162 絶望と後悔と懺悔と
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[表情を変えぬままに言葉を聞いていた]
……あなたがお父さまに愛されるため、でしょう?
[>>:*37 自身の認識にそって零瑠の言葉を正す。
何を隠す感情は無い、それは単純なる確認作業だ]
そうね、
……わたしはあなたとは違うわね。
[己を支配する存在に、
焦がれるものがあったとしても、
きっとそれは零瑠とは違う形だろう*]
大したケガじゃないよ。すぐ治る。
[部屋に入ってきた彼女に、視線でかけて、と勧める
彼女の遠慮なさがわざとか天然なのかは言わずもがななので特にとがめたこともない
見せた怪我はサミィからもらった傷だけを。
アヤからの脇腹の傷は自分からは見せない。
変わらず包帯に血はにじむけれど]
顔なんて毎日見てるじゃないか。
俺、遠まわしの訴えは嫌いだぜ?
―回想・真弓と―
へぇ? 『ただの』。
自由に出歩ける外の世界はどうだった?
気分転換は叶わなかった様にも見受けられるけど。逢ってきたんじゃ、ないの?
[物言いに、ただの訳がないと。
城の中に居たくなくて。
城の外に出たくて。
理依のように怪我でもしたかと様子を伺ったが、血の香りはしなかった。寧ろ、鉄の。油の。]
――その通り。
明にだって、直円にだって……勿論、真弓にも、ね……。
『俺を殺せ。でも、俺一人にしろ』って、他を庇う。
[彼の怒りの先を思えばこそ。]
……子が親に愛されたいのは……当たり前のことだよ。
[彼女は繰り返す。
確認させたその後が、分からない。
咎めたいのか、それで良いと認めるのか。或いは、自身の確認の為か。*]
[その怪我が誰から受けたものかは聞かない。
手当てをしたとしても、まだ血の匂いは消えない。
――隠せるわけもないのに、隠される傷の存在]
……うそつきね。
[野生動物が怪我を隠すのと、
同じ理由かもしれない、とふと考えた]
本当に顔を見に来ただけよ。
[己が受けた褒美について、
彼に語るに足る理由はみつからない。
それを為すことができたら、
彼を殺すことになるのか、彼に殺されることになるのか。
――そう考えて、彼に会いに来た]
あなたは、あの時どうして、
……一緒に来る、なんて言ったの。
[語ることのなかった昔のこと、
ふと触れたのは、そんな覚悟のせいだった]
[全ては『家族』の為に――と。
すぐには言えなかったと、口を覆う。
目を伏せる。
桜花の。その向こうに誰かが居た気がして。
零瑠は手を伸ばした。**]
…どうしてって。
[手当てするその白い手を見ながら暫し沈黙する]
サミィが真弓のことを気にしてたから。
だから、またサミィに会える日まで、
真弓が死なないようにって。そう思って。
それに…もう手を離して…後悔したくなかった。
[彼女なら聞く権利はある。だから、ぽつぽつと戸惑いを混ぜながら]
全然、そんな必要なかったけどね。
[結局、今を思えば何も守ってあげられなかったのだから]
― 回想・理依にーさんと ―
うん。僕は絢矢も、理依にーさんも、
……あの孤児院にいた子のことはみんな、大好きだよ。
[僕は理依にーさんの「親愛」のしぐさに応えたくて手を握る。
直にーさんが殺されたこと、それ自体は許せなくもあるんだけど、この気持ちは止まらない。止まらないんだ]
僕ら、家族であることに変わりはないのにね……。
[僕にとって家族って言葉は「大好き」って気持ちと直結するものだから、するりと口から出た言葉を違和感なく受け止める。
理依にーさんにとっての「家族」の意味が、僕とは違うんだって知らないまま*]
― 出陣前 ―
[珍しく、と言ってはなんだが本当に珍しく。
リカルダにも声をかけていた。]
御機嫌よう、リカルダ。
また出撃で、今度は首を取って来い……ですって。
お父様の命令だもの。
貴女も、以前の“家族”でも殺せるわよね?
[そう、どんな形であれ。
緩みを見せてしまえば、そこから崩れていく。或いは痛手を負うのだから。]
……期待しているわ。
|
− 始祖の城・謁見の間 −
[扉は開け放たれたまま。 零瑠が周を連れてくれば>>72玉座で足を組んだまま 向かえる金の鬼が眼に飛び込むだろう]
ようこそ。 挨拶が遅れた。私がこの城の主だ。
[最初の言葉は出会いや立場から考えれば、最も歪な まともな挨拶。 顎を肘で支えながら、三日月の口元と真紅の瞳は どちらも機嫌が良い事を示している]
(75) 2014/02/14(Fri) 21時半頃
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滞在中、不自由は無かったか?
[答えの判り切った問いを投げてから姿勢を正し]
訊いておこうか。 貴様は何を成す為にここに来た? そしてそれを成せると思っているのか?
[その手で、その力で?と細めた眼が真意を問うた]
(76) 2014/02/14(Fri) 21時半頃
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[ 途切れるように語られる言葉、
沈黙の中に痛いほどしみこんでいくような。
懐かしい言葉を思い出す、懐かしい感情を]
――……、うん、
ごめんなさい、ね……
[自分を殺してしまったのは、自分自身だ。
だから、友人に報いたかったのだろう彼に謝罪の言葉を告げる。
久しぶりに彼の口から自分が聞いた、名前]
でもあなたがいてくれたことは、大切だったわ。
[包帯に視線を落とす、――誰に対しても、頼ることはきっと難しかったのだ]
……手を、離す?
[途中に織り交ぜられた、悔恨のような言葉を繰り返した]
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―零瑠の自室―
[外された左肩の痛みに顔を歪めながら、零瑠が白の手袋を身に付けるのを見ていた] 金色野郎が、な。 なるほど、……道理で、念の入った真似をしてくれる訳だ。
[――どうやら、鬼達の王に謁見する権利を与えられたらしい。 零瑠が部屋に戻るなり、左肩を外された理由はそれかと得心する]
(77) 2014/02/14(Fri) 22時頃
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[そして謎掛けのようにして、守護隊への襲撃予告を告げられる>>72]
……つまりは、あれか。 大戦の前の景気付けに、生贄を、ってえやつか。
ちっ、嬉し涙が出てきそうだぜ。 [この情報を皆に伝えなければならない。 だが、――どうやって?
焦りの色を隠せぬまま、死路を抜ける方途に頭を巡らせるうち 零瑠に手を引かれて、城の中枢――金色の鬼の待つ場所へと連れて行かれる]
(78) 2014/02/14(Fri) 22時頃
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― 出陣前・始祖の城 ―
[僕は“家族”から言われたことについて思いを巡らせた]
変わらなきゃ生きていけない、………。
[人のままのみんなも、吸血鬼になった僕らも。
分かってたつもりだった。変わってしまったのをどうにか受け入れてここまで来たつもりだった。 でも、変わらないものが欲しくて僕は揺らいでしまった。キャロライナにーさんにも周にーさんにも。
僕は僕自身に課したことを守ってどっちのにーさんにも助けを求めようとはしなかった。 でも、そんな僕の姿はきっと、黙って助けを求めてたのと何ら変わりなかったんじゃないかな。
――――ああ、ああ、僕はこんなにも弱かったんだ]
(79) 2014/02/14(Fri) 22時半頃
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―謁見の間―
[いと高き玉座に在りし鬼の王は双眸に興味の色を浮かべ、連れてこられた虜を睥睨する。
金色の視線を受けて、胸の奥に飼いならした怒りが焔立つのを感じた]
南方、周だ。 この五年間、……手前のことを思わない日はなかったぜ。
[鬼の名乗りに、周も名乗り。 滴る殺意を乗せた視線を向ける]
(80) 2014/02/14(Fri) 22時半頃
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ご機嫌よう、……ホリーお姉様。
[声をかけてくるなんての珍しい。
なら、僕が目の前の、黒髪の吸血鬼の名前を呼ぶのも珍しい話になるね]
勿論です。それが、………それを、
――お望み、であらせられるのですから。
[わざわざ“始祖様”の命令なんだから、って言ってくる辺りがなんていうか……いい趣味してるよね。
そんな心の内を見せないように、僕の赤い眼はきっと今日も静かに笑ってるんだ]
――ありがとうございます。
真弓が謝る必要は、ない。
元々は…俺が、や、俺たちが原因なんだし。
[サミィを原因の一つにするかは僅かの躊躇があった。
だけど、あえて彼を加えた真意は、さて]
手を、離したんだ。昔いた、双子の弟。
そしたら、死んだ。
昔サミィを置いて逃げたことも
孤児院があんなことになったのも
今も後悔ばかり、で…
[小さな弟、小さな、手。
人攫いに襲われ、逃げ切れずに弟の手を離した。
後日弟は首と胴体が離れた姿で見つかった。
気がふれた母はずっと自分を弟の名で呼び、
父はお前のせいだと殴り、首を絞めた。
このピアスは自分は自分だと言い聞かせるためにつけている。
真弓にそこまで話す必要はなかったのかもしれない。
けれどもうサミィとの殺し合いが避けられない今、誰かに話してもいいと思った]
情けないね、俺は。
でも、一度サミィをおいて逃げた時
もう俺は後悔したくないと思ったんだ。
|
[金色の鬼の戯言のような言葉には、ただ眸を眇めるのみ。 そして、一呼吸おいて投げかけられる問い。
一度、息を吐いてから、答えとなる言葉を紡ぐ]
……俺の仲間に、好き放題してくれやがった鬼がいてな。 そいつを討って、皆を自由にしてやりたいって訳だ。
[囚われ、傷ついた身で為せるのかと、問うような鬼の視線を向けられ] その為だけに――俺は、此処まで来たんだ。 何があろうと、今更、曲がるものかよ。
[口の端を吊り上げ、獣の笑みを浮かべる]
(81) 2014/02/14(Fri) 22時半頃
|
それで良いわ。
以前の“家族”、貴方自身の過去を自分の手で消し去ったなら。
貴方はきっと強くなれるわ。
[強くあればいい。
そうすればこのような場所でも好き勝手に振舞えるのだ。
例えば、目の前のホリーのように。]
|
[得物は失われ、満身創痍の囚われの身で。 それでも、戦う意志を失わない周を、金色の鬼は哂うだろう。
けれど――見せねばならない。 零瑠に、リッキィに、明之進に、真弓に、理依に。 そして、今は亡き直円にも。
例えその身を鬼と転じても、変わらない仲間がいることを。 今でも、皆の為に怒りをもつ仲間がいることを。
――周は、その身に代えても伝えねばならないのだ]
(82) 2014/02/14(Fri) 23時頃
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|
南方 周か。
[名乗る獣>>80の滾る憎悪に満ちた視線が心地良いと、 一度紅を隠して視覚以外で刺さる怒りを味わった]
それは気の毒な話だ。
[彼は己の過去と怒りを噛み締めているのだろう。 口元は耳に好い音楽を聴いているように柔らかな線を描き]
私も昔飛ぶ事を知らぬ雛鳥達と遊んだ事があってな。 鷹に成れる事を知りながら、飛べぬアヒルのままか 心配しているのだよ。
[彼が選び耐えた年月を嗤い]
何があろうとも? では何が起こるか一緒に高見の見物でもしようではないか?
[優美とは程遠い獣の笑みを嗤う]
(83) 2014/02/14(Fri) 23時頃
|
ミナカタは、>>80 金色の→金色の鬼、です。
2014/02/14(Fri) 23時頃
[手当てをしながら、沈黙のままに聞いていた。
傍らには話を見守るように竜胆模様の飛べぬ鶴。
サミュエルをおいて、逃げた。
サミュエル自身から語られることのなかった、話。
そして失われた家族の記憶、
全てを自身のせいにしてここまで来てしまった彼の記憶]
それであなたは、あんなこといったのね。
[帰結する記憶、覚えている。
後にも先にも聞かれたのはあの1度きりの問いかけ]
……殺して、ほしかったの?
[咎める口ぶりでもない、
無感情でもない、静けさで、寄り添うような言葉を]
|
自由になったとして。 自由になった家族を殺すのだろう?
そして自由にならずとも殺すのだろう?
それが守護部隊の役割だろう。 吸血鬼の殲滅。 全てを敵に回すと言う事になるな。
[自由になると言う事。 選ぼうとする道が何より困難で愚かな話]
背負えるかどうか、己の目で確かめると良い。
連れて行け。
[憎悪の視線は一秒たりとも逸らされる事は無いだろう。 閉じていた紅を開くと、その憎悪の焔と視線を合わせて 下がらせるように命じれば、もう出陣の時となる]
(84) 2014/02/14(Fri) 23時頃
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|
ほざきゃあがれ。
[金色の鬼は仲間達が傷つく姿を周に見せつけ、 苦しむ姿を眺めて、愉悦に浸るつもりなのだろう]
そうやって、
……高みの見物を決め込んでられるのも、今のうちだけだ。 手前が弄んでくれた雛鳥の力、存分に見やがれ。
[零瑠に押さえられこの手が届かないのなら、せめて言葉の刃だけでも]
(85) 2014/02/14(Fri) 23時頃
|
強くなれば、僕は……、
………っ、自由、に近付けるのでしょうか。
[僕はもう敵のいない世界に近付くことを求めない。
籠の中の鳥も同然の僕なら求めそうなことではあるよね。
だって、ほら。手に入れば。
好きに飛び、好きに囀り、――――好きに墜ちることができるんだから]
[そして残る眷属達に投げかける]
周を襲撃の地に連れて行く。
私の贄として嘗ての仲間の前で首を落すか。
新たな家族として迎え入れるか。
零瑠、お前がその場で決めろ。
[どちらも愉しみではあるが、そこに秘めたのは。
零瑠の迷いの見極め。
眷属達の中では最も忠実に、父と慕う。
血の絆に逆らえない事は承知の上だからこそ。
呪縛では無い彼の心の底を見ようとした。
本心から鬼と成り果てたのか。
それとも嘆き、隙を許すのか。
どちらを選ぶにせよ、躊躇い無く選べるかどうか]
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