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それまでも散々悪天候であったけれど
不意にゴウっと地鳴りがするほどの吹雪。
電灯は全て消え、まだ夕方だった筈なのに、当たりは真っ暗に。
真っ暗になった校舎は、何やら普通ではない気配がします。
その証拠に、先ほどまでの吹雪はピタリと止んでいます。
ジジッ
やがて校内放送が始まる前の、あの独特なノイズ音が響きます。
そのノイズ音と共に、ほんのりと淡く電灯ではない光によって、
例えるならば雪明りのような光で世界は色を取り戻します。
(#0) 2020/12/30(Wed) 01時頃
「やぁ、驚かせてしまったかな?
人間の子どもたち」
校内放送に乗るのは、青年とも壮年ともとれる男の声。
その男の声の背後にザワザワと複数の気配。
「私の名は稲荷。
妖たちのまとめ役をさせてもらっている」
稲荷と名乗るその声曰く、神と同じように妖というのは『人がそれを信じる』心というものが、存在維持の為に必要で。人の生気が糧となる、とのことだった。
また、生気は若い方が、人間でいう食べ応えやら、喉ごしが良いものらしい。
「ところが、10年程前に、この学校も廃校となってしまってね。
なかなか、若い生気を取り込む機会もなくなってしまったというわけだ。
だから、すこぉし、君たちの生気を我々に分けてほしくてね」
何やら1人ばかり糖が薹が立っている者がいるが……と、小さく語ちる言葉が続くも、気を取り直したように稲荷は続ける。
(#2) 2020/12/30(Wed) 01時頃
「ぱくっと一飲みが、一番楽ではあるのだけれどね。
人と共に楽しむことでも、生気を我々は得ることができる。
今回はそちらで協力してくれたまえ。
なに、ちゃんと我々を満足させてくれたなら、元の世界に戻してはやる。
……協力しないというのなら、ぱくっと一飲みさせてもらうがね?」
コーンコンと狐の高笑いのような笑い声が響く。
協力しないなら……の言葉を裏付けるように
(#3) 2020/12/30(Wed) 01時頃
「とはいえ、この人数で我々全ての相手をというのは酷。
そうだな、この校舎内に私以外の妖の名を示すものがある。
よく七不思議とか騒がれていたからな。
日誌や、工作や……なにやらのなかから、3、いや、4……名を先に見つけてもらったものを、相手にしてもらおうか。
また、名を見つけたあたりで次の指示を出そう」
そう一方的に稲荷は言い切ると放送は途切れるのだった。
(#5) 2020/12/30(Wed) 01時頃
― 本日のランダムゲーム ―
昔の校舎に戻った葛学校内で、妖の名と思われるものを見つけよう!
【本日の参加は任意です】【結果判定は早い者勝ち】【回数に制限有】
1.廃校の中で妖の名前と思われるものを見つけよう!
例:図書室で過去の学校新聞を探ってみる 等
2.[[1d20 ]](スペース除く)のランダムを【act】で振り、下記に示す番号が当たったら、
該当の番号の七不思議のキャラチップを決めることができます。
議事国内のチップで条件にあうチップを選んでください。
※条件に合えば、今回のセット以外のセットからも可です。
ただし 明後日への道標 のような明らかに世界観が違うものはNGです。
同じ数字が出た場合は【早い者勝ち】です。
ただし、30日昼12時までは【1人3回】までとなります。
30日昼12時以降は、決まってない箇所があった場合は回数制限なしで、挑戦したい方は挑戦してください。
(#6) 2020/12/30(Wed) 01時頃
3.RP上では、当たりの場合は、名を当てた妖と思われる声で
「当ててくれて嬉しい」的な言葉が聞こえます。
辺りを見回しても振り返っても姿は見えません。
不正解の場合は、特になにもありません。
※村建てが天声つかってRPとかはないので、各自RPしてくださいorz
(#7) 2020/12/30(Wed) 01時頃
― 廃校の七不思議(妖)キャラクター ―
その1.20(←この数字を1番に引いた人がチップを決めてください)。
雪合戦をしているとチームに1人増えている。
雪童と雪合戦でガチバトルを繰り広げている。
【条件:雪女(に見える)チップ】
その2.13
雪合戦をしているとチームに1人増えている。
雪女と雪合戦でガチバトルを繰り広げている。
【条件:雪童(に見える)チップ(男女問わず)】
その3.13
雪像が夜の間にグラウンドに作られている。
【条件:男性の鬼(に見える)チップ】
その4.7
里山でスキーをしていると並走してくる狼。
【条件:人狼(に見える)チップ(男女問わず)】
(#8) 2020/12/30(Wed) 01時頃
その1.【20】
その2.【13】
その3.【5】
その4.【7】
です。wikiにも明記しておりますが、
スマホ類は元の世界に戻るまで使えません。
あしからずご了承ください**
(#10) 2020/12/30(Wed) 01時頃
……で えぇと、なんだ。
妖だの生気だの言ってたっけ。
糧のために僕らに協力をしろ、と。
[落ち着いたところで先ほどの放送内容を思い出す。
ドッキリにしてはあまりにも現実離れしているから受け入れざるを得ないとは思っていたのだが、もう一つ現実離れした事象が起きるなどこの時はまだわからずに。]
そうそう、漫才の相方探しは後にして、
先に妖さんの名前探さないと〜なのよね?
[漫才の相方探しの手段を絶たれてショックを受けていた時。
状況を確かめるような
……ん?
あれ?ロビン先輩、近くにいます??
[キョロキョロ辺りを見回すも、姿は見えない。
あれ?と首を傾げた*]
………
んん?
[辺りを見回してみても誰もいない。
確かに声が聴こえたと思ったのだが。
漫才の相方探しという意味不明なワードと共に。
それでもさらに聞き覚えのある声が、自信の名と共に頭に響いて
フローラ?
頭に直接響いてるのか? これ…
……ていうかその前に本当にフローラか?
[空耳などではなく、妖術とかそういう類だろうか。
何でもありだなと独り言ちるが、妖が揶揄っている可能性は否定できないため、疑念を含んだ声音で聞こえた声に応えてみる*]
てすてす〜、フローラです!
現在、どこぞの教室を探索中であります!!
妖の名前と思われるものは、まだ見つかっておりません。
そちら、どうぞ〜?
[やはりロビン先輩の声が聞こえるものの、姿は見えず。
そして、頭に直接響いている?という言葉に、なるほど、確かに耳でなく頭に響いているようだと理解する。
理解すればおもむろに、昔のトランシーバーを使う際の常套句みたいな言葉を『脳内で思い浮かべて』折り返してみた*]
はいはい、てすてす。
こちら図書館。
特に何も見つかりません、どうぞー。
[ノリは普段のフローラそのものだ。
害はないようだし信じてみてもいいだろうと、頭に響く声に折り返した。]
そういえば漫才の相方って何。
[ぺらぺらと新聞を捲りながら、雑談ついでに先ほどの不可思議ワードについて尋ねてみる。
夕食後の出し物などすっかり頭の中から飛んでいた。*]
ロビン先輩は、図書館でありますか〜。
じゃあ、私は図書館じゃないとこ探した方がいいかなぁ。
[おお、本当に返ってきた!不思議だ!!
何故そうなるか?は考えても、それこそ不思議に答えはきっとでないだろうと、早々に考えることを放棄]
漫才?
そうそう!懇親会の出し物のくじの結果が漫才だったんですよ!
先輩、私の漫才の相方しりません??
あっ、先輩は何担当でしたか〜?
[こんな風に不思議な会話できるようになっているし、ロビン先輩が漫才の相方ということもワンチャンあるのではないかと、ワクワクしたオーラを滲ませて返した*]
僕一人じゃ見落としもあるかもしれないけどな。
[何せ自校と比べれば小さいながらも大量の本がある。
見落としなく全部調べろと言われても無理があるというものだ。
薄闇のせいで小さい文字が見辛いこともこの上ない。]
懇親会の出し物……
嫌なものを思い出させるなよ、って質問したのは僕か。
[他にどんな内容があったのかは知りもしないから、漫才なんてものもあったんだなと一人納得して]
担当? 何のことかわからないな。
それで漫才の相方な。
ワクワクしているところ悪いが僕は知らない。
ピン芸人もいるし一人でも出来るんじゃないか?
頑張れフローラ。
[やる気がないのでしれっとしらばっくれる。
見えないだろうがぐっと握りこぶしを作ってフローラに声援を送った*]
ん〜……?嫌なもの??
[ロビン先輩の言葉尻を拾い、ピコン☆と何かを受信する]
そうですか〜、ロビン先輩の出し物楽しみにしてます。
[にっこり良い笑顔が思い浮かぶような雰囲気で告げて]
私は、そうだなぁ、相方いないなら、
パペット使って一人二役とかかなぁ。
なんのパペットが良いと思います?
[牛とカエルの組み合わせ以外で*]
だから……楽しみにしなくていいってのに……
[図書室には「はぁ〜〜〜〜〜」と重い溜息が漏れたことだろう。
オスカーとフェルゼを思い出して、不機嫌オーラが伝わってしまったかもしれない。
こんなだから姉にもよく揶揄われるという自覚があったりもするのだが、わかっていても性格を直すのは難しいものだ。]
あぁ、いいんじゃないか?
フローラに向いてそうだ。
家でも下相手に使えそうだし。
そこ僕に聞くのか?
うーん…、うさぎと亀とか?
採用はしなくていいぞ。
[小さな子に受けそうな動物、と考えて出て来たのがうさぎ、続く亀は昔話に引きずられるように口から出てきただけだ。
そう言い置いて一旦話は途切れただろうか
[不機嫌そうなオーラに、やりすぎたかな?
と、思えど、下の相手で慣れているので、ふふふっと顔が笑う。……ロビン先輩の方が、フローラより年上だけれど]
うさぎと亀、ご意見参考にしま〜す。
[5にんきょうだいの一番上は、引き際は心得ていますとも。参考に受け止めて、暫く続く沈黙]
ロビン先輩、私どうやら雪女さんのお名前見つけたみたいです〜。
カリュクスさんと仰るみたいですよ!
[やがて沈黙を破ったのは、そんなご報告*]
お疲れ。
他に二人見つけ済みらしい。
あと一人で良かったよな?
[途中聞こえてきた報告に軽く応える。
職員室で起こったことは心配をかけるだろうし話すことはせずに*]
おぉ、他にも2名分見つかってるんですね。
たぶん、あと1名でよかった筈です〜。
[詳しい説明がないのには、少しだけ引っかかるも、経緯はどうあれ、名前自体は後でわかるんじゃないかなぁと流してしまう]
あっ、そうそう、追加でお茶沸かしたので
必要そうな人がいたら伝えてくださーい。
[そして、ペロペロキャンディを気にしつつも、家庭科室から動く気が矢張りないのか。そんな伝言を託すのだった*]
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