人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


土下座などおよしなさい?

貴方はこれから、搾取し喰らう側に回るのだから。

[土下座した相手を無理矢理引き起こして自分の近くに引き寄せる。]

それとも、見苦しいからってさっさと殺して欲しい?


[明之進の背に回した指先が、服に染みた何かを捉える。
 僅かに紅色に染まった中指。

 牙は痛くないわけではなかった。だから正直に]

……始めだけ

[と告げる。春風に乗って届く桜花よりも甘い香りがした。
 唇が触れ合い、牙の先が僅かに刺さる。

 息を吸う様に細管を通り口内に広がる味は――血で。
 一層の渇きを招くだけ。]


【人】 記者 イアン

 あとな、これ、ちょっと相談なんだが…

[ジャニスの顔色を窺うように、悩みながら告げる。]

 …行方不明の奴らのこと。
 連れ去られた後は、だいたい喰われるか、
 ――下僕に、させられるか、だ。

 でも、あいつらが無事だと信じてる奴が、それを救いたいって言うのが多くてさ。
 だから、希望を持たせてやりたいんだ。

 …その、つまり。まだ、伝えたくない。
 俺は、甘いかな…?

[冷静な同輩は何を思うだろうか。

この事実を伝えれば、子どもらは少しでも早く家族を救いたいと言い出すだろう。
時間をかけて軍人に育て、万全の状態で次に臨もうとするのなら、
今これを伝えるべきでない、そう考えてくれるだろうか。]

(253) 2014/02/09(Sun) 01時頃

【人】 記者 イアン

[まだ幼さの残る自分の感情が、今これ以上彼らを傷つけたくないと、真実から目を背けている。

世の残酷さを知ってしまった大人の自分が、いつか掴む勝利の為に隠すのだと、打算的に囁いてくる。


…どちらも本音なのだ。
経験上、知っている。

知らなければ、悩むことも、傷付くこともない。
その後に、事実を知って手酷いしっぺ返しを喰らうことも。

あの日。
友が下僕吸血鬼に成り果ててしまったのだと、知らなかったからこそ。
――自分は。斬ることに全く、躊躇がなかったのだから。]*

(255) 2014/02/09(Sun) 01時頃

[――平気だよ、と、優しい声が欲しかった。

 部屋に降る雨はそこに有りて無き希望の]

 ――ッう!

[僅かだが、唇を噛み刺された。
 傷という単純な刺激には、単純に生物としての苦痛を示す。

 駄目だ。もう――駄目なんだ。

 ようやく、手に拒むための力を、未練がましい弱さを込めた。
 背に回った指が傷に圧を掛ける。]


[零瑠が明乃進を捕らえる、
漆黒の少女が直円を捕らえる。

何が起こるかは、わかってしまった。
 しゃがみこんだままのリカルダと視線が合う]

リカちゃん……、

[彼女の傍に歩み寄る、
適うのなら抱きしめてその目にこれから映るものを、
どうにか見ずに済ませてあげたかった。]


ふふ、普通に殺してくれ、と言って。
それを素直に受け入れてくれる、そんな手合いには
どう転んでも。僕には見えない。

[引き起こされて、諦めのまなざしをホリーに向ける。
零瑠の様子を見てだ。完全に「屈服した」のだ。
もう抵抗も何もない。]

マユミくん……これはもう逆らえないよ。
無理だ。話せばわかる相手でも、僕たちの力が及ぶ相手でもないよ。

ごめんな、僕はもう「すべてを受け入れる」ことにするよ。
孤児院を襲ったこと、僕は決して許せないけれど。

まず  「死にたくない」 んだ。

[唖然としたように見るマユミに。]


[口付けの様に突き刺さった牙と、喉の動き
拍手を送るべきかと迷ったが、今更片腕が無い事を思い出し
忌々しげに息を吐いた]

初の食事の感想を聞きたいところだが。
今はまだ完全ではない。
今のお前の喉を潤すのは、これだけだ。

[まだ乾きを訴えているだろうその鼻先に、
紅の雫を纏わせた中指を差し出した]

これを呑んでからもう一度喰らうと良い。
世界が変わる。


[――今も。

 明之進の問うた意味の、どれ程が零瑠に伝わっていたかは分からない。
 未だ人と鬼の狭間に居る雛に、刺さる棘の傷みは『始めだけ』。

 こうして家族に牙を見せても。

 リカルダの、引き留めるような声に振り向けずに居るのも。

 ―――抗えずに居るのも。]


【人】 記者 イアン

「私もそれに、混ぜてもらっても良いだろうか。」>>259

[かけられた言葉に、きょとんと問いかけるような視線。
合点がいけば、あははと笑う。]


 何を今さら!
 俺にとっちゃ、ジャニスも大切な家族だよ。

 そんで。
 これから軍に上がるあいつらにとっても、それは同じことだ。
 …お互い、顔知らない仲でもねぇしな。

 おまえみたいな頼りがいのある姉さん持てて、あいつらは幸せだぜ。


[にっと笑ったまま、頼んだぞ、と拳を軽く突き出す。
これほどまでに信頼の置ける家族が他にいるだろうか。
――きっとみんなもすぐに懐く。
こういうとき、女はいいよなぁと、どこか暢気に考えていた]

(265) 2014/02/09(Sun) 01時半頃

[目視に入る赤雫は、夢の続きを見ている様。
 親から餌を与えられるまま、その中指を口に含む。

 金平糖よりも羊羮よりも。
 甘いあまい、味がした。

 強く吸い、傷口へと舌を這わせ。]

 ―――も、足り…


[水を飲んでも、生えた牙が血を啜っても、この渇きを満たしてはくれなかったのに。
 どうかしてる! 叫ぶような理性すら注ぎ込まれた力が捩じ伏せようとする。]

とる……とる、ど……さ

[縋る様に囀り、指の先を辿って左の肩口に噛み付いた。
 腋下から腕を回して縋り付き、渇きを潤す甘美な味に伏せた睫毛と喉を震わせる。]


なにするつもり…?

[黒い髪したあいつの仲間(だろう)が直にーさんに危害を加えようとしている……?
慌てても何しても大声なんて出なくて、僕の声は僕自身でも分かるくらいに薄っぺらで頼りない]

マユミねーさん、僕たち……、どうなっちゃうの…

[僕はマユミねーさんにぐったりと寄りかかる。

少なくとも死ぬことはないって、それだけはわかってた。
だけど死ななくても何か大事なものを失えばもう駄目になるって、
その時の僕は分かってなかったんだろうね。

死にたくないという“願い”にすがるだけじゃ、僕はみんなの“希望”にはなれなかったってことを]




―――… 僕だって、…死にたくない。


[僕はただ生きることを望んだ。
それが、生かされることを望む返事と同じ意味になるなんて考えもしないで**]


【人】 記者 イアン

[直前まで笑っていても、相談となれば真剣そのもの。]

 …わからない。
 わかんねぇんだ、どっちが良かったのか。

[やはり物の見えている友人の言葉は自分とは違っていて。>>261
逆に問われて狼狽える。]

 知らなかったからこそ、アレと対峙しても冷静でいられた。
 …でも。同時に、知りたかったとも、思う。

[決意を秘めた子どもらの眸を思い出して。
これを伝えても、彼らの気持ちは変わらないだろうとは思いつつ。]

(267) 2014/02/09(Sun) 02時頃

【人】 記者 イアン

 ――じゃあ。もう少し。
 もう少しだけ、待ちたい。今すぐでなく。

 俺も、それまでに考えたい。どちらが彼らのためになるのか。

[守護隊員として、成長していく過程で。
それは自然と明るみに出ることだろうから、その時まで。

正しい答えは見えていたはずなのに、結論を先延ばしにしようとした自分を、ジャニスは叱咤するだろうか。
反対にあえば、自分の軟弱さや愚かさを呪いながら、それに従おうとするだろう。

…傷はまだ、癒えていない。
冷静に向き合えない自分に気付かされてしまった。]*

(269) 2014/02/09(Sun) 02時頃

[飴玉を頬張る様に指を舐める雛
まさに親鳥の様に見つめていると、雛は囀りながら
牙を向けた]

たっぷりと呑むと良い。
お前の初めての食事だ。

[早々無いが肌を刺す牙と奪われる体液に昂揚してくる。
新しく生まれた同胞の存在に細胞の一片まで
喜んでいるようだった]

ようこそ、支配者の世界へ。

[どれだけ雛は啜っていたか。
満たされた様子を見せれば、その頭を撫でながら
身体を引き離す。
まだ雛達は残っている]


……直くん!

[寄りかかるリカルダを抱きしめながら、
 その諦めた宣言のような言葉を聞いた。
どうして、と眉根を寄せる。

死にたくない、という言葉、
もちろんその意味はわかる、けれど]

直くん……、直くんは、
みんなのためにえらくなりたかったんじゃ、なかったの……

[それは単純な自己保身に聞こえて、
だからそうだと信じていた彼の姿を問う。
土下座なんて、そんな姿を見たくなかったのだ]


【人】 記者 イアン

―事件後の孤児院にて―

[キャロライナと、同行を望む者がいればその子らと共に、
すっかり焼け落ちて様相の変化した孤児院を訪れる。
ゆっくりと、施設の周囲を正面から裏手へ、ぐるりと一周。]

「国は僕たちを護ってくれますよね?」
   「…安全を保障してくれますよね?」
              「…ねぇ、ねぇねぇ?!」>>0:404

[大丈夫だ、護ってやる。と、狼狽する直円の背を叩いたのはこの辺りだったか。
あの後、この正面玄関では、ジャニスと檜江隊長、始祖らが対峙していたという。]

(270) 2014/02/09(Sun) 02時頃

【人】 記者 イアン

[あの時、傍をすり抜けようとした円を制止していれば、>>0:426
咄嗟にその耳を塞いでやれたなら、どんなに良かっただろう。>>0:429

扉から離れることもできずにただ震えるあの子>>0:435を置いて、自分は外へと飛び出したのだ。
ジャニスも、傍にいてやれと言ってくれたのに>>0:415

反射的に駆けていってしまったから、ジャニスから話を聞くまで知らなかった。

あの後、自分が閉めた扉の傍に、まだ円が動けずにいたこと。
それを蹴破って”始祖”が現れたこと。>>0:449>>0:454
外からの通報を受けて隊長がその場に駆け付けたことも>>0:@6。]

(271) 2014/02/09(Sun) 02時頃

【人】 記者 イアン

―回想・襲撃のあった日―

[駆ける。元凶は外にいる。
少しでも早く対処しようと玄関から飛び出せば、思っていたより多くの吸血鬼に囲まれていて。

苗刀を抜刀しつつ、咄嗟に飛び出してきた”雑魚”を斬り捨てた。
斬ることに最早抵抗はない。…柄を握れば、冷徹さが顔を覗かせる。

次々と襲い来る敵を薙いでいれば、屋根に油を撒いて逃げる集団を見つけ、>>0:443>>0:449]

 …待て!やめろ!

[制止したところで、彼らが止めるはずがない。
――絶対外には出るな、と。>>0:409
安吾の言葉を信じた子らが、中に留まっているのならば、]

 くっそ、この…!

 おい、誰か手伝ってくれ!
 中にまだ子ども達がいるんだ!

(272) 2014/02/09(Sun) 02時頃

【人】 記者 イアン

[周囲の隊員を引き連れ、施設内へ戻ろうと。

斬りながら移動したため、今は裏口の方が近い。
勝手口を蹴破って中へと踏み込むと、そこには既に吸血鬼の影。>>39

幼子を腕に抱いたまま、斬り裂かれる明之進の姿が、そこにあった。>>54]

 明…!

[…咄嗟に理解する。彼を助けている暇はない。>>72
近くで呆然とする子らを引き連れて逃げようとするも、その場に留まり厭々と首を振り続ける絢矢に困って、無理矢理リカルダと繋いでいた手を引き離す。>>64

自ら絢矢を脇に抱えて>>79、リカルダを隣の隊員に預け。
涼平の手を引き駆け出すも、振り向けばその隊員とリカルダは吸血鬼の手に落ちていた。>>92

他の吸血鬼に押され、こちらの隊員も既に多くの死者を出していて。
苦渋の決断――踏みつけられ、絢矢の名を叫ぶリカルダに>>91、]

 リッキィ!必ず戻る…!待ってろ!

(273) 2014/02/09(Sun) 02時頃

【人】 記者 イアン

[聞こえたかどうかは、わからない。
一声叫んで背を向け、絢矢と涼平だけでも救おうと。

強く手を引けば、抵抗するように暴れる涼平。
こちらの方が力があるとはいえ、13の男子相手では少々辛い。
咄嗟に手刀を落とし>>81、肩に担ぎあげて走る。

途中で襲われ、庇いきれずに右腕を大きく負傷するも、
どうにか勝手口から転がり出たのだった。]


[外で待機していた救護班に二人を託して、ようやく中へと戻るも。
既に明之進、リカルダの姿はそこにはなく――

そして。
たしかに勝手口を通ったはずなのに、
そこで気絶した零瑠>>22と、許しを乞い続けた直円>>26に会うことはなかった。

…当時の自分は、知るはずもなかった。彼らがとっくに攫われていたなどとは。]*

(274) 2014/02/09(Sun) 02時頃

[明之進の背の、傷口に沈まんとする指は止まっていた。

 自ら離せないのは、世界を変える為ではない。

 迷子にならないように。居なくならないように。
 安心出来るように。

 繋いだ手を、触れた指を離さないのは―――…
 零瑠にとっての『日常』だからだ。]


[とりあえずは……直円もいろいろあって
「仲間入り」を果たしたのであろう。ともかくも。]

はぁっ……はぁっ………えっ、何これ。
かか、身体が。身体が嘘のように滾っている!?

はっは!嘘みたい!これすごぃぃぃぃい!!
これが「第二の生」の幕開けなのか!?

[零瑠とは対照的に。身体能力が今までとは段違い、
あくまでも「人間」比で桁違いに良くなっていることに、
充実感を思わせる驚きを見せている。だが、やはり―]

ああ、僕も同じだ。僕も―……乾く!

[牙をのぞかせた。マユミの方を眺めながら。]

死んだら、偉くも何もないじゃあないかマユミくん。
逃れられないなら、「こっち」でのし上がればいい。
許し難いことだけど 僕は  「強く」 はないんだ…。


[そして次に牙を向けたのは幼子の目を隠す少女の背]

優しく気丈な振舞い。
そこの小賢しい雛とは違うお前が、あれよりもえらくなると良い。

[土下座をする雛の姿に声をあげる少女
そのまま抱きしめる様に右腕で捕えて、
最初の雛と同じように牙を立てた]


ん…ン――

[全身に始祖の血が巡る悦に、脳が焼かれそうだ。初めての食事は最高の食事でもあった。]

…ぷ、は ――――― ぁ

[頭を撫でる手に、肌から離れた唇が満足げに幸せそうに弧を描く。

 引き離されたことで牙が肉から抜かれた。
 
 夢中で求めていたせいで、赤子の様にトルドヴィンの肌と己の口元を、そして白の服の胸元を紅く汚して居たことに気付いたのは、二つ穴から新しい血が溢れて零れるのを見た後で。

 視界に入る紅色。
 同時に零瑠は意識を手離した。*]


[雛が牙を立てた首筋からは固まり切らぬまま血が流れ
力を注がれた少女を誘う]

お前が持ってきた水で癒えるかどうか試すと良い。

[雛を見れば、その喉の渇きを癒す方法は知れるだろう。
何より理性を越えた餓えが身体を動かす衝動となる。

衝動を止めた時に変わった己を自覚した少女は何を思うのか。

そして自分を守る様に傍にいてくれた姉の様な少女の変化を
間近で見る事になる少女もまた何を思うのだろうか。

嘆いても蔑んでも、辿る道は同じなのだが]


[離れた零瑠が始祖の吸血鬼に取り縋り、
 あれほど忌避した血を貪る様を見ているしか出来ず、
 直円とリカルダの心が折れる音も聞いた。

 真弓ちゃ……

[始祖が少女達の元に向かう。
 振り返って、もう動くだけの気力がなかった。

 傍らの家族は手を離さない。

 ……零瑠君。 とげだから、駄目だよ。

[自分で告げて、使途不明の笑みに涙が滲んだ。
 絵本で見た、笠や蓑に吹き付ける雪を払うように、
 小さく体を揺すった]


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:イアン 解除する

犠牲者 (4人)

イアン
0回 (7d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
裏方
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.085 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび