180 FESを迎えし戦場-漆黒たる年代記-
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― → 廊下>>87 ―
――……、あら。案外早かったわね。
[扉を開く事3度、繋がったのは自分の箱庭-セイカノセカイ-。 扉を開いた中年の背を、やんわりと押して中へと誘おうとする。]
[抵抗するようであれば、女子高生離れした力で強引な手段に出るかもしれない。]
(91) 2014/06/09(Mon) 16時半頃
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さて……それではその海賊の格好をした男を捜さねばならんな。
[そう言いながらダンと共に宮殿を歩む。 その時、配下から連絡が入ったのだった。]
ほう、怪しい侵入者が来たと。 それも2人もとはな……
[少し考えた後、ホリーに声をかけた。]
神の門黒騎士団《バビロン・ブラックナイツ》を先行して向かわせてくれ。 ただし、俺が到着するまで手出しは無用だ。
[まともな騎士などおらず、暗殺者や密偵に魔術師。後は堕落した聖職者と言った面々が侵入者2人を遠巻きに監視するようになるまで。 それほどの時間はかからないのだった。]
(92) 2014/06/09(Mon) 16時半頃
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―月《セレスト》―
……ほう。
[軽々とした跳躍による回避>>44に感嘆の声を上げる。 先端を蹴られたハルバードはこの月面の重力に従い、勢いを増して振り下ろされ。
結果――――。]
(93) 2014/06/09(Mon) 17時頃
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[――――ドゥンッ ハルバードの力《エネルギー》の全ては月面へと叩き付けられた。]
今のは基本である身体能力の強化といったところか。
[その衝撃などまるで意に返さず愉快げに笑い。 月面に刃が突き刺さったままのハルバードの得に足を組んで座る。]
く、ははは。 現実と《夢》の同化、投影か。 軽く言うがそれはある種の創造主《カミ》にすら定義される力だそ。
創造主《カミ》は箱庭《セカイ》の"在り方"を決定す。 真にその"在り方"を貴様が都合のいいように変えられるというならば、滅ぶ世界の"在り方"でさえも変えられるだろう。
嗚呼、実に残念だ。 我が苗木《セカイ》で出会えていれば是が非でも貴様を手に入れたというのに。
[大げさに両手を広げ、嘆いて見せる。]
(94) 2014/06/09(Mon) 17時頃
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……呑気に解析する猶予があると思うか。 私の群体(からだ)との互換性はないだろうしな。
貴様が機械漬けの人ならば。 私は既に人としての身も心も当にバラバラだ。 それを受け取っても無事所持していられるか――。
[差し出されるピルケースを断ろうと大仰に頭を振っていると、微妙な振動を感じ。]
[――ビシィ!]
[月面に亀裂が走り、崩落した>>48。 胸赤鳥は赤い翼を広げそのまま浮遊し回避する。
だが、観客>49>はそうはいかなかったらしく。 悲鳴のような声を残して落下していった。]
(95) 2014/06/09(Mon) 17時頃
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次元の亀裂ではないようだな。
[浮遊したままハルバードを担ぐ。 サイラスはどうするかとそちらを一度見やり、ひょいと開いた穴の中へと飛び込んで行った。]
(96) 2014/06/09(Mon) 17時頃
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―月《セレスト》内部―
……"それ"を渡せ。
[『欠片』を手にした少年>>53の背後から声が響く。]
(97) 2014/06/09(Mon) 17時頃
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"それ"は結末《ゴール》への道筋を見出していない貴様には無用の長物だ。
[『欠片』同士が共鳴してか。 舞い出す赤い羽根が微かに『同じ力』の気配を纏う。]
私は『アレ』を手にする事を"禁じられて"いる。 だからこそ、私は模造品《イミテーション》であろうともそれが必要だ。
――『銀の門』へと至る可能性を掴むために。
[先程までの興味半分の敵意ではない。 不穏に血色を輝かせ、哂いながらハルバードを構える胸赤鳥の姿がそこにはあった。**]
(98) 2014/06/09(Mon) 17時頃
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さあ、我々も向かおうではないか。
[ダンにそう声をかけた。 急ごうとはしない。
自身の帝國内部であれば、十分に余裕はある。 また、周囲の面々にも此方の余裕を見せておく事には意味があるのだから。]
(99) 2014/06/09(Mon) 17時頃
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[ざわり]
[ざわり]
[不穏に騒めく『アレ』に似た気配を。
『アレ』への適性を持つ主は感じ取るのだろうか。]
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─ ブラッド・ダーク・バビロン帝國・王宮 ─
……?なんだ?
[ラルフは此方に応じたか。 どちらにせよ、招かれざる客は帝國にとってのただの闖入者であったのだろう。一纏めといった形で、遠巻きにされるまでさしたる時間は要しなかった>>97]
…───ふん。
[白々と、辺りを見渡す。 どうやら手出しをしてくるという風ではない。 ……が、それはこちらから手出しをしない理由にはなり得ない]
(100) 2014/06/09(Mon) 17時半頃
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こそこそと…、
[セシルの掌に不穏な銀の輝きが凝る。 ゆらりとオーラが踊って、ざわと風が吹き上げる]
────してんじゃねえ!!!
[叫びと共に、小手調べとばかりに勢い良く腕を振り下ろす。 天を穿ち、細い銀の光が突き立つように監視者らへと降り注いだ**]
(101) 2014/06/09(Mon) 17時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/06/09(Mon) 18時頃
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― 異帝界:BDB帝國宮殿ヴィルセレナ ―
[さて、幾人の侵入者が闊歩する彼の宮殿は、ヴィルセレナ宮殿と呼ばれるのをご存知だろうか?
帝國で最も高貴な色は、黒、金、そして銀。 中でも黒と金を基調とした宮殿は全体的に昏いコントラストに覆われた高貴で落ち着きある、星夜-セレナ-の名に相応しき荘厳にして、異界に迷い込んだのかと、登城せし来訪者を思わせる、幽玄なる雰囲気を漂わせる、偉大なる宮殿なのだ。
まさに帝王の居城、世界統一を可とする時代の覇王 異帝ヨーランダ=アンギュロス=ブラッド・ダーク・バビロンスにふさわしい!!!
宮殿の外に出れば、広大な城下、幾門も立ち並ぶ、インペリアルゲートが拝めるのだが、今回は時空事情により眺められないのが実に惜しむべき点だろう…。それほどに広大な帝国なのだ。
そんな中、帝國騎士(皇帝直属、神門騎士団でなく、帝國の正規騎士団長だ)ベネットは侵入者の監視任務ではなく。 随分と"力ある"者達を察知し、宮殿を守る守護結界を巡らせていた。
妖精文字が宮殿で躍り、幾ら暴れても、宮殿には傷ひとつつくまい。 早速どこぞで銀の閃光走る気配に、ベネットはふぅ、とため息をついていたのだった**]
(102) 2014/06/09(Mon) 18時頃
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― 漏れ聞こえる不穏な気配 ―
[…時此処に至り、俺はため息をついていた]
レティーシャ。ぶん殴る事に罪はないと思うけど。
短期は損気、ゆっくり落ち着いたほうが…
[勿論、鼻柱を思い切りぶつけた張本人(自覚なし)が宥めても
逆効果な気配しかしないのが悲しい哉]
――――… あ。ごめんやっぱりOK。
眠気覚める一発をどうぞ俺の分も含めて。どうぞ
[但し、一応宥めようとした俺も即効寝返ったのだ。
所で余談だけど、もしかしてこの中で最も良心的な存在は、あの皇帝陛下では無いかな…*]
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―名も無き孤島― [決意新たにグングニルを握り締めた頃、彼は何時もの如く、何も変わらない様子で現れた。>>@4]
僕にとってはあの戦場の直後なので、久しいという感覚は無いのですが…。 それにしても、貴方はいつも突然ですね…。 その突然現れる様子にも僕はすっかり慣れてしまいましたが…。
[そう言って困った様に笑う。 兜を脱いで、墓の上に置くと、改めて彼に向き直り…。]
そうですね。 一番聞きたい事はなんとなくわかった気がします。 でも、確認だけはしたいですし、他にも聞きたい事は山の様にありますよ?
この世界は音虎が救った…その認識は正しいですかね?
[問い掛ける様は、なんの疑いも無く、穏やかな笑みと共に声掛けて。]
(103) 2014/06/09(Mon) 20時頃
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――月面――
うわ。
[月面に全力を持って叩きつけられるハルバードの威力>>94に、避けてよかったと心から思う。 切り結んだりしようものならひとたまりもなかった。]
……そうだね、そういう事になる。
[基本機能の件については、肯定するが。 続いた評価、感想には、苦く笑う他なかった。]
(104) 2014/06/09(Mon) 20時頃
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お褒めいただきありがとう。創造《想像》するのは得意技だよ。 けれどね、そんなに大それたことが出来るなんて、買い被りだ。 僕の力は所詮作り物《イミテイト》。世界《夢》の在り方を変えられるなんて、出来るならそもそもこんな事態引き起こしはしない。
僕には"まだ"脳《リソース》が足りなさすぎる。
[とんとん、と人差し指でこめかみの辺りを叩いてみせる。 地動とともに月面が裂けた>>48>>95のはちょうどその時か。 予測外の事態に反応が遅れるも、高所は障害ではない。 自由落下しかける身体を壁面を軽く蹴って起こし、軌道を捉えるとそのまま真下に降りる。]
(105) 2014/06/09(Mon) 20時頃
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――月《セレスト》内部――
[随分と下は深い。カリュクスは無事だろうかと見渡すと、色彩が砕けて散った>>53。 何が、と思うよりも前に、胸赤鳥《ロビン》が残されたカリュクスに歩み寄る。]
――『銀の門』? あれを開きたいのかい。 どうして? それこそ神にでもなろうと?
[その執着>>98に、疑問を呈する。 既に目的《ゴール》を見出しているのか、それとも私利私欲故か。 問いはしたものの、答え自体には興味がないといった素振りで、片手でベルトポーチを漁る。]
(106) 2014/06/09(Mon) 20時頃
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欲しいなら、ほら。 僕が持っていても仕方のないものだ。
[取り出したのは、同じような陶片だ。彼の欲するのと同等の"力"を有しているのが見るだけでもわかるだろう。 カリュクスの手にしたものよりも幾らか大きい。]
話によっては、力になれるかもしれないけど。
[微弱なれども、世界を書き換える男が、今度は答えを求めて、問うた。]
(107) 2014/06/09(Mon) 20時頃
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― 孤島 ―
[トルニトスは、周囲を動く反応を感知する>>8。やがて、反応のあった生命体がトルニトスに触れた>>41]
(108) 2014/06/09(Mon) 20時頃
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パァァァ ァ ァ ア ア ア ア ア ア
(109) 2014/06/09(Mon) 20時頃
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[アルフレッドと、その近くに居た者は、光に包まれた]
[『アレ』を持っていなければ、>>1:@2 13へ*移動*]
(110) 2014/06/09(Mon) 20時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/06/09(Mon) 20時頃
トルニトスは、その姿が消えた跡にリコリスの花弁が一枚残った
2014/06/09(Mon) 20時頃
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− ブラッド・ダーク・バビロン帝國 王宮内 −
この王宮内のことも少しは知っておかねばならないからな。
[ダンはヨーランダと共に歩みながら]
(111) 2014/06/09(Mon) 20時頃
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−−−−イエス・ナイトメア・ゼノ・インペリアル
[盟約が、完了した瞬間であった**]
(112) 2014/06/09(Mon) 20時頃
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そうともよ。俺は結局…目的は一つしかない。 冥王との戦争も、世界に混沌をもたらすのも、法の神へ挑むのも……総てはただ一つ。 ”始源の乙女”ヨーランダ―――――この腕に掴み取るために。
故に、冥界に落とされようとも! 法の神にヨーランダの魂を3つに分かたれようとも! アイン・ミラベル・ワルプルギス……その転生した3つの魂に挑み滅されかけようとも! 他の次元に魂を隠されようとも……
求めるのだ。何度でも!そして…
(113) 2014/06/09(Mon) 21時頃
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…そしてそれ以外の事はどうでも良いのだ!
[ガタン!椅子を蹴飛ばすように立ち、魔皇―――まだあどけなくすら見えるその眼前に立ちはだかる。]
……確かに!この館は極めて不安定、下手に事を起こすと余波で我等も永久に時空の迷い子となりかねん。 まあ、冥王たる者にそのような運命、訪れるとは思わんがな…
では行こうではないか。そして貴様は逝け… 王の戦を見せてやろう。冥府(ヘル)でな!
(114) 2014/06/09(Mon) 21時頃
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[厨房から扉が開く。馴染みのあるあの冥府の空気が流れ込んできた。 血よりも紅く、闇より昏い。 魂弱い者なら触れただけで正気を失いかねぬあの瘴気だ。 ―――――今となっては最早忌むべきものではなく、懐かしい]
さあ。再び戻ってきたぞ。思ったより亡者の数が減っているような気がするが…… まあいい。それはまた後だ。
[左右の手を振り掲げ、果てなき暗黒の空を仰ぎ見る。 神にこの地へ堕とされた時より、幾度となく仰ぎ見た空だ。そして、己がその手に掴むべき空だ。 その下で、両手を掲げる。総て(∀)をその手に掴む―――その決意]
(115) 2014/06/09(Mon) 21時頃
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―セイカノセカイヘ―
はあ、ここは何とも奇妙な世界ですねえ。 ………、
[扉を開けて、その光景にしばらく気を取られ。 背後からの、泣いていた娘とは同一人物とは思えない声色と背を押す力に疑問を口にする前に、たたらを踏んでその「セカイ」へと招かれる。>>91
そのまま数歩、光瀬から距離を取るように離れ、振り返る。]
……先程の、あれ、嘘泣きでしょう。 光瀬さん。
[疑問ではなく、確認だった。]
(116) 2014/06/09(Mon) 21時頃
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―名も無き孤島―>>103 [騎士の反応には、優雅なる笑みを浮かべただけである。 数多の“世界”を巻き込んだ、壮絶なる戦いの果て―――]
御前の問い、総てに答えられるかどうかは 私の規則《ルール》に従ってになるがな。
その問いには答えよう。
確かに。 黄金の螺旋階段を上り――選び、得た力をもって。 音虎が、彼らが、世界を救った。
[一つ、風が吹く。花が騎士とルーカスの間を舞い、通り過ぎた。]
(@7) 2014/06/09(Mon) 21時頃
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