204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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[ノックスの懇願が 頭の隅 残る ラルフを足蹴にしたことも許せない ーーーーーけど そもそもどうして? そう考えると向く矛先は……ノックス
ラルフにひどい後遺症が残ったら ノックスの 大事にしているもの 壊してやる
そうと はっきりと頭に刻み込むままに
解放された身体 転がるように ラルフのそばへ]
(105) 2014/11/22(Sat) 03時頃
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[怒っても良いと言われても、首を振って否定する>>62。 髪を撫でる手に、バーナバスの服を掴んだ。]
大事だから、さっきみたいなことしたのかよ。 ……じゃあさ。
[目線を合わせ告げられたことに、なんで今までしなかったのか、どうして今したのか聞きたいことはたくさんあったけれど。
髪や頬を撫でる手を掴み、顔を寄せる。]
(106) 2014/11/22(Sat) 03時頃
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[初めて、自らバーナバスの唇に口付けた。 触れるだけで直ぐに離れたが、泣きそうなくらい胸が痛い。]
……寝る。
[手を掴んだまま、寝台に移動する。 先程のことを考えると少し躊躇うけれど、嫌いになったわけでも、嫌だったわけでもないのだ。]
(107) 2014/11/22(Sat) 03時頃
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[眠る前、深い口付けを目を閉じて強請る。
少しだけ怖いと思ったのは、他人の手によって熱を吐き出されたことではなく、彼の気持ちだったと気付いたのは、眠りに落ちる前。
叶うことなら。 この人の衝動が。欲しいと思った。]
(108) 2014/11/22(Sat) 03時頃
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
2014/11/22(Sat) 03時頃
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[ニコラは素直についてきただろうか。 トレイルは、振り返らない。
ベネットがやってきた>>104のは そんなトレイルが居間をでて 姿が見えなくなった後だった。
個室へ向かう予定だった足は、階下へ 故にすれ違いもせず**]
(109) 2014/11/22(Sat) 03時半頃
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―2F 居間― [襲い来るのは ―――血のにおい。
治療して、拭って、傷を焼いた。 獣の嗅覚は覚えている。 ラルフの血の臭いだ。
ペチカの向こう側でことがおきている 蹲るノックスが>>103 ニコラの手を引くトレイルが>>100 叫ぶフィリップが>>102>>105 何を見て、何をなしたか、――“声”聞けぬ身では、飲み込めず]
……なに ……なにが、 ラルフに――何が、
(110) 2014/11/22(Sat) 03時半頃
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ラルフーーーーーっ
[転がり寄ったラルフの 肌着だけの姿 腹に深く突き刺さるナイフの
広がる血の量 人体から 流れるに多すぎる 血まみれ 構わずラルフの腕を取る もう片手は 彼の首筋 ]
あ………………
(111) 2014/11/22(Sat) 03時半頃
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[フランシスの声がする けれど 今はそちらに意識が向かない]
ーーーーーラルフ ラルフ やだ おきてっ おきてっ フィリップってよんで! ーーーーー 一人にしないでーーーっ
[命の反応がない それがどう言うことか知っている 知っているけれどーーーーーーーー認めたくない 肩の傷 痛んでしまうのもかまわない ままに揺する]
[]
(112) 2014/11/22(Sat) 03時半頃
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いやだ ラルフ いやだよ いやだーーーー!!
どうして こんなことに?
[離れる覚悟はしていた
でもそれは ラルフが幸せになることを思って
離れ難くても どれだけそうでも]
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[>>109トレイルの去った音は、背に遠い。 言葉もそこそこに、フィリップの方へと駆けて行く。 ドナルドもまた、同じだろう。 ペチカを回り込んだ、フランシスが――見たのは]
……ラル、フ……?
[在るべきでないところに突き立つナイフ。 滔々と流れる赤いいろ。 光なくした、琥珀色の―――]
(113) 2014/11/22(Sat) 03時半頃
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[腹から耳へと移した指の間から、赤が零れる。
何処よりも痛いのは、右の頬だった。]
……フランシス。
[ゆっくりと顔を上げる。 何があったのかなんて、簡単な事だ。]
……もし其処に転がっていたのが僕だとしたら、きっと君達は悲しまないんだろう な。
(114) 2014/11/22(Sat) 03時半頃
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[人の気配が増える いやだ ラルフを連れて行かないで 彼は ラルフを人の気配から 庇うように 血の海から抱き起こす
冷たい あんなに暖かかったラルフが冷たくて 孔雀石がゆがむ]
(115) 2014/11/22(Sat) 03時半頃
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ラルフーーーーラルフってば……
ねぇ……ラルフーーーー!!
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[フロスティブルーは愛し子の姿を探す。 無事かと駆け寄りたかった。
けれど、シノワズリはノックスを見なかった。>>109 そのことが堪らなく辛かった。]
………衝動を抑えきれなくなったらどうなるか。
フィリップ。君は良く知っているんじゃないかな。
[もしかしたら、フランシスもなのかもしれない。 声は淡々と「事実」を告げる。ぼたり。また血の塊が落ちた。]
……僕は、ラルフを 止めたかった。
(116) 2014/11/22(Sat) 03時半頃
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ーーーーーー嘘
[聞こえた それは
ラルフを貶める言葉]
……衝動が 止められなくなったら 呼んでって あんたと あってるの 見かけた時 ”声をかけた”
…………一度も ラルフは 衝動に負けなかった
[そうならば もっと前に ここに来たから]
(117) 2014/11/22(Sat) 03時半頃
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[血の気が引いていく トレイルが ラルフを 足蹴にしていた時とは 違う 怒り]
衝動に負けなかった ラルフを貶めるなんて
[抱きしめる 冷たいラルフの その心を貶めた ーーーーーー絶対に 許さない]
(118) 2014/11/22(Sat) 04時頃
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[ぼんやりと視界が霞む。 何か変だなとぼんやりと考えていた。
いつ、声をかけていた?]
……どうして嘘だと言いきれる? 僕の耳は彼に食われ、命の危険を 感じた。
[そこまでを言い、遠ざかりそうになる意識に目を瞑った。**]
(119) 2014/11/22(Sat) 04時頃
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[>>43音が。 止まった]
ん。
[足をゆらゆらさせるのをやめて、小さく鼻で言う。 トレイルはそれを合図に、指にさらさらの前髪の名残だけ残して立ち上がった>>58
>>69そうして聞こえる、乾いた音。 その痛そうな音に、うーってなった。
けどトレイルを怒る気にはなれないの。 血の臭いがする。足音がする]
(120) 2014/11/22(Sat) 04時頃
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[音は見てないと、聞こえない。 遠くで顔を歪めるトレイルの声は聞こえない。 けど、とってもかなしい顔をしていた。
ぺたぺたと、トレイルのそばに寄ろうと。 やっと歩き、トレイルを慰めてあげようと。
していた途中]
あ。
[>>81光が駆けてきて。 なにがあったか理解する前にトレイルの体が倒れ、思わず立ちすくんだ。 それが人で、狼で、フィリップだとわかったのは、拳が振り上げられてからのこと。 あんまりにも一瞬で、僕はなんにもできずに]
と、れい、るっ
[>>86がご、と音がした]
(121) 2014/11/22(Sat) 04時頃
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[>>100ノックスがフィリップを抑えて。こっちに歩いてくるトレイルをみて。 まだどきどきしている心臓を押さえて、息を吐く。 ああ、よかったなあって思う。死ななくて、よかった。 って考えてから。 なにか嫌なことに気が付きそうになったから、卵をぎゅっと握っておく。
まだ、かなしそうで冷たいトレイルの顔。 僕の手だけを引く動きに、ちょっと戸惑って]
……ノックスは?
[トレイルに訊ねるけども、多分、答えはない。 おとなしく手を引かれるまんま、振り返り振り返り]
ノックス、
[困った声で、名前を呼んだ。 後、彼が口にしたラルフの血のことを思い。 吐かせたいなって思って。 繋いでない方の手を握って、伸ばした**]
(122) 2014/11/22(Sat) 04時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/11/22(Sat) 04時半頃
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ーーーー……
[孔雀石は睨みつける 彼は ノックスを論破するために 新たに増えた人の気配に説得するために 言葉を口にしたわけではなく ただ ラルフを貶められた……と感じたことに 言及しただけ 故に 言葉が さらに降っても じっと 睨みつけるだけ]
(123) 2014/11/22(Sat) 04時半頃
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[ノックスに対する憎しみが氷解する*その可能性はない*]
(124) 2014/11/22(Sat) 04時半頃
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[>>122卵を握る手 彼の手をとったのは、逆の方。
ノックスは連れて行かないのか そんな風に聞かれたような気がしたけれど その時トレイルは、早くその場を離れたい気分でいっぱいだった。
ラルフを食った トレイルが頼んだ でも、 けれど
汚い。 あれは、違うものになった。
ノックスじゃない。 トレイルが一番食べたいと言ったカレが あんなことをするはずがない]
(125) 2014/11/22(Sat) 08時頃
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―1F― [大人のやり方を、トレイルは理解できず ノックスに抱かれ食いちぎったラルフに嫌悪を抱き そのラルフにあの音を捧げたノックスが許せない。
階下の冷たい空気のなかで眠っては、風邪をひく。 上に向かおうとしたが、足音が聞こえたから降りた。 疲れ切ったトレイルはまだ 気付かない。 少し先で、フィリップの保護者が冷たくなっている事。 其れを知れば、少しは腕の痛みも紛れたものを。
今はただ、藁と生成りの布を寄せ集めた 簡易布団にニコラと一緒にくるまって お互いの熱で寒さをしのいでいる]
(126) 2014/11/22(Sat) 08時頃
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[夢を見る 此処へ来てから連日の 音の羅列が言葉になっていく、夢]
(127) 2014/11/22(Sat) 08時頃
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[ラルフが、ノックスを思い出している事までは、わからない。 ただ、トレイルは夢で聞いた。
”気になるとおもったひとからは、すぐに離れてた…… なのに――――”
誰かを思い衝動を覚えている、ラルフの声
”……もう、耐えられるか、わかんない、のに……”
ノックスは知っていたんだろうか。 だから、あんな風に誘ったのか 自分の身を危険にさらして。 トレイルの想いとは関係なく夢は進んでいく]
(128) 2014/11/22(Sat) 08時頃
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[大人に くつろげる場所
あつい、いたい どうして トレイル 何で
怖い]
(129) 2014/11/22(Sat) 08時頃
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[ドナルドなら、食べすぎる前に―― ―― そうして、衝動を色欲に変えたあさましい音が続く。
喰われた ……誰かに食べられたいって思ったこと、ある?
そんな衝動もあるみたいだ
――は、どうする? そんなことを言われたら
……食えやしなかったよ。 誰でも、良かったんじゃないかって
同時に、大人たちの相談する声]
(130) 2014/11/22(Sat) 08時頃
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[黒い服の下で、フィリップの拳を受けた利き腕が じくじく熱をもって痛んでいる。 ゆっくりと目覚め、トレイルは声もなく呻いた。
――-―守りたかったものを 結局、ラルフに取られてしまったような気分]
(131) 2014/11/22(Sat) 08時頃
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[トレイルの一日は、今日も絶望で始まった**]
(132) 2014/11/22(Sat) 08時頃
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