88 吸血鬼の城 殲滅篇
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──。
[右腕の怪我を言い当てられ、眉を顰めた。
男の能力では『我が子』の全てが筒抜けなのだろう。
だが己には、この距離では男の怪我はわからない。
…それが寂しいような気がして黙り込み、
次の言葉に、息を呑む]
──ふざけんじゃねえっ!
余計な世話だ…っ!
[──死に掛けの獲物。
階下からの人声の詳細はわからない。
ただ、恐らく己の知らぬ戦闘があり
怪我人が出たのだ、という事を理解する。]
………
アンタが殺せってのなら、殺す。
それで充分だろう…!?
[悲痛を含んだ掠れた囁き。
──飲むつもりはない。
誰かを自分と同じモノにするつもりもない。
わかって欲しいと訴えるような。
無駄だとは思いながら叩きつけ、
苛立たしげに袖のカフスに手をかけた]
オレがいなくなったら?
[どこか慌てたような口調の問いに、片眉を上げる]
そりゃ、困るだろうさ。
まだなンも知らないおまえが、ひとりで取り残されて、
どうにかなるとでも思ってんのか?
[当たり前だとばかりに切って捨てる。]
[ゆっくりと息を吸い、戦いに向かう神経を研ぎ澄まさせた。
刹那。
闇が揺蕩う気配を、ふと感じる。]
(──誰だ…?)
[見覚えのない気配。
獰猛な巨躯を横たえる獣に似た、あの男とは違う。
火球の様な熱さと、鋼の硬さ。
昏く燃える熾火に鍛えられた、鎧]
……。おい。
[声を掛けようか逡巡したあと、短く呼びかける*]
[獲物をくれてやると言ったのに、激しい口調で拒絶された。
そのこと自体に、喉の奥で笑う。
嘲笑うように。
可愛いものをみたとでもいうように。]
そうは言うがな、おまえ。
――― そのままだと、死ぬぞ?
飢えに狂ってのたうち回って
自分の身体を引き裂けるだけ引き裂いたあげく
野垂れ死ぬぞ?
[実際に吸血を拒み、静かに衰弱して死んだ眷属も知っている。
しかし、そこまで親切に教える気はなかった。]
衝動を殺すな。
身体の欲求に応えてやれ。
――― 喰らえ。奪え。飲み干せ。
…わかったな?
[手放すつもりはない。
死なせるつもりもない。
それは命令であり、宣言でもあった。]
持ち主が死んで、玩具が困るのか?
[なにかを嘲る様に、喉をならし]
ただ壊れるだけだ。
わかってんだろ?
[玩具が壊れても持ち主は困らない。
またつくれば良いだけだから。
持ち主がいなくなっても、玩具は困らない。
打ち捨てられて壊れるだけ。
──クレアのように]
…ッ、……。
[自分を抱くように腕を回し、歯噛みする。
──異端狩りとして、
飢えた吸血鬼を見た事がないわけではない。
男が口にしたような、青黒く干乾び
灰にすらならずに消えた魔物の末路も。
本能的な恐怖に喉が震え、
引き攣る様に息を呑み込む音が響いた]
……俺はもう、死んでるようなモンだろうが…ッ
[其れでも震えを押し殺し、声を絞り出して]
…ぁ、……
[何かを反駁しようと口を開きかけ。
男の声音に、それが千切られる。]
……。っ………。
[肯うこともしない。
否むこともしない。
じくじくとした痛みに耐え、
ただ黙って唇を噛み締める。
それだけが今の唯一の抵抗だった*]
死んでるようなモン、か。
[平坦な声で呟き、思案の間を挟む。]
―――だが、生きているだろうに。
[嘲笑。]
玩具なら玩具らしく、
最後まであがいて、オレを楽しませろよ。
オレは死んでも消えねぇ。
見ていてやるから。
[仮定を口にして、
その仮定がナンセンスだとばかりに鼻を鳴らす。]
おまえより先に死ぬなんてことはねぇか。
当分、死ぬ予定もねぇしな。
しかしまぁ。
人間っつーのは、面倒な生き物だよな。
[誰に聞かせるでもなく、言葉を零す。
既に人間とは違う生き物になったというのに、
人間を殺すことを拒み、殺してしまったと嘆く。
全く、面倒な生き物だと思う。
その苦悩を眺める楽しみもまた、
眷属を増やす理由のひとつではあったが。]
呪われた? 忌まわしき?
ハッ。
だれに呪われたっていうんだ。
[背中に聞こえてきた修道士の言葉を笑い飛ばす。]
兎が狼を恐れるのと変わりゃしねぇ。
妙な理屈こねまわさねぇで、素直に怖いって言えばいい。
そっちのほうがまだ可愛げがあるってもんだ。
―――ま、人間共には理解できないんだから、
しゃーねぇか。
[呟きに滲むのは、超越者の自負。]
――――……。
[あいつが生き残って帰ってきたら、
もう一度血をやってもいい。
まともな闇の狩人に仕立てるために。
そんなことを、ふと思った。]
[対峙するその間隙に、闇の領域から、手探りするような揺らぎが伝わる。
それは、言葉を伴って触れてきた。
主とは明らかに違う声。]
── 何奴っ !!
[閨に踏み込まれたかのごとく驚き、その衝撃を叩き返す。]
[響く嘲笑に目を伏せる。
そうだ。生きている。それがヒトならぬ生であっても。
――だから、こんなにも苦しい]
……思い通りになる玩具なんて、
つまんねえだろ…?
[そう、小さく肩を竦める。
見ていてやるという言葉に
よわよわしく笑んだ。
――クレアを見ていたようにか? と
そう口にのぼせかけ、止めた]
立候補1名につき、確定します。
本日の投票は【レオナルド】にセットしてください。
よろしくお願いします。
襲撃は、赤ログ陣営に一任です。
パスも可能ですが、城内の人間が全滅するまで物語は続きます。
(#0) 2012/05/02(Wed) 22時頃
うわっ
な、…何奴、って…なんだこいつ
[叩き付けるような衝撃に驚いて仰け反る。
――目の前の大階段を上がる姿を目に留め、
早口に囁いた]
悪い、取り込みの用が出来た。
アンタが誰かは知らねーが
アイツの眷属か何かなんだろ?
……またな。
[柔らかく笑うような気配を届け、声を切る。
それが騎士ヒュー・ガルデンである事には
いまだ気づいていない*]
(……、こんな心の声まで、筒抜けなのだろうか…)
( 主のみならず、さきほど、耳もとを掠めて消えた正体不明の気配にまでもとなると、問題だ。)
( あれはいったい誰だ? 予想外に柔らかな感触だったが──)
( いかん、筒抜けなんだぞ。)
[しばしは目の前の闘いに集中することにした。]
[くつろぎながら、触れてくる眷属たちの気配と声にも耳を傾ける。
"子供ら"同士のやりとりには、微笑さえ誘われた。
思い悩むさまの騎士には声を掛けてやろうかとも思ったが、
いまは止めておく。
それよりも、戦いの行方を追う方が面白い。]
[二階での戦いは、おおよそ互角。
か弱いと見えた錬金術師の身体能力と、
多彩な薬品を使った攻撃に、感心した声をだす。]
ハッ。なかなかやる。
問題は、それがどこまで続くか、だが。
[持ち運べる薬品の数など、たかが知れているだろう、と
冷ややかに観察する。
身体能力の上昇も薬の効果のようだし、
切れるまでにどこまでやれるかが、見物だと唇を歪める。]
[対して、一階の戦いは、眷属の不利に進んでいるようだった。]
しっかりやれよ、おら。
[発破を掛けるが、騎士の実力では厳しいだろうことは
最初から承知していた。
神聖魔法の使い手と、手練れの剣士の組み合わせは、
自分ですら、時に手を焼く。
どうするか。
思案の顔で、しばし湯船に沈んだ。]
[騎士の戦きが伝わってきて、薄く、唇を引いた。]
どうした?
[伝わってくる声に、微かな笑みの気配を乗せて応える。]
そうか?
だらしがねぇなぁ。
[笑う声に、非難の色はない]
―――ま、ゆっくりしたからな。
運動したい気分にもなってきた。
ドナルド> 本日、投票はレオナルドです。
(#1) 2012/05/03(Thu) 00時頃
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