人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


[明之進の背の、傷口に沈まんとする指は止まっていた。

 自ら離せないのは、世界を変える為ではない。

 迷子にならないように。居なくならないように。
 安心出来るように。

 繋いだ手を、触れた指を離さないのは―――…
 零瑠にとっての『日常』だからだ。]


[とりあえずは……直円もいろいろあって
「仲間入り」を果たしたのであろう。ともかくも。]

はぁっ……はぁっ………えっ、何これ。
かか、身体が。身体が嘘のように滾っている!?

はっは!嘘みたい!これすごぃぃぃぃい!!
これが「第二の生」の幕開けなのか!?

[零瑠とは対照的に。身体能力が今までとは段違い、
あくまでも「人間」比で桁違いに良くなっていることに、
充実感を思わせる驚きを見せている。だが、やはり―]

ああ、僕も同じだ。僕も―……乾く!

[牙をのぞかせた。マユミの方を眺めながら。]

死んだら、偉くも何もないじゃあないかマユミくん。
逃れられないなら、「こっち」でのし上がればいい。
許し難いことだけど 僕は  「強く」 はないんだ…。


[そして次に牙を向けたのは幼子の目を隠す少女の背]

優しく気丈な振舞い。
そこの小賢しい雛とは違うお前が、あれよりもえらくなると良い。

[土下座をする雛の姿に声をあげる少女
そのまま抱きしめる様に右腕で捕えて、
最初の雛と同じように牙を立てた]


ん…ン――

[全身に始祖の血が巡る悦に、脳が焼かれそうだ。初めての食事は最高の食事でもあった。]

…ぷ、は ――――― ぁ

[頭を撫でる手に、肌から離れた唇が満足げに幸せそうに弧を描く。

 引き離されたことで牙が肉から抜かれた。
 
 夢中で求めていたせいで、赤子の様にトルドヴィンの肌と己の口元を、そして白の服の胸元を紅く汚して居たことに気付いたのは、二つ穴から新しい血が溢れて零れるのを見た後で。

 視界に入る紅色。
 同時に零瑠は意識を手離した。*]


[雛が牙を立てた首筋からは固まり切らぬまま血が流れ
力を注がれた少女を誘う]

お前が持ってきた水で癒えるかどうか試すと良い。

[雛を見れば、その喉の渇きを癒す方法は知れるだろう。
何より理性を越えた餓えが身体を動かす衝動となる。

衝動を止めた時に変わった己を自覚した少女は何を思うのか。

そして自分を守る様に傍にいてくれた姉の様な少女の変化を
間近で見る事になる少女もまた何を思うのだろうか。

嘆いても蔑んでも、辿る道は同じなのだが]


【人】 馬飼い キャロライナ

[基礎のきの字も知らない為、訓練は基本から教わった。
基本的な身のこなし方、それから身の守り方。

誰かが守ってくれていた、子どもではなくなった。
自分の身は自分が守る。
そんな簡単なことができなくて、誰のことを守れるというのだろう。
そう自分に言い聞かせて。
伸ばす手の届く範囲が少しでも広くなるようにと、訓練を続けていた。]

(284) 2014/02/09(Sun) 02時半頃

[離れた零瑠が始祖の吸血鬼に取り縋り、
 あれほど忌避した血を貪る様を見ているしか出来ず、
 直円とリカルダの心が折れる音も聞いた。

 真弓ちゃ……

[始祖が少女達の元に向かう。
 振り返って、もう動くだけの気力がなかった。

 傍らの家族は手を離さない。

 ……零瑠君。 とげだから、駄目だよ。

[自分で告げて、使途不明の笑みに涙が滲んだ。
 絵本で見た、笠や蓑に吹き付ける雪を払うように、
 小さく体を揺すった]


[切欠となった残る雛鳥に噛み付いても良かった。
だがあれはホリーと対峙していた1羽と縁がありそうだった。
それならば、もし再会する機会があるのなら。
ホリーと眷属として再会させてやろうと考えていた。

名を知らずとも本能で、鬼を祓う柊を避けたのかもしれなかった。
それと同時に、弱々しく見えるこの男と、
守られる幼子を前線に送りだしたかった。
火力としては不足に見える2人に無様に殺される家畜達は
見物だろう。

何処までも家畜からすれば、吸血鬼は悪趣味な思考しか
持ち得なかった]


[どうなるのかというリカルダの問いに、答えることはできなかった。出来なかった姿こそがもっとも雄弁な答えになったかもしれない。

 その優美な影に抗うことも出来なかった。
――リカルダを守らなければ、
思ったときにはもうその腕に捕らわれていた。
咄嗟にのけぞる様に逃げようとしてしまったのは、
その青く脈の浮かぶ喉首を簡単に差し出す結果になっただけ。

――喉の薄い皮膚の上を、黄金が擽っていく。
感じたのは冷たい熱、痛みよりも激しく鋭く貫かれるような、
仰ぎ見た天井、灰色の眼差しにうつるそれが曇る]

……いやっ、っ、 ぁ 、

[震えて、跳ねたからだが冷えていく。
流れ出していくものはなんだったのだろう]


【人】 馬飼い キャロライナ

[「聖水銀」の話は、いつ聞いたのだったか。
怖いとは思わなかった。
それが必要ならば、拒否するはずもない。

早く、早くと思い、与えられた量よりも多く飲もうとしたこともある。
それを実行する前に止められたが。

分かっていても、気持ちばかりが焦っていた。]

(287) 2014/02/09(Sun) 02時半頃

[ぐずぐずと手の甲で涙を拭く。
 零瑠はやはり血を見た所為か倒れてしまった。
 手を伸ばしかけ、踏み止まる。触れてはいけない。]

 ……、……

[家族に手が届かないことが、
 この短い日にちで何度あっただろうか――]


[首を振る、いやいや、と幼子のするように。
冷え切った体が、沸き起こる衝動のままに、熱を求めている。

まず視覚が鮮明な緋色を捕らえた。
それから嗅覚が酩酊を伴う甘さを感じた。
ふるえる指は自ずと自らを捕らえるものの首筋をつたう、
緋色の一筋に触れようとする、指を握りこんで]

……いや……、

[試せばよいと口にする者に首を振る、
水ではないことは本能が伝える、どうすれば癒えるのかもわかる。
――そういう存在になりかけている。

急速にもたらされる乾きに呼吸が酷く浅くなる。
耐えなければいけないと思うのに、そのことしか考えられなくなる]


[零れた涙が頬をぬらす、
嗚咽交じりに喉が震えれば、尚乾く。

どうして縋るようにその黄金を見つめてしまうのだろう、
その一筋の緋色が酷く優しいものに思えてくる、
惧れも嫌悪も抱く必要などない気がしてくる。

――ちがう、

行動はけれど裏腹だった、
細い指はその緋色をなぞる、
また腕に巻かれたままの包帯まで伝い汚れた。

涙は止まらないのに、
うっとりと陶酔するように微笑んでしまう。
もたらされる高揚は、悲しいほどなのに]


[慈悲を請う様に縋りついて、口唇を寄せる。
差し出された小さな舌はその緋色の筋をなぞりあげた。
夢中になってその血を吸い上げたあと、残るものは――]


【人】 馬飼い キャロライナ


 なあ、周。
 組み手の相手、してくれないか?

[ある日、訓練が終わった後に周へと頼んだ。
彼が裏庭の片隅で独り稽古をしている>>256と知ったからだ。

武器を持っての訓練はまだ拙い。
技術的にもまだまだではあるが、少しでも強くなりたかった。
技術のない者の自主練よりも、誰かと組んだ方がずっと良い。
そう思って頼んだが、周にとっては迷惑だったろうか。]

(295) 2014/02/09(Sun) 03時頃




  [誕生日祝いに。花を――…。]


 


馬飼い キャロライナは、メモを貼った。

2014/02/09(Sun) 03時頃


涙を零す程嬉しいのか?

[やはり嬉しくて意識を手放した雛鳥をちらり見遣ってから]

私の祝杯を受取るが良い。
そうやって喉を鳴らして獲物を屠れ。

[涙と嗚咽の意味を少女が望まぬ方に捻じ曲げ笑う。
悲しげに笑う少女を美しいと目を細め、雛と同じく落涙に
指を伸ばして拭ってやった]


[始祖による誕生日祝いは、零瑠に鮮血の花を齎した。

 次に目を覚ましたとき、鏡に映る瞳から革色が消えていた。
 腹が減っても用意されるのはパンでも白米でもなく、血。

 目前で人間の首から採取される様を見て、零瑠はまた気を失った。]

嫌だ!

[首を振り、頑なに食事を拒んだ時もあった。
 あんなに血がだめだったのに。
 今ではそれが『生きる』為に必要だなんて。]


さて、後はどうする。仲間達の餌にでもなるか?

[ホリーが直円を眷属に変えた事を確かめ、喉を潤した
少女が我に返った頃、残る3人に問い掛ける。
選択肢が無いのは判り切っているからこそ、余裕の体で
1つしかない道を選ぶのを待っていた**]


[直円を「仲間入り」させた後。
その落差に少しだけ苦笑を見せていた。

人の姿としては、こんな事はいくらでもあるのだろうけれど。]

……そうね、こちら側でのしあがるのを楽しみにしているわ。


[―――なら、死んだ方が良い!

 ……とは言えなかった。
 吸血鬼たちを、人間たちを見たら、そんなこと。]


刺だから駄目って、なに?
明に触ったら駄目なの?

……どうして、明は、前みたいに俺の頭を撫でなくなったんだ?

[新しく生まれ変わった日の事を、後日明之進に問うことは出来ただろうか。
 あの雨の日、傘は手離さなかったが、彼の手はそのままだった。気を失ってからの事を、見ていた子がこそりと教えてくれたのだ。]


 …………家族に

[悠然と投げかけられた声に、遅く反応した。
 傷ついた口の中に、気持ち悪い味がしている。

 永遠という言葉を聞いた時、
 ――斃れるまで敷かれた道をゆくだけの景色は
 脳裏に結ばれていたのだから]

 家族にさわれないのは、――いやです。

[そして、頭を垂れた。
 従属の証とは少し違う。体力の限界を超えたのだった。]


[ハンガーストライキも長くはもたない。
 そんな時は、家族に、あるいは始祖に頼る事になる。

 ゆるゆると時が流れていくうちに、
 流血で倒れる事は無くなった。**]


[涙を拭う指の感触に目を細める、
始祖――わが身を支配する絶対的なこの血の源、
漆黒の少女が彼女を父と呼ぶ理由がわかる。
己にとっても、新たなる父に相違なかった。

その指に安堵する、
その指に嫌悪する、

そして矛盾し相反する敬愛と憎悪とを、
少女は内に飼い続けることに、なる]


【人】 馬飼い キャロライナ

― 試練 ―
[それは、突然だった。

いつものように、与えられた「聖水銀」を飲んだ。
その時は何も変わらなかったと思う。

部屋に戻り、寝台へと潜り込んだ。
訓練で疲れた身体。
直ぐに眠りが訪れると思っていた。
いつものように。]

(308) 2014/02/09(Sun) 04時頃

【人】 馬飼い キャロライナ

 う゛あぁぁああぁ……ッ

[呻く声が、部屋に響いた。
同室のサミュエルは其処に居ただろうか。

彼は既に試練を経験していたか。
もし経験していたなら、何が起きているか直ぐに分かっただろうし、経験していなくとも察することはできたかもしれない。

全身の血が焼けるように熱く、内側から焼かれるような感覚。
息をするのがやっとで、縋るようにシーツを掴む。]

 サ、ミュ、

[助けを求めるように、同室者の名を呼ぶ。]

(309) 2014/02/09(Sun) 04時頃

【人】 馬飼い キャロライナ

[熱い。熱い。熱い。
焼けるような痛みに、気が狂いそうになって。

それでも。]

 僕、は、

[こんなところで死ぬわけにはいかない。]

(310) 2014/02/09(Sun) 04時頃

【人】 馬飼い キャロライナ

[人参を押し付けあっていたあの日を思い出す。

何故か人参に親近感があるのだと。
人参が苦手だった零瑠には、こっそり言ったことを彼は覚えているだろうか。

結局食べていなかったリカルダにも、それを教えていたら食べてくれていただろうか。

一緒におつかいに行って以来、一緒に遊ぶようになった明之進。
また一緒におつかいに行こうと約束していた。今度は迷わないようにと思っていたんだっけ。

そうだ、直円に「陰謀」とはどういう意味なのかまだ聞いていない。]

(311) 2014/02/09(Sun) 04時頃

【人】 馬飼い キャロライナ

[まだ理依から、あの手品のような技を教わっていない。
怪我をした時手当てしてくれたマユミに、今度お礼をすると言っただけだった。

他にも、まだある。
死にたくない。負けたくない。]

 僕は……俺は。

[強く、なりたい。

うわ言のように呻いて。


試練に打ち勝った時。
手にすることになった武器は、長巻。**]

(312) 2014/02/09(Sun) 04時頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:キャロライナ 解除する

処刑者 (8人)

キャロライナ
9回 (9d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
裏方
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.117 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび