254 東京村U
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[木露と澪音のアドバイス通り、まず"呪文"はアイヌ語であると決め打ちし、その意味と関連情報を集めることにした。 アイヌ語事典とアイヌにまつわる民話関係の本をテーブルの上に積み上げて、作業を開始する。 まず"呪文"に含まれる単語の意味を単純に和訳した。]
シク:[目/多くの] アイ:[矢] クンネ:[黒] フレ:[赤] ラクル:[霧]
……やっばり、全部アイヌ語っぽい。
(116) 2016/10/06(Thu) 04時半頃
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[続いて、各単語に関連する情報を調べるため、アイヌ民話の本を開いた。根拠はまったくないが、いま、身の回りに起きている異変は、なんらかのかたちで噂や伝承に関連している。なにかしら、ヒントになるのではないか?
本のページをめくり、積み上げること、約40分。 それは、[霧]にまつわる民話を調べた時に発見した。]
(117) 2016/10/06(Thu) 04時半頃
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『沢山の神々が生まれた中で、 ペケレチュプ(日の神)、クンネチュプ(月の神)という 二柱の光り輝く美しい神々は、 この国(タンシリ)の霧(ウララ)の深く暗い所を照らそうと、 ペケレチュプはマツネシリ(雌岳)から、 クンネチュプはピンネシリ(雄岳)から、 クンネニシ(黒雲)に乗って天に昇られたのである。 アイヌ民族 天地開闢『日の神と月の神』』
(118) 2016/10/06(Thu) 04時半頃
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……ウララ、これも[霧]か。 クンネチュピ……[黒い][太陽]で、月の神……。
(119) 2016/10/06(Thu) 04時半頃
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[民話を調べ始めてから、3時間。早くも壁に行き当たった。 どれだけ調べても、肝心な呪文の意味がわからない。]
なにか、違うのかなぁ……?
[開いたページに頬をのせて、ぼんやりと宙をにらむ。] ふと、木露の言葉が浮かんだ(>>4:267)]
……並べ替え、置き換え……アナグラム。 これって、実は……日本語だったり?
(120) 2016/10/06(Thu) 04時半頃
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[ものは試しと、和訳した単語を並べ替え、 館内の検索サービスをつかって関連情報を集めることにした。]
まずは、順番通りに……
[『目 矢 黒 赤 霧』――めぼしいものは見つからない。]
じゃあ、並び替えて……
[『目黒 矢霧 赤』『赤目 黒霧 矢』『赤黒 目――…… **]
(121) 2016/10/06(Thu) 04時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2016/10/06(Thu) 05時頃
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2016/10/06(Thu) 05時頃
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― 深夜:上野 鴎外荘 ―
[ドアによりかかりながら、バックライトに照らされる。 ノートPCにて『新宿不動産』について検索を行うも、物件の情報以外、さしたる噂話等は見つからなかった]
[次は矛先を変えて、『硯友社』について検索を行う。 HPは無いものの、特に隠して活動をしているというわけでもないようで、本部や各支部の連絡先や住所等も調べれば見つけることが出来た。 活動内容は、清掃等のボランティア活動に冊子配布……そして、最近はアンケート活動]
(122) 2016/10/06(Thu) 12時頃
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[オカルト系記事を乗せているサイトの『硯友社』について書かれた記事(>>3:81)を見つけ、目を走らせる]
鳥取から来たのか。 結構遠くから来たもんだな。
[記事に出てくる『大石見神社』は大穴牟遅神が二度目の復活を果たした地であると言われている。 『硯友社』は神道をルーツとする団体のようだ。 噂話の中ではカルト団体や怪しげな新興宗教のように扱われているが、大きな勧誘活動は行われていないと書かれているため秘密結社のような趣が強いのかもしれない]
(123) 2016/10/06(Thu) 12時頃
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[東京23区の地図に、赤い点と青い点が打たれている。 プロファイリングについて書かれた本を思い出しながら作った地図だ。 赤い点は23区全体に、幅広く点在している。 『硯友社』のアンケートについて検索し、目撃情報があった所へ打たれた点だ。噂になっているだけあって、思ったより目撃情報が見つかった。 今度は青い点に着目してみる。 噂が流れ始めた、初期の目撃情報をまとめたものだ]
[その青い点も23区内に散らばっていたが、一部に偏りが見られた。 その偏りが中心として示したのは、新宿。 そして、先程調べた『硯友社』支部の住所と見比べる。 中心に一番近かったのは四ツ谷の支部だった]
(124) 2016/10/06(Thu) 12時頃
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[気がつけば、空が白み始めている。 秋葉へとメールを打った後、ノートPCを閉じて少しだけ休むことにした]
(125) 2016/10/06(Thu) 12時頃
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― 朝:上野駅 ―
[営業開始後を見計らって、新宿不動産へと掛けた電話は空振りだった。 鈴里みよ子は休みで、東蓮寺琉衣も出社していないという。 昨日当たりをつけた四ツ谷から始めて、『硯友社』巡りをする覚悟が必要そうだ]
(126) 2016/10/06(Thu) 12時頃
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[待ち合わせをしていた秋葉と顔を合わせる。 挨拶代わりに肩を強く叩かれた。朝から元気な男である 頼んでいた紙袋を受け取った後、笹本樹の安否を確認したが首を横に振るだけだった]
[二人の間に重い沈黙が流れる。 それを打ち破ったのはやはり、秋葉で。 横浜鹿島神社の御守りを手渡された。 気は利くが、安産祈願の御守りだった辺り相変わらずのベタな男のようだ。 ありがたく、リュックにぶら下げる事にする]
[別れる前に、ツイッターでの情報収集に協力してくれた事の礼を言った。 だけれど、秋葉から返ってきたのは意外な言葉で――]
(127) 2016/10/06(Thu) 12時頃
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『いや、まだ誰にも連絡してないぞ。 樹先輩の事もあったし』
[秋葉の言葉により喚起された感情を、胸の内で抑え込む。 どうした?と、顔を覗き込んでくる秋葉に対して平静を装いながらその場を離れる事にした]
(128) 2016/10/06(Thu) 12時頃
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[電車に揺られながら考える。 都市伝説は伝播されるうちに、尾びれ背びれがついて変質したり、派生が生まれたりするという特徴をもつ。 その一種に、『対抗神話』というものがある。 都市伝説の元には無かった、その脅威を回避する方法やその都市伝説を否定するために流れる噂がそれだ。 この噂話にはどんな『対抗神話』が出来るだろうか。 幾つか思いついたものがあったが、どれもキレイにまとまりすぎて創作臭が鼻に付いた。 どうやら、噂を流布する才能は持ち合わせていないようだ]
(129) 2016/10/06(Thu) 15時頃
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― 新宿区四ツ谷マンション 硯友社支部 ―
[それはごく普通のマンションのドアだった。 『硯友社四ツ谷支部』の看板が飾ってある以外は。 右手に下げた紙袋をしっかりと持ち直す。 名刺はちゃんと持ち歩いているし、菓子折りの準備も万端だ。 小さく息を吐いてから、呼び鈴を鳴らした]
(130) 2016/10/06(Thu) 15時頃
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[ピン ポーン]
(131) 2016/10/06(Thu) 16時頃
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[ごく普通の、当たり前の、どこにでもある、 誰もが聞きなれた呼び鈴が鳴った。]
はあい
[足音がして、硯友社四ツ谷支部と書かれたドアの奥から、 女の声がする。ドアノブががちゃりと回った。]
どなた、……あら?
[身長160pほどの眼鏡の女が顔を見せる。 きょとん。と目を見開いてから、首を傾げた。]
(132) 2016/10/06(Thu) 16時頃
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[淡い色の服を着た女は、緩やかにドアの前に立っている男──木露の顔を見て、ふわりとした笑顔を浮かべた。]
─── "木露先生″?
[木露自身が名乗るより前に、 曲線を描いた口元から名前が零れる。]
(133) 2016/10/06(Thu) 16時頃
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[眼鏡の奥にある目は、笑うように細められている。少し下がり気味の眉はほんの上皮だけ気弱そうな雰囲気を女の顔に張り付けていた。]
お客様かしら。
[ギイ、と蝶番がなった。扉は閉じられずに開かれる。リビングに続く、なんの変哲もないマンションの廊下が見えた。]
(134) 2016/10/06(Thu) 16時半頃
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みょんこは、キルロイに話の続きを促した。
2016/10/06(Thu) 16時半頃
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ー国立国会図書館ー
[試行錯誤しながら、しばらくがたった。 [黒]を [月]に置き換えてみる。 (>>119) 詮索結果には、雑多な電子ジャーナルのタイトル群。]
……そうだ、海霧。(>>113)
[[霧]を[海霧]に置き換えて、検索。 新しくヒットした電子ジャーナルの記事の中で、 ある一つのタイトルがジリヤの目に留まった]
……闇事件ファイル…近代犯罪史の怪事件。
[閲覧アイコンをクリックした]
(135) 2016/10/06(Thu) 17時半頃
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* * ――······なかでもとりわけ後味の悪い幕引きとなったのが、"月神事件(つきがみじけん)"だろう。
"月神事件"とは、****年10月7日に東京西池袋線沿いの路上で誘拐された当時8歳の少女が、3年後の12月5日に東京都の加害者宅で発見されたことにより発覚した誘拐監禁事件である。
異臭がするとの通報を受けて加害者宅に踏み込んだ警官が、現場で衰弱していた少女を発見。加害者である月守 赫矢(ツキモリ セキヤ)は、同室内の床に倒れ、死亡しているのが確認された。少女は3年前から行方がわからなくなっていた、青山 海霧谷(らくる)ちゃんだった。
(136) 2016/10/06(Thu) 17時半頃
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月守少女誘拐監禁事件、俗にいう『月神事件』には不可解な点が数多く、報道直後からさまざまな憶測が飛び交った。
容疑者の死因が伏せられたこと、少女が自ら逃げ出さなかったこと、さらに容疑者と少女が並んで外出していたという目撃談から、首謀者である少女が月守を殺害したという"少女犯人説"がネットを中心に広まった。
(137) 2016/10/06(Thu) 17時半頃
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憶測は被害者家族にもおよび、家族ぐるみの売春行為だったのではとの誹謗中傷を浴びつづけた家族は、少女発見から半年後に、東京都から逃げるように住まいを移してしまう。
また月守容疑者が重度のオカルティストであり、統合失調症や自己像幻視を患っていたことから、なにかしらの宗教的儀式を行っていたのではないかと、オカルト界隈からも注目を浴び――……** * *
(138) 2016/10/06(Thu) 17時半頃
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― 朝:上野 鴎外荘 ―
[前日殆ど徹夜だったせいで、昨夜は気づいたら布団の上で寝落ちており、起きると四時間ほど経っていた。 早起きしてしまったので、身支度を整える時間は十分にあった。が、着替えが取りに戻れないのが困ったものである。出目にこれをぼやいてみたが、そういえば彼女も同じような境遇であった。
昨日ですでに同じシャツを着るのは限界だったため、入間は昨日道中急いで買った適当なシャツにカーディガンを羽織っている。下着も新品を購入して日替わりで取り替える、を選ぶことにしていた。着替えを取りに行けないことは非常にストレスで、こんなところでも「なりすまし」への怒りが募ろうとは……と考える。]
(139) 2016/10/06(Thu) 18時半頃
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― 朝:上野 ―
アタシも行きます。
[朝、秋葉という人との待ち合わせを終えたあと、入間は肩から下げた学生鞄のひもをぎゅっとにぎって、キルロイ先生、出目、二人の顔をじっと見る。 探偵の人からの連絡はまだない。まだ探偵がアテになるとも分からない。 両親が見つかっていない以上、探さなければ家に帰れないし、きくところによれば、もしかすると従兄と同じ職場の人が居るかもしれないのだ。着いていかないわけにはいかない。]
(140) 2016/10/06(Thu) 18時半頃
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― 朝:電車内 ―
[電車に揺られながらキルロイ先生は考え事をしているようだった。邪魔をするのではないかと躊躇ったが、一応言っておかねばならない事な気がして、入間は「あの」とすまなそうに声をかけた。]
あたしにアンケート配ってくれた人。 たぶん……記憶違いだったらごめんなさいですけど、
「みょんこ」て名札つけてたと思います。
[入間からアンケートを受け取ったのは、眼鏡の女だった。 (>>22)(>>58)]
(141) 2016/10/06(Thu) 18時半頃
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― 新宿区四ツ谷マンション 硯友社支部 ―
(うっさんくさ……)
[掲げられいる看板を、いかにも不審だという顔で入間は見ていた。 こんな団体がやっているアンケートとはしらず、八つ当たりで家庭の事情を漏らしてしまったとおもうと、急激に悪いことをしたという気持ちと、やってしまったという後悔とが押し寄せる。
暫し待つと、開かれた扉からでてきたのは、眼鏡の女だった。 あの朝、アンケートを押し付けた女だ。 アンケートをとっていた団体に会いに来たんだから分かっていたはずなのに、こんなにもあっけなく再会したことが、人の縁のあまりの狭さが、どうにも不気味で腕いっぱいに鳥肌がたっていた。]
(142) 2016/10/06(Thu) 19時頃
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[名前を呼ばれて、ドキリとした。 新宿不動産からメールを寄越しているのだから、名前を知っていてもおかしくない。 新宿不動産で引越し先の相談をしたのだから、顔を覚えられていれもおかしくない。 大丈夫だ、何も問題はない]
あー、その様子だと僕の名刺は必要無いですかね。 どこかで、お会いしたでしょうか?
[取り出しかけた名刺を戻し、頭を掻いた。 この眼鏡の女性が、鈴里みよ子……そして、澪音が電車で言っていた『みょんこ』なのだろうか]
ああ、そうか。 新宿不動産にいませんでした?
[暫し考える素振りを見せた後、思い出したかのように言った]
(143) 2016/10/06(Thu) 19時頃
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こっちが、ホラー文庫『黒い鳥』の編集者で出目照子。 そして、その後ろが僕の……まあ、助手みたいなものですかね。
[背中から顔をだす照子と更にその後ろの澪音を紹介する]
次回作のために、硯友社さんの取材をさせていただきたと思ってお邪魔しました。 あー、ええと、しまったな。電話でアポイントを取ってから来たほうが良かったですかね? 急に押しかけてしまって、すみません。
[そう言って、紙袋の中から取り出した菓子折りを差し出す]
これ、もしよかったら皆さんで食べてください。
[包装には『湘南クリエイティブガトー 葦』と印刷されている。 中身はチーズパイと焼き菓子の詰め合わせだ]
(144) 2016/10/06(Thu) 19時頃
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[顔を出した女は、連れと思しき女子高生のほうにも一度視線を流した>>142。うっすらと赤みを持った目が上下に開いて、"見覚えている"という反応を示した。]
あら。もしいただけるなら欲しいですけれど。 木露先生のファンなんですよ、私。
[>>143おっとりと木露へ答えを返す女の胸元には、アンケートに立っているときと同じに、>>0:22 青いマジックで書かれた「みょんこ」という名札が下がっている。服装も整っており、これから出るところだった可能性を窺わせた。どこかで。そう尋ねられて、ふふ。と笑う吐息が吐き出された。]
"いいえ"。こうして直接お顔を拝見するのは、 はじめてだと思いますよ。 一方的に、お写真で拝見したことはありますけれど。
(145) 2016/10/06(Thu) 20時頃
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