人狼議事


289 【ペア】風邪引いたあの子ん家に行く村

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 好きだよ、柊真。
 おれには君だけだ、あの日からずっとね。

 君と一緒にいられる選択なら、
 後悔なんて、何一つ無いさ。

[昨夜口にした言葉に、どれも嘘はない。
名前を付けるには複雑な好意も、
許されないことだと示す、否定の一つ一つすらも。

その中から、夢中で告げた記憶のある二文字を改めて声にした。
潰えたあるべき未来が、今より純粋な色をしていても。
誰に何を言われても、君が隣にいてくれるのなら。]


[ああ、さっきは一緒にいたいとか言ったけど、嘘だ。
 今は、今だけは、ひとりでいさせてほしい。
 方徳さんが着替える間だけ。
 自分も風邪を引いたみたいに熱くなったのが、落ち着くまでの間だけ**]


 


 おれの新式ちゃん!
 あんんんんんんんんんんん。
 れっレン♡メイおにいちゃ♡♡♡♡♡♡
 うれっちいぃぃ〜〜しゅきいい!

 ウッどぴゅっぴゅっ!



[そう言って岩動のうしろ、PC用椅子のちょっと下、布団の上でごろごろしながら装備の完成を喜ぶ宇原の頭には、ばっちり寝ぐせがついていた。


[早く直せと言われ、頭を小突かれたその後。
宇原は風邪薬も少しは効いたようで、微熱は微熱のまま、吐いたり気分を悪くすることもなく、着実に元気を取り戻してきていた。

玄関先で少し口うるさく、今日の過ごし方について指示してくれる岩動に、うん、と素直に頷いた。

ちょっと寂しそうに、足先が床をつついて、羽織ったパーカーのポッケに手をいれて、]



 ねー、メイさぁん。
 胃なおったらさあ、ラーメンいこー?


[と、寂しさから次の遊びの約束を取り付けて、頷いてもらうとはにかむように笑っていた。
部屋を出て行く岩動に、手を振ろうとポケットから手を出す前に、乳首をつつかれて、何か言う前に去られた。]


 

[岩動の手元、スマホには

「おいピンポンダッシュやめーやwwwwwwww」
「ありがとね!」

とメッセージが届く。

再び二人の会話は、
文字と顔の見えない音声のみの日常に戻った。**]

 




 そういうセリフはらぶ声通してもらえませんかねえ!?
 あっでもスペキャちゃんはちんちんついてないから
 どぴゅってしな…えっ

 スペキャちゃん今度どぴゅって…言ってね……?


[ついに新たな可能性を見出してしまった。中の人間が男だからといってキャラをふたなりとしてみるのは無理がある、そう諦めていたが声がつけば、あるいは…?
寝癖頭の宇原をよそに、そんな無限の可能性に心躍らせていた。]




[帰り際、見送ってくれている宇原の様子は、いかにマイペースが過ぎる岩動でもわかるほどに寂しがっている様子で。自慢ではないが盆休みに田舎に帰り甥っ子としこたま遊んでやったにもかかわらず全く懐かれなかった実績がある。懐かれていない実績があるからこそわかることもある。これは懐かれている。]

 いいよ。
 治ったら行きましょう。
 前ウツギくんと行きそびれたとこにしようね。

[返事をすると、相手がはにかむ。こんなに気分のいいことがあるだろうか。

そんな上ずったテンションで行ったのがピンポンダッシュだ。浮かれていたのだから、仕方ない。]**


【人】 紅客連盟 イスルギ



[続・後日談。]

 

(79) higesorry 2018/12/07(Fri) 03時半頃

【人】 紅客連盟 イスルギ

[平日、日中。

『FOREVER FANTASY10 -Thousand Light-』にウツギがログインした。]


<G>(Ren May) こんちゃー


[Ren May、冴えないオタク会社員。
平日の昼間に居るはずのない人間が、挨拶を返した。]**

(80) higesorry 2018/12/07(Fri) 03時半頃

 ほんにちはー。
 方徳、です。


[抱えた紙袋の中には、濃茶色の毛糸の帽子。

 それと。
 林檎を抱えた、猿のぬいぐるみ**]


【人】 紅客連盟 イスルギ

>>81


<G>(Ren May) 熱出て合法休暇です。いえい
<G>(Ren May) 午前に病院行ってきて。
<G>(Ren May) 今しんでる


(85) higesorry 2018/12/07(Fri) 04時頃

[昨日からおかしいと思っていた。
喉がやけに痛いというか、べたべたひっつくというか、ざらざらしているというか。そこまで予兆がくれば流石に伊達に28年人間やってるわけでもないので風邪のひき始めだと察知し、ドヤ顔で風邪薬を飲み栄養ドリンクを飲み、万全を期して眠りについたはずだった。

ところがどうだ、明け方に寒さで目が覚めた。喉がパンパンに腫れた感覚で息苦しい。眠っている間に蹴り飛ばした布団を引きずり寄せながら、汗が冷えたのだと自覚する。ガタガタと震えながら痛みと倦怠感に襲われ、半ば気を失うように再び眠りについた。

アラームで目を覚ますと、今度は腹痛だ。夜の内に体を冷やしたのだろう。ベッドから起き上がると、振動で頭痛が響く。嫌な痛みを堪えながらトイレに篭っていると、また体が冷えて悪循環を起こし、辛さでと寒さで便座に座ったまま蹲った。]


[とりあえずこんな調子では出社は無理だと悟り、会社に電話連絡を入れようとしたときに、ようやく自分は声が殆ど出ないということにも気づく。普段から少しかすれた声は、もはや聞き取りが不可能だった。何度も痰を切り、ようやく少し声が出せるようになったタイミングで連絡を済ませ、病院へ向かうことにした。

死にたくはないので運転は避け、タクシーを捕まえて病院へ向かう。マスクをつけていると自分の息が眼鏡に掛かってレンズが曇り、心の底から鬱陶しい。ただマスクを外すわけにもいかずただただ、眼鏡を曇らせていた。

そんなこんなで潰れた午前。疲労困憊で帰宅するも症状はもちろん悪化して、現在に至るというわけだ。]**




……惚れても良いんだぜ?

[かっこいい、だなんて言われたら
冗談めかして、そう返そう。]


そうだな、お前
どっちかっていうと可愛いって感じだから。
…………怒んなよ。………っと、


[不意に、手に手を伸ばされて。

触れてはいけないと
あの日から幼馴染を避けていた手は
彼に引き寄せられる形で、その頬を感じていた。]



………っはは、
そんな事言い出すもんだから
お前は後悔してるのかと思った。

[偽りのない、彼の真っ直ぐな言葉が
一つ一つ、空いた心を埋めていくようで。
刹那過った不安は、もう微塵も感じなかった。]


お前のそういう真っ直ぐな所、俺はかっこいいって思ってるよ。


[先程の言葉に、再び応えるように
何でもない事のように、自然と口をついて出る。]



なぁ、稜。

俺もだよ。
お前の代わりになる奴なんて、居なかった。
……俺は、どうしてもお前じゃなきゃ駄目らしい。


だから、
今度は頼まれたって、離れてやらねえから。


[互いを互いで補うように、傍にと願った。
あたたかさとつめたさを分け合うように、季節は溶け合う。
誰に何を言われても、お前が隣にいてくれるなら。]




………好きだよ、稜。

[まるでその二文字を引き合わせるように
頬を包み込んだまま、唇を寄せて

───深く、口付けた*]


【人】 紅客連盟 イスルギ

>>87


<G>(Ren May) しんでるって


[ギルドチャットで端から見れば面倒そうにそう答えるも、PT勧誘には応じる。遊びたくないわけでは、ない、けれど。勧誘されたPTにはウツギだけ。他に誰が居るわけでもないチャット欄にこう打ち込んだ。]


(Ren May) しんでるって


[3回目だ。]

(88) higesorry 2018/12/07(Fri) 04時半頃

【人】 紅客連盟 イスルギ



(Ren May) 熱めっちゃあるから
(Ren May) 大変な遊びはむり
(Ren May) 声でないからVCもむり


[椅子に座っているのがつらい。さっきまでもたまに画面を見て気まぐれにマクロで動かしている程度だった。宇原が喜ぶなら遊びたいのもやまやまだが、そう思いながらパソコン机に肘をついた手の甲に額を乗せ、ぐったりとうつむいた。]**

(89) higesorry 2018/12/07(Fri) 04時半頃

【人】 紅客連盟 イスルギ

[顔を上げるとチャット欄で「なんにもできん」、「しんだか?」などと好き放題書かれていた。>>90この男はチャットですらうるさい。いや、チャットでの付き合いのほうが多いのだけれど。
うろうろと揺れる指先でキーボードを力なく叩く。]


(Ren May) でrkる
(Ren May) できる
(Ren May) ポカリ買ってきて


[頭が揺れて痛むのを目を細めて堪えながらやっとの思いでそう伝えると、もはやパソコン前に居ることは諦めてベッドに転がりこみ、スマートフォンに手を伸ばしてチャットアプリで宇原に連絡を入れる。

「寝るから、よろしく」

それは「寝るからPT解散なり好きにしてくれ」のつもりで。**]

(91) higesorry 2018/12/07(Fri) 05時頃

イスルギは、ウツギのチャットの返事には気づかないまま。

higesorry 2018/12/07(Fri) 05時頃


【人】 紅客連盟 イスルギ

[玄関のチャイムが鳴り>>94、現実と夢の境をうろついていた意識が現実側に引き寄せられる。誰だ。ネット通販も今日届く予定の物は覚えにない。

ふらつく足取りでモニターを見ると、宇原が立っていた。]

(96) higesorry 2018/12/07(Fri) 06時頃

【人】 紅客連盟 イスルギ


 (うつぎくんだ。)

[何故、と思ったが もしかして、とも思った。
摺り足でノロノロと玄関へ向かい、鍵を捻ってドアを少しだけ開くと、ガチャリと音がした。
玄関は寒いし、裸足だし、履物を履くのも踏むのも面倒で体をドアまでぐいと伸ばして、すこうしだけ開いたのだ。宇原の姿が見えるとかすれた声で]

 はいって。

[と一言。できればドアも自分で開けて欲しい。宇原が玄関に入ってきたのを見ると「鍵締めといて」と言ってそのまま部屋の奥へ引っ込む。
もちろんポカリを自分で持つ気なんてない。しんどい。
重たいので冷蔵庫までは必ず運んで欲しい当然。と言う振る舞いで背の低いソファに勢いよく倒れ込み、来客を持て成すこともなく、その挙動を視線で追うばかりだった。]

(97) higesorry 2018/12/07(Fri) 06時頃

【人】 紅客連盟 イスルギ


 くるとおもわなかった。

[確かにそう発声したつもりだったが、岩動の耳にもその声はただカスカスカスカスカス…と虚しく空を漂うばかりで、げほげほ、と喉を慣らすように咳払いをするが、それはそのうちただの咳込みに変わった。]**

(98) higesorry 2018/12/07(Fri) 06時頃

【人】 紅客連盟 イスルギ

[岩動の部屋は、宇原の部屋と一転して随分殺風景だ。
物が少ないわけではないが、だいたいの物がダンボールに仕舞われており、テレビすら床に直で置かれている。脱いだ衣類があちらこちらに散らばっており、部屋の隅には綿埃まで落ちている始末。片付けた形跡がとんとない。
パソコン周りだけが、異様に充実したうえに整頓もされている。]

 だかは……
 ひったれしょぉ……

[心配してくれる声に対し、かすれた声で「だから言ったでしょ」と伝えた。終始この調子なので、これ以降は可読性を重視して伝えたい言葉をセリフとして表記していく。]

(102) higesorry 2018/12/07(Fri) 06時半頃

【人】 紅客連盟 イスルギ


 ウツギくん。


[薄情にも早々と帰ろうとしている友人を呼び止め、手招きをする。
彼が近くまで寄ってきたら、腕を掴んで引き寄せ]

 ポカリ入れて。

[頼み事をする。もう面倒で動きたくもないのだ。]


 大体これ元々は君の風邪なんだから、
 責任とって…。
 放っといたらしんじゃうぞお…。


[現状の辛さにうなるように文句を言い、どうにか引き止めて小間使いにしてやろうと目論む。それにやはり、いかに宇原が役に立たないとは言え、居てくれるだけで心強いということだってある。]

(103) higesorry 2018/12/07(Fri) 06時半頃

[冗談めかす言葉に返るのは楽しげな笑い
けれどその内容への否定は、決してすることは無い。
あの頃なら「子供じゃないよ」なんて、
拗ねて見せた例えにも、そんな様子は見せず。
一時交わされる軽口は、かつてのようでどこか違う。

なんでもないように告げられたその言葉
今は彼のお陰でしか無いけれど、なれたらいい、そう思う。

頬に感じる体温は、長細く骨張った五指を持つ大きな手から。
確かに彼が此処にいて、触れることを許してくれているのなら。
後悔なんて、ありはしない。]


[柊真のことを、冬のような人だと思っていた。
けれど今、くれる言葉の一つ一つがあたたかくて。]

 それじゃあ、永遠に一緒にいるしかなさそうだね。

[戯けた調子で、笑いかけながら
その一面を、いつまでも独占していたいと願うおれは
────やはり、狡い奴だ。

近づく顔は、暗闇に覆われること無く鮮明に映る。
引き合う二文字は、微睡みに阻まれず耳に届いて。

この時だけは、まるで二人には何の障害も無いような気がした。
満たされる心地と、味わったことの無い類の幸福感。
そっと瞼を下ろし、口付けを受け入れた。]*


── それから ──


 物じゃなくて、約束じゃ駄目かな。

[不意の問いかけに、カップを置き黙すること十数秒。]

 おれ達、一緒に暮らさない?

 星夏さんと父さんが籍を入れて、同棲を始めたら
 元から出て行こうと思っていたんだ。
 だって、折角だから夫婦らしい生活をさせてあげたいからね。
 柊真も、ずっと同居していようとは考えてないでしょ?

[相手はもっと明確な行動を起こしているとは、知らないまま。
早急さの無いいつかの思考は、
はっきりとしたプランを立てているわけでもなく、
だからこそその中に彼という存在も、容易に組み込めた。]



 生活費も、家賃も、半分に出来るし
 朝も起こしてあげられる、ご飯も作れる。

 数年間、何も出来てなかったのはおれも同じだからさ。
 その分だけ、毎日助けさせてほしいな、なんて……

 ……駄目?

[相手の想定と大幅に違う答えを出した自覚はあり、
何もかも、早すぎるとは思っている。
考えてくれるだけでも嬉しく、
どんな答えでも、悲しむことは無いだろう。]*


【人】 紅客連盟 イスルギ

[宇原が「自分のせいではない」と言いたげに笑ってみせる。
それが無性に腹が立って仕方ないがもう腹を立てる体力すらない。

いつもなら目やにが詰まって涙腺壊死したんじゃないのかと言わんばかりのカッサカサの瞳に熱由来の涙が貯まる。腹を立てたら水分が急に登ってきた。それが瞳から溢れることはなかったがいつもより潤いのある状態に逆に違和感があり、しきりに目を擦った。]

(108) higesorry 2018/12/07(Fri) 07時頃

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