人狼議事


204 Rosey Snow-蟹薔薇村

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 違う ラルフのせいじゃない 違う
 ………………

[ほと ほとと
 滴が目からこぼれる]


 一緒にいられなくなる

[どうして こんな獣と 大事なラルフを 
 一緒に旅をさせてくれようか?]



 ーーー一緒にいられない

[どうして 今後 ラルフに一切衝動を向けないなんて
 己を信じられようか?]


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/11/18(Tue) 21時半頃




 ……一緒にいられないのは、悲しい、よ。


[涙止まらぬ様子に、悲しげな色がかえる]

 ――フィリップ。




 けどーーーーけど



 一緒にいたら いつか 食べてしまう
 いつか 終わってしまう
 いやだ 俺 ラルフ 食べたくない……っ


 でも 食べたいって 思ってる



 ――――フィリップ。


[食べられたら、フィリップの一部になる。
 けれど、声は聞こえないし。

 温かさも、感じられるか、どうかわからなくて]


 ……たべなくても、いっしょにいたいのに、ね。


 



 
 …………一緒にいたい ラルフと
 痛いよ いたいけど…………



 一緒に…………そばに 




[それだけで  ーーーーいいのに]


 


 ――うん。
 いっしょに……それだけでいいのに。


[衝動の、抑えることのできない強さ。
 それは、どうしようもないもので。

 フィリップを、ただ案じている。

 それと同時に――

 同じものを感じてしまったら。
 きっと、抑えることなどできないと、思う]


 ……それだけが できない

[獣であることも悪くないと思った
 それが すぐに転じられる

 一緒にいられない ラルフを傷つけた
 それでも 大丈夫と 言ってくれる
 ラルフといられない


 きっと いつか抑えが効かなくなる
 同調した感覚 何に?]




 ――……悲しい。


[傷つけられてもいいと、思えた。

 食われるのも、悪くないと、一瞬。


 それは、危険で。
 たったひとり、フィリップを残したくなくて。


 けれど、傍にもいられない、それが]

 かなしい、ね……


【人】 許婚 ニコラス

[彼は。
彼の目は、熱っぽく。
真白の肌に湖が出来ているようだった]

 ……。

[彼の爪に指の腹に、牙を立てる。
微かな抵抗感の後、ふつりと口の中にシロップの味が広がった。

撫でる手に目を細めながら、ベッドに乗り、腕をついて彼の体の上に被さる。
温かな身体が近く、心地いい。
顎に力を入れたら、爪が割れて。
ぱきんと飴の砕ける音がして、それからまた固いものに歯が当たった。

噛み砕き、喉へと送る]

(373) 2014/11/18(Tue) 22時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 ディーンは、――なんで食べられたかったの?

[彼は。
ずっとなにかをねだる目をしていた。

彼を見下ろして、赤く汚れた口で笑んで。
親指で自分の口を拭いた後、彼の唇へその親指で朱を差す。

そのねだる目はとても綺麗で。
とても辛そうだったから。
これで、彼の望みが叶うというのなら、それはよかったな
そうして、その目が。
僕の物になるのだから。

彼にすり寄って、首筋にキスをして。
体をずらして、腹に耳を当てた。

心臓の音がする]

(375) 2014/11/18(Tue) 22時半頃

 うん…………

[ラルフは


 逃げなかった 怯えなかった 避けなかった

 牙を 受け入れてくれた


 それは危険で
 ラルフには笑って欲しい
 傷つけたくない 痛いと思わせたくない]



 ーーーーーーうん

[どうしようもない 感情だけがつもる
 同じように思ってくれる けれど悲しい]


[どうしようもない。
 悲しさだけが、つのる。


 あんなに、暖かかったのに]

 …………衝動を、抑えるすべを覚えたら。


 そしたら……


[覚えるまで、
 それまで、衝動に負けずに。

 そうしたら、きっと。
 そんな、夢を思う]


 ーーーー………………

[そんな未来があるのだろうか?
 そんなすべを身につけられるのだろうか?

 向けてはいけない 衝動を
 向けて傷つけてしまうような 己に

 深く 深く 光のない 海の底に
 沈んでいく感覚
 冷たさで手足の感覚は痺れ 

 ラルフの言葉 信じたい
 けれど 自分が信じられない]


 …………寒い…………

[温もりが欲しい]








[例え それが血の温もり でも]



 ――……フィリップ


[案じるけれど、遠い。

 止めることも、できない。


 いつか、フィリップと同じようになるのが、わかる。
 きっと、それはきっと、遠くない先の話で。

 だからこそ、フィリップを案じている]


 ーーーーーー………………寒い


[深く 光の届かない海に 沈んだ
 彼の意識は 名を呼ばれると
 ぽつり と 地上に届く前に
 水に溶けてしまう泡のような
 小さな 意識を 零す]



 ……いま、ホレーショーに伝えたから。

 だから……

 フィリップ、……


[衝動を堪えるの、無理をさせるのと同じだから。

 無理しないでとも言えず。

 ただただ、案じる気持ちだけを向けて]





 ーーーーー………………うん

[ぽつ と また 淡い意識が 一つ
 水面 暖かい陽射しが あるのを知っている
 けれど 手に 脚に 解けない 鎖
 沈み切った 重い体 もう 浮上するために
 足掻く力もなく ただ 届くもだけ
 辛うじて 窒息死をまぬがれ]


【人】 許婚 ニコラス

[シャツをずらして、見える素肌は白い。
雪明かりに照らされたすべすべの肌にすり寄り、彼の声を聞いていた。
怖いものも優しいものも届かない部屋の中。
聞こえるのは、荒い息、心音、声。

迷子みたい。
迷子の犬みたい。
可愛い]

 かわいそう。

[彼の訴える理由に息を吐いて。
こちらに触れる彼の手を握る。
あんなに近くにいたシメオンは。
きっとディーンが必要だったのに。
だって、彼は保護者なんだから。
かわいそう。

ふと、返してあげなきゃと思ったけど。
それは、彼の続く声で簡単に消えちゃった]

(392) 2014/11/18(Tue) 23時半頃

【人】 許婚 ニコラス


 ほんと?うれしい。

[顔をあげて、笑って。
甘えた顔で目を細めて、彼の笑みを眺める。

腹を舐めた。
唾液の跡がきらきら光って、とても綺麗だった。
少し海の味がする]

 僕はねえ。
 君の弱い顔が好きだから。

(393) 2014/11/18(Tue) 23時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 だから、君が。
 君が僕だけを見てくれるのは。

[うれしい。

くつり、と喉の奥で笑って。
きちりと歯を腹に立てて、僅かに食いちぎった。

やはり、彼の肌は甘かった]

 んくっ……。

[動物の子供が乳を飲むように。
血を舐めて、また歯を立てる]

(394) 2014/11/18(Tue) 23時半頃


 ――――


[かろうじて、届く。
 その伝わる思いに、ただただ、案じている]

 ……すべて、終わったら。

 きっと、……


[衝動をおさえることができたら。

 できなくても――大事な人たちが残っているのなら。

 きっと、やり直せる、はずで]


[終わったらーーー全て終わったら
 最期はーーーーー嗚呼]



 食べたく…………ない……

[全て終わったら…………きっと
 食べないでいい きっと もう 誰も食べない
 だれも 傷つけない ただ きっと寒いだけ]


 うん……


 ……――フィリップ。
 さむい、ね。


 寒いーーーーやだ 食べたくない
 いやだ…………いやだ…………



[けれど 水面は遠くて もう遠くて
 届かない ただ 嘆きだけが
 ぽつり こぼれるままに]


[伝わる嘆きに、
 胸が痛い]

 ……フィリップ。


[ただ、名前を呼んで。

 衝動にのまれたのがひどくならないようにと、願う]


[口元 微か シメオンの 血の味]


 いやだ…………助けて…………やだ
 やだよ……やだ

[ただ それは 案じる 微かな それを
 悲しませるに過ぎない けれど
 抑えきれず 浮上出来ない意識は
 耐えきれず ただ ただ ほつれる]


[伝わる思いが、痛い。
 悲しい]

 フィリップ。

 ――……いま、ホレーショーがそっち、いくから。

 だから、大丈夫……


[ただ、大丈夫だと信じたくて。

 言葉を重ねた]


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