人狼議事


22 共犯者

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天のお告げ (村建て人)

 
 
 
――…そして、翌日のこと。
 
 
 

(#1) 2010/07/29(Thu) 01時頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/07/29(Thu) 01時半頃


あーあ…いいねえ……。

[くくく、と同じように哂う声。この心地好い感覚の共有は本能的なモノだろう。]**


天のお告げ (村建て人)

菫の花 葡萄の葉
 哀れ 死ぬ愛のために
摘んでは編む われらふたり
 一日生きる 花冠は
 黄泉女王が接吻した
愛の冷たい うつろな眼を
 夕(ゆうべ)に おおう
菫の花 葡萄の葉
摘んでは編む われらふたり

−アーネスト・ダウスン「花冠」より(南條竹則・訳)−

(#2) 2010/07/29(Thu) 01時半頃


―祭前夜の夜―
[ 駆けて行くイアンの背に、叩きつけるように声無き哄笑が上がり、真黒の森に響き渡る。
 それを聞く者は、驚きに打たれ羽ばたく夜の鳥と――


 ――もうひとりだけ。]


[ 閉められた扉の前に、冷ややかな瞳の獣がひとり。]


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/07/29(Thu) 18時頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/07/29(Thu) 18時頃


天のお告げ (村建て人)

 イアンが、その遺体の特徴――「左の薬指に指輪を嵌めた手」と告げた時、一人の男の表情が硬直した。それは徐々に歪み、怒りとも怯えとも取れぬ形へと変わってゆく。

 顔を強張らせた彼は、その遺体に些かなりとも覚えがあったのだろうか。あまり運動の類が得意ではないイアンの後ろを、もどかしそうに、苛立ちながら走る。

 「そこの…巨木の…ところ……です、」
 人々を案内するイアンが息も切れ切れになってきた頃、その男はイアンのことを振り切って、全速力でその場所へと向かった。

そして次の瞬間、彼は張り裂けそうな声で遺体の名を呼び、ところどころ欠けた赤黒い胴体を強く抱きしめた。

(#3) 2010/07/29(Thu) 18時半頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/07/29(Thu) 18時半頃


―祭前夜の夜 / 襲撃現場―

[イアンが立ち去るまで、木陰でじっと気配を殺しながら辺りの様子を見張る。
やがてイアンが完全に見えなくなるのを確認すると、楽しそうに動かなくなったソフィアへ近づく。]

…へぇ、ソフィアにしたのか…。
こりゃ意外だな。
アンタなら別の獲物を狙うかと思ってたぜ。

[黒衣を纏った姿で現れると同胞に話しかける。]


―祭前夜の夜 / 襲撃現場―
[ 目を細め、現れた同胞を見遣る。]

 別に、誰でもさしたる違いはないだろう。

[ 気怠るげな声音。
 顔に垂れ掛かった長い髪を、首を振り、面倒臭そうに振り払った。]


 腹が減ると言っていたな。
 喰いかけで良ければ喰うがいい。
 まだ肉は残っている。


[ 足元に屈み込み、草叢からソフィアの首を取り上げる。
 愛らしかった美貌は恐怖と苦痛に引き歪んで見る影もない。
 彼はその頬に飛び散った血をぞろりと舐め上げた。] 


[ソフィアの側に膝まづくと、スカートに溜まった彼女のまだ温かい血液を両手ですくい上げ、ゆっくりと祝詞を上げる。言語こそ聞き慣れないものだったが、意味は神像への祈りと同一であった。]

 『――どうか、常に我らと共にあれ』

敬愛と畏怖……我らと共に…。

[そして両手に満たされた乙女の血を一気に飲み干す。]


[ 同胞の挙動を何の感情も窺えない眼で見下ろしている。]



「狼」は序列を重んじる。アンタが上、俺は下だ。
それくらいわかってらあ。

ソフィアを選ぶのも、アンタが先に喰らうのも、当然の事だ。

[血を飲み終えると、しゃがんだままそう答える。
そして、一瞬歓喜で身を震わせたと思うとソフィアに喰らい付く。]

そうだ、そろそろアンタの真名を教えてくれよ。
そんで…俺にもアンタから真名をつけて…くれねえか?

仕事があれば言いつけな。俺はアンタに従うぜ。

[口元を拭ってそう言った。]


 真名……ね。

[ その呟きに冷笑と――一抹の寂寞が篭っているようにも感じられる。]

 前にも言ったが好きに呼べばいい。
 お前も気に入った名があればそれを名乗れ。
 俺には命名の権利を行使する気はない。

[ 鋭利な刃物の如き笑み、ソフィアの首を片手に掲げたまま、若い同胞を眺めやる。]


[日の光で照らされた、極彩色の肢体を見て、昨夜の「久々の恍惚」を思い出していた。

その一方で、村人の「忘却」の罪に苛立ちもしている。]



ヘッ、そうだな。
まぁいつも通り呼ばせて貰うわな。

[粗方喰い終わるとふぅ、と一息つき冷たく笑う彼を見上げる。]

あーあ…まだ足りねえなあ。
儀式…コレが始まりの合図か。
てめえらが何を忘れているか、思い出させてやらねえとな。

[ソフィアの頭部を苦々しく見た後、視線を上げる。]

そういえばあのよそ者だが、どうするよ。
騒がれると面倒だぜ?
悪い奴じゃねえみたいだけどよ。

それに奴の滞在先と言い、奴を呼んだ理由と言い…。
リンドクヴィスト…。気に入らねえ状況だな。

[「食事」を終えると立ちあがり、乱れた外套を再び纏うと、長髪の同胞にそう問うた。]


 泉の神には乙女の首(こうべ)を。
 聖なる樹には地の果実を。

 泉に供物を捧げ終えたら、一度村に戻る。
 月が沈んだら、それを聖樹に納めに行こう。
 お前が手伝うと言うならその時に。

[ 同胞と大地に転がった屍骸に背を向け、森の奥に向かって悠然と歩き出した。*]


 今は放っておけ。

 そのうちに、な。

[ その対象が新聞記者であるのか、リンドクヴィスト家のことであるのか。
 定かにはせぬまま、声は消えた。*]



…ああ。そうだな。
彼女の魂と肉体も、我らの祝福された場所へ。


[鋭く氷を思わせるその声に少し圧倒されたか、それ以上は何も言わず、森全体が闇に包まれる時を待つ事にした。]



[ヴァンルナール家の代々の家長は、古くから人狼を熱心に崇拝していたようだ。
(人狼と「契約」を交わしたのも、遡れば彼らの祖先に当たるのかもしれない。)

ヘクターは当然実子ではなく、「実子として」家に迎えられているに過ぎない。
対外的には、ヘクターの「祖父」が家長だが、実質的に実権を握っているのはヘクター自身であった。

――尤も、それについて知っているのは、ヴァンルナール家でもごく限られた者のみである。
ヘクターは彼らを「キツネ」と呼び、彼の命令は、対外的に「祖父が出したもの」として実行されていた。]


 「約定」はやはり忘れ去られている、か。

[ 平静な声音。]

 ……それもそうか。

[ 小さく鼻を鳴らす。]


 お前の言った通りだ。

 彼らは忘れてしまった。

[ 遠巻きにソフィアの死体を眺めながら騒ぐ人間たちを凝視し、同胞に語りかけた。]


天のお告げ (村建て人)

―或る男の遺品のノートより―

「かれは他のどの生物よりも『獣』らしい『獣』であるというのに、
 かれは"creature"ではないのだ。
 かといって、かれを天地を創造したような類の存在とも言い難い。

 ――では、かれのような者を何と呼べばいいのだろう。

 私がかれに惹かれた衝動に理由をつけるとしたら、
 おそらくこんな些細な疑問が発端だったのだろう。」

(#4) 2010/07/29(Thu) 23時頃


天のお告げ (村建て人)

―或る男の遺品のノートより― 
 
「そう――かれを形容する『言葉』が見あたらぬのだ。
  
 立つ瀬を失い、海に浮かぶ小舟のように弱々しく生きる、
 かつて『民族言語学者の卵だった』私は、
 その形容しがたき『存在』を表す為の言葉を見いだせずにいたのだ。

 そしてそれは、『かつて学者だった』私のたましいに、
 確かに火を点けたのだ。

 ――…だがそれは程なくして、
 私が私自身についた『嘘』であるということに気づかされることになったのだが。」

(#5) 2010/07/29(Thu) 23時頃


天のお告げ (村建て人)

―或る男の遺品のノートより―

「振り解かねばならぬということは、
 既に絡め取られたのと同じこと。

 あの時の私は、それにさえ気づけなかった程、
 かれという『存在』に、惹き付けられていたのだった。

 『逃げ出す』ことと、『囚われる』ことは、
 状態が違うというだけで、まるで同じことなのだ。」

(#6) 2010/07/29(Thu) 23時半頃



ああ、そうだな…。

[苦々しい思いで吐き捨てる。
――我らを思い出す者はおらぬか?思い出しても畏れから口に出さぬだけか?]

村の年寄り共もどれだけ使えるやら。

[ヘクターを補佐する立場にある「キツネ」も、人口が増え、近代化へと向かう村に対し絶対的な力までは持っておらず、祭の形骸化を食い止めるには限界があったようだ。]


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/07/30(Fri) 00時頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/07/30(Fri) 00時半頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/07/30(Fri) 00時半頃


[何故忘れる・・・何故・・・
こんなにも人の子は愚かだったのか?

我等が慈しみ護ってきた者らよ
幾度の潮の満ち引きと共に、汝のその英知はいずこかへ消えてしまったのか]



[ 同胞の憤りがじわりと伝わってくる。
 「声」は殆どの場合において、音声による言語以上にその感情を能弁に伝える。
 彼は伝わる怒りの感情を、舌の上で転がすようにじっくりと吟味した。]


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/07/30(Fri) 18時頃


天のお告げ (村建て人)

―秘匿された或る村の「祭」に関する記事(草稿)―

「『前夜の祈り』は、きわめて厳かな空気の下で行われた。
 村人は神像の前に座し、祈りの言葉を口にする。彼らが祈る神像は、本国のそれとは幾つか異なる点を示しているが、『聖ヨハネ像』とであると言われている。

 神像の傍にある舞台は"Garden of Eden"。
 そして本祭の当日には、『贖罪の巡礼者』達が現れるという。

 興味深いことに、彼らは『巡礼者』でありながらも、自らが『生贄』であり、また『浄化』される対象でもある。つまり一人の『巡礼者』が、幾重もの役割を担っていることになるのだ。

 そしてこの祭には、数々のキリスト教との類似点がありながらも、神像の風貌や祈りの言葉等は、独自の進化を遂げたと思われる箇所が幾つもあった。それでは、その一部をここに記載しよう……」

(#7) 2010/07/30(Fri) 18時頃


天のお告げ (村建て人)

―秘匿された或る村の「祭」に関する記事(草稿)―

「しかし翌朝、村にはひとつの『事件』が起こった。ひとりの女性が『獣』に喰い殺され、遺体となって発見されたのだ。

 それを知った筆者は、この祭がすぐさま中止になると考えたが、実際はそうはならなかった。

 むしろ『それ』こそがこの『祭』の源流であり、秘匿された村で密やかに続けられた『伝統』の原動力であるという。

 それでは、村の長老達と村長の間でのみ知られている、この『祭』の真の意味をここに記すことにしよう。…」

     ・
     ・
     ・


(原稿の端には、鉛筆で「もう少し冷静な文体で描き直すこと」と記されている。どうやら没原稿らしい。)

(#8) 2010/07/30(Fri) 18時頃



[聖なる樹、聖なる泉に捧げられし供物は、
再び人へと巡るだろう。

その肉体は人として大地に還そう。]


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/07/30(Fri) 23時半頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/07/30(Fri) 23時半頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/07/30(Fri) 23時半頃


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