240 なんかさ、全員が左を目指す村
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[賑やかになるバスルームでは、纏うべき外面も形無し。 柔和な顔して、劉コンツェルンの跡取りは喰えない男だった。 否、此処は喰った男と例えるべきか。>>71
無言の内に睥睨を返してしまうのも、無意識の表情変化。
されど、腕にしかと抱いた身が、僅かに体温を上げれば、 溜息を散らかしながら、胸に勝手に溜まる熱を持て余す。>>73
不貞を詰った男は、やはり純朴で、真摯を忘れない。 どれ程患っていようと、彼の底に残る煌めきは曇らない。>>74]
(79) momoten 2015/11/16(Mon) 23時半頃
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[そうだ、その通り、当然だ。 彼の言葉を肯定する百万の言葉も喉で絡まり熱に摩り替わる。
触れあう口付けの声の甘さに、ゆるりと瞼を下ろしかけ――…、 降ってきた核弾頭に踊らされる青年の掌の上。>>69
瞬間的に、カッと見開いた双眸は、熱色を宿し、 上体に覆い被さるよう、焦熱に背を蹴られて下唇に噛みついた。
また、湯が減るなんて悲鳴すら、この稚い恋には届かない。**]
(80) momoten 2015/11/16(Mon) 23時半頃
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― そう遠くない未来の話 ―
[顔に似合わずカップの中には幻想が拡がっていた。
ミルクで描いたシンメトリーの模様は新作だと聞くが、 懐古趣味《ルネサンス》には生憎疎い。
曲線を引き寄せ、斑に解けるラテアートに口を付けたところで、 ナーサリースペースから甲高い声が上がる。
どうやら、伴侶と子供がまた世界を救うことに成功したらしい。 幾つになっても子供らしさの抜けない連れは、 幼い息子とはまるで兄弟のようだ。
ぴょんぴょんと跳ねまわる子供は、彼によく似ている。 ――――患いまで遺伝してしまったのは想定外だったが。
だが、彼に似ずに、友達は多くできた。 高貴なる生まれの子供と、神曲の名を持つ子供と。]
(94) momoten 2015/11/17(Tue) 00時頃
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[喉に落としたカフェインに喉を潤され、 ゆっくりとスツールを立つと、 背中に掛かる悪魔の冷やかしを聞き流し、 大立ち回りを踏み出した彼の腕に手を掛けて制す。]
―――…キリー、もう三週間だ。 あまり、子供と同じように振る舞うのでない。
[咎める声は真剣味を帯びても、彼に刺さることはない。 大分丸くなったとは、社長の座を約束された男から受けた指摘。
淡い溜息が彼の耳朶を擽り、語尾には微かな笑気が絡む。]
(95) momoten 2015/11/17(Tue) 00時頃
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……君は、私の世界を支える、カミサマなのだから。
[彼にだけ伝えた筈の言葉を拾うのは耳聡い我が子。 天使の名をつけたからか、随分と歳に似合わず早熟だ。
だから、彼が嬉しそうに、知ってる。と、 漏らした笑い声にも、文句は付けなかった。
―――― 彼はきっと、己の世界を新たに変えるひと。 世界で一番照れくさい呼び方をするなら――――、]
(96) momoten 2015/11/17(Tue) 00時頃
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[ * 唯一、運命のひと * ]
(97) momoten 2015/11/17(Tue) 00時頃
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