47 Gambit on board
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やっぱり貴方の言う事、よく分からない。
……。
ボクが泣かなければ、ってそういう事なのかな。
[ゲイルを泣き止ませるには泣いてなければいい、と言われたことを思い出す。]
ゲイルは、ディーンとテオドールのことは気付いていたが気を使う余裕がないらしい
2011/03/27(Sun) 23時半頃
≪ 使われるだけだから、
自分で止めることが出来なくて
だから、壊れる。 ≫
≪ でも、きみは、
出来る、でしょ。 ≫
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[ちらりと覗いた赤、傷を見慣れた者が見逃す訳もなかった。帝都において襲撃されていない彼が血が滲む程の怪我を手首にしているのは不自然。まさか変な倶楽部のシュミがあるわけでもあるまい。 しかし、自分を襲った襲撃者と己の中で確信しても抱き上げようと延べられた手を避けるでもなく、告発もしない]
昨日から強制搬送されてばかりだ。 話せれば、別に道すがらでもいいです。
べネット殿、昨日私を襲撃した方には、殺意がなかった。出血が多いのはそうでもしないとふせらぬと知って選ばれた手段でしょう。とても妥当です。
が、どうしてなのでしょう、考えても、答えがでない。
襲撃者が何を思って第二皇子の即位即ち大戦を望むのか。 『守る』戦いでは何故駄目なのか。
直接聞ければよいのですが、そうもいかず。 お忙しいとは思うのですが、第二皇子を推されているべネット殿がどう考えておられるか聞いてみたかったのです。
[服越しに手首に触れる。痛みを和らげる程度に、傷に治癒をかけた]
(353) 2011/03/28(Mon) 00時頃
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出来る、のかな。
[カタカタと鳴り出す金属物。
逸らしたものの傷つけたイワノフを見て。]
止めたい、とは思うね。
今は…。
助手 ゲイルは、メモを貼った。
2011/03/28(Mon) 00時頃
≪ うん。 ≫
断言してから。
≪ すぐには、無理でも。
そのうちは。 ≫
≪ ゆくゆくは。 ≫
段々と適当なニュアンスになっていった。
……―――。
[どんどん確証なくなるのに、自分でも気づかぬほど僅か苦笑する気配。]
今度。
第9師団に制御装置の改良を依頼する。
帝都に居ても疲れないように。
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[べネットの言葉を真直ぐに目を逸すことなく聞く]
和平の道は大戦を選ぶより困難…私も、そう思います。
足りない…そうですか。
聞いてばかりでは失礼ですね。 私は…迷い悩む皆を見て
[それは襲撃者も含め、というニュアンスで語られる]
安易な方へと諦めて思考を放棄しない皆なら、成せると信じます。 確信を得る、それはとても難しい。可能性にかけるには、国はあまりにも大きい。 しかし、苦難の道を行けると、信じずには何も踏み出せない。
(383) 2011/03/28(Mon) 00時半頃
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[囁きに目を細める]
私たちには貴方の力が必要だと思う。 …謝罪などいりません。もとより、私を襲撃したことを咎める気などなかったのだから 可能性を―――信じて欲しい。
[返答はあっただろうか。去って行く三人の背を大人しく見送った]
(384) 2011/03/28(Mon) 00時半頃
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≪ そう。 ≫
≪ ………… ≫
やや、間をおいて。
≪ ミッシェルに、話しておく。 ≫
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[テオドールのぼやき、ディーンの士官学校からやりなおせとの苦言は聞こえていたので、苦笑を漏らす。返す言葉も無い。昔から無茶をしてはいわれたものだ。
そして三人が去れば、今度こそ意識を手放して倒れ臥す。
気力と、テオドールから分けてもらった力でで保っているようなものだった。 それも尽き、貧血特有の浅い呼吸を繰り返す。
慌てた医療班により宮廷の医療室に運ばれ点滴を受けるのは、すぐ後のこと。
襲撃者の意図を皆に伝えられぬことだけが、心残り*]
(391) 2011/03/28(Mon) 01時頃
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[揺れる店内。
伺うように、マイコフへ視線を向けた。]
[ベネットの姿に、カウンターに置かれた通信機を見て、首をふる。
壊れたのだと。]
そうだね。
磁気が残っていて。
キリシマ師団長に万が一があっても、困るから。
……ありがと。
[色々な事へと。]
[そして、君に何かあれば、あとは引き受ける、といったうように、真摯にその目を見てから、伏せる。]
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