1 とある結社の手記:6
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マーゴも喰ってみたいんだけどな。
美味そうだし。
しかし占い先にもならないところを喰うとオレの首が絞まるんだよなァ。
[やれやれ、とため息。]
マーゴさん………占って、食べちゃうとか。
[ふと思いついたことをそのまま口にして]
あ、いや。突然では怪しすぎますね。
そ。突然だったら怪しいだろ?
誰も疑ってないしな。
ああ面倒臭い。
[首を左右に傾ける。ごきごきと音がした。]
……僕は、メリクリウスさんと、一緒に此処を出たいんです。
[彼が偽者だとばれる方法は絶対に取らないと、明言する]
ふふ。心中なんて、貴方らしくないですしね。
あぁ、成程。占われた中に、人狼なった人間が、と。
それは賢い方法です。
誘導するのは難しそうですが、結社の方に質問でもすれば、
皆さん注目しますかね。
[ふむ、と唸る]
―――…分りました。そんな日は、無いと思いたいですが。
もしも貴方が処刑されたら、ウェーズリーさんを…。
そ。心中なんてやるほどオレ酔狂じゃねえの。
占った中に…っつうのはオレの口から言うにゃちょっとな、と思っててさ。
どうする。オレが言うか?それともユノが言うのか?
[笑い混じりの声。]
………あはは。
もっと頭を使わずに、こう、
すぱーんってやれると楽なんですがね。
[ごきごきとなる音に、苦笑い]
処刑が読めないのが、なんとも、……。
ウェーズリーさんの占いも。
僕にならなければ、良いんですけどね。
[悩んでいた彼を思い出し、息をついた]
まあ。そうなったときは。
――――――……戦うまでです。
明日何事もなければ、僕が言いますよ。
何か言い方を、考えておきましょう。ふふ。
仮に僕が占われて吊られても、
その理論なら、メリクリウスさんは逃げ切れますかね…。
[ぼそりと呟き、相手と同じように笑みを浮かべる]
襲う相手は、変更無しで構いませんね。
メリクリウスさんの、初襲撃です。
…………美味しい食事になると、良いですね。
ああ、その意気だ。
…ま、そろそろオレも寝に行くふりでもするか。
また明日、だ。
[それは、いつかの指切りに似た約束。**]
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