73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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…忘れたいだけなんだ。
ただ、辛い、だけ……
[シーツを握る手に力が入る。
ぽたぽたと涙だけが零れて。
答えの声に、違和感すら感じずに]
…もう、いやだ…。
[夢から目覚めさてた声は、2つ。
1つはベネットのもので、もうひとつはエリアスのもの。]
うん?どーしたのー……
[寝ぼけた声が、モリスの後を追うように問う。]
ん〜?どうしたんだろうね、この子。
[答えを返すのは薔薇の精]
随分混乱してるみたいだけど?
君達なんか言ったの?
……っ。
[聞こえてくる嗚咽。
エリアスは何を忘れたくて、泣いているのだろう。
近くにエリアスの同室のセレストがいるだけに、複雑な悲鳴が洩れる。]
…キミ、誰かしらないけど。
バイトで、とか、言っていなかった?
[モリスが薔薇の精としていたやりとりはおぼろげだったけれど、夢の中できいたのだろうと。
この少年は一体いつこの声の異様さに気付くのだろう]
バイトなら…誰とでも、できる?
忘れさせて、くれる…?
……いいんスか。忘れちゃって。
[モリスは少し躊躇を見せると]
オレも忘れたいこと、あるし。
先輩がいいなら、『手伝いますよ』。忘れたいなら。
[セレストが放った自己責任という言葉が重くのしかかる。
それで、きっと、いい。
自分には負い目があるのだから。サイラスには綺麗なままでいてほしい。友達のまま、そのままで過ごせれば。
金で自分を売った、汚い自分にはきっと相応しくないのだから。]
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― ??? ― [カタン………] [軽い音の後、カタカタと何か動く音がする。 フィリップは真っ暗闇の中、 色鮮やかな姿もなく、佇み、周囲を見渡す。 そうすると、音の原因がわかった。 そこには、投写機があり、 (それはフィリップからすれば最新鋭の機材だった) 暗闇に一筋の明かりを投げることで映像を映し出す。] …………… [映し出されるのは現実と違いモノクローム。 映し出されているのは、 まだ、小鳥に過ぎない鮮やかな姿を 抱えた子供のフィリップ。]
(431) 2011/12/24(Sat) 23時半頃
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むにゃ……。
[未だ夢現。2人の会話は聴いているけれど、脳みそには届いていないようで。]
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[フィリップは知っている、この光景を。 この先に何が起きるのかも。 だから、必死で機材を止めようとしたが まるで張付けられたように身体が動かない。] [画面が切り替わる。写るのは女性。 中年に差し掛かるか、かからないか…… フィリップはそれが誰かを知っている……母だ。 その表情は…………] …………やめっ!! [見たくなくて目を閉じたくでも閉じられない。 痛い……とても…………]
(432) 2011/12/24(Sat) 23時半頃
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― 食堂 ―
……………っ!! [フィリップは目を覚ます。 何か、酷い……考えかけて緩く首を振る。 酷い寝汗だ……それにしてもここは……? 周囲を見渡せば、食事と、 葉を食べる色鮮やかな姿とマシュマロが一つ。 音落ちる前の自分の行動さえ、 ちゃんと思い出せずフィリップはシーツで 汗をぬぐいながら緩く首をかしげた。]
(434) 2011/12/24(Sat) 23時半頃
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……どこまで行けばいーんすか?
さすがに場所は選んだほうがいいと思うんスけど。
[モリスは少し困った様子でエリアスに告げる]
…防音室。あそこなら、聞こえない。
[逢引も、それ以上のことも]
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― 食堂 ―
……えぇと……
[色鮮やかな姿は葉を食べているし 食事は盛られた内容からも、自分自身で ここに置いたのだろう。 ……それにしては、マシュマロの存在が異質だが。] [シーツを被っているのは、そうだ、寝ようと思って ……食事にに起こされたんだ。]
[一つ、一つ、散らばっている記憶を辿る。 そのうち行き着いた一つに、 フィリップはそっと自身の頬に触れた。 触れれば微か痛む。淡い傷。 ふと、薔薇の香りが意識に潜り込んだ気がした。]
(443) 2011/12/24(Sat) 23時半頃
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……わかりました。
今、たまたまカギが開いてたんで、中にいます。
キミが…モリス…?
[余りに悲しみすぎてうつろになった眼は
彼を見る。
戸惑うことなくその胸元にほほをよせて]
約束。忘れさせ、て……
オレがモリスですけど、ね。
[来るなりエリアスが胸元に飛び込んでくるのを見れば、その髪を優しく撫でて。]
別に、いいですよ。オレで良ければ。
一緒に、暖まりましょうか。
つーか、何してもらいたいっスか?
バイトですから、ご要望とあらば、何でもするっスけど。
[エリアスの耳元でこっそりと囁く。]
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[シーツを一度身体にかけなおし フィリップは冷めた食事……最低限と言った風の ごく微量のそれら。を、空腹だった胃に詰め込む。 冷たい食事は身体を冷やし、途中小さくくしゃみをし。 食べ終わってから、色鮮やかな姿に手を伸ばし その腕に抱えあげた。 卓上に残るのは、マシュマロと言う存在。 どれだけ散らばる記憶を探しても そこにこの存在はなかった。 ……腕の中の色鮮やかな姿は それがどうしてそこにあるか知っていたけれど。]
(456) 2011/12/25(Sun) 00時頃
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…抱いてくれる?
[その声は、エリアスのものではなくて、
薔薇の精のものだとは気付かれまい。
元々枯れそうだった薔薇の木、求めるものは人の精気なのだ、と]
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