153 unblest blood
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あぁ、……そうか。 皆、死にてぇんだろう。
芳しい香をプンプンさせて、俺を惹き寄せて――、
長すぎる生を、終わらせたいんだろう?
(脅える友人に、終焉を。
愛する人に、 ――解放を。)
[衝動が抑えきれなくなる時はいつも
ダンピールの血が、そう男を唆す。
思い込み。エゴ。
自身を説得出来たなら、
理性で抗えるものであったなら、
――どんなに良かっただろう。]
[マドカへ「店でもやればいい」と言った時、
自身の店に甲斐甲斐しさがあったならと考えた時、
過去の経験から、有り得ないと知っていながらも、
――自身の店へと足を運んだ複数組の客を相手に、
くるくると走り回り、
接客するマドカの姿を思い浮かべてしまった。
勝手な妄想。
けれどそれを思い浮かべてしまった時、
「悪くないな」と。
ひとりよがりな、一晩も経たずに消え去った夢物語。]
誰が、殺したんだろうな。
[ダンピールの最期はどんなものなのだろうか。
「人」や吸血鬼と同じところへ行けるのだろうか。
死んでもなお隔絶されていないことを、ただただ祈る。
何れ男もそこへと行くのだろうし。
死んでまで孤独を感じたくはない。]
あぁ、お前がいるか。
[ぽつり、零れた声は苦笑を伴った安堵の色。]
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