203 ちゅ〜学生♪青春謳歌中!
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[携帯を覗いて見ると、ミームの居場所が出ていて そこに何人かレスをしているようである]
珍しい…風邪かな?
[実際には風邪みたいに、特効薬がないものだったが まさか、自分も似たり寄ったりだとは微塵も思わず こてり首を傾げながら、ひとこと彼女へ送る]
(171) 2014/11/15(Sat) 05時頃
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>ミーム
つらい時には無理しないで、お休め(・ω・)ノなでり
[さらに増えてる内容を見ると
ソフィアから告白についての話題と
そこへのレスが幾つかつながっていた]
芽衣子の姉ちゃん、師匠って呼びたい
そういうのこだわんなくていいって俺も思う♪
[自分の身に起きていない
そう思っているからこそいえるのだと
気づくのは、まだしばらく後]
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[“私”が“僕”になったのは、小学5年生の頃だった。
長女の千尋、次女の千鶴。 幼い頃から近所で評判の美人姉妹で、小学生の頃にはすでにモデルの仕事もしていたらしい。
そんな彼女らの後に自分は生まれた。 姉妹に女の子がまた増えて、3姉妹になった。 皆が、悪気はないのだろうけれど、 当たり前のように期待の目を向けた。
でも、私は平凡だった。 特別美人でもなければ、可愛らしいわけでもなく。
両親は姉と自分を比べたりはしなかった。 姉も自分を馬鹿にしたりはしなかった。 でもやっぱり外の世界で既に仕事を初めて、周りに可愛がられる姉たちに、時間を割くことが多くて。 他人は時々、気遣いなんて忘れてしまう]
(172) 2014/11/15(Sat) 08時半頃
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サミュエルは、携帯の画面を確認してから、教室へ戻っていった**
2014/11/15(Sat) 08時半頃
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[可愛いものは好き。 色んな服を姉から拝借し、こっそり着てみることも多かった。 ひとりで鏡の前に立つなら誰の目も気にならない。
いいなあ、と思う。 やっぱり自分では、と思う。 その繰り返し。
突然、男の子っぽい服ばかりを着るようになって、 一人称まで“僕”に変わった。 そんな自分に両親はさすがに驚いたようだった。 でも、受け入れた。 末っ子が“自分らしさ”と“個性”を手にしてくれたのだと、戸惑いながらも賛成してくれた]
(173) 2014/11/15(Sat) 08時半頃
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[でも。今なら分かる気がする。
僕は、きっと。
そんなことないよって。 特別美人じゃなくても、可愛い服を着てもいいんだよって。
――お父さんとお母さんに、言われたかったんだ]
(174) 2014/11/15(Sat) 08時半頃
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―→部活棟・洗面所―
[昼休みの大惨事を引き起こした後。 ススムが芽衣子を庇ってくれたことにほっとしつつ]
……。
[ふたりのやり取りを数秒、ぽかんと眺めて。 はっと我に返ると]
ごめん、ススム。かかっちゃった。
ありがとう、芽衣子。ハンカチ汚れちゃう。 僕は洗ってくるからいいよ。
[ススムのご愁傷様>>135に、眉を下げ、苦笑。 あくまで明るい様子でひらひらを手を振り向かったのは、 近くの女子トイレではなく、離れた部活棟。 ここならあまり人も来ないから]
(175) 2014/11/15(Sat) 09時頃
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あーもう。何やってんだろ、僕は。
[顔も前髪もべたべただ。 温水など出ないから、仕方なく冷たい水でバシャバシャ洗う。 骨身に沁みる。色んな意味で]
ソフィアもさ。 いきなりあんなこと言うなんて反則だもん。
(女の子だなって)
(かわいいなって)
[思い出したらまた鼓動が制御不能になってきた。 もしソフィア以外がこの台詞を言っていたとしたら、 自分はからりと笑って否定するだけだろう。
――やっぱり、彼は特別なんだ。 そしてきっと、この想いの名前は、――。]
(176) 2014/11/15(Sat) 09時頃
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……。
[顔を上げると、鏡に映り込む自分が見つめ返す。 冷たい水と、それ以外の理由で頬は赤いのに、 薄っすらと微笑んだ表情は、どこか泣きそうに歪んでいた]
あ、そうだ。 携帯ずっと覗いてなかった。
[チャットの内容に。 ミームを追いかけたソフィアや、それ以外のことを ぐるぐる考えそうになるのを遮断して。 短い文章だけを投稿することにした]
(177) 2014/11/15(Sat) 09時頃
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[ミームと保健室。
いつもなら有り得ないような組み合わせに感じるが、
先程の省エネな様子を見ていたから]
ゆっくり休むんだよ、ミーム。
ノートは僕以外の人が見せてくれるからさ。
なでなで。
[自分のノートは逆効果だろう。
なでる顔文字と共に。
それ以外の文面に反応はしなかった]
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って、あ、もう授業始まってる……。
[チャイムにも気付かなかった。 生まれて初めて、学校に居ながら授業をサボることに**]
(178) 2014/11/15(Sat) 09時半頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2014/11/15(Sat) 11時頃
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―中庭→自販機―
またね―――
[いつも通りを装って 中庭を突っ切り自販機へ。
ハイタッチをした掌をじっと見つめてしまい 慌ててぎゅっと握りこぶし。 頭を左右に強く振り、バタバタと自販機へかけて行く。
自販機の手前、誰にも見えない位置にきて 壁にぺたりと背中をつけ、寄りかかる。 赤くなった顔を隠すように両手で顔を覆って]
(179) 2014/11/15(Sat) 12時半頃
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(いつも通り、落ち着かなきゃ)
(だって――――)
[心を占める気持ち。 その名前には何と無く気がついていた。 けれども、気がついちゃいけない。 そんな予感がして
隠すように、逃げるように 背中を丸め、ずるずるとその場にしゃがみ込む。 他の誰かの気配がしたなら、慌てて顔を上げるけど
捨て犬のような表情は隠せない。]
(180) 2014/11/15(Sat) 12時半頃
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[ぺしょりと地べたにしゃがんで、なんとなく手を握ったり開いたり。
旗から見たら挙動不審このうえないけれど そんなこと気にしてる余裕もなく。
それでも]
―――――?
[ フワリ
風に乗って漂ってきた甘い匂いだけは、鼻に届いていて。 何の匂いだろう。と瞬き一つ。
それがチアキが爆発させた炭酸飲料だとは>>125>>128気がつくことなく。
卒業式の時期 桜の香る空気を連想して、顔を歪める**]
(181) 2014/11/15(Sat) 13時半頃
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―午後の授業―
(あれ……?)
[目を向けた先、千晶の席にその主がいない。 心配そうに瞬く。]
(どうしたんだろ)
[英語の一時間、教室はいつもより少し静かで。 それを気にも留めないように、授業は進んでいく。]
あ、
[気になり始めたら、どうしようもなくなってしまう。 そっと授業中に挙手をして]
先生……お、お腹が、痛いです。
[保健室行く?という先生の言葉に頷き、教室から抜け出した。]
(182) 2014/11/15(Sat) 13時半頃
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―廊下―
[授業中の校舎内で、しんとした廊下を歩く背徳感。 聞こえるのは教師のよく通る声ばかりで、 昼休みの時のざわめきもない]
……ふ、ぅ
[本当にお腹が痛くなりそうだ。 そもそも千晶はどこにいるんだろう? 保健室――いや、そこにはミームがいるはずで 千晶の体調が悪いとも聞いていない。
廊下でひたり、足を止め 窓の外に視線を向ける。]
(183) 2014/11/15(Sat) 14時半頃
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キーンコーン カーンコーン
[しばらくそうしてしゃがみこんでいたけれど 突然響き渡ったチャイムの音にハッと顔を上げる。 携帯を見れば午後の授業が始まる時間。
ガヤガヤしていた周囲も、いつの間にか静まり返って 聞こえるのは、教室へ急ぐ他の生徒の足音だけ。 そのなかに、クラスメイトはいたのだろうか]
うわっ。やばっ……!
[こういう時だけは俊敏だ。
自販機の飲料にはまだ、未練があったものの 遅刻するよりは。と、諦めて 大急ぎで教室へ駆け出して行く。
足に自信はないけれど、号令にはギリギリ間に合うか]
(184) 2014/11/15(Sat) 16時頃
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―午後・教室―
[教室にたどり着けば 後ろのドアからコソコソと、体を縮めて自分の席へ。
すでに英語の先生は教卓にいて 皆、椅子に座っているところを見ると号令は終わった後のよう。
ただ黒板にはまだ何も書かれていない。 授業自体には間に合ったということで、セーフかアウトかギリギリなライン]
(185) 2014/11/15(Sat) 16時頃
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[自分の席に座り、辺りを見回したところで 幾つか見えない顔があることに気がついた。
一つミーム。 保健室に行ってるのはチャットで聞いた。 そして――――]
あれ……? チーちゃん、どうしたんだろ。
[お昼休みには一緒にいた友達。 あの時は確か元気そうだったのに今はいない。 遅刻だろうか。ともう一度、彼女の座席に目をやって]
ノートとっとこうかなー。
[2人分も3人分も同じ。 そう考えて白紙のルーズリーフを3枚並べ、ペンを走らせ始める。**]
(186) 2014/11/15(Sat) 16時頃
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―屋上―
[途中から授業に出ることも考えた。 でも、まだ、いつものように。 心配をかけたりしない笑顔を浮かべるのが、無理そうだから]
空が高いなあ。
[誰の足音もしない階段を上って。 遠くに響くどこかの教室の先生の声を聞きながら、 屋上へと辿り着く。 重い扉の先に、目に染みる青空]
あー……。 よし、ちょっとだけ、休憩。
[悪いことはこの機会に重ねてしてしまおう。 給水塔の上から空を仰いで、ぶらぶらと足を揺らす*]
(187) 2014/11/15(Sat) 17時半頃
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【祝 人生初サボり】
というわけで、体調が悪いとかじゃないから、
心配しないでねー!
後で英語の先生には怒られるよ!
[青空の写真を添付。
授業中だから、見る人も居ないだろうとは思いつつ]
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[窓から見える景色は穏やか。 だけど時間はとても急ぎ足で駆けている。 携帯をちらりと見て。
あおいそら。
サボりなんて文字が見えれば小さく笑って 屋上へ至る階段へ向かう。]
―――っ
[縺れそうになる足は、何段飛ばしも出来なくて とん、たんたん、と一段一段 その心と相反して一つを踏みしめる。]
(188) 2014/11/15(Sat) 18時半頃
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―屋上―
[たどり着いた屋上で、見渡すが目的の姿はなく。 ここなら声をあげたところで、授業の邪魔にはならない。]
千晶ちゃん!いるの……?
[青空=屋上というのも浅はかだったかもしれないと 少し不安げに眉を寄せた。]
(189) 2014/11/15(Sat) 20時半頃
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[昼休みも終わり、授業が始まった中 いくつかの空席がある中で授業は進んでいく。
ちらりとスマホを覗き込めば、千晶のサボり宣言があったりして。
ふああと欠伸を落とし窓の外を眺めれば]
天気ええなあ…
[なんて呑気に呟いて。]
(190) 2014/11/15(Sat) 21時頃
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―授業中―
[やっぱり空席が気になって、 ちらりちらり、確認するように見てしまう]
(そだ、携帯)
[もしかしたら、そっちに連絡があるかも。 そう思ったのは、ソフィアが腹痛を訴えた少し後。
先生の注意がそれたのを見計らい、引き出しの中で携帯を操作して。 見慣れた画面とそこにある文章に、ほっと胸をなでおろし 気持ちを授業に切り替えようと努力する]
(191) 2014/11/15(Sat) 21時頃
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[間も無く授業は終わるというあたり。 この残り数分が長く感じるもので。
結局戻ってこなかった数人の席を眺めながら]
「ここよくチェックしておくように。 テストに出しますよ。 では今日の授業はここまで」
…え?やば、聞いてなかっ…
あとで誰かに教えてもらお
(192) 2014/11/15(Sat) 23時頃
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―授業後―
[いなかった二人の分のノートを、それぞれの引き出しにしまう。
本当はソフィアの分も――と思ったのだけれど 途中から抜けたのだと、どこまでノートを取ってあったかわからない。 だから明日、自分のノートを見せよう。そう考えて。]
よしっ!
[二つの机を見比べて、満足気な笑みを浮かべた**]
(193) 2014/11/16(Sun) 00時頃
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