人狼議事


208 【突発誰歓】ーClan de Sangー【R18薔薇】

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【人】 負傷兵 ヒュー

 ――……あの、

[戻っていい、その言葉に椅子を立ちかけるも、触れた掌が離れる前に唇を開く。
僅かの間、言葉を探して。]

 その、……曲を、……聞かせて貰えない、か、……ですか?

 どうせ戻っても、……俺、その、洗濯とかしなきゃだから。
 ……仕事サボる、口実を、……とか、

[言葉を選びながら口にするうちに、だんだんと視線は自らの手元へと降りていくだろう。
我ながら、何を言っているのだとは思うけれど、一度言葉にしてしまった以上取り消しはできない。
それが、上位の者に対する、下位の人間からの言葉であっても。
指先は、自らのシャツの裾を弄ぶ。]

 ……迷惑なら、いいです。……ごめんなさい。
 けど、……俺みたいなのに、聞かせたいって言ってくれたのに、……申し訳なくて。

[音楽に対する知識はからきしだ。
けれど、そんな風に自分を気にかけてくれたのならばと、微かに口元ははにかむように微かな弧を描く。]

(239) 2014/12/28(Sun) 23時頃


 俺の生き死にんなんて
 どうでも良いと言ってなかった?

[まだ、死にたいのだったかと問われて、テーブルに頬杖をし、伺う様に笑い。]

 そういや、あんたは俺と寝た事ある?
 
 あはは、一度くらいは、
  俺はあんたを口説いたかもしれないね

[ニコラスとの会話を思い出しそう笑い。]


【人】 負傷兵 ヒュー

[覚えていられない記憶の断片を、誰かに負わせることは、負担になるのではないだろうか。
そんなことをが過っていたものだから、良かったというその言葉に安堵した。

人一人分の重さを失った蓋に指先から力が加われば、く、と微か抵抗を与えながらも動くのだろう。
こういう風に開くのか、とは思えども、下手に触っては壊してしまいそうで、また蓋は閉じられる。
指を離せば、滑らかな表面にくっきりと指紋が残っていた。]

 仕事っていっても、……俺の部屋の片付けだから、嫌ならやらなきゃいいんだろうけど。
 ……何かしていないと、落ち着かないから。

 ……貴方のピアノを聞く、ということで。

[駄目でしょうかと苦く笑うも、演奏をするという返事に、その苦さも何処かへ遠のくのだろう。
言われるがままに椅子の端に寄れば、幅を取らないようにと掌を膝の上に置く。

その掌が蓋を開き、白と黒の鍵を晒すのを視線はじっと追う。
演奏が始まれば、それはその指先を。

そして、演奏する横顔を。]

(253) 2014/12/29(Mon) 00時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[指が鍵盤を叩くのに、微か、身体を揺らして。
そのうちに瞼を閉じれば、音に浸るように。

聞いたことのない、音楽だった。
このクラン内で、真面目に音楽に向き合った事など無いのだから、音楽自体に慣れないのも仕方がないのかもしれない。
けれど、やはり耳に慣れぬ旋律で。

閉じた瞼に、一瞬だけ、昨日彼が語った“夢”の断片が映った気がした。

再び瞼を開いたのは、終わりと告げるその声に。
此方を向く顔が笑んでいるのに気付けば、はにかむように笑み返したか。
演奏の終わりに、拍手を向けるという知識は、無い。
代わりのように、ゆっくりと頭を下げれば、椅子を立つ。]

 ……ありがとうございました。

 あの、音楽のこと、俺知らない、けど。
 ……嫌いじゃ、なかった、です。

[そこまで告げて、もう一度、頭を下げる。]

(254) 2014/12/29(Mon) 00時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 ……また、聞かせてください。
 仕事サボって、聞きにきます。

[扉の方へと歩み寄りながら、その一言は付け加えるように。
迷惑でなければ、と添えれば、また照れたように笑うだろう。

引き止められなければ、そのまま部屋を抜け、自室へと戻っただろう。]

(255) 2014/12/29(Mon) 00時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[娯楽室を抜けて後。
真っ直ぐに部屋へと辿り着き、寝台の上で散らばった包帯の残骸を拾い集めていく。

当分弾くことはないという、その言葉に寂しさを覚えたのは事実だった。
きっとその間に、あの旋律も忘れてしまうのだろうから。
そしてその事を、寂しいと思った事すらも、同様に。

何時まで、何処まで、何を覚えていられるのか。
拾い上げた、包帯とは違う布を丁寧に折りたためば、書き置きと同じ引き出しへと入れた。
決して整頓されていない引き出しだった。
入っているのは、書き置きや布だけではない。
例えばチョウスケが折ったのであろう紙細工や、上位の者に書いてもらったのであろう、クラン内での文字の一覧表なども入れられている。

かつての自分が、失くさないようにと思って仕舞いこんできたもの。
けれど、今の自分にとっては、それらがどのような経緯でこの引き出しに入れられたのか、殆ど思い出せなくなっている。]

(260) 2014/12/29(Mon) 02時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[そのうちに、自分という存在も曖昧になってしまうのではないだろうか。
何もかも忘れて、ただ、傷だけを抱えて生きる存在となって。]

 ………、

[引き出しを閉めれば、残りの包帯を拾い集めていく。
ふと、細い瘡蓋の残る指先に気付けば、眉を寄せた。]

 やっぱり、……この傷は、癒えるんだな……

[血が止まった事からも、予想はできていたのだが。]

(263) 2014/12/29(Mon) 02時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[赤黒く染みの残るシーツを剥ぎ、汚したシャツと共に裏庭へ。
昨日干したシーツは回収されたか、紐も既に結わえられていなかった。

洗い桶に水を貯め、汚れたシーツを踏み洗う。
こびり付いた赤色は、落とすのに時間がかかりそうだった。

いっそシーツに染みをつけるように、この身体に新しく傷を刻んでいけば、痛みとともに記憶していられるようになるのだろうか。
残る傷と、新たに増える傷とはきっと性質が違う。
だから、癒える前に新たな傷を刻んでいけば―――]

 難しい、……だろうなぁ……

[そう呟けば、そんな“もしも”の想像を打ち切る。

痛みが嫌だと、苦痛は嫌だと。
あんな惨めな思いはもうしたくない、あんな過去なんて忘れてしまいたい。
人並みの幸せを、得たい。

寝台の上、まだ新しい傷が残る身体で主に願ったのは、他ならぬ自分なのだ。**]

(265) 2014/12/29(Mon) 02時頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2014/12/29(Mon) 02時頃


負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2014/12/29(Mon) 02時頃


 ―或る日―

[雲が途切れ、また陽が入り。
昏く翳っていたその場所を照らす。
男は足許に転がるものを見る。

揺れる金の髪。
蒼ざめた膚は、最早生者のものではない]

 ……ぁ……。

[目の前掲げた、痺れて色を失くした指先が、
小刻みに震えるを不思議そうに眺める。
『それで良い』耳を打つ、囁きの気配に振り返れど、
黒衣の魔女はもうどこにもいない]


[やがて遠く喧噪の声がする。
森を抜けた先に或る城には吸血鬼が棲むと謂う。
其処に城があったか、其れがいたか、真実は不明。
だが、まともな人間は誰もその場所に寄り着こうとはせず。

だから、其処へ逃れようと走り出した。
生き場所を願ってか、或は逝き場所を願って**]


負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2014/12/29(Mon) 13時半頃


ー或る日ー

[握り返した手は吸血鬼である私のそれよりも冷たかった。

私の記憶はあの日からでいいのだと思う。
それまでは孤独な死という日々を生きていた。

古城を訪れる影一つ。
この吸血鬼の城をわざわざ訪れるとは誰だろう。
迷い込んだ妖精か悪魔か。
吸血鬼である自分以外に幻想を体現する存在は
目にしたことはなかったけれど。

ともかく私のことを恐れもしなければ迫害もしない
彼が人間であるとはその時は思わなかった。

だから彼に手を差し出した。*]


【人】 負傷兵 ヒュー

[洗い終えたシーツを洗濯紐にかける。
風にざわめく木々の歯に、裏庭から空を仰ぐ。

シーツに残った赤は、完全には落ち切らなかった。
ここにある洗剤では駄目なのだろう、そのうちに“業者”がやってくる。
本当は、この作業も不要なものだとわかっていた。
わかっていたけれど、

洗い桶を小脇に、抱え部屋へと戻る道を行く。
常通りに、道具とを全て、片付けて。]

 ………

[暫く、自分の掌を見下ろしていたが、立ち上がる。

そういえば、彼がこの時間、何処でどう過ごしているのか。
それすらも、自分は記憶していない。

書置きに残された、あの4の数字を探す足は、早足に。*]

(289) 2014/12/29(Mon) 17時頃

[最初に自分が手を差し出したあの子。

あの子と出会ってから、それまでの孤独とは違う時間が流れるようになった。

あの子が人間だと知り、いつかその日々が終わりを告げてしまうことを知った時、私はそれに抗う術を考えた。

その結論が吸血鬼である自分の血を少しずつ取り込ませて彼を不老にすること。
ついでに彼の記憶を失くさせて吸血鬼だと思い込ませれば、
彼はきっと自分と永遠に一緒にいてくれるだろうと思った。

だからそうした。]


[それから、自分とあの子が安心して暮らせる場所を
探して世界中のありとあらゆる場所に行った。

途中訪れた島国は閉鎖的な所でとてもじゃないが
吸血鬼の隠れ住むような余地はなかったが、我が子が増えた。

いつしか身を落ち着ける場所を見つけ、
「クラン・ドゥ・サン」と名付け、
仕事を任せられる執事も見繕い、
平穏で安寧な日々を過ごし……………]


【人】 負傷兵 ヒュー

[思い付く限りの場所は、回ったと思った。
ならば残るはここだろう、割り当てられた個室に彼がいた記憶はあまりない。
いつだって、図書館に行けば彼はいたから。

僅かに乱れた息を正しながら、緩く握った掌を扉へ打ち付ける。
一度、二度、音を高く鳴らす。]

 ……クアトロ、……いるか……?

[名を、呼ぶ。*]

(328) 2014/12/29(Mon) 23時半頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2014/12/29(Mon) 23時半頃


 私を独りにしないでくれ……。


[見上げた姿は、想像していたものよりずっと優しいものだった。
差し出された手は、冷ややかなものではなかった。

ただただ、寂しげに見えて、その手を握り返した時。
孤独な紅い眸に、仄かに揺れる灯の見えた気がした]

『いい子だ』

[何百回、それとも何千回となく繰り返し耳にした、
何時もの声。
永い間、その声の届く場所が己の居場所だった]


【人】 負傷兵 ヒュー

 ……良かった。
 ここ、お前の部屋だよな?

[出てきた姿に安堵の息。
体調が悪いのか、其処に素直に頷けないというのはある。
けれど、いま重要なのは其処ではない。
遠く響いた鐘の音すらも、置き去りに。]

 ……お前、後で、……時間、あるなら
 俺が覚えてるうちに、俺の夢を書き留めて、おいてもらえないか、
 ……俺より、字、書けるだろ

 俺だと、文字思い出してるうちに忘れちまう、から、……

[【4】の数字を見上げながら、そこまで一気に口にして。]

(348) 2014/12/30(Tue) 01時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 ……何か、作業中だったか?

[一息の間の後、そう問いかける。
部屋に満ちる匂いは、図書室の古い紙の匂いとは違うもの。
嗅ぎ慣れない、“知らぬもの”の匂い。]

(349) 2014/12/30(Tue) 01時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[来たことが無い、彼がそういうのならば初めて足を踏み入れる場所なのだろう。
彼の身体越しに見る、やはり見慣れぬ部屋の中。
置かれた道具の数々を、どう使うのかもわからない。
部屋の散らかり具合は気にならないので、素直にそう告げたか。]

 ……お前の空いてる時でいいけど、……今でいいなら、今がいい。
 ……薬、飲むより先に、……また、忘れる前に。

[忘れる事は怖い。けれど、思い出すのも、怖く。
だからといって、逃げてばかりはいられないのだろう。
自分が忘れたとしても、物語の一文として読むことができれば。
そして何より、【4】の彼が記録し、記憶してくれるならば。]

 ……重荷なら、捨ててくれていいから。
 けど、俺だと、持っていられない。

[眉を寄せ、視線を下ろし口にするのは、“お願い”の其れ。]

(354) 2014/12/30(Tue) 02時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 ……いんすぴ、れーしょん、

[拙く言葉を繰り返し、その顔を見上げる。
知らぬ響きでは無い、けれど知らぬ言葉のまま。

瞳を細め、細い記憶の糸を手繰る。
すっかり遠のいた記憶、けれど彼の中にはまだあるのだろう。
目を伏せ、首を横に振る。
常ならば、そこでやり取りは終わっただろうが。]

 ……教えて、貰えるか?

[躊躇いがちに、そう尋ねた。]

(355) 2014/12/30(Tue) 02時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 ……悪い、……有難う
 
[寝台に開けられたスペースに、腰を下ろす。
こんな場所で普段眠れているのだろうか、そんなことがふと気になった。

膝の上で緩く組む指。
視線は両手指の境を辿っていたが、頬に触れる指にその刺青へと。
阿呆、と、その口調にふと口元が緩む。]

 ……わかった。
 交換、な。

[その後告げられた提案に頷けば、唇を開く。]

(364) 2014/12/30(Tue) 03時頃

[かつて、その本を読んだ時、似たような話もあるものだと思った。
だから、きっとありふれた事だったのだろう、下働きの者を酷く扱う事も。

物語と異なる点は、幾つもある。

例えば子供は奉公にでたのではなく、物心ついた時から既にその地位にあったこと。
追い出されたのではなく、酷く傷を負った夜、支え合うように“友人”と二人、月夜に駆け出したこと。
月夜の荒野で地を潤したのは、その一人の血液だということ。
抜け出した一人は、今も尚生き延びているということ。

酷く飢え、渇いた身体にその血液はよく沁みた。
美味だと、その時確かに思ったのだ。]


 その後に、主と会って、吸血鬼という存在を知った。
 ……それで、その衝動が抑えられないならと思って、薬を飲んで、きて。

[けれど、自分が本当に怖かったのは、血を口にすることではなく、生き延びる為に友すらも利用する自分の浅ましさなのではないか。

掌で、顔を覆う。
不思議なもので、言葉にするとそれらは連鎖的に途切れずに連なっていく。
そこで一度、言葉を切る。]


【人】 負傷兵 ヒュー

 ……なぁ、俺らって、……血、飲まなくても生きていけるのか?

[それは、純粋な疑問。]

(365) 2014/12/30(Tue) 03時頃

[男は隣に座り、スケッチブックを開く。
 彼の口から落とされていくのは、『怖い夢』の話だろうか。
 まるで民話にでもありそうな物語。
 赤い血を啜った、働き者の少年の行く末。
 “友人”を糧にした、吸血鬼の話。

 話を聞いている間、男は声を出さなかった。
 真っ白なスケッチブックの中にペンを走らせていく。

 ただ、時折隣に視線を向けては
 彼がどんな顔をしているのかを、見つめて。]


[止まることなく語られた話。
 やがて、顔が覆われて言葉は途切れる。

 同じように一度手を止めてペンを置いた。

 無意識に手はのびる。
 肩へと伸ばし、軽く抱き寄せようと。]


[───人を殺した記憶。]

 …………。

[少しずつ、ゆっくりと、靄のヴェールが外れていく。
 生きるために友人を手にかけたのであろう彼の話を聞きながら。
 思い出すのは、男が『誰か』を殺めた理由。]


【人】 負傷兵 ヒュー

[皺の多いシーツは、長く交換されていない証のように見えた。
言ってくれれば、下手であっても取り替えただろうに。
それを申し出なかったのか、単純にそれを必要としていないからか。

広げられたスケッチブックに軽く視線を向け、クアトロの準備が済んだことを確認すれば、口を開く。
怖がる必要はないとその瞳が言うならば、自分も恐れず語ろう、と。]

(368) 2014/12/30(Tue) 04時頃

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