54 CERが降り続く戦場
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[超上位種《エルダーロード》>>1368の警告が聞こえる。 終焉の空に八重咲きの花が咲くのが見える。]
『《 救って 》…――』
やだよ。
[答えは、前と一緒。 けれど、繋がる糸《因果》を手繰るように不可視の階段を"駆け上がり"、転移(と)ぶ。]
(1393) 2011/06/06(Mon) 00時半頃
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そ、そうか。まーいい、おかげで助かったぜ。
[生真面目な返答>>1381に一瞬言葉に詰まったが、感謝の言葉だけは素直に伝えておいた。 スターイーグルの腕の中、反光紋《アンティクレスト》の刻まれた掌を見る。 回復力には自信があるが―――これは少しかかりそうだ。]
…そうだ、他の連中…!ソーマは、アキラは!?
[最初に気になったのは、己と逆方向に弾かれた黒髪の咎人。 そして陽《ヒ》を持つ英雄《ヒーロー》のこと。 しかしそれも、迫り来る津波を目にすれば一瞬固まって]
っ〜〜〜〜〜〜!!
(1394) 2011/06/06(Mon) 00時半頃
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―――トクン…
[ふと、思い出すのはいつの記憶だったか…。]
『ホリー、助けに来たっ!』 (…やめて、私を助けないで…。 お兄ちゃん後ろを見て!やめて助けてっ!)
『――ホリー…!』 (あーちゃん…?私、一体何を……。)
[目が覚めると、そこにいたのはアリスと、自分を庇って死んだ兄の遺体。 そして、私を捉えていた檻とサーカス団の残骸…。]
い、いや…いやぁぁぁぁ!!!!!!
[ぱちりと目が覚めた。 何かが自分の中ではじけて目が覚める。]
(1395) 2011/06/06(Mon) 00時半頃
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―天上の歌―
[少女を中心に広がる花は 加護を与え《糸の先/彼ら》を守ることだろう。
“――この《星》が死ぬことが、 《糸》の辿る運命なら?”
否、違う。そんなことは望んでなんて居ない。 けれど及ばない。 もうもたない。
ならばせめて、 守ろうとする。
自分には出来ないことを成し遂げてくれるだろう 《糸》の先、“可能性たち”を]
(1396) 2011/06/06(Mon) 00時半頃
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とは言ったもののー。 冷静に考えて、これ止めるのってどうしたらいいんだろうねー。 崩壊の進行を止めることぐらいしか思い浮かばねぇんだけど。
[その場に再び座り込んで空を見上げた。 《星》は見えない。
そのことに不安を感じていないと思えば嘘だ。]
………死ぬべき日は"今日"じゃない。 オレが死ぬべきは"明日"。 それが光景《トゥルー》。 何をすべきか、何ができるか、そんなん簡単なことじゃん。
[カチューシャに手をやってそれを取る。 首を振って前髪についたクセを取れば空をもう1度仰いだ。]
(1397) 2011/06/06(Mon) 00時半頃
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[箒で空から俯瞰していると、津波を消そうとする少年を見る>>1389]
未だ、諦めないか。 健気ね。
[箒に跨った儘、鍵の形状をしたスティックを取り出し、 虚空に魔方陣を描く。]
……
[魔方陣は風呂の孔の様に、水を吸い込んでいく。 此方も簡単な転移魔法。]
(1398) 2011/06/06(Mon) 00時半頃
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[が、しかし。津波の第一波が学園を襲うことはなかった>>1389]
なーいす、眼鏡ぼーず!案外やるじゃん!!
[だがそれで終わりでは在るまい。終焉の気配は、確実に色濃くなっていく。 頬濡らす雫、肩に落ちる天の涙の色は―――黒]
(1399) 2011/06/06(Mon) 00時半頃
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あ、あぁぁぁ……。
[そうして、ようやく自分の行いを全て思い出す。 いつの間にそばにいた彼にアリスを押し付ける。]
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。 あーちゃんを助けて。 この世界から連れて行ってあげてっ!お願いだから…。
[そうして、自分もその中心で深呼吸をする。]
私が止めなくちゃ…この世界の崩壊を止めなくちゃ…!
[集中してまずは竜巻を抑えようと…。 しかし、一度発動した力は決して衰えず、威力を増すばかり。]
止まらない…止まらないよぉ……。
[むしろ止めようとしても、力が弾けて、威力は増していく。]
(1400) 2011/06/06(Mon) 00時半頃
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ラ ブ ピ ー ス
『世界に祝福された愛が力を解放する』
(1401) 2011/06/06(Mon) 00時半頃
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―――! ―――――!!
[漆黒の雨が。 澱みの雨が曇天より降り注ぎ、"堕気"は奮い立つ。 それが尚更に頭の痛みを加速させる
だが、それはもう槍真には理解できない。 何故なら、≪闇≫色の雨に紛れて、"堕気"は既に見分けがつかなくなっているから]
(1402) 2011/06/06(Mon) 00時半頃
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[《Front》が身を捩り軋んでいるのか、何処にも属する筈のない酒場が僅かに揺れた]
派手に世界崩壊が始まってるな、おい。
栄光《グロリア》がもう持たないって言っても、憩いの場位守って欲しいもんだ。
[もう長く持たないと言った事は忘れたかのように、グロリアに不満を漏らす。 物凄く物騒な発言だと言う事には頓着はしていなかった]
(1403) 2011/06/06(Mon) 00時半頃
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――うん?
[終わる世界を空から、ただやはり眺めていた風《ムパムピス》は。 自分の腕に、糸が絡まっているのに気づいた>>1353]
……僕には救えないと言ったじゃないか。 僕は君たちを…世界や、栄光《グロリア》や運命《フォルトゥーナ》をどうにかするなんて出来ない…1000年前に失敗しているのだから。
[卑小な人間が、女神をどうにかしようなどと大それた事を考えたなど、本人らの知る所ではないだろう。]
今だって介入は、できない… 代償の支払いは、栄光《あなた》の危機にも間に合わなかったようだしね…
(1404) 2011/06/06(Mon) 00時半頃
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[闇雨が降り続く。こんな中を飛行していれば]
シャワーを浴びたいわね、アメリア。
[呑気にそんな言葉を紡いで、水を吸い込んだ魔方陣の中に 箒ごと突っ込んだ。
《Front》から掻き消えた魔女は、何処へ行くのか。]
(1405) 2011/06/06(Mon) 00時半頃
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嘆きに満ちた闇の中でさえも 繋ぐ糸は途切れはしない
涙の海に溺れ 痛みの川に流されようとも 希望《ねがい》は潰えない
わたしは《小さな扉/portula》 糸の先へ道を拓くもの――
(1406) 2011/06/06(Mon) 00時半頃
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――“あなたたちに栄光を”《Glorious》
(1407) 2011/06/06(Mon) 01時頃
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………ッ!!
[津波は間一髪こちらを襲うことはなかった。 しかし、地は揺れ竜巻は起き《闇》の雨は降る。 事態は悪化の一途を辿るばかりである。]
私は―アレを止めに行く。
[指さした先は竜巻。発動させた本人すら手を焼くのに 《チカラ》無きヒーローにはなおさらでありそうなもの。 だが、彼の口調は極めて勇壮だった。]
巻き込んでしまうと大変だ。降りるか?
(1408) 2011/06/06(Mon) 01時頃
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チカラを消耗し、地面へと蹈鞴を踏むように着地した。
[>>1399には]
見てるんだったら、手伝ってよね。 僕一人で何とかできる規模じゃないのは分かるでしょ!?
[実際は巧くいったけども、 失敗する可能性だってかなりあったのだから]
(1409) 2011/06/06(Mon) 01時頃
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[歌を 紡ぎ終えれば。 ふっと、少女から力がぬけ 黄金の光の梯子も掻き消えて、
スローモーションのように そのまま、おちる。
いつか。
ドナルドに見つけられたときと同じように まっさかさまに 落ちていく]
(1410) 2011/06/06(Mon) 01時頃
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――――… おまえ、
[一粒の涙を零していた>>1374少女の姿に宿る黒。 染まりきるかのように見えた黒は波が引くように灰色へ。 >>1379再び笑みを見せ虚空へ上っていく姿に 苦々しく歯噛みすると、小さな舌打ちを零した。]
……此処《Front》がぶっ潰れるとか…冗談じゃねえ!
[思わず声になった文句は正義感に満ちた言葉ではない。 今、此処《Front》に軍人がいるからこその言葉だ。]
(1411) 2011/06/06(Mon) 01時頃
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オスカーは、ツェツィーリヤは無事だろうかと、考える余裕は残されておらず
2011/06/06(Mon) 01時頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/06/06(Mon) 01時頃
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(――ばきり)
(――ばきり)
(――ばきり)
(――ばきり)
(――ばきり)
(――ばきり)
[嗚呼 絶望悲劇《カタストロフィ》の音色は集束《アレグロ》に鳴り響き 嗚呼 咎人は間に合わなかった。 嗚呼 其れは世界で絶対に最も重い大罪――]
(1412) 2011/06/06(Mon) 01時頃
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始めたり止めたり、忙しいな。
[混乱する天狼の声が耳に届く。
獣としては救われようが崩壊しようが構わないのだが、不安定な泣き声はあまり心地良くは無い]
慌てるな、お前が悪いわけじゃない。
お前の大切なものはまだ生きているんだろう。
だったらそれを守ることだけに集中しろ。
童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/06/06(Mon) 01時頃
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― 嗚呼 それは遥かなる英雄楽園《シャンゼリーゼ》 ―
[遥かなる記憶《ユメ》の断片――
≪光≫を浴びた向日葵畑。 微笑う少女に差し出す一輪の栄光《アウルム》 咲綻ぶ様に微笑む笑顔。
せせらぎ渡る少女に差し伸べる手。 その手を掴む少女は危なっかしい。 だから少年は少女を護るためだけに。
柔らかな向日葵の願い《ユメ》は散る――]
(1413) 2011/06/06(Mon) 01時頃
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アルフレッドは、オスカーに話の続きを促した。
2011/06/06(Mon) 01時頃
アルフレッドは、オスカーに話の続きを促した。
2011/06/06(Mon) 01時頃
タバサは、オスカーの顔がちらりと浮かぶ。この闇に鎖される世界で、彼は何を選ぶのか。
2011/06/06(Mon) 01時頃
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[遥かなる記憶《ツミ》の断片――
≪光≫は絶対《ルール》の使徒。 少年は絶対《ルール》の制裁者。 蒼と黄昏が照らす玉座の前に少年は"槍"を振るう。
『何処にも属せない者はここには居られない』
資格無き存在を堕天(おと)す律法《ルール》。 それは絶対の運命《ルール》。 それが当然だと思ってた。
『―― さようなら ネルフェリウス 』
絶対《ルール》には 翼の意思など意味が無いと思っていたあの刻迄―― ]
(1414) 2011/06/06(Mon) 01時頃
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…それなのに、糸は切れないんだなぁ。
僕にも何かの役割が期待されているのかな?まだ。
[腕を翻し、“それ”を見つめる]
……その時は、運命《フォルトゥーナ》の導くままに。
(1415) 2011/06/06(Mon) 01時頃
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――カッ!!――
(1416) 2011/06/06(Mon) 01時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/06/06(Mon) 01時頃
ピッパは、オスカーに話の続きを促した。
2011/06/06(Mon) 01時頃
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[遥かなる記憶《ツミ》の断片――
其れは束の間の執行猶予。 断罪の烙印を捺したのも少年。 堕天す事を決意したのも少年。
『――……………』
眼を逸らした少年の翼《オモイ》を知る者等無く。 少年は熾天《そら》の名の元に絶対《ルール》を突きつけた。
……だから]
(1417) 2011/06/06(Mon) 01時頃
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泣き言を言うな! キミは誇り高き天狼だろう!!
[涙する彼女>>1400に喝を入れつつも、崩壊は止まらない]
しっかりするんだ。 崩壊はもう止めることはできないかもしれないが…消滅はまだ防げるはずだ! 諦めるな…それに、キミはアリスの友人なのだろう? なら、逃げるときはキミも一緒だ。
(1418) 2011/06/06(Mon) 01時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2011/06/06(Mon) 01時頃
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[一瞬の無音の後。 少女が居たところを中心に 神の為したとしか謂いがたい光が生じ、
学園を、 糸の先の者たちを 守るために、 包み込んだ。
強制的な時空転移。 向かいし先は――何処となるだろうか]
(1419) 2011/06/06(Mon) 01時頃
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いいか? お前は悪くない。
[一瞬誰が悪いか、と口に出そうとしたが、それでは天狼を操る事になる。
そこまでする気は無かった。
ただ泣き声をあやすだけ、言えるのはそれだけだった]
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[遥かなる大罪《ツミ》の断片――
『 』
踏み付けた少年の翼《オモイ》を突きつけたのは誰? 突き崩さなかった絶対《ルール》を突きつけたのは誰? 揺れる少年の翼《オモイ》に深き≪闇≫を囁いたのは誰?
残酷な絶対《ルール》は心を省みない。 絶対の運命《ルール》は心を踏み躙る。 それは絶対《ルール》に殉じる少年の深過ぎる大罪《PARA-DOX》。
だから――
(1420) 2011/06/06(Mon) 01時頃
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