17 吸血鬼の城
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[案内された部屋はどの客室とも違う。 華やかな調度品が揃えられた自分の部屋とは対照的で 女は興味の向くまま書棚へと近付く]
――…セシルは本が好きなの?
[長い時間をこの城で共に過ごしていたというのに セシルの部屋を訪れるのも初めてで 自分は彼の事をほんの少ししか知らないのだと実感する。 つ、と彼へと視線をめぐらせれば晒された指先が映り込み トクリと鼓動が跳ねるのが感じられた]
部屋に居る時くらいそのままであれば良いわ。
[付け替える事を止めるような言葉を投げた]
(129) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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>>121 生きる術って。 どうせ近いうちに死ぬ人間に、何をおっしゃるんです。
[視線を受け止める。 魅入られていたとしてもかまわない。後で思い返した時に、そうであったと記録するだけなのだから。
――だが、続いた城主の言葉には流石に心が揺れた]
…… …………、そう、ですか。
[感傷は要らない。自分にできる事は、ただ記す事だけなのだから]
ええ――そうですね。城主様の言葉として、記しておきます。
[言い聞かせなければ駄目だ。ペンを折りそうになる。 指先が細かく震え出すのを感じ、浅く息を吐いた]
(130) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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ですから…、力を。知恵を、貸して欲しいの。 このまま、終わらないために。
[そうして問うのです。
吸血鬼を倒す術を知らないかと。 これまでの文献、彼らが知りうる情報を。
───当の吸血鬼の耳に届いているとは、未だ思いもよらず。]
あの、それと…ドナルドさま。 宜しかったら、わたくしでも扱える武器をご存知ありませんこと?
その…、あまり詳しくないものですから。
[最後の問いは、少し恥ずかしそうに問い掛けました。**]
(131) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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記者 イアンは、靴磨き トニーには、心配そうな視線を時折投げかけ。
2010/06/23(Wed) 02時頃
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>>118>>122
嬢ちゃん、まずは生きることを考えな。 誰も彼も救いたいって考えちゃあ、皆その手から取りこぼしちまうぞ。
[強く銀色のペンを握りしめたメアリーの手を覆うように 慰めるように手を伸ばす。
男にとっては吸血鬼を人間に戻す方法も 吸血鬼を殺す方法も浮かばず、勝算など無きに等しい。 しかしそれでも止めないのは人から止められたところで メアリーは納得しないであろうと考えて。
無為なことかもしれぬ、その考えを一概に否定できないのは― どうせ皆が死にゆく運命ならば好きに動いた方が幸せに死ねるのでは そう片隅で思った。 逃げることを考えろと他人に言う一方で、男が持つは諦めにも似た前向きな死への思考]
(132) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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[これは女が失った過去の記憶の欠片。
女は良家の娘として人として生を受けた。
元来身体が弱く外に出る事も稀だった。
唯一知る外の世界は白薔薇の咲く庭園。
遊びに来てくれた二人の兄妹だけが心の慰め。
医師から二十歳まで生きられぬと宣告されていた。
長く生きられぬと知りながらそれを嘆くことはなかった。
もう少しだけ丈夫であれば、と思ったことはあるけれど
限りある生をひたむきに生きていた。
残る時間があと二年に迫った時――
この城の城主と出会う。
出会いは白薔薇咲く庭園だった。
――美しくも哀しげなひとだと女は思った。]
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>>127 ええ、人間です。ほら、その証拠に……
[口を裂くように開き、糸切り歯がある辺りまで見せる。そこには眷属たる証の牙は無く、人間の歯並びと言えるそれがあるのみ。]
それ以上のことはお尋ねにならないのですね。
「何故人間であるのに吸血鬼に荷担するのか」、とか。 「何故人間が人間を殺すのか」、とか。
……記者の方は、たいがい「理由」を根掘り葉掘り聞いてくるものかと考えていましたから、不思議でたまりません。
(133) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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[無知な女は彼を魔性だと気付かない。
気づいた頃にはすでに手遅れ。
城主は女の命が短い事を知り憐れに思ったのか
時を止める術がある事を明かす。
このままで良いのだと、女は抗った。
神から与えられた命をまっとう出来るだけで良い。
家族や親しいあの兄妹と離れるのは辛いと
――そう、一度は拒絶したのだ。
けれど次に目覚めた時には
抗った記憶も人だった記憶も失っていた。
否、本当は何か大事なものをなくしたのだと
それだけはわかっていたのだけれど
此方を見詰める城主の眸が何処か寂しそうに感じられて
その日から、城主の傍にあることが自分の存在する理由となった]
――…私の望みはお兄様と共にあること。
お兄様がそう仰って下さるなら
私は限りある生を――…
[言い掛けた自身の言葉に、瞬く。
何を言おうとしていたのだろう。
緩く首を振りその言葉を打ち消した。
続けるべき言葉が見つからず女の聲がぴたりと止んだ]
執事見習い ロビンは、靴磨き トニーの言葉を聞いたが、城主>>125の言葉に、黙って目を伏せ同意するのみだった。
2010/06/23(Wed) 02時頃
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[時折向けられる新聞記者の視線には、黒い瞳を向けて] 手荒に扱ってごめん。……少しだけ、我慢してね。
[>>125背中に投げられた城主の言葉には直接答えずに ただ唇を引き結び、歯を食いしばって前へと進む。
ヘクターを埋葬するのに魔物の手を借りるつもりはない]
(134) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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>>128
[大切ば人といわれ、戸惑いは隠せず……。 だけど、それを受け入れるには、あまりにも、
現実は……。]
――……私は、 貴女にそう思ってもらえるような…。
[あと少しで、触れられる距離、 だけど、その手を出せない。]
貴女は、もっと、 幸せに……。
[そのとき、視界がじわりと霞んだ。 それは、もう、何年も、流したことのない…。]
(135) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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生きること……。逃げること。
[ドナルドの言葉>>132に、不意に兄の言葉が脳裏に蘇ります。 逃げろ。と繰り返した兄は、やはり同じことを伝えたかったのでしょうか。
───自らの手の届く限りに、助けたいと。]
肝に、命じますわ。…ありがとう。
[青年の手は、暖かく心までも包んでくれるかのようでした。 気遣いの裡に潜む諦観に気付くことはなく、ただその優しさにのみ笑みを向けたのでした。**]
(136) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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>>133
あなたの過去に、興味が無いと言えば嘘になります。――あなたが語って下されば、記そうとは、思いますけど。 ですけど、俺は、俺の見た事聞いた事を残したい。与えられた事実を残したいんです。自分から得るのではなく、与えられたものを、ただ――
[肩を竦め、音を立てて手帳を閉じた]
まあ、こんな記者もいるんだと思って下されば。 所詮、俺だけの記録ですし。ね。
(137) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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>>129 [好奇心のままに書棚を眺める彼女を、見守る]
――必要な知識ですから。
[書棚の本は実用書ばかり、 部屋が僧房とは異なるのは 神学に関連するような書物の一冊もないこと]
……本よりも、音楽が。
[その手に翡翠が留まるを見れば、ぽつり零れて ――そのままでと言われた指先は、言葉のとおりに]
(138) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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おや、お前は生きたくは無いか……?
[>>130記者の言葉に、くすりと小さな笑みを零す]
其処の黒薔薇のように、私の傍にある人間も居るのだぞ。 私が惜しいと思えば――…其の命を留めておく方法はある。
与えられるのを望むなら ――…私の元へ堕ちてくるといい。
[そう告げて、黒薔薇へ]
子供は片付け方も知らぬらしい。 屍骸を引き摺った跡を、拭き取っておくように。 ちぎれた肉塊があれば、放っておけ。
(139) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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私も読んでみようかしら。
[記憶を失ってはいても文字は読めるし 生活に支障なく過ごせていた。 本の背表紙に手を掛けようとしては躊躇い 結局何も手にしないまま女はセシルへと歩み寄る]
――…嗚呼。 貴方の奏でる音楽は好きよ。
[思い出したようにそう言って 音を奏でる為にある彼の手へと眼差しを向ける。 そろりと男の手を取り白い手の甲に浮く血の筋を なぞるように女の指先が這う]
(140) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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>>135
[首を傾けて。
そっと、サイラスの顔に、手を伸ばす。]
わたくしは、今 …
―― 十分に、幸せですよ?
[微笑みは変わらぬまま。 柔らかな口調で、付け加える]
―― それに、私の時間ももうすぐ終わると、
分かっておりますから。
(141) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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>>131
ふむ、吸血鬼を倒す方法ねぇ。 残念ながら吸血鬼なんてのはおとぎ話の住人だと思って 生きてきたんでな。 [ベネットに助けを求めるように視線をやって]
武器もな。俺は所詮、ちょいと素行の悪い程度でさ いつもこの手ぇだけしか使った事ねーんだよ。 [そう言ってメアリーの手から自身の手を離す。] 料理用の包丁類ならそこそこ扱い上手い自信はあるがな。 [つまるところ見掛け倒しなのだと男は白状した。]
小振りな刃物程度なら嬢ちゃんでも使えると思うが 殺傷力はねーぞ。なあ? [最後の言葉はベネットに向けて同意を得るように。 それでもいいなら調理場からとってくるぜ?と言葉をつづけて]
(142) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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[大男の亡骸を引き摺って歩くトーニャ(>>134)のことは、特に止めたりはしない。かといって、手伝おうという意志もないのだが。]
[そしてイアン>>137に向き直り、]
そうですか。 ならば、私も貴方に「余計な詮索」をするのは止めましょう。
人間からすれば噎せ返るような血の臭いに慣れるのも、時間の問題でしょうし。
[コツコツと足音を立て、イアンの方へと近づく。 その距離を縮めて、一歩、また一歩――…イアンの鼻先と己の鼻先が掠め合うほど近い場所に立ち、囁くように告げる。]
ああ。 今度は殺戮の場にいらっしゃっても構いませんよ。 もしかしたら、私の死に目が見られるやもしれません。 それはそれで、興行(ゴシップ)的にも素晴らしい記事になりましょう……
[拭われなかった返り血は、皮膚の上で既に黒く変色している――その臭いは、血の惨劇に慣れていないであろうイアンにどう捉えられるのだろうか。
そんなことはおかまいなしに、黒色に染まった従者はイアンの唇に一度そっと息を吹きかけると、唇を横に引くように笑って、惨劇の部屋を*後にした*]
(143) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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>>139 ……知人が全員死んだ後に、一人生き残るのはどうなんでしょうね。 ともあれ、俺の命は城主様次第ですから。生を与えられるのなら、それはその時でしょう。
[逃げられないのならば同じ事だ。 心の中で、そう付けたす]
俺としては、堕ちているつもりだったんですけど。 何かを与えて下さるなら、何度でもその手を取りますよ。取った先に見えたものを記すために。
[堕ちてこい。 その言葉に、唇の両端が自然とつり上がった。 城主の瞳をこちらから見つめ、記者は血の匂い溢れる部屋の戸口に立っている**]
(144) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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>>131>>142 ……僕も同じだよ。
[ゆるゆると首を横に振る]
……小ぶりな武器……
[服の下に隠れているポーチから、ハンカチにくるまれた細工が途中の銀のナイフを取り出す。]
……御伽噺では銀は吸血鬼の弱点っていうけれど……
[少し困ったような顔をする。]
(145) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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>>139 心得ました。 随分と長い跡ができそうです。
お伽話で、進路にパンを落としてマーキングするという話がありましたが、あれと同じなんでしょうかね。
さしずめ私は、パンを食べてしまった鳥のようですね。トーニャ様に怒られなければ良いのですが。
(146) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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記者 イアンは、執事見習い ロビンの黒く染まった皮膚に、一瞬だけ厳しい眼差しを注いだ。**
2010/06/23(Wed) 02時半頃
執事見習い ロビンは、再び城主に一礼し、惨劇の部屋から*姿を消した*
2010/06/23(Wed) 02時半頃
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>>141
[マーゴの紡いだ言葉に、貌に触れた手に 目に熱いものを感じて……。
その微笑がじわりと二重になって……。
出してはいけない、手を出して、彼女を抱きしめる。 華奢な身体、それに毒を注ぎ込んだ。 でも、それでも、笑っているなんて……。]
――……貴女は、
[しばし、抱きしめたあと……また貌を見る。]
貴女は………
[続きが紡げず、でも、吸い込まれるように、その唇に口付けを……。]
(147) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 02時半頃
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>>140 [読もうといいながら、何も手にしない。 歩み寄る彼女へ向ける眼差しはけれど柔らかく]
――ありがとうございます、、 もっとも、私の音楽は、既にその本質を失って……
――――ッ お嬢様……
[淡雪は直にふれれば、より、つめたく。 その指先が脈をなぞれば、ゆっくりと陶酔めいた熱が這い上がってきて――吐息にその熱を逃がす]
(148) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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[そして、口付けを…しようと、もしくはした後、 はっと、また我にかえると……]
――……あ……
[目を拭って、混乱の表情を見せ、たあと]
自分は………。
[身を離し、苦しげに息を吐いて……。 そう、眸が紅に変わるのを感じ、
身を離すと、そのまま、また立ち去っていく……。]
(149) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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薬屋 サイラスは、眸が真紅になる前にと、駆けていった。**
2010/06/23(Wed) 02時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 02時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 02時半頃
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>>136 [メアリーが自分だけでも生き延びようとしないだろうと 男は思った。 男が浮かべた少し痛ましげな笑みは、めったに見られない類の表情。]
>>145 [ベネットが取りだしたのは銀のナイフ。 良く見れば細工が未完成だと気付けるが、 ナイフとしては完成された輝きを刀身に宿していた。 それが彼の姉の形見だとは気付かずに]
お、準備いいな。小さいし。 ?何か困ったことでもあんのか?
(150) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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[ようやく部屋を出ようとすれば、城主と黒薔薇の言葉>>139>>146が少女の心を深く抉る。
これ以上、魔物にヘクターの尊厳を汚されたくないと思った。 せめて埋葬は自分の手でと思ったけれど、非力さと浅慮さを嘲笑われ、更に大切な人の亡骸まで侮辱される結果となってしまった。
……ごめん。ヘクター。私のせいで……。
悔しくて、悲しくてぽろぽろと涙が零れた。 彼が最期に遺した言葉は――命ハ 巡ル。マタ 会エル――そんな言葉だったけれど]
今すぐ会いたいよ。……悲しいよ。つらいんだよ、もう嫌だ……。 どうして、一人で逝っちゃったんだよ。
[声を殺して泣き続けた]
(151) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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>>147
[抱きしめられて、ほんのすこしだけ目を丸くして。
微笑んで、その腕をサイラスの背中に回す。]
―― あなたで、よかった、と…
[ここで出会ったのが。 この身体を、作り替えたのが。
囁いた口に、冷たい唇が触れて――
―― 陶然と瞼を閉じて、その身を委ねた。 ]
(152) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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[柔らかな眼差しに向ける声は徐々に甘さを帯びて]
私に触れられるのは、イヤ?
[白薔薇の吐息を感じ翡翠が愉悦の色を滲ませた。 このぬくもりを失いたくないというのに これから為そうとする事は――]
セシル、私は貴方が欲しい。
[脈を辿る指先はやがて男の手へと絡めるように繋がれて 天国の青を覗く女の身体が触れ合うほど近くに迫る]
(153) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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[>>146従者のたとえは、得てして妙なもの。 肩を竦め]
帰り道はわからぬ方が幸せな事もある。 怒られてしまったら 其の嘴で突付いてやれば良い。
[鞘に収まった刃を指して哂う]
(154) 2010/06/23(Wed) 03時頃
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独り生き残るのは……嫌か? [同族としたものには、この館を離れた者も居る 自ら灰と化す事を望んだものも居る。 傍に――数年といえど傍に居たのは記憶を無くした彼女くらい]
そうか、矢張り記者というのは変わっているな。
[>>144彼の表情を見据えながら、ゆっくりと笑みを作る。 同じ顔をした心算だが、其処には妖しい色香が混じっていた]
……私の手を取れ。 人の身のままで、見れる端まで連れて行ってやろう。
[誘いかける声音は甘い。 恐怖と悦楽の狭間へいざなう為に、記者へ白い手を伸ばした。 ともに歩き、やがてたどり着くのは記者に貸し与えた客室**]
(155) 2010/06/23(Wed) 03時頃
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