3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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長老の孫 マーゴは、理事長の孫 グロリアの視線に感じ、振り向こうとした、が。
2010/03/06(Sat) 23時半頃
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― 体育館近く ―
[伸ばした手は届いて、握りしめれば、微かに傷つく手。 もしかすれば、左手ならば、鉱石同士で傷つかないのかもしれない。それとも余程、欠けあうのだろうか。
―――……それでも、今、伸ばすのは右手。]
―――……急ぐ、ぜ?
[叫ぶ聲は聴こえていた。 それに反応する、セシルの強張りもまた、伝わっていた。
―――……けれど、引く手の力は緩めない。]
(128) 2010/03/06(Sat) 23時半頃
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問題児 ドナルドは、奏者 セシルに握った手から伝うもので、少しでも罅を塞ぐことが出来ればと(06)(回復)
2010/03/07(Sun) 00時頃
問題児 ドナルドは、奏者 セシルに話の続きを促した。
2010/03/07(Sun) 00時頃
理事長の孫 グロリアは、長老の孫 マーゴがドアノブをつかむ手を止める
2010/03/07(Sun) 00時頃
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─生徒会室─
[落陽を背負う、闇>>126。 最初にそれを指摘した時よりも広がるそれ。 無意識、ポケットのビー玉を握り締める]
……甘い。それをジョークで流せるようなら、それで病院送り何人も積み重ねてねぇ。
[全く自慢にならない言葉を返しつつ。 投げられた問いに、一つ頷いた]
……ま、他に来るような用事もねーしな。
お前。あの時、あそこにいなかったのに。 なんで、こーゆーイタイ突っ込みできるわけ?
(129) 2010/03/07(Sun) 00時頃
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―北棟一階→会議室―
[グロリアとすれ違って、歩きだそうとした足が数歩で止まる。]
……を……しておいて、いまさら
[それは先の蜘蛛の影響か]
そんなこと、誰に言われなくても
[よろめきながら手近な部屋の隅へ]
皆が、せっかく頑張ってたのを台無しにしたのは
[纏まりの無い言葉を時折吐き]
(130) 2010/03/07(Sun) 00時頃
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美術部 ミッシェルは、演劇部 オスカーに話の続きを促した。
2010/03/07(Sun) 00時頃
美術部 ミッシェルは、長老の孫 マーゴに話の続きを促した。
2010/03/07(Sun) 00時頃
あかい
いと、か…
[前なら意にも介さなかったであろう言葉。]
…それは、ふたりにとっては…
よかった、んだろうか…
[――――どうして。]
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−生徒会室前−
…アトラナート先生?
[不意に手を掴まれ驚いて、グロリアの顔を見上げた。 その手のぬくもりは、用務室の時のそれと変わりはなかったけれど。]
オスカー君が、中にいるんです。 ケンカ売られたかもしれないって。 私、行かないと。
(131) 2010/03/07(Sun) 00時頃
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美術部 ミッシェルは、そのまましばらくずっと俯いて座り込んでいる**
2010/03/07(Sun) 00時頃
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―生徒会室前―
――…喧嘩を売られた? マーゴさん、巻き込まれたら危ないから、 あなたは ここで待ってなさい。
[止めたのはただ邪魔だったから、かもしれない、 あるいは見せたくはなかったからは、わからない。
こんなにも やみ に浸されているのに、 こどもたちを まもるのを やめてしまったのに、 まだ先生みたいな言葉が出てくるのは、それは
センセ と
傍らで、そう呼んでくれる子が いるから]
(132) 2010/03/07(Sun) 00時頃
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−生徒会室− [>>129変な自慢を聞かされた。]
さん なんて、普通の敬称じゃねーの。 一々反応するなんて、…… それだけ気に障るんだ。
[頷き、尋ねられた言葉。]
ふぅん イタイ んだ。 居なかったからって、見られてないとでも思ってんの? それに、携帯って文明の利器があるんだよ。
[闇 は ゆうらり、と揺蕩う。]
…… 。 聞いた から な。
(133) 2010/03/07(Sun) 00時頃
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何で、殺した。 鬼、だから?
[青碧 は 冷たさを増しながら 見。]
(134) 2010/03/07(Sun) 00時頃
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[ 緋色の瞳の少女は 闇の中に まだ 存在している ]
「 せんせ 」
―――せんせ…
せんせ。
[ グロリアの内にケイトの闇がまだあるのなら ] [ 聞こえるのだろう ]
(@34) 2010/03/07(Sun) 00時頃
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――どこにいくにしても、
大好きな人と一緒なら、きっと幸せよ
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−生徒会室前−
でも…。
[グロリアに言われるまでもなく、 自分が行っても足手まといになるかもしれない、と。 巻き込まれる、のは違う。“一緒に”は“約束”だから。
だから、返事はしない。]
でも、だったらどうすれば? 待つしかできないなんて。
先生だって、危ないですよ…。
(135) 2010/03/07(Sun) 00時頃
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…… ディーン は。メアリーは。
[殺したのは自分だけど。]
あの先生が 連れて 行ったのかな。
[送れなかった。
だから 消えたことが解る。
その彼は 連れて と 言っていた と聞いた気がする。]
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─生徒会室─
……男子の制服ちゃんと着てるのに、男から女前提で告白されりゃ、嫌でもそーなる。
[なんか、ぼそっと呟いた]
[ゆらり、ゆれる、闇>>133。 対してゆれる、焔の熱]
そりゃ、ふつーにイタイぞ、あーゆーメール。 ……いや、いたなら、何にもしない、ってのはなさそうだったから。
[さらりと返し。 聞いた、という言葉と、その後の問い>>134。 冷えた青碧、静かに見返して]
……『鬼だから』、って答えれば、それで満足すんのかよ?
[逆に、問いを、返す。 緑色のビー玉を握る手に、力がこもった]
(136) 2010/03/07(Sun) 00時頃
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…… そう なん だ。
[ 幸せ よ と 言う
担任 と 用務員の 二人の遣り取りが
最後に交わしていた 言葉。]
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―体育館近く>>128―
…ん、
[手を、握る。 いかないと。 ―――任せたと謂われたのだ。 手を引かれながら、唇を噛む。 ―――触れた手があたたかい。
その資格があるのか。 そう考えもしたこともある。 でも、今願うのは―――側にいたいと。]
…ケイトを、
[間に合う、だろうか]
(137) 2010/03/07(Sun) 00時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/07(Sun) 00時半頃
――――…。
どんな、ところでも、…
…先生も、
[あいたい、のだろうか。
そう、なのだろうか。]
スティーブン先生がつれていった、
としたら…まるで、迷惑な無理心中ね。
……今、何を想ってたの ?
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−生徒会室−
それはご愁傷様。顔の出来がいいってことよ。
[>>136少しだけ、苦笑する。]
…… 何かして、何か出来たかね。
[制止の声も聞かず、離れず、牙を剥かせたくせに。 青碧はさらに 冷える。 満足か、そう問われて、肩を竦めた。]
本音なら まあ、答えを得られた意味では。
[ふ。息を吐く。]
そ っか そう 鬼だから。
(138) 2010/03/07(Sun) 00時半頃
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文芸部 ケイトは、メモを貼った。
2010/03/07(Sun) 00時半頃
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―生徒会室前―
ああ、そうね。呼び方、似てる。 …感情は、あなたとは違うでしょうけれど。
[>>@34燐が散る、たゆたう 闇 まだあたたかった少女の温度が 切ない。マーゴには独り言を呟いたように、聞こえただろうか。]
――…私は、危なくはないから。 大丈夫、待っていることも、大事よ。
[帰ってくるかはわからない、けれど。 思考が至れば、この子に同じ感情を味わわせるのかと思う。今更]
――とにかく、さがってて。
[ノックもなく、扉を開いた]
(139) 2010/03/07(Sun) 00時半頃
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じゃ、殺して、満足なんだな。
[青碧 は 細く 堪えるように 眉を寄せて。俯く。 堪えたのは 嗤み か ―― か。]
(140) 2010/03/07(Sun) 00時半頃
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じゃあ 俺も お前を殺す。
鬼 だから。
[顔を上げる、そこには歪(いびつ)な 微笑。]
お互い様 だよなぁ?
(141) 2010/03/07(Sun) 00時半頃
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――
何が ?
[何を想っていた。 問われて 一瞬だけ 止まる。]
いや、他に。
先生のそのちから? 知ってて、誰も止めなかったのかな、ってさ。
[死ぬことではなく。
鬼 を 連れて行くことを。]
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−生徒会室前−
…先、生?
[何事か呟くグロリアを訝しげに見つめる。 闇の声は聞こえない。
大丈夫…。何故だろう、余計不安になるのは…。
それでも、グロリアに場所を譲り、 部屋の中から声を聞いただろうか?]
(142) 2010/03/07(Sun) 00時半頃
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……あの ばか は 誰も殺してなんてない
ただ、不運に 赤いビー玉を拾っただけの 人 だ
[なのに。]
お前らは ただ 鬼役 って理由で殺したんだ
[ただの、人殺しだ ―― 闇 は 謂う。]
(143) 2010/03/07(Sun) 00時半頃
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― 体育館付近→ ―
嗚呼、用具室に……―――
[>>137 セシルの言葉に頷いて、駆け出す。 キャロライナの影は、どうしただろうか。 ―――……今は、振り向かずに。
例えば、もし、行くことで過去が変わるなら。 何度か思った仮定。
けれど、行かなければ、知らなければ、繋いだ手の先もないなら。 向かうことを選ぶ。
知ることを恐れていた。 変えたのは―――……傍に、その想い。
果たして、知ろうとすることは、間に合うのだろうか**]
(144) 2010/03/07(Sun) 00時半頃
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お前にわかるか?
なりたくてなった訳じゃない 鬼 それだけの理由で
殺さなきゃ殺される 鬼 の 殺されなきゃならなかった 鬼(あいつ) の――
[最期まで、護るといって いた。 彼の。]
解るわけ、ないよな。
(145) 2010/03/07(Sun) 00時半頃
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長老の孫 マーゴは、薄緑のビー玉をぎゅっと握りしめた。
2010/03/07(Sun) 00時半頃
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―生徒会室―
――フィリップ君、
[>>140 こえ が聞こえた。 続く 言葉が 歪な微笑が ]
だめ だめ よ …… もう、きみは 送っちゃ だめ
[一番 深い やみ 激しく瞬く燐光。 呟けば、ぎゅ、と 手を握り締めた。
影はためらうように蠢く]
(146) 2010/03/07(Sun) 00時半頃
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っなん ……!!
[握り締められた手に じわりと汗が滲む。]
[焦り。]
【チャールズRP】
>>@33
[ケイトの言葉に、ゆっくり頷く。]
ええ、もちろんです。
これからもずうっと、ずうっと、
貴女のことを、
見ています よ?
[笑んだ。]
(#20) 2010/03/07(Sun) 01時頃
飼育委員 フィリップは、理事長の孫 グロリアの手を振り払って 睨む。
2010/03/07(Sun) 01時頃
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