 知らない気持ちだから、余計に怖いのかもね……


 ――気持ちがなくても、衝動は、起きる……?
 それだと、危険だ……

 俺も、そうなるの、かな……


[気になる人がいる。
 それは過去にまかれていた種。

 衝動の種類があるのかすらも知らぬまま、不安がよぎる]


【人】 本屋 ベネット

―2F>>319

……、きっとだよ。

[願う、言葉は、届いているとフランシスは信じたかった。]

ああ、

  ……満月、が 近い か

[本能をなだめすかし飼いならしながら、
それでも月齢には引っ張られるのが「一族」の宿命だ。
つられて窓の外を見ながら、>>323ふと聞こえたホレーショーの声に、眸一度閉じ、それから顔を向けた]

ごめん。
ちょっと、……見解の相違と謂うか、その。
そういうのがあって。
気をつける……。

(328) 2014/11/16(Sun) 21時半頃

 ーー恋が こういう
 穏やかなものなら 良いのにね…………

[いることに安らぐ 落ち着く
 ふっ と思考が笑みをこぼして]


 喰いたくなる……いつか知ったら なるのかなぁ

 …………あの衝動が恋なら
 即物的すぎないか ……てのはある……
 し ……二人きりに なるのは怖い

 
 ラルフは……獣だとしても どうかーー………

[ラルフの過去も 気になる人も知らない
 ただ せめて衝動の種類が
 己のように多岐にわたならければいい
 と 彼のまだ知らぬ衝動を思う]


[警戒を孕んだ眼差しを、そっと向けて見まわす。
獣の自覚ある大人と、獣の自覚なき子どもと、獣である子ども。

だれが、脅威になるのか。
否、誰が男の大事なものを傷つけかねないのか、と。]


[感情によって発生するそれを災厄と断ずることは、ディーンには出来ない。
物語には数多の捉え方があり、そこから生まれるものも様々だ。
彼にとっての災厄でも、或いは他の誰かにとっては幸福たりえることすらあり得るのだ。]

 ――……ああ。

[既に同じことを伝えた後だ。
蔑むように吐き捨てられたそれに、ディーンは頷いた。]

 だから僕では、シメオンを守ってあげられない。

[そう呟いて、ディーンはようやくベネットの方へ視線を向けた。]


【人】 本屋 ベネット

―2F居間>>319
……雪、早く、止めばいいのにな

[(そうすれば、ドナルドと、ラルフと、また、旅に出て。
不安は懸念に過ぎなくて、―――)]

……ドナルド、来ないな。
また眠ったか、な?茶、持って行ってあげようか。

――、ディーン、シメオン君は?
上に、居るのか?
やり方、色々あるって、分かってるけど。
やっぱり……ちゃんと、ついていていてあげたほうが、いいんじゃないか?

[彼の答えは、どうだったか。
やり方の違いがあるとは知っていても、どうしても気になってしまうフランシスだった。]

(そういえば鳥の飼い主――フィリップも、戻って、こない。)

(333) 2014/11/16(Sun) 22時頃


……だから、って  何……。

[困ったような、怒ったような、複雑な表情を、
フランシスは浮かべていた。]


 ふふ……こんなふうに穏やかなら、
 きっと心配もいらないし、ね。

[一人じゃない安心感と、
 笑みが届く感覚に、小さく笑いがにじむ]


 二人きりになりそう、だったら声をかけて。
 俺でもいたら、違うかも知れないし……

 ――ん、ありがとう。

[願う気持ちに、感謝を返す]


 同感

[衝動の問題に 張り詰めていた気持ちが
 ゆる少しほどけて ]


 ーーーありがとう
 ラルフも…………何か の時には 呼んで?

[実際に間に合うかは わからない
 けれど 少しでも心の保険に
 互いになるようにと]


 うん。

[おなじように感じる気持ちが伝わって、ほわりと心が温まる]


 何かの時には、呼ぶね。
 呼べるなら、きっと大丈夫、だと思うし。

[間に合うかどうかよりも。
 助けを呼べるだけの理性がある。

 そういう安心が、ほしい]


【人】 本屋 ベネット

―2F居間>>331>>335

……ラルフ?

[新月が、と聞こえた気がしてフランシスは問うように名前を呼ぶが、続く言葉にああ、と頷いた。]

そうだね、お願いできるかな。
温泉の方は、おれが見てこようかな……。

[そうして、器を机の上に置く。
>>337ホレーショーの謂い方には、フランシスは少し眉を寄せた]

備蓄だって、どれくらい続くか分からないのだから……そんな、ことは。軽々しく、謂うべきじゃ、―――

[不安から、少し強めの物言いになってしまって、語尾は、ゆるく、細くなった。]

(342) 2014/11/16(Sun) 22時頃

 暖かいねーーーー



 俺 ラルフに会えて 良かったよ
 満月に 足止めされ ろくでもない かもしれないけど


 ーーそれでも


【人】 本屋 ベネット

―2F居間―

[鳥が羽ばたく音にぎくりと何度目か反応し
警戒しながらも
ベネットはディーンの方をじっと見た。]

――そう。

…… 失格か、どうか、は分からないよ。
君と、彼の、関係が上手くいっている、なら
それでいいけど、でも、……そんな顔、するんなら。

今からだって、取り返せないのかい……?

(347) 2014/11/16(Sun) 22時頃

ベネットは、ラルフに、よろしく頼むよ、と謂った。後で自分も、合流するつもりで。>>344

2014/11/16(Sun) 22時半頃


 うん、あたたかい。


 ――それでも。
 フィリップとあえたことは、良かったと思う。



 満月だって、ぶじに、越せるかもしれないし?

[冗談めかした表現で、願いを呟く]


【人】 本屋 ベネット

―2F居間―

あぁ、……なら、食事を作るのが先かな。
貯蔵庫に、色々あるんだっけ。
干し肉、出してこようかな。

[ホレーショーとラルフの会話に、そう、尋ねた]

(350) 2014/11/16(Sun) 22時半頃

 バーニィは、衝動を知らないプリシラを守りたい。

 ―――でしょう?

[目を合わせなかった先程の様子を思い返す。

 ねぇ。プリシラは、バーニィの中でどんな存在になった?


[彼らも、『同じもの』だと――]


【人】 本屋 ベネット

―2F居間―

巣に帰っているだろうしね、
……いや、猟のことはよくわからないけれど。
―― 、……  あの。
やっぱり、何処かで会ったこと、ある、よね?

[じっと見られておずおずと>>356 
前に一度聞いたことを、もう一度、尋ねた]

そっか、分かった。
……貯蔵庫と温泉のほうも、見てくるよ。

[謂って、重い気分を払うように、笑みを浮かべ
扉の方に、向かう。
沢山、作っておけば――安心だ。
味は、段々深く染み入っていくし。満月のポトフ、なんて――洒落た名前の料理。]

(361) 2014/11/16(Sun) 22時半頃

[同じ思考がかえれば
 嬉しさが思考に滲んで]

 そうだねーーーううん そうしなきゃ だ
 危険なことに 近づかず
 ……息を潜めるように



 時折 互いに思考で息を抜きながら


【人】 本屋 ベネット

……

[>>359 扉に手をかけに歩く、少し前。
ディーンの、重さを感じる言葉に、
フランシスは言葉を返しあぐねていた。]

……何を、って―――

[戸惑ううち、打ち切られる話。
幼馴染に、何の声も、かけられないのか―――こんなに、思い悩んでいる様子なのに。]

(362) 2014/11/16(Sun) 22時半頃

やだ。……忘れない。

此処じゃ話しにくいなら
別の、場所でいい。……聞かせてよ。

[ディーンに願う。
されど、――聞き入れてもらえるかは、分からない。]


【人】 本屋 ベネット

[――と、ばさばさと旋回していたルートが、
徐に高度を下げて、ぎゃあと一つ啼いた。
ぎくっと肩を震わせて、]

ゃ、っ ちょ、こら、
こっちに来るなって……!!!

[扉を盾にして、居間から逃げる作戦に出るフランシスであった。]

(363) 2014/11/16(Sun) 22時半頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2014/11/16(Sun) 22時半頃


[嬉しいが重なれば、ほわりと暖かさがにじむ]



 うん。危険なことには、近づかず、ね。


 話すだけで。だいぶ違うし――


[ふ、と思い出したことがある。
 衝動を、片目をえぐってこらえた同行者の話]

 ――フィリップの散らし方と違うけど、
 ドナルドも、衝動をこらえたことがあるよ……

 話を聞いてみるか、やめといたほうがいいのか……

[ドナルドが、まだその身のうちに獣を飼っているのなら。
 眠らせたままのほうがいいかもしれないと、悩む]


[このじんわりと暖かさが
 衝動を抑えてくれたらいいのに

 ゆると穏やかに感じながら]

 ドナルド…………ーー
 知りたい とは思う けど

[ラルフの悩むニュアンスに こちらも悩む]


 無理なく さりげなく 聞けたら
 ……かな……迷惑は かけたくないし


[穏やかさが、そのまま
 衝動をねむらせてくれたらいいのに、と]

 ……うん、じゃあ、聞けたら、ね。


 ――あのとき、かなり、しんどそうだったけど――
 でも、うまく抑えられたみたい、で。

 こんなやりとりも、できなかったし……

[できないなら、できないままのほうがいいのだと。
 そう、思った]


 あいつを、獣にしたくねえ。

[身勝手な大人の望みでいい。
男が味わった苦しみから出来る限り遠ざけてやりたい。]


 ……僕は、君に嫌われたくない。
 心配もかけたくない。

[後者は今更だろうか。
ディーンは同行者に言うのと同じように、真実を告げる。
ただ愚直に。]


【人】 本屋 ベネット

―2F>>365

[鳥に追われつつ>>365ホレーショーに答える ]

手伝ってくれると、
嬉しい、けどっ その鳥、ああもう、――!!

[――鳥から、逃げた。
ホレーショーが廊下側に来たなら、
人心地ついて深く深く溜息を吐いた。

それから、改めて「見覚えがある」と謂うことに言及したのだ]

……はぁ、ふ、
歌、……うたか。

[苦笑い。――泣きながら衝動を、吐き出していたみっともない歌を聴かれたの、なら。それは――確か。]

…それは、山奥の、ほうのことじゃ、…ない?

(377) 2014/11/16(Sun) 23時頃


[ああ、もう、 ばか。

――逃げる折、ディーンを――友人を、そんな眼で、睨んだのだ。
大丈夫、と同行者に繰り返す
そんな自分のことは、棚に上げて。]


[このまま 吹雪が収まるまでーー穏やかに]


 ドナルドを 揺さぶらない範囲で

[念を押すように 思う] 

 
 ーーあの時…………
 …………

[じっと 考える ドナルドの話]


 ……強い人?ドナルドは

[それでも 彼は 人を避けず]




 揺さぶらない範囲……がんばる……


[へたに、起こしてしまったら大変だと思う]

 ドナルドは強いよ。
 片目をなくしても、まだ、同じ仕事を学んでいるし……
 人を、避けがちではあるけれど……それでも、一緒にいるから。


 ラルフも 無理しないでーー


[がんばるに そう考えてしま ]


 片目…………それって

[ラルフの語るドナルドのそこに
 まさか という思考と この流れ
 と思うと 衝動を抑えたことと
 片目であること に思う]

 それでも……か
 見習わなきゃ…………


 ――……うん、ありがとう。


 あまり、見習って欲しくない、抑え方だけど。
 でも――抑えられたのだから有効、なのかも……

 ――痛みで、抑えられるの、かな……


【人】 本屋 ベネット

―2Fと階段>>390
…… あの鳥は、いつも、ああなのかい…?

[渋面で――獣を内に飼う一族であるのに
この有様のフランシスである。]

……山奥?猟師なのかな――……?
へ、ぁ?あ……?

[(今、なんて)
フランシスは意味を理解するほどに、
困惑したような、複雑そうな表情を浮かべる。]

い、いや……おれは、上手なわけじゃ、 ないよ……
それは、……

[(――衝動を、吐き出していたからだ)
呟きは、音には出来ず、眼を伏せた]

(397) 2014/11/16(Sun) 23時半頃

 痛み…………強い 刺激が有効
 なのかな…………
 
 
 耐えられるなら 耐える方法は
 多いに越したこと ないよね
 目は……弓を射るときないと困るけど……


 そうかもしれない、ね……

 あれだ、混乱してるときに頭はたいてもらうような感じ?



 ……目はね、普通に生活するのにも困るし。
 手も、困るし……

 ううん、どこも、困るけれど……

 衝動をこらえきれないより、まし、なのかなあ……


 出会い頭に 殴ればいいかな……?


 …………どこでも困るけど……
 少なくても ドナルドにとっては
 衝動のままに喰らうよりは……片目の犠牲
 それを選んだ………ーーそういうこと だよね


 ……ノックアウトされれば、気絶して動けなくは、なるよね……

[それだけの力で殴れるかどうか。
 そのあたりが不安ではある]



 うん……ドナルドにとっては、そうだったみたい。

 ――だから、衝動に負けるのが、すごく、怖いね。


【人】 本屋 ベネット

―1F 貯蔵庫へ>>470
……しつけないのかい……?

[しかしながらフィリップと謂う野性味溢れる少年なれば、
そんなことは気にしないだろうと考えられフランシスにとって、同族集合について以外の頭が痛い事案である。]

モリブデン……?鉱石の名前、かい?
……ついで、なんて。気をつけたほうが、いいよ。
ほかの子とあんまり、深く係わり合いになると、

……よくない、かも。

[フィリップが狼であろう――というのはディーンの見立てであったが、まだ確信が得られないため、牽制も込めてそう口にした。]

違う

[歌を生業にしているのかと尋ねられたとき、
否定は少し、声を大きくして。フランシスはしまった、とでも謂いたそうな表情で眼を逸らす。]

……おれは、調律師だよ。ドナルドと、ラルフと…一緒に、旅をしているんだ。

(411) 2014/11/17(Mon) 00時頃

 それだ いっそ弓で………は 死ぬか……



 …………怖いね……

[片目を失うより 衝動の入りやすさを
 自覚しているだけに]



 ……衝動にとらわれないように
 囚われても 殴るなりなんなりで……止めるよ

 [獣の性質を同じように持つラルフの安心になるように]


【人】 本屋 ベネット

―1F貯蔵庫―
……うた、を。
褒めてくれるのは、嬉しくないわけじゃ、ないけど、……

[フォローするように謂って貯蔵庫のほう、中身を確かめる。
奥から干し肉を見つけ、匂いをかいだ。
食べられるにおい。でも、――あの、赤い、甘さのない匂い]

(きっと――満月の、せいだ)

[ふ、と逃すために歌おうとして飲み込む。
部屋以外では、邪魔に、なる。
芋などの根菜もまだあるし想像していたよりも備蓄は多そうだが、――違う、そういう問題ではないのだとフランシスは眉を、寄せた。]

これ、と、これ。
持って、くれる?
……?  

[ホレーショーに願いながら、
部屋の奥のほう、話す声が聞こえた気がした。]

(417) 2014/11/17(Mon) 00時頃

 ……それは、死ぬ。


 衝動が、どんなタイミングでくるかわからないから。
 それがこわい。

[いまだ、ざわめきしか感じなくても。
 これが、おさえきれなくなったらきっと、と思えるものを感じている]


 うん、ありがとう、フィリップ。
 俺も、そうするね。


[こうして、声をかけてくれるだけでも、ありがたいと思う。
 一人で考え込んでいたら、きっと飽和していただろう]


 嗚呼…………それは ある
 怖くて 人間をさけてたはずなのに……


 ……思いっきり 鳩尾に打ち込んでいいから

[殴られるなら 先の散らした行動より
 ラルフにも頼みやすくって
 自分は…………できるだろうか?]


【人】 本屋 ベネット

―1F貯蔵庫―
[保護者だが、自分よりももっとざっくばらんとした関係なのであろうか。]

……色々?……そうか。
難しい、ね。多感な年頃だろうし……

[多感な。――恋に落ち、衝動に駆られて自ら片目を抉ったドナルドを思う。]

そうだよ、……危ないじゃないか。
打ち解けて……、恋、とか したら。

[(本当は――こんな苦い思いで謂う言葉じゃないのに)
フランシスには不安でかき混ぜられて
上手く、形にならないものが、あった。]

ポトフ、作ろうと思う。
温まるし、足りなかったら追加もしやすいだろう?

[干し肉から良い出汁が出るはずだ。
笑みを向けて、そう答えた頃、人の話し声はもう止んでいた。]

(426) 2014/11/17(Mon) 00時半頃

 満月のときだけ、避けていたけど……

 ――なんとか、しないとね。


 うん、少なくとも痛みで動きが止まるぐらいには、思いっきりやらないとね……


 フィリップも遠慮なく、やっていいからね。


【人】 本屋 ベネット

―1F→2F廊下―

[ホレーショーと共に1Fから2Fの廊下のほうへと戻る。
途中、金色の髪が見えたなら>>416]

あれ、シメオン君、上に居たんじゃ―――

[と、つい、フランシスは声をかけてしまう。
彼はそのまま、3階に昇っていってしまう>>427
ディーンの説明とは、違うではないかと眉を寄せた。]

……大丈夫、かな……

――、ぁ

[>>425 降りてきたところか、今の前か、ドナルドの姿が見えると自然笑みが浮かぶ。]

(431) 2014/11/17(Mon) 00時半頃

 ドナルドも強いし……ラルフも強いね
 それでも 人に関わって……満月以外の時




 狩で仕留めるように…………やるよ
 


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2014/11/17(Mon) 00時半頃


 俺が強いんじゃなくて、二人に支えられてるだけだと思う。


 これから、がんばることができたら、強いのかもしれないけど。





 ――う、うん。
 ……身をもって体験するわけか……

[少し、痛みを想像して青ざめる心地]


 …………衝動に 負けない くらい


 そう 思えることが もう 強さの一つ
 だと思うよ




 一瞬だから…………!
 狩でもそうなんだ 長引かせないのが大事

[と 慌てた風に 思考を上書きする]


【人】 本屋 ベネット

―2F廊下>>435
[ドナルドが来て、フランシスは笑みを浮かべる。]

ありがとう。よろしく頼むよ。
ポトフを作るつもり。
ラルフは居間?

ぁ、ホレーショー、
彼が謂ってた――同行者の一人のドナルドだよ。

[ホレーショーにそう、紹介した。
今の扉を開く前、鳥を警戒してゆっくり開く姿があった。]

(440) 2014/11/17(Mon) 01時頃

 そっかな……そうだといいな。

 ありがとう、フィリップ


[あわてて重ねられる思考に、ほっと吐息をこぼす]


 一瞬なら、我慢できるはず……


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2014/11/17(Mon) 01時頃


 ううん  きっと のりきれるさ

[と 勤めて心はポジティブに
 混ざる感情は どうしよう この子供達と
 トレイルとニコラの様子に ちょっと遠い目したい
 けれどそれは牧歌的な悩みで 気がポジティブに寄ってたのもある]


 痛みを感じさせないくらい
 素早くしとめるよ…………


 だよね。

[話しているうちに楽観的になってきたのは間違いない。

 なにかほのぼのとした悩みが伝わるけれど、そこまで気にする必要はなさそうだとも思う]


 ……わあ、狩人っぽい。
 獲物になった気分ってこういうのかー。

[こちらはそこまで言い切れないから、なるべく確実性を狙うか、と思う。

 血が流れているわけではないから、まだ
 そこまで匂いで動揺することはない。]


[笑うような気持ちで 薄く羞恥プレイに
 恥を感じる思考もあれど
 今はのんびりと楽観の中笑って]


 ふっ 獲物になり切りすぎて
 逃げないでね?

[などと 冗談もこぼれ]


【人】 本屋 ベネット

―2F居間のほう>>444

干し肉があったから、肉も入るよ。
栄養、つけないとな。

[眼を細め、声を弾ませる様子に嬉しげだ。]

?――そうなんだ。
用が済めば、降りてくるかな。

[ラルフが気に掛けている人のこと――それを、把握していないフランシスは、危機感を抱かず、そう答えた。
>>445途中、すれ違うときも零さないように気をつけてな、
と謂っただけだった。

丁寧に挨拶するドナルドには、笑って――両手が塞がっているから、背を撫ぜることは、できなかったが]

(464) 2014/11/17(Mon) 01時半頃

[こちらもまた、喜色が思考にまじる]


 逃げない、けど。
 うん、がんばる。

[冗談にくすくすと、おかしげに笑いがこぼれる]


【人】 本屋 ベネット

―2F居間から炊事場へ―

……鳥、大丈夫?平気?

[>>454 ――が、鳥(ルーツ)は見ていた。
ばさりと大きく羽ばたく音に、食材を守るよう抱える]

ちがう!これはお前のエサじゃないったら!わっ

[止まろうとしたのか、爪を立てられた。
引っかかれた痛みがあったが、そのまま炊事場に逃げていく]

(465) 2014/11/17(Mon) 01時半頃

[なにか ラルフにいいことがあった様子

 だから ダメだ 心配かけちゃ
 ダメだ]


 ーーーーーうん……そうだね


[フィリップの様子がかわったことに気づかず]

 うん――



 二人きり、は、あぶないん、だったっけ。

[嬉しさにまぎれていたけれど。
 ふと、改めて二人きりだと気づいた。

 それがちょうどフィリップのほうでも起こっているとは知らぬまま]


【人】 本屋 ベネット

―2F居間>>467

――…… ドナルド?

[抑えた声に、少し、眉を寄せる。
そ、とこちらも抑えた声で囁くように]

何か、……あったの、かな。
……わかった。

(472) 2014/11/17(Mon) 02時頃

…………そう 二人きりはだめ…………
こわい……二人きりは怖いよ


[うわ言のように触発されて思考が落ちる]


【人】 本屋 ベネット

―2F居間/ペチカ裏炊事場―

ど、ドナルド気をつけて、
そいつ凶暴だ!こっち来て、逃げてっ

[グワァア、と大変不満そうにルーツは啼いた。
>>473振るわれた腕に、飛び乗ろうとしたか
攻撃しようとしたか、爪で掴みかかろうとする模様]

ああもう、飼い主、なんとかしろってー…!!
ホレーショー、保護者責任ッ

[反応を鳥に面白がられているとは思わないフランシスであった。]

(476) 2014/11/17(Mon) 02時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2014/11/17(Mon) 02時頃


 フィリップ……

 もしかして、いま、二人きり……?


[ふと、届いた声に、問いかける]


ベネットは、トレイルの姿をしばらく見ていないが、それは恐らくお互いのためによいのだろうと思う。

2014/11/17(Mon) 02時頃


……ごめん

 でも 大丈夫 だから
 …………難しい ね 




 ――なら、いいけど。


 うん、難しい……

 居間には、きっとみんな集まってるだろうけれど。
 こんな狭い小屋なのに、ね。


 二人きり、なれる場所が多い……


 居間じゃ……人間が多すぎて 息が詰まるけど

 
 どうしたら いいのかな…………
 縛り付けて 檻にお互い
 入っているわけにも……いかないしねーーー


【人】 本屋 ベネット

―2F炊事場―
[>>481後でラルフに話を聞かねば、と思いつつも
現在居間は鳥と争っていた。]

ドナルド…!
ああもう、ばか鳥っ

[無駄にルーツを煽ってしまっていることに気づかないまま、
囮作戦で芋1つを犠牲にすることを決断。
これ見よがしに芋をちらつかせてから床に向けて転がした。

ころころ転がる動きのある芋に、
ルーツは気を取られソファの辺りまで
飛び跳ねていった>>478 プリシラも手が触れられる位置だ。]

(488) 2014/11/17(Mon) 02時半頃

【人】 本屋 ベネット

[ルーツは、芋の到達点に
自分の色に似た赤い髪の少年を見つけ>>478
鳥頭よろしく先ほどのイモのことは忘れて
首を左右に傾げてプリシラを見上げている。]

(489) 2014/11/17(Mon) 02時半頃

 そんなことしたら、みんなにすぐばれちゃうし……


 ……まだ、大丈夫。


[そう、願うように呟く]


【人】 本屋 ベネット

―2F炊事場―
よかった、……ばかだった……

[暴言である。飼い主も鳥も聞いたら間違いなく怒る。]

ドナルド、避難して。
ありがとう、庇ってくれて……
なんであの鳥、おれ目掛けて飛んでくるんだろう……

[ぶつぶつ謂いながらドナルドの腕を引いて、
そこに>>481赤い筋を見つけると、]

怪我、

[小さく呟いて。
どうしてか、ごく自然な動作で―――赤い筋に、口をつけた。
ちろり、と舌で舐めとる動き。]

(493) 2014/11/17(Mon) 02時半頃

 ーーーー………………
 ラルフも…………二人 きり?


[トレイルの行動に困惑一つ
 覚えはしたが 食べられても良かった
 そう書かれた言葉をみた時の
 衝動になりそうな それは今はなく]




 ―――――うん 

 いま、ノックスさんと、いる……


[つながれた手。
 巻かれた包帯。
 血の色を含んだ肉。

 思い返せば、自制ができなくなりそうで]


 ……まだ、大丈夫


 これから見せてもらうのは、作品、だし。

[ものがあれば、気がまぎれるかもしれない]


 ノックスと…………


[釈然としないものを感じる
 自身は大人だから
 子供と二人っきりでいいのだろうか]


 …………そう
 でも……気配は……あるの?


[まだ 先ほどもこぼれた思考
 緩く首を傾げるように思考が尋ねる]




 ――っ


[小さく、堪えるように、息を呑む。
 ひざの上、抱きしめられているということに、どこか混乱している。

 ざわつく衝動の、箍が外れそうで]


 …………こわい……


[何を、するのか、
 してしまうのか。

 ――今はまだ、堪えられている]


【人】 本屋 ベネット

―2F炊事場>>494

怪我はしてない、大丈夫

[まじまじ観察されて、
年上として恥ずかしいところを見せてしまったと
フランシスは恥じ入る。]

……眼?そう、かな?
いや、鳥に眼を抉られるのはちょっと。

[そんな、軽いやりとりであったのに。

制止された後もぬるり、と舐めとる血の味は、甘く。
うっとりと伏せた眸に影が落ち、淡く息を吐いて――]

――ん、……ぁ? あ、……
ご、ごめ

[不意に正気が戻ったように うろたえ、は、と 息を飲んで 口を離す。]

(515) 2014/11/17(Mon) 03時半頃

 …………

[自分が感じるものと違う
 思考から流れ込むものに
 衝動とは違う何かが背筋を冷やして]


 大丈夫 落ち着いて
 …………どこにいるの……
 今 二階にむかってる


[何かあった時 約束通り
 鳩尾に一発……その心構えをして]


[この、触れている手を、

 見えていた傷口に指を入れて、柔らかな肉をえぐったら。
 暖かい血をすすったら。


 そんな、想像にくらりと眩暈がする]


 ――――――フィリップ……

 三階、の、廊下……

 ……まだ、だい、じょうぶ。

[大丈夫だと、言い聞かせるように、くりかえした]


 …………っ

[具体的な視覚想像までは流れ込まずとも
 今にも外れそうなほど緩む箍の それを後押しするような感覚]


 わかった 答えてくれて ありがとう
 …………ね 戻ったら 何か 食事 作ろう
 美味しくて お腹に溜まるもの

[少しでも 思考をそらそうと考えたのはそんなこと]




 ――……っ、うん……

 おなか、すいている、せいだね……


 なんとか、抑えられた、けど……
 ちょっと、休む。

[逃げ込む前、視線があったときには、眉を寄せて苦しげな顔をしていた**]


【人】 本屋 ベネット

―2F炊事場>>517

……ちょっと、引っかかれただけだから、
平気だよ。ほら、たいしたこと、ない。

[案じるような気配に、安心させようと
ほら、と上着のボタンをふたつ外して、胸元へと続く赤い筋を、示した]

ん。――おれだって、鳥に
あげるつもりはない、なぁ……

[軽口であったから、苦笑交じりでフランシスは返事をして。――しかし]

……は、… っ?
お、大人を、からかうものじゃ、ない、よ…

[予想だにしなかった言葉に、つい、頬が熱くなった。]

(524) 2014/11/17(Mon) 04時頃

  うん…………

[赤く染まることのない様子
 遠目からの姿に安堵をこぼすけど

 近づいた時の 苦しげな表情に
 …………こちらまで苦しい]


 うん…………がんばったね
 強かったね……
 たくさん休んで
 ゆっくりおちつくまで…………


【人】 本屋 ベネット

――、  そ、
…  …、

[>>519 (そうだ、そのはずだった)
(でも、炊事場なのだから水を使えば、よかったのでは)
(まるで、赤に誘われるような。どうして。
(月が、満ちる、せい?)]

ほ、ほら、……野菜、切るから、……手伝ってくれるかい?

[隻眼の眼元に薄くさす朱と、
己の頬の熱さの正体を追わないように、
料理に没頭するために。

――干し肉の入った、程よい塩味のポトフは、
ややあって、出来上がる。
皆に振舞ったが、ラルフはその頃、戻ってきていたか、どうか>>523**]

(525) 2014/11/17(Mon) 04時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2014/11/17(Mon) 04時頃


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