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っふ…っ……んっ。
[2人の唇の間で潰れた果汁がミーナの魔力の味に
アクセントを添える。
ただ甘いだけではない経験値の高い、文字通り
酸いも甘いも知った味だ]
ふっ…んぅ。
[少し唇がずれた隙に熱い息を漏らしながら、ちょっと
意地悪のつもりで組み敷かれている男の雄の先端に
爪を立ててみた]
ぃみ、 られぇ、…ッ、
ひと、ぉ、
[
見られている、だから駄目、だって変だろ?おかしいって言われる、異常、異常、
それらすべて、青年の悦びを刺激するだけであり。
ぎゅうぎゅうと雄を締め付ける孔、悦び震え絡みつく内壁、背徳に笑う表情、それらすべてが止めてくれるなと雄弁に語り。]
あ゛ーー、 あ、っア、
[蠢いていた肉は、死神の精をよろこんで啜った。
精を吐く為に跳ねる雄を扱き、終わったと思った、のに。]
なァ、んで、ぇ
かたぁ、…
[どうして、と声にはしていたが
どう見ても、歓喜の声に他ならない。*]
ぁ、
[
それは葡萄か、狐か、死神か。
喉がひりついているのもあるけれど。]
あ、っふ……んやぁ、 …ッ
どなうぉひゃ、
[痛気持ちいい、と身体を揺らす。こんな状態で何を呼ぼうと、真面に言葉にならず。
それに合わせて蠢いた内が、死神の肉を咥えこんで背が反った。
達さなかっただけ、褒めてもらいたいものだ。]
俺がそうそう後ろをやらんのは知ってんだろォ?
まして人間相手、なんてのはなぁ
[染まる頬を眼前として
当たりか、と口端をあげる。
はて、どんな風に人間の魔法使いに鳴かされたのか。
その場にいなかったのが悔やまれるが、ルシフェルの盗撮趣味は長くの付き合いの内、知っている。
録画されてるなら後で見てみようかと思いつつ。]
年寄りの尻よか若さのある獣の方が抱きがいもあるさ、そうだろ?
[言葉遊びのように]
………ん、はぁ
[果実と舌の交配で乾きを癒し
同時に死の香りが強い息と、溢れる魔力を流し込む
死神が餌である魂以外のものを渇望している時
別の熱量を感受している時に秘めた力
それは、媚薬に似ているかも知れない]
ん、ふ……ふ。
[こくり、と喉を鳴らして唾液と果実を飲み込んだ。
離れゆくドナルドの舌を一度甘く噛んで、吐息を残す]
ごちそう、さま
旬なだけあって美味いな
[きゅう、と青年の肉が狭まり
その心地良さに、思わず身震いした。
絡みつく肉壁には揺らしてゆったりとした刺激を与える]
そいつも葡萄が欲しそうだ、分けてやって貰えるか?
[ドナルドの爪の先を一度見て、果汁を舌で舐めずる。
物ほしげな表情を浮かべる青年にも、同じものをと。]
じゃあ、獣ならくれるんですか?
[口角が上がるのを見れば
舌打ちをしそうになった。
耐えて代わりに出たのは挑戦する様に、その上がった
口角に音を立ててキスをして]
比べて見ないと判んないんじゃないですかねぇ。
あんたも比べて見る?
[舌足らずに名を呼ばれ
笑みは意地悪いままだが、啼き続けた喉が疲れては
勿体無いと、葡萄を一粒皮を剥いて嬌声を零す口に
指ごと突っ込んだ]
[家畜の尻を解してやるなどという優しさは、もとより持ち合わせていない。
どうせ、ルシフェル宅で用意された芋虫(尻尾付き)だ、どうとでもなるだろうと、かなり強引にねじ込みにかかる。]
[
言葉にしていいやら、悪いやら。そもそもこのなりで、できそうもないのだが。
目を細めて、もう停止して三日もたつ心臓を収めるための溜息を一つ。]
っふ、
はぁ、ぁ、…
[ようやく落ち着いた身体に、緩い刺激はむしろ心地よい。
狂いそうなあれは、強すぎて、今そんなことをされたら、
間違いなく、あたまがこわれる。]
ん、っ…っ、ミーナさんも美味いですよ。
[唇が離れる手前、噛まれた舌がぴりりと痺れる。
交った魔力の影響
葡萄を剥いてべとべとになった指を噛まれた舌で
べろりとミーナの前で舐めてみせる。
亡霊の口に突っ込んだ片方の指は彼が抵抗しないなら
そのまま舌を挟んで遊び、冷たい口腔内を楽しんだ]
んっ、 ふ、 ?
ちゅ、
[葡萄の芳香、果汁。
喉に落ちるのは甘すぎて、咽かえりそうだ。
指。
先まで咥えた指とは違うそれを、舌で舐めて、時折啜り、音を立てて口を離す。
細い糸が亡霊の薄い胸に垂れた。
そこに、甘い果汁は含まれていない。]
下の口は、こっちよりも刺激強ェぞ、
毒が回っておっちんでも、責任は取れないな
[獣であれば?という疑問に笑みを濃くした
手がふさがっているので、こっち、と唇を示す事もままならない]
そりゃあ確かにそうだ、違いない
[ドナルドのいう事も最もだと思いつつ
甘い果実を青年の口へ押し込む様を、横目で眺めた
小刻みに揺する動きは、止めない]
ん……、ぅ
はふ、
[
戯れに指先に答えるように、口を開く。
口の中まで心地よいと教え込まれたのは、ずいぶん新しい記憶のはずなのに、死神の教育の賜物か、青年の本質か
こと悦楽を求める事に関してのみ、ある種の才があるらしい。]
[そして一気にねじ込まれたしっぽに、違う意味でひひーんと嘶く俺]
おひり、いたぁい……っ。
[いちじく印の浣腸しか受け入れたことのない尻がそう安々としっぽを受け入れるはずがないことを、俺はすっかり失念していたのだ]
あぎぃぃぃ……、裂けちゃう、裂けちゃう…!
お尻が二つに割れちゃうよおおお!!!
へぇ。そんなに刺激強いんですか。
そりゃ困った。
俺、失恋したばかりなので傷心の身には猛毒すぎるかな。
旬なんかねぇけどな
[
賞味期限すら存在しないが]
ところでお前さんはそいつ持ってどこへ?
ホールか?
[随分大荷物を抱えている、とシルバートレイの上の食事を見。
汁のついた指と舌の動きに、自然と視線は流れ戻ったが]
変態魔法使いの事じゃないのでくれぐれも間違えないで下さい。
[そこだけは物凄く真面目に全力で釘を刺しておいた]
裂けたなら、貴様の得意の”魔法”で治せばいいだろう?
[ぐりぐり遠慮ない。
手綱を握る手はといえば、握るというよりは、扱くように動く。]
ふ、はは……!
[駄馬の嘶きが聞こえれば、深紅の瞳がゆらりと揺れた。]
………チー君、手間をかけさせてすまないが、リボンか何か、縛るものをもらえないかな。
それと、少し喉が渇いてきたのだけれど。
[ぺろりと唇を舐めながら、ちいちを見つめる。]
[冷たい舌が心地良い
胸に垂れた糸に、クスリ、笑って顔を近付けて舐め取った]
悪くは無いけど…と言うかミーナさんの味が…。
[亡霊の魔力はたかが知れている。
期待はしていなかったが、痴態はそそられると舌を這わせたのだが。
随分長い事死神と気を交わらせていたのか、彼の本質の味が
判らない位には今しがた唇を交わした死神の味しかしなかった]
すっかりミーナさんに染まったみたいだな。
良かったな。
[何が良いのか、そこは口にせず、亡霊の唇を指の腹で
拭い、唾液を掬いあげて口に含んだ]
おや失恋?誰に?
毒を受けて痛みを覆い潰すというのも一手ではあるがな
[このどこか真摯で可愛らしい狐の子が失恋なんて
袖に振った相手は随分酔狂な人物だと興味も沸く。
いや、話の前後のことを思い起こせば―――]
まさか、
[え?そうなのか?おい、そうなのか?]
だよなぁ
[良かった、まさかがまさかであって
死神は欲とは別の意味で溜息を零したのだった]
[ぺろぺろと指を清め終わると、とてもまともな質問
を受けて、ああ、と今更思い出した]
いや大きな風呂でご飯浮かべて湯船で食べようかと思って。
[そうだ、忘れていた。
1人お風呂で狐姿のまま食事を喰い散らかす予定だった]
まぁ色々風呂使わないといけない理由もあるんでね。
[色々と思い出して笑いは乾いたものに]
俺、淫乱魔法使いだからぁ、治したりとかむりぃぃぃ!!
[めりめりっと狭き門を無理やり破ろうとする破瓜の痛みに、俺の口から涙の代わりによだれが溢れ落ちた。
痛い。
究極にいたい。いちじく浣腸とは比べ物にならない激痛に気を失いそうになるけれど、
その痛みの奥に微かに潜む痛み萌えという名の快楽に、俺は必ず死ぬと書いて必死にしがみついた]
痛い、キモチイイ、痛い、キモチイイ……
[気を失いそうになりつつも、ご主人様を落としてなるものかとの一心だけで、俺は今、生きている]
当たり前です。
[毒での荒療治
それよりも安堵の溜息
ここは間違って貰っては困る。
子を孕めと言われて了承した気がするが、
それも黒歴史として埋める気だった。
録画されてるとか恐ろしい事までは勿論知らない]
は、… ……、ぁ、
あじ…?
[
知らない舌が胸を這い、熱にびくりと反応する。
にぶい快楽はじらされているように思えたが
あれだけ派手に達して、内にも吐きだされた精がまだ、あって
それで何を強請るのか。
抑える
みーなさん、に、? ぅ、ん
ふ、
ふふ。
[冷たい身体で汗をにじませながら、笑った。
ありがとう、でも 面白い でもあった。]
【人】 営利政府 トレイル嫌だ (221) 2013/10/17(Thu) 23時半頃 |
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