144 ロマンチックメイカー
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
[広間付近に佇む青年は、
人が疑心を向ける矛先を迷っていることを悟る。]
俺は。
……君にシリカのようになって欲しくない。
[人狼だから忌避され殺される。
耐え難い屈辱だった。]
君はどうか。生きてくれ。
俺は 君の盾になろう。
殺意を――俺に向けるがいい。
それで君が少しでも長く、ながく
生きられるのならば。
…バカ…
(私は、シリカじゃない。)
……死に急ぐ事なんて、ないのに。
(盾なんていらない。私は―)
貴方の死なんて、私にはいらない…
(只、独りで生きていたくないだけなのに)
私は、愛を犯して…
(生きる事に意味なんてなかった…)
その愛に塗れて逝きたいだけなのに…
(そんな死に様が、堪らなく愛おしいだけなのに…)
私は…あなたを見捨てないといけないの…?
[それは救いのない結末なのではないか]
私は、そんな事、望んでなんていない…
私は…
シリカじゃない…なんで……
すまないな……
俺の自分勝手だ。
[愛に生きた。
けれどそれは、メアリーという人狼ではなく
シリカという、死した人狼でしかなかった。
結局自分は過去に縋って、生きていた。]
人狼を殺す人間を、殺すという発想は
異端だ。
……異端は消えるべきだろう。
ただ、君を一人にすることだけは
…謝らなくてはならない。
嫌だ…
私のせいで…また…
嫌だ…!
[私の為ではなく、自分のためなのはわかってる
幼き日の思い出。死んだ父と母。]
貴方の死なんていらない!そこに愛なんてない!
[笑う事しきできない少女の頬を涙がつたう。
少女は笑わなかった。
初めてと思えるほどの声が、その心には宿っていた。]
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る