30 ─今夜、薔薇の木の下で。
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[いくつか言葉を交わすうち、互いの視線はかち合ったか。
眼の奥に秘めた赤い輝きは、薔薇の精に新たな精気を捧げる為に狩りをする忠実な下僕の色。
アンタもそうなのかと察して、歪んだ笑みを返した。]
[言葉を交わしながら、お互いに宿る同じ薔薇の香にすぐそれと気づく。
水色の裏に見え隠れする赤い輝き。今、まさに薔薇の精に精気を、
捧げようと、生贄を供えようとしているのだから。
歪んだものには同じものを。いや、それだけでなく]
…あとで、来いよ。一人で搾り取るには多すぎてな。
多分。生贄もそれを望んでるさ?
蒼い薔薇の旋律は、呪いを持つものを呼び寄せようと強く強く香りを放つ。
…――より生贄を蒼薔薇に捧げ奉るために
[ご馳走むさぼる獣二人。眼底の赤い輝きを見合わせて笑う]
[視線かち合うお互いは、既に忠実な薔薇の猟犬。
捕らえた可愛い獲物ちゃんは、
食い荒らして捨てるもよし、調教して飼いならすもよしかと。]
[自身の好みは調教して飼い慣らす方向である。
甘い蜜は長く吸い続けるほうがいい。尤も自分はここにいるのは
あと半年だから、そのあとはドナルドの好きなようにと、眼が笑う]
[子供に飴を与えるのは得意な方ではない。
手中に収めるつもりならば、任せる気ではあった。
ほんとうに欲しいものは、今はひとつしかなくて、
それに手を伸ばすだけの勇気が今はまだないから。]
[自分が欲しいものは半分手に入れて、残りは手に入れていない。
もしかしたらそれは満たされることがないかも知れず。
あくまで快楽だけを与えるのは代用品でしかない――…]
―何処か―
[蒼薔薇に精気を注ぎ続けてきた躯は、かなり呪いを進行させつつある
既に肩の茨の棘は赤から紫に、紫から蒼へと色を変えて
呪いを移さねば、持ちそうもない―――……]
[青い薔薇の呪いは、じわじわと内側から染みとおる。
そちらが未だ持ちこたえるのならば、未熟で弱いこの魂は囚われて壊れてしまうだろう。]
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