179 仮想現実人狼―Avalon―
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[逸れた思考を、また元に戻すまでに時間が掛かった。
きっと自分はトニーを処刑しろと言われても無理だろう。 トニーを傷つける相手ならば例え自分の味方側だろうとも、害を与える可能性もあると。
お気に入りの少年に対して、そう結論付けた。
そして。 気になる者は、一人いる。 トニーの声を聞いて、一緒にあの部屋へ向かったリンダ。
あの様子>>117>>118が妙に気になっていた。]
(191) 2014/06/03(Tue) 23時頃
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ありがとう、グレッグ、クシャ。
俺、……もう、運命を受け入れる。
サイモンにーちゃんを殺した幻影が、消えないんだ。
だから、これは当然の報いだ。
俺が人狼だって事は、バレても良いよ。
襲撃は、クシャが生き残れる確率が高い方が良い。
[では誰が妥当か、という所までは
すぐに思考が回らないが]
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[死の宣告をする役割は、辛かった。 ゲームだからと。 ――楽しんでやっているわけでは、なかった。
ただ。……きっと、そんな役割は。 誰だって、イヤだ。 誰かが嫌がるなら、私がそれをやればいい。 飼育係だって、学級委員だって、生徒会長だって。
縛られてばかりのマユミは、いつだって自由の兄さんが羨ましかった。
――兄さんはいつも、勝手ばかり。 楽しそうにゲームをやる姿が、羨ましくて。
本当はシロガネだって、ゲームをやりたかった。 優秀である役割なんて、私はずっと嫌だった。 そう、羨んでいて――。]
(192) 2014/06/03(Tue) 23時頃
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─ 広間 ─
[>>184ぴくり、と今は耳フードはないので反応しないけれど。 リンダから声をかけられると、彷徨う視線に少し首を捻りながら。]
ちょっと悩んでんだけど、 んー…リンダ占っていーい?
[悩みすぎた結果、素直に聞いてみることにした。 処刑票入れていーい?なんて事は流石に聞けないので、ワンクッション置いた形。 どちらにするかは現状、悩ましい所だった。]
(193) 2014/06/03(Tue) 23時頃
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グレッグも、クシャも、俺を助けに来ちゃ駄目だ。
もし、シロガネが明日生きてたら、俺が人狼だって解ったら、
庇いに来た人が疑われる。
だから、俺の事は――見殺しに、してくれ。
[少年は瞼を閉ざし、聲を送った]
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[少し芝居がかった口調で、トニーへと。 こう、語りだした。]
……戦わなきゃ、勝つことは出来ねぇんだ。 いいかい。誰かが戦ったから、今はあるんだ。 明日を生きる為には、戦わなくちゃ。
その為の力を、君は既に持ってるよ――。
[そう、言ってから。 シロガネは、トニーの首を刎ねようとするだろう。 カリュクスが兎の国を刎ねたように。
その台詞は、幼い頃に演劇で聴いたセリフだった。]
(194) 2014/06/03(Tue) 23時頃
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[リンダがクシャミに視線を返したその時、広間にはどれ程の者がいただろう。
広間にいた者達に女の仕種は、まるで占い師と名乗った者に怯え、それを悟らせない様にと対峙する様に顔を上げた様に見え。
親しかったサイモンの惨たらしい姿を見ても常と変わらずいる姿も合わせ、処刑対象としては充分な怪しさを醸していただろう。]
(195) 2014/06/03(Tue) 23時頃
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[ゴミ箱を開けるグレッグの様子にゆると首を振り]
さすがに其処にはいねぇだろ。
[軽くツッコミはするが 目当てのトニーが何処に行くかまでは聞いておらず 行く先をこたえることは出来なかった。]
(196) 2014/06/03(Tue) 23時頃
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[先程空き室でクリア報酬に興味がない、 と、口にした時理由を聞いてきた その時の、さらに続いた言葉にも 俺は何も言えず 前髪を目元まで降ろしたまま 自虐的に微笑むしかなくて。]
…………お前の中の人が 女なら考えとく。
[と、告白かという言葉に、 答えることかそもそも、報酬についてか 何を考えるかも告げず 目を伏せる様子にこちらも目をふしたのが 先ほどのこと。] [そんなことがなかったように 俺は日常のように慌てて転がり込んで]
(197) 2014/06/03(Tue) 23時頃
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― 広間 ―
[チアキ>>187の答えに不自然なところがないか探すけれども。 不自然さを感じることはできず。
ほんとに無駄になると思っているように見て取れて]
……チアキが人間だったら、たしかにもったいないのよね。 グレッグも、クシャミが言ってるだけだから占いたいし。
……どっちがいいかしら、悩むわ……
[深いため息をこぼし]
チアキからは、グレッグはどう見える?
[首を傾げて問いかけた]
(198) 2014/06/03(Tue) 23時頃
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ああああ! 本当悪趣味なシステムだこれ!! あれか、狼探して処刑するんだっけか? シロガネってあれか、霊能者か!
[かいつまんだ話を聞いて あまりの、冷静ぶりというか ただ単にゲームのノリにも聞こえる その状況にクラクラする]
(199) 2014/06/03(Tue) 23時頃
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え、あー……。[クシャミからの返答を聞き>>193、暫し迷う様な声を出す。何かを…感情を隠す様に]
悩んだまんまでもいいんですよぉ。[次に放つのは小声。けれど、それはクシャミには聞こえる程度のボリューム] ……まぁ、お好きに。無駄になるとしか思えないし、仮に猫さんから僕に人狼判定が出てても、僕ははなからフランシスカねぇさましか信じてませんから、確定材料が出来るだけですしねぇ。
[まるで結果を知る様な口調になっただろうか]
(200) 2014/06/03(Tue) 23時頃
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ーーー見殺しって…………
俺は!疑われても占われても
人間しか出ねーから!!
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― 回想/空室 ―
[自虐的なグレッグの笑みの形>>197に柳眉を寄せる。 応えを聞けば、ゆらり、首を傾けて]
――…どっちかは内緒。 考えとく程度じゃ言えないな。
[柔和な笑み浮かべ返してみせた。*]
(201) 2014/06/03(Tue) 23時頃
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グレッグは、チアキワンダならこういうところにぎゅむって押し込むかもって……
2014/06/03(Tue) 23時頃
ワンダは、グレッグの声が聞こえ、はっと我に返る。
2014/06/03(Tue) 23時頃
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[シロガネの短剣が、少年の頸を貫く。 未成熟な頸動脈が斬り割かれ、勢い良く鮮血が飛び出した。 身体が急激に熱くなり、息が、詰まる―――]
………―――ッ……!
[抗いたくなる衝動を、必死に堪えた。 想像を絶する痛みに身悶え、椅子から転がり落ちる。 断末魔の叫びを上げる事も叶わず、ぜえぜえと息を吐くと、 小さな唇から大量の血が溢れ出し、白い床を染め上げていく]
……、…ン、……。
[生まれて初めて味わう、壮絶な苦しみ。 死の恐怖に脅え、叫びたいのに声も出ない。 血に濡れた唇が震え、音もなく誰かの――名を紡ぐ。
そして――少年は小さく身体を丸め、血溜まりの中で *絶命した*]
(202) 2014/06/03(Tue) 23時頃
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失礼な。 僕はトニーをごみ箱になんて入れるわけないじゃないですか。 押し込むのなら僕のこの胸の中に押し込みます。 許されるなら常に抱えて歩きますよ。
[話の流れは分からずとも、そうはっきりきっぱり言い切った。]
(203) 2014/06/03(Tue) 23時頃
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[意識が途切れる間際、少年は最後の聲を飛ばす]
クシャ… グレッグ…
俺、……少しの間、だったけど……
二人と、話せて……良かっ、……た、……。
[荒い息遣いが緩慢になり、やがて途切れ、
以後――少年のスキルは消滅しただろうと**]
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― 広間 ―
[フランシスカの返事>>198を聞き頷くものの 己が何者かを彼女の目に見える形で示す事は出来ない。]
――…まあ、フランシスカの視点だと クシャミの行動は気になるか。 その疑念がずっと残るようなら今のうちに解消するのもアリだろ。 フランシスカが占い人間だとなれば――… 確実に味方と思える存在が出来る。
グレッグ、なぁ。 あー、女好き?
[先程空室で話したのを思い出しぽつと言って]
フランシスカが問い詰めればわかることもあるかもな。
[と、抑えめの声で彼女に告げてわらう。]
(204) 2014/06/03(Tue) 23時頃
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[食事を霊能者と名乗っていたキャラがつくっているとのこと。 広間に大勢いるが、食堂にも人がいるのだろう。 グレッグの言葉>>177にはチアキ>>190が答えたのをみて、確かに時間制限も存在することも見た]
時間が迫っているのに、ほとんど手掛かりがなしというわけか。
[困ったように腕を組む。 自然あまり知らない人間こと、カリュクスやリンダを疑いたいそうになるが、それは感情というものだとは理解していた]
(205) 2014/06/03(Tue) 23時頃
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……。
[吹き出る鮮血は、テーブルクロスを赤に染めた。 後ろから周りこむように切ったので、その血がシロガネを濡らすことはなかった。 トニーは、覚悟をしていたようだった。 その理由は、何故だろう。
そう思いながら、椅子から転がり落ちる少年を見下ろした。 一撃で、首を刎ね跳ばすつもりだった。 ……けれど、左手の初期ナイフが威力不足で。 苦しみながら死んでいく様子に、シロガネは申し訳なさそうにしている。]
……ごめんね。トニー。
[死の恐怖を前にする少年に、そう告げて。 血だまりに落ちた少年の前で、暫くシロガネは放心していた。]
(206) 2014/06/03(Tue) 23時頃
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ああ!くそ!諦めんな、馬鹿!!
[次第に弱くなる声
かわりに聞こえてくる息遣い
間に合わない?もう間に合わないのか?
俺は、何処かでさとりながらもそう声をかけ]
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――…わん、が、ないとちょい寂しく感じるな。
[今更だが、グレッグの声>>199に思わず漏らした。]
悪趣味だよなぁ。 そうそう、合ってる。 霊能者は他に出てきてねぇし彼女でいいんだろ。
[腕組みするトルニトス>>205には軽く相槌をうち]
増えた情報は二人の占い師の結果だけだな。
(207) 2014/06/03(Tue) 23時頃
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[人を殺した感触は、ゲームと思えなかった。 こんなリアルは、求めてない。 嫌な感触だった。 手に残った赤の感触。 目の前で散る赤の飛沫。 鮮血の臭いが。 ただ、香る死の臭いが。 ヴァーチャルだとは、思えなくて。
――シロガネは、壊れたように微笑んだ。]
(208) 2014/06/03(Tue) 23時頃
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トニー!?
お前何言っ…
[焦るも、他人と話している最中にその焦りは十分に出せずに。
押し殺しすぎた感情が、潰されそうで気持ち悪い。
助けられない事がもどかしい。]
っ……馬鹿、俺占い師って言ってんだぞ?
そんなに長い事生きられるわけねぇだろ!
[諦めるなと、言いたかったけれど。
それは喉から出なかった。]
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[チアキの言葉>>204に考え込むように、口元に手を当てて]
そうなのよね…… グレッグがクシャミの仲間だった場合が怖いし。 でも違っていたら無駄に…とか……、
でも、そうね…… わたしがみて、グレッグが人間なら。
確実に疑わなくてよくは、なるのよね……
[どうしたものかと、眉をひそめる。 女好き、とか言うのには知ってる、というように頷いて]
そーねえ、話すしかないかしら、やっぱり。
[チアキに小さく笑みを返す。 どちらを占うかまだきまっていないけれど。
それでも、グレッグにも話しかけてみようかと思う]
(209) 2014/06/03(Tue) 23時頃
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─ 食堂 ─
[食堂の扉に手を掛けようと近づくと、途切れ途切れにシロガネの声>>194が聞こえてくる。 なんだか芝居がかった様子におかしいな、と首をかしげ。
続く鈍い音と押し殺したような悲鳴、鈍い物音>>202に慌てて扉を押し開けた]
……。
[目の前にあったのは、短剣を握りしめたシロガネと、絶命した少年の姿]
……トニー。 シロガネが?
[驚きに目を見開き、ただ聞いた]
(210) 2014/06/03(Tue) 23時頃
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ワンダ、それ、もう、痴女通り越して プロレス技や
[俺は広間でゴミ箱を持ったまま ワンダの言い切りにそう言い返す。 しかし、そうもしている間に 時間はすぎて。
広間にはいない、それがはっきりすると 「あれつけてんと血の臭いで死ぬ」と チアキに言い返した後 俺はまた広間を転がり出る。 パト犬の鼻をつけるべきか 迷ったが……つける必要がないくらい 濃い血の臭いに俺は食堂へ足を向けた]
(211) 2014/06/03(Tue) 23時頃
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[カウントダウンは後どれくらいだろう。 スキル表示を確認する。
そこで気づいた。 カウントダウンが止まっている。 と言うよりもリセットされている。
……嫌な予感がした。]
……トニーはどこにいますか?
[彼は食事をすると言っていなかったか。 がた、と音をたて、広間から食堂へと走る。
この嫌な予感が気のせいだと思いたかった。]
(212) 2014/06/03(Tue) 23時頃
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グレッグは、食堂を覗いたとき >>210が聞こえた。
2014/06/03(Tue) 23時半頃
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[>>210その声は、聞こえていても。 シロガネは、反応しなかった。 ただ虚ろな目で、トニーの死体を見ては微笑んでいた。
そして、手に持っていた短剣を両方ともカランと落とした。]
(213) 2014/06/03(Tue) 23時半頃
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[フランシスカ>>209にそと頷く。]
そうだなぁ。 俺の視点だと確実な情報が増えるのは有り難いけど 無駄、ってか、まあ、確実に人間ってなれば グレッグが襲われる確率もあがるわけだから。
[それを言えば占い師を名乗る者や 霊能者を名乗る者もあやういわけだが そこまでは口にせぬまま小さく息を吐き]
話して何か得られればいいな。
(214) 2014/06/03(Tue) 23時半頃
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