153 unblest blood
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何やってんだよ、こんなトコでよぉ。
[頭を小突くついでに、ボソリと。]
黙っててもいいんだけど、よ。
何れ見つかっちまうだろう?
アンタぁ、屍人の癖に人を惹きつけやがるからさ……。
――罪な女。
そうやってソイツの興味も惹いちまったんだな。
[部屋を出ようとして束の間足を止め、
振り返りざま、寝台の上のワンピースを睨み付けた。]
俺にも、忌々しい血が流れてるからなのか……?
[「人」に興味を惹かれたことなど無い。
心惹かれるのはいつも――]
どいつもこいつも―― 迷惑なヤツらだ。
[一頻り愚痴を吐き出してから、リビングへと向かった。]
[小突かれついでに囁かれた言葉に顔を上げて]
……ちょっと疲れただけだよ
ちょうどいいや、どっか運んでよ
はしゃぎすぎてバテた「ガキ」の面倒見んのは年上の仕事だろ?オニーサン
[そう促して。彼がさっぱり疲れてなどいなかった事はその後の行動で知れただろう]
[まだグロリアの部屋に1人でいた頃。
灰になった彼女を眺めながら、同族の言葉を思い出す。
彼女だった物を睨みつけながら吐く言葉にどんな想いが詰まっていたのか。窺い知る事は出来ないが]
……迷惑、ね。それ、俺も入ってんのかな
[ひとりごちたところで、この場に彼はいないのだが]
[潤してくれるのは「人」の血。
紛らわしてくれるのは「屍人」の血。
忘れさせてくれるのは―――]
[別に庇い立てする義理もないけれど、
人生で初めて出会った「オナカマ」なのだ。
ジリヤが話したのは恐らく彼のことだろう。
何故、名前を出さなかったのか、本当に理解し難い。
理解し難いと言えば、
現場となったグロリアの自室の前で座り込んでいた「オナカマ」も。]
(おめぇも、……死にてぇのか?)
[チロリ、唇に残ったワインを舌で舐め取った。]
[吸血鬼の母も、「人」の父も、
子が欲しいと言った女吸血鬼も……。
皆死にたがりで、男の前で死んでいった。
男の気を惹くだけ惹いて、心に深く刻み込んでおいて。
少しずつ、男の人格は歪み始めた。
特に、
本能が囃し立ててくる時には、別人のように。]
(脅える友人に、終焉を。
愛する人に、 ――解放を。)
[「死にたくない」と声高に泣き叫ぶ者もあっただろう。
けれどそれすら、男に助けを乞う声に聞こえたのだ。]
[部屋に残してきた「オナカマ」の様子では、
一人灰に返したところで満足などしなそうだったが――。
下手に複数人の前で呪詛を使ったなら、
次に呪詛を使うよりも早く、殺されてしまうかもしれないな、と。
思い切りのいい彼と比べ、
男は未だ、最初の獲物を決めかねていた。]
[熱に浮かされた身体に少しずつ現実味が戻ってくる。
恐らく、もう少しも時間が経てばまた次の呪詛を放てるだろう。
逃走も可能な狩場であれば、呪詛を放てない状況でも武器を使って続行しただろうが。
今のこの状況で相棒を振りまわす訳にもいかないだろう]
(……サイラスさんはどうすんのかな)
[数少ない同類の姿を思い浮かべ。
そういえばろくに言葉も交わしていない。
彼が何を想い、此処にいるのか。
それは未だに掴めないでいた]
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