46 監獄病院弐 〜堕天使たちの集中治療〜
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― 四階・応接室 ―
[院長室の隣にある応接室の扉に響くノックの音]
開いていますよ、どうぞ。
[眺望を臨む大きな窓から茜差すその部屋は、賓客をもてなす為か豪奢な調度品が飾られた部屋だった。 金の髪を夕日の光に赤く染めて外を見ていた女は、ゆっくりと振り返る]
来て頂けて嬉しいわ。 どうぞ、お座りになって。
[革張りのソファに座る様に促し、微笑んだ]
(162) 2011/03/14(Mon) 17時頃
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― 中庭 ― だって可愛いんですよう? ふふっ、ごめんなさい、男の人がそう言われるの、嫌ですよね。
[穏やかな彼の様子>>161に、つられるように微笑む。 自分にもう父親が居ないからかもしれない。チャールズと話す時間はとても楽しくて、時間が経つのも忘れてしまう]
でも、素材に拘ってーとかいって、結構高いですよー、あそこのシュークリーム。 ん、じゃあ……そうだ、私のと2人分にしません? こっそり、チャールズ先生のお部屋に伺いますから。
それならお言葉に甘えちゃいます。
[そんな提案をしてみるも、受け入れられたかどうか。 長い時間と言われて見た腕時計は、休憩時間の終了が近い事を知らせていた]
もうこんな時間、やば!お話楽しかったです!お疲れ様です!
[慌てて挨拶すると中庭を駆けていく]
(163) 2011/03/14(Mon) 17時頃
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― 四階・応接室 ―
失礼します……
[豪奢な造りのドアに緊張しながら、聞いたことのある声に促され部屋に入り]
うっわあ。
[部屋の中はもっと豪華、それ以上に夕日の中振り返る金髪碧眼の美女はまさに「画になる」といった様子で、見惚れ、思わず感嘆の声が漏れた]
あっ、の。はい…… お邪魔します。
[微笑まれてハッとして。やっぱりゴージャスとしか言いようの無いソファに、申し訳無さそうにちょこりと腰掛ける。 部屋には彼女の香りが満ちているのだろうか、タバサ本人は付けていない香り。 膝の上に置く鞄の中にボトルは入っているけれど]
(164) 2011/03/14(Mon) 17時半頃
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そんなに畏まらないで。
[くすり。 申し訳なさそうに座るタバサへと、微笑ましそうに笑って]
本当なら私の方から出向かなければいけないのに、ごめんなさいね。
[申し訳なさそうな声色でそう告げて、対面のソファに腰を下ろした]
(165) 2011/03/14(Mon) 17時半頃
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だ、だって……緊張しますよ、こんなぴかぴかなお部屋、入る機会ないですもん。
[笑われれば、恥ずかしくて少し顔を赤くする。 ちらちらと視線はグロリアに向いたり、机や調度品に向いたり]
えっ、あの、いえ、全然っ! むしろ、すぐに会って下さってありがとうございます!
[対面に座るグロリアに、ぺこりと頭を下げる]
それで、えっと……
[顔を上げれば、どんな風に切り出そうかと言葉が迷う]
(166) 2011/03/14(Mon) 17時半頃
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そう?
[赤くする相手を悪戯っぽく見詰めて。 それから口元に手を当てると、若干潜めた声で]
……実は私も。 慣れるまでは大変だったんですよ?
[おどけたように笑う。 少しでも彼女の緊張が取れれば良いと謂うように]
それで、えっと……の続きは、 弟さんのお話で良いかしら?
(167) 2011/03/14(Mon) 17時半頃
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[点滴の時間を調整し、休憩を充分に取った後ナースステーションに戻ると呼び出しがあり>>157短く了解の返事を返してドナルドの病室へカートを押しながら向かう。
途中廊下で嗅ぎ慣れない香水の匂いがした気がして首を傾げ。 扉をノックして軽く声をかける。]
失礼します、入りますよ。
[その室内がどんな事になっているかはまだ気づかないまま、足を踏み入れた。**]
(168) 2011/03/14(Mon) 17時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/03/14(Mon) 17時半頃
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グロリアさんも……ですか?
[潜め告げられた声に、あまりそうは見えずに少し目を丸くしてから。 ああ、気を遣ってくれているのだなと気付くと、内容よりもその事への感謝が緊張している心は僅かに解れる。 彼女の上げる笑う声に、漸く微笑んで]
はい、弟の事です。 相談に、乗っていただけるんですよね。 病院コンサルタントって、確か、病院の収支や……経営に関する事を請け負っている方、だと伺っています。
(169) 2011/03/14(Mon) 17時半頃
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[微笑むタバサを、 やはり彼女は良い″商品″になるだろうと値踏みするように見詰める。 勿論表にはそんな事は億尾も出さずにいるが]
ええ。その為に私が呼ばれた訳ですから。
[頷きながら、テーブルの上に書類を広げる。 四階の一日当たりの入院費から、アダムへの投薬等を含む治療費。 またタバサへ支払われている給金や、その個人資産。今までの経歴等々そこには記載されていた]
失礼ですがお二人について調べさせていただきました。 弟さんの治療費がかなり逼迫しているようですね。 あと数カ月もすれば、支払いの方が追いつかなくなってしまうのではありませんか?
(170) 2011/03/14(Mon) 18時頃
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――外科診察室――
[眉間に皺を寄せながら、紅茶の用意をする>>77。 事件以来使われていなかった診察室を掃除し、必要なものを用意して。自分がよく使っていた茶器を持ってきて。 こき使われる感覚は、平時叔父などに感じているものとはまた別の苦痛を与える。時おり痛みを訴える下肢が、心を苛み続ける]
テーブル? 責任、って、そんなもの、用意できるわけ……、
[反論し、すぐに口を噤む。 楽しげなアイスブルーの眼の真意を伺うように、彼女を見据える眼が揺らぐ。どうすればいいかなど、浮かぶこともなく。 ただ白衣の身を、硬く身構えた]
(171) 2011/03/14(Mon) 18時頃
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[拡げられた書類、見覚えのあるものも幾つかあるか、思った以上に自分のことを知られていることに驚き、口元に手を当てる]
……はい。 両親の死亡保険金も……家族で暮らしていた家も、もう売り払ってしまいました。 親戚に出してもらえる額も、本当に、僅かで……
[全て知られていれば、隠す事もできない。 肯定するも、表情は苦しげに、軽く握っていたはずの拳にきゅっと力が篭る]
でも、弟を、苦しんでいるアダムを、これ以上……哀しい状況に追いやってしまいたくないんです。 ほんの少しでも、希望があるなら……
(172) 2011/03/14(Mon) 18時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/03/14(Mon) 18時頃
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[苦しげな表情を浮かべるタバサの隣に移動し、力が籠るその拳をそっと包む。 細い指先でそっと撫でながら、優しく微笑んで]
大丈夫ですよ。 その為に私が此処に居るのですから。
貴女と弟さんが二人一緒に居られるように、 尽力すると約束しますわ。 だから……そんな悲しい顔をしないで。
(173) 2011/03/14(Mon) 18時頃
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[誰にも相談できなかった事。 言葉にすれば苦しさが増して、俯き、きつく目を閉じていた。 ふと、隣に移動した気配、触れた暖かさに、顔を上げる]
……グロリア、さん……
[優しくかけられた声に、ふる、と唇が震えた。 視界が涙で滲みそうになるのを、何とか堪えて]
ありがとう……ございます。 よろしくお願い、します。
[切実に願う]
(174) 2011/03/14(Mon) 18時頃
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[見詰める眸が涙に滲むのを見て、その目元へと唇を寄せる]
泣いて、良いのですよ。 貴女は一人で頑張ってきたのですもの。
此処には私しかいませんから……ね?
[その眸に涙の粒が浮かぶなら、唇でそっと拭って。 優しく肩を抱き心の壁をゆっくりとこじ開けて行く]
(175) 2011/03/14(Mon) 18時半頃
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グロリアは、肩を抱くほど傍によれば、女からは毒花の香りがタバサへと届く。じわじわと砂に水が染み入るように。甘い甘いその香りが。
2011/03/14(Mon) 18時半頃
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グロリア、さん……?
[目元に触れる唇の感触を、呆けるように受け取って]
……っ、……ふ、ぅ
[頑張ってきたと、認められれば。もう堪えられなかった。 ぽつり、ぽつりと。 次々と、零れる雫が頬を濡らす。 抱き寄せられ、嗚咽が漏れる。 少しだけ体重を預け、触れる面積が増え感じる温もりが増えれば涙は加速して。 甘い香りに包まれて、全ては彼女の企みのまま]
(176) 2011/03/14(Mon) 18時半頃
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[抱き寄せた胸元に、涙が滲むのが判る。 今は彼女の涙が枯れるまでその背を優しく撫で続けた。
無理やり謂う事を聞かせるよりも、進んで性奴に堕とす方が後々面倒がなくて良い事を女は識っているから]
良い子ね、良い子……。 もう大丈夫だから……私は貴女の味方よ、タバサ。
[優しく子守唄でも謳うように、独り頑張りすぎた可哀そうな蝶へと優しい言葉を掛ける]
(177) 2011/03/14(Mon) 18時半頃
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[抱き寄せられて、背を撫でるその優しさを受け入れる。 嗚咽の合間息を吸い込めば、肺腑の奥まで毒花は侵食する。 暖かな雫が止まるまで、豊かな胸に抱かれて]
グロリア、さん……
[あやす声にくらりと頭が揺れる。 体が熱いのは、きっと夕日に照らされているから、とろりと瞼にかかる重力は、きっと疲れと安堵のせいだろうと、ぼんやりと考えて。 実際には違っても、気付く術など持たない]
(178) 2011/03/14(Mon) 19時頃
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[甘い香りに酔ったのか、とろりと閉じかけた目蓋にそっと口接けた。 気だるげに、だけど火照ったように赤い身体を撫でる手は、次第に優しいだけではなく。 どこか擽る様に、愛撫する手つきへ変わっていく]
……可愛い、子。 疲れている様ね、タバサ。 少し此処で休んでいきましょうか。
[ゆっくりとソファへ身体を押し倒して]
昨日上げたあれは、今どこに……?
[耳元に顔を寄せ、吐息で擽る様に囁いた]
(179) 2011/03/14(Mon) 19時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/03/14(Mon) 19時頃
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は……ぁ、あれ……?
[グロリアの撫でる箇所が、どんどん熱くなっていく。 くすぐったくて、もっと触って欲しくて、僅かに身を捩った。 は、と浅く吐く息が、いつもと違う。 呼吸が少し苦しくて、鼓動が少し五月蝿くて、うまく力が入らない。 おかしいと思う、けれど、グロリアの手つきに思考が飲まれるまま]
……可愛く、ないですよ…… ん……あは、そ、ですね。疲れてたのかも。 でも、ここで寝ちゃう、のは……
[遠慮しようとするも、ソファに傾く体は、あっさりと重力に負ける。 一つに束ねた夕焼け色の長い髪が、ぱさりと落ちて音を立てた]
……んっ……、昨日……香水ですか?あれは……
[耳に掛かった吐息に身体を少し固くして。 漏れた声は鼻に掛かったもの。 押し倒された時に膝の上に置いておいた鞄は床へと落ちたか、それを見詰める]
(180) 2011/03/14(Mon) 19時頃
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[ソファに広がる長い髪を、一房手に取り口接ける。 背中を撫でていた手は、何時の間にか胸元へと移り、 豊かな胸の頂きを刺激するように掌が円を描いていた]
可愛いわ、とても。 きっと素敵な……になれる。
[ふふ、と微笑み、床に落ちた鞄からミニボトルを取り出し、蓋を開けた。 途端今までとは比べようもないほどに、広がる心をむしばむ甘い香り。 それを数滴垂らして]
この馨はね、心を落ちつける効果があるの。 ほら、だんだんふわふわとして気持ち良くなってきたでしょう?
(181) 2011/03/14(Mon) 19時半頃
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>>128 うん、食べて食べて。 余っちゃっても勿体無いしね。
[コーヒーを用意してくれる彼女を笑顔で見た。これが紅茶だったら、彼女は不満だったかもしれないが。コーヒーに関しては高い豆もインスタントもたいして違いは無いぐらいに考えていて。受け取ったコーヒーを一口飲んだ]
ん、美味しいな。 ありがとね。
(182) 2011/03/14(Mon) 19時半頃
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今度ね、あたしの診察室にも遊びに来てよ。 診療の無い時間だったら、手伝ってくれる子が雑用は全部やるっていって聞かないからさ。 どうしても、あたし暇しちゃうと思うんだ。
[実情はまったく違うのだけれども。テッドに面倒な雑用は押し付けているのもまた事実。そして診察が終わればきっと暇を持て余してしまうのは本当のこと。だから彼女は笑顔でそう言った。]
(183) 2011/03/14(Mon) 19時半頃
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……ぁ、だめ、です……ん
[思考が浮つく中でも、胸を触られれば抵抗しようとして。 けれど、手を掴むも、力は殆ど入らない。 服の下、円を描くよう刺激される胸の先端は少しずつ固くなり、びくっと指先は小さく反応して、感じている事を伝えて]
あっ、……なれ、る……?んっ……
[濃厚に香るそれを、遮るものなど何も無く。 潤んだ眸で、自分を組み敷く女性を見詰めた。 まるで暗示にでも掛かったかのように、こくりと頷く]
ぁあ……ふわふわ……します…… ……きもち、い……
(184) 2011/03/14(Mon) 19時半頃
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>>171 ―外科診察室― だからさ、分からないかな?
[くすくす笑って。ダメなペットに躾をするような感覚であったのだけども。瞳の笑っていない笑みを浮かべて告げた]
テーブルが足りないならさ。 貴方がテーブルになりなさいよ。
[薄ら笑いを浮かべながらそう告げた。ペットや性奴ですらなく。ただ、物になれとそう告げると楽しそうに微笑んで。]
昔ね。お兄様とお茶会をしたの。 椅子とテーブルを並べて。 呻き声が煩かったからクラシックをかけて。 あれは楽しかったなあ。
[明らかに多数の人間を物扱いしてる時の回想だったが、その時の彼女は感情の見えない笑いでなく。心から楽しそうな笑みを浮かべていて。]
さ、そこに這いなさいよ。
(185) 2011/03/14(Mon) 19時半頃
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これはマッサージ。 頑張っているタバサへ、私からのご褒美よ。
[駄目と呟く唇を、指先で撫でる。 胸への愛撫は、焦らす様に触れるだけ。固く尖るそこをわざと外し、彼女自身が望むように薄く掠めるばかり。
垂らした毒花の蜜をタバサの肌へと塗りこめるように広げて]
その気持ち良いのを、弟さんにも教えてあげましょうか。 何時も一緒だった二人ですもの。 気持ち良いのも、二人、一緒に、ね――…?
[暗示を掛けるように甘く甘く囁いて。 行きましょう?と、手を差しだした]
(186) 2011/03/14(Mon) 19時半頃
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グロリアは、タバサがその手を取るならば、彼女の弟の部屋へと誘うだろう。
2011/03/14(Mon) 19時半頃
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―4F・VIP室前― さて、次ね。 テッド、ミッシェル・エースさんの病室はどこだっけ。
[彼に案内させながら、病室に入ろうとすると二ールに咎められそうになるが笑いながらそれを制して。]
医者よ、此処の医者。 ずいぶんと厳重なのね?
[そう話していると、中からビアンカが出てくる。若いからとメアリーをいぶかしむ様なビアンカに対して。彼女でも知っているような政府高官の名を出して]
先生方に信頼していただいてるんですよ。 確認していただいても結構。 これで私の腕を信用していただける?
[くすくす笑いながらそう告げた。現に、本人とその家族を何度か治療している名を使った人からは絶大な信頼を得ていて。今回転院まで考えていると伝わって来ていた]
(187) 2011/03/14(Mon) 19時半頃
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分かったら、一度病室を出てくださいな。 患者と私たちだけで話したいんですよ。 行きましょ、ランバート先生。
[テッドを伴って入室した。そしてミッシェルを見るとにっこりと微笑んで]
初めまして。 担当医のメアリー・レインパレスです。 御加減は如何です?
[あくまで穏やかそうな作り笑いをして。彼女に話しかけた]
(188) 2011/03/14(Mon) 20時頃
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−自室−
[イリスが目を覚ますと、既に日が暮れ始めていた。 意識はぼんやりとし、身体はほのかに火照っている。 あたりに人の気配はなく、そのせいか、現状を思い出すまで至らなかった。 ぼんやりとした思考のまま、手は自然と熱を冷まそうと身体をまさぐり始める]
は、ぁん…。
[激しさはないが、身体の望むままに、適度な快楽に身をゆだねる。 熱の抜けきらない身体はその刺激を素直に受け入れ、反応を示していた]
(189) 2011/03/14(Mon) 20時頃
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ふぁ……、マッサージ……ですか?
[やわりと胸の周囲を刺激されれば、ぞくぞくとなにかが背筋を這い上がってくる感触。 制する手を下げる。もっと全てに触れて欲しい、欲求は先ほどと反対であれば口には出せず。 むせ返りそうなほどの蜜の香りは、首筋か服の隙間の鎖骨辺りからか]
アダム、にも……一緒、に…… きもちいい……
[囁かれ、ただ弟を思い、グロリアの手を取る。 足元がおぼつかない。体が熱い。くらりと眩暈がする。 よろければグロリアの腕にしがみつくようになるか、 下肢の違和感を気にする事ができないまま、弟の病室へと誘われる]
(190) 2011/03/14(Mon) 20時頃
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[ 入ってきた男の顔に安堵の溜息を漏らす。 耐えるのは苦痛だが、この後の快楽を考えるとその苦痛も快感と思えた。 点滴を換える間は大人しくしていて。 落とす速度を腕時計を見ながら調節していくのを見ていた。指が離れた時]
……なあ。
[腕を掴む。もう片方の手で布団を剥ぎ取った]
(191) 2011/03/14(Mon) 20時頃
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