163 【飛入歓迎】冬のすずなりの男子高校生村
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え、あ。はっい…
[言われたとおり身を起こして、]
…せんせー。て、貸してくださーい。
[何となく、黙っていたら後が怖そうだったので正直に白状した**]
[宮丘]……絶対どっか打っただろ友野さん[頭抱え]
[ふ、と短く息を吐く][さっき聞こえたくしゃみも友野だろう]
[手を貸してください、としおらしく申告してきた友野に苦笑して]
宮丘、あまり遅くなると日下部が心配するだろう
もしかしたら今の音も聞こえたかもな まず行ってやれ
友野は俺が食堂に連れて行く
あそこなら石油ストーブの光もあるし
この暗闇の中でも比較的手当もしやすいだろう
頼んでいいか?
[先生の言葉に頷き]
……わかりました。お願いします先生
俺は日下部さんに合流します。暗いですし行くまでの間二人とも気をつけて
[すごく心配だが今は仕方ないと思い溜め息をついた]
[宮丘に頼んだのは心配しているだろう日下部への状況説明]
[それと寒ければ食堂に来ること、など][それを頼んで]
あぁ、すまんな 出来ればみんなにも注意喚起頼むな
……あんまり怪我してくれるな
宮丘も気を付けてくれ ……みんなを、頼むな
[溜息を吐くその声音に苦笑して][今度は]
[躊躇わずに宮丘のその背中らしきを励ますようにぽんぽんと叩いた]
[頼まれたことを頭に入れて頷き]
できればそうします。合流できない人もいるかもしれないですし
[続けられる言葉と背中の感触に笑う]
俺そんなにそそっかしくないですよ
……はい、頼まれました。気をつけていってきます
[茶化すような口調で返した後静かに2階へと向かうだろう]
おう、みんな宮丘くらい落ち着いてっと俺も安心なんだがな
[すこし軽い口調で返って来た言葉に目を細めて]
[闇の中、階段を登ってゆく宮丘を見送る][すぐに見えなくなるが]
よし友野、救急箱ちょっと抱えててくれ
まぁ……お前軽そうだし大丈夫だろう、多分
抱えるぞ 出来ればこっちに体重預けてくれっと楽だ
60kg超えてたら再考する、お前体重何kgだ
[高校生を抱えるのは無理かと思われたが、友野は軽かった(55kg)]
[体重を聞けば友野を横抱きにする][いわゆるお姫様抱っこだ]
[目的地がここからさほど遠くはない食堂なのもよかった]
[足を引きずるように友野を抱えて移動をし、食堂に入る]
[ふわりと漂うぬくもった空気][石油ストーブの光に照らされた場所へ]
[友野の怪我の具合をみようと椅子のひとつに彼を下ろす]
具体的に、痛いとこはどこだ?
[申告を求め、己の目でも検分をする][救急箱を開いて]
[そのときに膝と掌の擦過傷にも*気づくかも知れない*]
― 2F廊下 ―
さあかいだ……ん?
[日下部先輩が、スマホで何か照らした。
高校生には、いや、子供にしても小さいだろう。人間じゃない体躯。でも人間に近い構造]
あの、日下部先輩?
なぜこんな所に、われら人類のご先祖様がおわすのですかねえ?
[日下部先輩にも困惑の視線を向けられてる。
だが俺は断じてその疑問に応えられん!]
[そして、人間は停電の時、ひとまず合流する、名前を呼ぶ、人を探す。
理性的で慎重な行動を取るが。
御猿御前様はその様な知性など御持ちに為られないのだ]
あっ! こいつ逃げた!
ここで好き勝手暴れられたらコトになるぞ。
日下部先輩、俺あいつ捕まえにいく!
[しかし、何をして捕まえるか。だって?
ふふ、そこは男、清飯進、万事準備は怠らない男なのだよ]
[日下部先輩を通り抜け、何やらC部屋で若干ものをひっくり返した音がした]
さあ、覚悟しやがれ!
こんな事もあろうかと持ってきたんだ!
対おさる用最終必殺兵器、イレロゥばにゃ〜にゃ!
あーんど、捕獲用に俺のバッグ!
[荷物の中身、ひっくり返したから、停電回復後ちと大変だがな!
後、ばにゃ〜にゃはホントは食べる為だが、まあこの際だ!]
さあ年貢の納め時だよ利子はトイチで払いやがれエテ公!
お前を捕らえる、このススム様の進撃を止めたければ!
爆弾じゃない方のタルか!
ピポヘルあんどぅパンツ装着か!
ウォールマリアでも持ってくるんだな!!
[あ、最後は俺の勝利確定じゃないですかやだー。
何て云いながらサルを追いかけ、男ススムは走り出し…6
1.1階へ 2.屋根裏へ 3.階段でずっこけた
4.バナナ盗られた 5.移動の果てマドカ[[who]]と衝突した 6.マドカ[[who]]と共にサルを挟み撃ちにしてた]
…あ。えっと、そこまで、ひどくは…
[先生と宮丘センパイとの会話に、大事になってしまったことに気付いて青ざめながらもごもごと言う。]
あ。はいっ。すみません。
[心配がにじみ出ている二人の声色に申し訳なくなって消えそうな声で言って、一つ、気配が遠ざかるのを、痛みで動けないまま感じて、]
― A部屋 ―
は、はあい、いますよー
[痛そうな音が聞こえたり外から叫び声が聞こえたりする中、どうにか兼家の声に返事をして。
ついでにぶんぶん手を振るが勿論見える訳もない]
え、あ、ハイ!
ぼ、僕も連れて行ってください!
[本音を言うと復旧まで動き回らずにいたいところだが、阿鼻叫喚のコテージ(真っ暗)で独りでいるのは怖すぎる。
ドアはどこだろう。壁を手探り手探り、なんとか掴んだのは1
1.兼家の服
2.童部の荷物]
― A部屋? ―
[所詮はサルの浅知恵よのう、自ら退路を塞ぐとは愚の骨頂…]
え、えとここ何処かね。
そ、それは兎も角、鷹臣先輩すよね!
俺す、二年清飯!
先輩、そのサル捕まえちゃいましょう!
[三年の鷹臣先輩。背丈や容姿は蒼司先輩に劣らぬハイスペック(俺談)だが家庭科優秀、大学確定済、結構優秀組な先輩なのだ。
あ、そういえば学校では俺からよく構いに行くけど、この合宿何気に初の連携プレイ。
さて、鷹臣先輩がどう動くかは兎も角、俺は挟み撃ちにしたサルをじりじり追い詰めるのだった**]
―階段:1F→2F―
……一人ってやっぱり怖いなって思ってたんだが……
……騒がしいな、何かあったのか?
[まさか猿がいるとは思わないのでそのままその音が聞こえる方に歩いていく
合流はできるだろうか?]
[何度かごちんとやらかしたが無事に兼家のところに辿り着けたようだ。
やだなあ、絶対デコこぶになってる……]
す、すみません掴んじゃって……
全く見えてなくて……
[話しかけながら。
兼家がどこかへ行くならそのまま付いて行くだろう**]
あ。はい。わかりまっした。
えと、ごじゅうごきろ、でっす…
[救急箱を持ったところで体重を訊かれ、もごもごと答える。
日下部先輩や兼家先輩のようながっしりとした体格に憧れる年頃である。]
あ。はい。ご迷惑おかけしまっ…す…
[抱える。それはつまりお姫様抱っこ。ということに気付いたのは、体が浮いた後のこと。]
…マジで、ご迷惑おかけしまっす…
[いろんな意味で泣きたくなって、これ以上迷惑かけまいと、言われたとおり体重を預けた。]
えと、腰を打ったみたいで…
[言いながら上半身に着ている服をまくる。
光を当てると、右側の腰がくっきりと青く痣になっているのが見えるだろう**]
[清飯の反応に、どうやら自分の見間違いではないらしいと知る。
サルは一度外で姿を目にしていたが、まさかコテージの中で再会する事になるなんて誰が想像できただろう。
視線を向けてみたものの、やはり彼にも理由は分からないらしい。当然だ。]
…さぁ、な…。
[サルも暖を取りたいのだろうか。
そういえば、停電で暖房も着れたようで心なしか寒い。無意識に肩を擦る。]
[――複数の人間に見られる形になって、サルはじりじりと距離を取り、逃亡した。
方角はA部屋の方。]
あ、あぁ。
だが気を付けろよ…?
[サルを捕まえるという清飯。
咄嗟に呆けてしまったが、心配そうな視線は向けた。
宮丘も此方に向かっている事だし、誰かは残っていなければ。
童部には此処に残るように言ったが、彼は如何しただろうか。
その間に清飯が青年の横を通り抜け、C部屋で何かをひっくり返す音がした。]
…おい。
[本当に大丈夫か。
騒動が収まった後は部屋の片づけを手伝おうかとそっと息をつく。
威勢のいい掛け声と共に進撃の勇者・清飯は颯爽と駆け出してサルを捕まえに行った。]
[向こうには円がいるらしい。
せめてもの援護にとそちらにスマホの光を向けたが、電池は確実に消耗を続けていた。
現在の電池残量:23−3パーセント。]
くれぐれも無茶はするな。
円も気を付けろよ…?!
[清飯の運動神経の方は知らないが、円の体育の成績は知っている故に、後半の声は切実な響きを載せていた。**]
― 多分A部屋 ―
[闇の向こうから聞こえてくるのはよく構ってくれる保健委員の声。
構われ方はともかくとして、数少ない名前で呼んでくれる人物なのであまり嫌いではない。というか寧ろ好きだ。
しかし聞こえてくる内容は]
は、え、え!?
サル!?
[混乱して。
サルって聞こえてきましたけど!?
確かに闇の中に人間じゃないような気配を感じるが。
円の目は未だに暗闇に慣れず周囲はよく見えない。
やぶれかぶれに3
1.飛び掛ろうとしたがこけた
2.飛び掛ったら引っかかれた
3.飛び掛ったら懐かれた]
……あれ
大丈夫でーす、大人しいですよ、この子ー
[腕の中に収まったサルを撫でながら聞こえてきたクラスメイトの声に返事をして。
多分、あまりの運動神経のなさに警戒を解かれたとかいうあれ]
―2F廊下―
えーっと……誰かいるかー?
[2階に着いてうろうろしたが
誰がどこに行ってるのだかわからない
とりあえず廊下で声を上げれば誰か反応するだろうかと大声を出す
ちなみに3の近くだろう
1,A部屋2,B部屋3,C部屋]
―A部屋―
[何かを蹴った。それほど遠くに行っていないだろうそれを、手探りで探して取り上げる。]
………ん?
俺のじゃねぇな…誰の携帯だ?
[拾い上げたそれを、持った形状から察する。
ずどどどと階段の方向から何かが落ちた音が聞こえてきて、また小さくビクッとなる。
頭を振って意識を戻し、拾った携帯が壊れてないか画面をつけようとした時、ぎゅ、と服を握られた。
声から察するに部屋に残っている同級生だろう。心細いらしいのが一人じゃないのはわかって、ほんの少しホッとする。]
[大人しいですよ、という言葉が同級生から返って来れば呆気に取られ。]
……。
お前、凄いな。
[野生の動物は警戒心が強い。
人に慣れていれば襲ってくるものもある。
同級生には動物を懐かせる力か何かが備わっているのだろうかと感心する。]
―しかしどうする。
大人しいようなら、円に抱いていて貰っていた方が良いのか…。
[さて、サルの処遇をどうするか、と頭を悩ませる。]
や、掴むのはいいし。
その方がはぐれないだろうし。
なんかぶつかる音聞こえたけど、お前も大丈夫か?
[といってもこの暗がりだ。手探りで低い位置にある頭を見つければ、大丈夫だと安心させるように軽くなでなで。
本当は服を掴まれて近くに人の気配がいて安心したのは、自分の方かもしれない。
さて、移動しようとしたその時か。
部屋に何か(たぶんサル)が乱入してきたのは。]
宮丘か…?こっちだ。
[もう一人の同級生の声が聞こえれば、スマホをひらひらと振り、いる場所を伝える。]
何処かから入り込んだのか、サルを円が捕獲したところだ。
[来たばかりの彼に現状の説明を。
抱き合う二年生に気付けば、取り敢えず集まるよう、彼らにも声を掛けただろう。]
はぁ!!? サルいんのか!?
[日下部と進の声が聞こえたのはほぼ同時。
聞き取れた単語に、目を丸くするが暗がりで何が何だか。
点呼とすれ違いで最後にコテージに戻ってきた為、A部屋面子と御田先生以外には帰ってきたことが知られていないかもしれない。]
円の方行った?
とにかく捕まえろ…!
[混乱の中、サル捕獲に加わろうと同級生を呼んだが。
サルに懐かれたらしい声が聞こえてくれば、一瞬ぽかんと。そうして、ほぅ、と息をついた。]
[バタバタしていたのが落ち着いていたのに首を傾げていると
自分を呼ぶ声とスマホの明かりが見えてそちらに向かう]
日下部さんか?良かった……って猿?なんでこんなとこに……?
こっちは、怪我人いないか?
[そう声をかけながら
合流するために携帯の電源を切ってスマホの明かりを頼りに近づく]
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