56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――
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―厩舎― [班長から休んで良いとは言われたものの、動物たちの顔が見たくなって厩舎に戻る。 だから、赤騎士団の団長や副団長が決まったこと、緑騎士団の休息命令のことはまだ知らなかった。 ミッシェルとペラジーの姿を見つけて瞬いた]
あ、ミッシェルさんと、ペラジーさん。 アモネスに会いに来てくれたんだね。 よかったな、アモネス。
[嬉しそうにしている白馬に目を細めて、少年も嬉しそうにした。]
ペラジーは、その荷物、なんだい?
[ペラジーの持っている荷物を見て首を傾げた]
(168) 2011/06/30(Thu) 22時半頃
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― 赤騎士団執務室 ―
あー、ベネット。 そこの机に置いてある報告書まとめてくれっかー
[書類やら、報告書やらに目を通すのは>>7 普段から慣れていないため、大半を彼に任せることになってしまう。
その時、コンコンと扉を叩く音がして>>162 はきはきとした鋭い声が聞こえてくる。]
入ってくれ。
[促せば、その扉は開かれるだろうか。]
(169) 2011/06/30(Thu) 22時半頃
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俺は、オスカーだ。
[ちらり、首だけを捻って軽く見返して。 名乗ったのは自分ではあるが、その名で呼ぶなと釘を刺した。 続く彼の言葉には、再び背を向けてひらり、と手を振って。
それからは、振り返ることなくイアンの前から立ち去った。]
(170) 2011/06/30(Thu) 22時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/06/30(Thu) 22時半頃
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― 夜・赤騎士団執務室 ―
…開戦後に、僕は敵の背中や横面を突けば良いんだね? 行き成りの決定なのに対応してくれて、助かったね。
[新たな赤騎士団団長と副団長。 認定を受けたと同時、最初の仕事は、来るだろう戦に向けた作戦概要。 とはいえ、明朝の開戦は濃厚であれど不確定であり、砦の真正面は地平線まで続く平原。 大まかな対策程度だろうが、それでも赤騎士団参謀ディーンは職務を果たしてくれたのだろう]
(171) 2011/06/30(Thu) 22時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/06/30(Thu) 22時半頃
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[促しに応じて入室し、イアンとベネットの顔を見る。 左手を真っ直ぐに伸ばし敬礼をした]
イアン・レッドフィールド赤騎士団長殿。 ベネット・ファーレンハイト副団長殿。 この度の騎士団長・副団長職就任、誠におめでとうございます。 緑騎士団を代表し心から祝福申し上げる。
非常時につき略式のご挨拶になること、お許し頂きたい。
[儀礼じみた口調で緑騎士団副団長としての挨拶を述べ。 上げていた腕を降ろし、個人としての挨拶を続ける]
ともあれ、おめでとう。 ……何があったかを問い質したいが、 それはこの有事を乗り切った後のことだな。
(172) 2011/06/30(Thu) 22時半頃
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報告書って…… イアン、この分厚さ解ってるの?
[この手の執務は大半自分に回るだろうとは予想はしていたが。 『先代』団長が亡くなってからの報告書は、既に机に山積みとなっている]
……人員、武器、馬、薬。 この辺りの大体はディーンが引き受けてくれていたみたいだから。
敵軍や地形に関する報告書。 後軍備の最終的な集計報告だけを仕分けて回すよ。
[とは言え嫌がる事無く、机に着き、必要な報告書類を仕分ける。 コンコン、と扉を叩く音がした>>169]
(173) 2011/06/30(Thu) 22時半頃
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ヴェスパタインは、真面目くさった声だが、冗談を述べたつもりでいる。
2011/06/30(Thu) 22時半頃
[ミーティングに参加する前。
彼がわざわざ言いふらす奴ではないと思ってはいたが、それでも口止めしたのは気恥ずかしさから。
他言無用と言っていたその返事に、安心したように息を吐いてその時はそのままその話題は続けなかったが。
そしてそのままミーティングに参加し、告げられた命令。]
……休眠命令が出た。
明日にも本格的に戦が始まるだろうな。
お前さんも休める内に休んでおけ。……始まったら、いつ休めるか分からないしな。
[自騎士団の参謀を探す前、ムパムピスにそう伝える。
彼が休めなくなる可能性、それは祈る以外のことで忙しくなってしまう可能性。
そんなことが無いようにと思いたいが、どうなるかはわからないのだ。]
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――セドリック副団長?
[その頃、報せを聴きつけた幾人かの騎士はその場に姿を見せていただろうか。 若しかしたら、そこには略式な任命の為、公女ローズマリーの姿も見えたかも知れない]
…はい。 セドリック・ヴェスパタイン副団長殿。 緑騎士団を代表しての祝辞に感謝申し上げる。
非常時に付き、この様な略式の報告になる事をお詫び申し上げる [同じく儀礼じみた口調で返す青年、その視線の翠が薄く笑む。 何があったか、彼は問わなかったが。 青年の瞳の翠を見れば、昼間とは微かに変わった物を感じ取れるだろうか]
(174) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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[参謀を探していると、ぞわりと背筋に何かが走ったような気がして、辺りを見渡す。 それはこれから起こるであろう戦に関係することではなく、男自身に対するもの。 団長と副団長が万が一の後継者として、己の名を出した>>146とは知らないが、何か嫌な予感がした。]
……まさか、な。 俺の勘は当たらないし。
[さっさと用件を済ませようと、足早に参謀の許へと向かった。]
(175) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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[現れた姿と、その祝福の言葉に こちらも敬礼を返して感謝の言葉を述べた。
相手の敬礼が解かれて、個人的な挨拶が述べられると ぶは、っと息を吐き出して]
…俺やっぱこういうのは向いてねーな。
[既に様になっているベネットの方を見て、 悔しがるようにぼそっと呟く。]
(176) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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――赤参謀室にて――
[赤騎士団の団長、副団長は、決まった 丸く収まったのかどうかは、当人達にしかわからないのだが 少なくとも周囲からの反感の声は最も少ない形で収まったのだろう
大変なのは、これから 本番も、これから 現に緑騎士団には休息命令が出ていた
明日にでも、戦いの火蓋は、切って落とされる
イアンとベネットに顔を合わせ、略式だが形式に沿って任命の言を落とした 団長、副団長となった彼らに、掛けた言葉は、ひとつ
――ご武運を]
(177) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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――夜・墓前――
無事に、後継者が決定致しましたわ、ファーレンハイト様 どうか、見守っていてくださいませ
[生前はお世話になった騎士団長の墓前の前で、ぽつりと言葉を落とす
墓前でも、騎士団長となった彼らにも、言えなかった言葉 『勝利を』の言葉
自分達の勝利は、即ちセシルの死を意味し 自分達の敗北は、即ちローズマリーの死を意味し]
わたくしはこの国を愛しておりますけれど それでも、どうしても辛いのです、会いたいのです
国を統べるべきわたくしが、何よりも国の勝利を恐れている 本当に、本当に――ごめんなさい
[残りの言葉は、嗚咽となって消えた]
(178) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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― 夜・自室 ―
これも。こーれも。何時の間に。 いや書いたのは間違い無いんだが。
[見張り小屋で幾つか書いた下書きやスケッチ。それらのどれもがまるで濃い霧がかかったような空の色をしていた。]
意識してんだろー、実際向こうの空は不穏な空気がしたかんなぁ。やっぱ、あの話本当なんだろーなあ。
[既に話題が拡散してるとは露知らず。]
(179) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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―礼拝堂―
[墓地で激励に叩かれた背を軽くさすりつつ、>>167 礼拝堂に戻って来た。
休息命令を受けてのことだろうか、幾人かの兵が ここにやって来て、祈り、心を静めて帰っていった。 神父は彼らと言葉を交わし、励まして見送った]
……神様、どうか皆を無事に帰して下さい。
[名もなき鳥の死を悼む心優しい少年が、 戦で命を落とすようなことになってしまったら、と思うと。 胸が痛んで、勝利よりも先に無事を願わずにいられない]
(180) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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[聞き慣れた声。そこには砦内では唯一と言って良いほどの心を許した友人>>150]
まぁな。あまり会えないと拗ねそうだから。
[冗談っぽく笑って見せた。不穏な空気はここに来てから感じていた。愛馬が甘えてきたのもそのせいだろう。]
戦は必ず来る。 それも…カウントダウンは始まっているだろう。 大丈夫。ペラジーを悲しませることはしない。 [真っ直ぐ瞳を見つめて答えた。その女の瞳の奥には何を隠しているのだろう。]
(181) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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赤騎士団の団長? ついに決まったのか。
[言葉短めに答える返事。彼女の言うように団長不在はあってはならないこと。団長が誰なのか女には大凡の検討は付いていた。]
どんな奴でも上官は上官だ。 逆らうつもりはないが…
[頭に浮かぶのは最も苦手な男の顔。一瞬だけ表情が曇ったがその表情もすぐに笑顔になった。]
団長も大変だからな。私はその気持ちを少しでも軽減させるくらいの働きはしたい。 ペラジー。戦が始まれば私達、騎士が世話になると思うけど…よろしくな。
(182) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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[友人との会話に新たな人影が。>>168]
フィリップか。 いつもアモネスの面倒を見てくれてありがとう。 …いや、私達騎士団の馬達の面倒を見てくれて感謝する。 騎士団を代表…とまではいかないが礼を言う。 本当にありがとう。
[愛馬に触れながら感謝の言葉を告げた。女にとって愛馬を預けることは家族を預けると言うこと。その家族を預けるフィリップには全面の信頼を預けていた。]
(183) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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だからこその僕なんじゃ無かったの?
[悔しがる様なイアンの呟きに、くす、と苦笑して。 自身も敬礼を解きながら、イアンに十数枚の報告書を渡す]
僕はイアンみたいに強くはないし。 そもそも、騎士団の戦い方が出来ないから。
[苦笑の中に、今度は逆に悔しそうな表情を混ぜて。 常に両腰の鞘に収まる短剣を軽く揺らす]
(184) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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[返礼に前騎士団長の面影を見て、ふ、と微笑む]
昼会った時とはまるで別人のようだな。 戦が終わったら是非、祝杯を交わしながら伺わせてくれ。
[穏やかな調子で語りかける。 が、イアンにはぎろりとした視線を向けて。]
向いている向いていないの問題ではないだろう。 全く……、上に立つ者としての心得を説き尽くしたい所だ。
[されど、その口許は笑んでいたかもしれない。]
(185) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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― 夜:赤騎士団執務室 ―
…俺、偵察に行ってくる。
[普段は任務以外の時には団長の傍を離れずいるが、今日ばかりはイアンとベネットが団長と副団長に任命されたばかりとあって。
ここに居ると煩わしそうだと、そっと部屋を抜け出した。]
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さて、早速仕事の話をしたい所だが――。 どうやらそれどころではないようだな。
[ベネットの机の上に積まれた書類を見遣って。 その惨状の上に、手に持っていた数枚の紙束を新しく置いた]
我が騎士団の配備計画書だ。 本当は参謀室交えて打ち合わせを行いたかったんだが、な。 優秀な両参謀殿の仕事を信じることとする。
夜明けまでにざっと目を通しておいてくれれば有難い。
(186) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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[……ムパムピスに休息命令の知らせをもたらしたのは、
他でもないヤニクの心の声だった]
休眠命令……
[繰り返し述べた声は、茫然として響いたかも知れない]
わ、分かりました。知らせて下さってありがとうございます。
……いよいよなんですね。
[覚悟していたつもりだが、臆病な自分にはやはり怖いもの。
俄か緊張に喉を鳴らして、頷いた]
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[改まって礼を言うミッシェルに、手を振って慌てる]
ど、どうしたんですか、急にそんな、改まって! はは、これが僕の仕事だから。 お礼を言われるようなことじゃないですよ。 でも、この子たちの世話をちゃんとできてるって認めてもらえてのことなら、嬉しいです。 ありがとうございます。
[少年は明るく笑ってそうこたえた。]
(187) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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はい、是非。 この戦が終わった時には一緒に。
[厳格な雰囲気ばかりが目立つこの副団長が、穏やかな調子で微笑む事に、内心結構な意外性を感じていたが。 それはそれ、態々口に出す事もせず]
あぁ、イアン、今渡したそれが軍備の最終集計結果だから。 今から残りの報告書を仕分け――。
…助かります。
[イアンよりも手馴れてると言えど、青年も初めての経験故。 惨状の広がる机に置かれた騎士団の配備計画書を見て、面目無さそうに困った笑みを浮かべた]
(188) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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[参謀を見つけたのは、詰所かそれとも参謀室だったか。 いずれの場所であろうと、挨拶は簡単に済ませ、用件を告げる。]
忙しいんだろうけど、作戦を確認しにきた。 陣形と、あと今回も俺は小隊を任せてもらえるのかどうかの確認だ。 それさえ分かればすぐに休眠命令に従うさ。
[常のものとは違い、僅かに真面目な表情で彼女の前に立つ。]
(189) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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[イアンとベネットのやり取り。既にお互いを信頼している様子の姿に、「緑騎士団の飴と鞭」と例えられる自分達の姿を重ね合わせる。 否、もしかしたら自分達よりも――]
……不思議だな。 それぞれでは頼りない2人が、揃えば頼もしく見える。
まるでずっと前から、私には見えない絆で繋がっていたようだ。
[独り言のように呟いた言葉は2人の耳に入ったか。]
(190) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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―厩舎―
うん。ミシェちゃん、強いものね。 無事に帰ってくるって信じてる。
[真っ直ぐな瞳を正面から受け止め。 やがて、穏やかに微笑んだ>>181]
ん、なかなか難航していたみたいだけど… やっぱり候補は、二人に絞られているようだね。 って、どんな奴でも…って。
[ミッシェルがイアンを苦手とする一人なのは知っていた。真面目に鍛錬を重ねる彼女にとって、不真面目な態度のイアンが気に食わないのは仕方ないだろう。なので、苦笑をもらすのみ]
まかせて。染みる薬とか塗るけど、そのくらいは我慢してもらわないとね。
[冗談めかして笑ってみせた>>182]
(191) 2011/06/30(Thu) 23時半頃
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――あっ、オスカーさん。
[普段任務以外の時は、父親に……今はイアンの傍に着くオスカーだが、今晩ばかりはさすがに色々と煩わしそうだからか。
偵察にと部屋を抜け出すオスカーを直前に呼び止めて]
…気を付けて。
[特段理由も無かったが、その言葉だけ投げかけて]
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あ、フィリップ!よかった、探していたの。 動物用の救急用具ね、持ってきたよ。
[手作りの薬や包帯。動物を人間と同じように大切にしているフィリップに、人と同じく新しい包帯や支給された薬品を渡せないのは少し心苦しいが。>>168
鞄ごと、肩から外して、フィリップへと差し出した]
(192) 2011/06/30(Thu) 23時半頃
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…そうだけど。
[ベネットの問いかけに、ぐ、と言葉を詰まらせて。 十数枚の報告書を、苦い顔をして受け取りながら]
おいおい、俺だって上に立って戦うのは初めてだぞ。
[言いつつも、その表情はどこか得意げだった。 ぎろりとした視線を向けられれば>>185 団長になる以前の時のように、さっと目を逸らして。]
ひーおっかねー…。 この戦いが終わったら、よろしくお願いしますよ。
[彼の口許が笑んでいたのには、気付かないままだったが それでも雰囲気から、その穏やかさは伝わっただろう。]
(193) 2011/06/30(Thu) 23時半頃
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