情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
[自分の唾液や先走りと精の混じったぬめりが、
達したばかりのサミュエルの雄を濡らしている。]
……きもちよかった?
[いつもと変わらぬ笑顔を浮かべ、お絞りで猫の口元と顎を拭う。
その後粘液で濡れた中心も拭いてやり、
使用済みのそれは、丸めてシルバートレイの上へ。]
ん。
サミー、汗かいちゃったね。
[汗で額に前髪が張り付いたサミュエルを見下ろす。
前を正してやり、チャックを引き上げる。
身体をどかし、猫の腕を引いて上体を起こすのを手伝う。
そうして、ふらついているようなら身体を抱きとめた。]
どうしてサミーが謝るの?
キミに悪戯をしたのは、僕なのに。
[
何故哀しいのだろう、何故謝罪を告げるのだろう。
不思議に思いつつ、涙の残る目元に口付けた。]
[
慌てる間もなく元通りになる。
その慣れていそうな動作にちり、と胸が焦げる。]
…………悪くはなかった。
でも。
[腰が抜けそうなまま引き上げられて、
腕の中に収まった。
今は顔が見えないほうが落ち着く。]
[耳に届く甘い声が心地好い。
もっと聞きたくて、胸を弄ぶ舌は執拗にヴェスパタインの体を嬲る]
ヴェスパかーわい。
そうしてると女みたいだな。
[揺れる長い髪に、カクテルのように甘い声。
どこもかしこも美味しくて、何時間でも食べていたいと思う]
本当に男との経験ないの?
[もう片方の胸の尖端を指でパンを捏ねるように弄びながら、
感度の良いカラダに嫉妬を隠せない]
――でも?
[
そんな響きをサミュエルの呟きから感じながら、
無理に聞き出す形ではなく、穏やかな声音で尋ねる。]
すごく、可愛かったよ。
可愛いサミーを教えてくれて、ありがと。
[猫を優しく抱きしめながら、耳元で告げる。]
不味いの、飲ませた。
顔、離してよかったのに。
[
犬ならここで俺もする、という処だろうけれど。
猫は耳が真っ赤なまま肩に額をくっつけて
顔を隠している、つもり。]
ん?
だって、サミーの出したものだからね。
[
嫌ならそれこそ、お絞りで性器を包めば良かった話だ。]
そんなこと、気にしなくていいのに。
……んー、いや、気にするか。
口でされるの、初めてだったの?
[真赤に熟れた顔を拝む事が出来ないまま、
頭頂部から短い襟足にかけ手櫛でときながら、静かに尋ねる。]
[
わかっているのに嫌な気持ちが出てしまって
そんな自分も嫌になる。]
慣れてた。
[ぼそりと言うと、腕の中に潜り込むように隠れた。]
……可愛くない。
[嬉しかったのに、素直にそう言えない。
自分のどこが可愛いのかもわからない。
もう、わけがわからなくて泣いてしまいたい。]
なんで、こんなこと……した。
俺の、ならなんで……?
[
そんな機会も、実際試したことも無いけれど。]
気にするだろ、あんなん。
初めて……、だったし。
[顔を埋めたままもそもそ話す。
酷い顔をしてそうだから見せられない。]
[
その言葉の意味を一度考えたけど、困った様に眉を下げ。
その表情を見る前に、サミュエルは顔を隠してしまった。]
かわいいよ。
僕で感じてくれて、可愛かった。
…………ごめんね、慣れてて。
[なんと言ってあげればいいのかが、解らない。
慣れてなんかいないと嘘をついたら、もっと悲しませそうだ。
重荷と枷と、――悪夢でしかない過去。
一度、その存在を確かめるように首筋の古傷に触れたが、
すぐにサミュエルの背中に手を回し、強く抱きしめる。]
僕の知らないキミを、見せてくれるって言ったでしょ?
だから、見たかったんだ。
僕に飼われたいって、言ってくれたから。
僕も飼いたいと、思ったから。
ん。 ――仕事のつもりで、こういう事したわけじゃないよ。
信じて貰えないかもしれないけど。
[
もう長いこと、他人にこの距離を許していない。
肌を密着させていても、ゼロの心の距離を許容した事は無い。
愛がなければ、ただの接触でしかない。
キスも、ペッティングも、セックスも。
その違いの説明を、うまくする事ができない。
――アリスをワンダーランドから家へ帰してあげるべきだ。
そういう考えも、少なからず頭に残っている事もある。]
っふ、ぅ……ん く
可愛くなんか、 ない
[マドカに翻弄されるばかりで悔しそうに言い返す]
ある──、 わけ、ないだろっ…
[実に健全な道を歩いているため、女の人としか遊んだことがない。
それなのに、こうも感じてしまうのは触られ方が違うのか
良いの所為なのか──マドカが相手だからなのか。]
まどか、そこ、もうやだ……
[執拗に嬲られ続ければ、体は一気に熱を持つ。
中でも一等、主張をする場所をマドカの体へと押し当てた]
変なこと、言った。
忘れていい、でも俺は可愛くないから。
[
失敗した、慣れている風を装っておけば
一晩の戯れで済んだのに。
重くてうっとおしい、厄介な感情が抑えられない。
これではただの客に戻れない。]
ふぅん……。
[気にしてない体を装いながらも、
自分が初めてだと改めて聞けば、にやにやとした笑みがこみ上げてくる。
熱を持つ体にまたちゅっちゅっとキスの雨を降らせながら、
押し当てられた主張にくすりと笑って]
もう堪えられなくなった?
[ズボンの上から手の腹で円を描くように撫ぜて]
手と口。どっちが好き?
ヴェスパの好きな方でしてやるよ。
飼われたい。
トレイルがいい。
俺の、―――になって。
[
感じるのは、トレイルなら大丈夫かもしれないという期待。
それでも怖いものは、怖くて。]
…僕がキミをかわいいと思うのは、僕の自由でしょう?
それはいけないの?
[
自分の思っている事を、拒絶されたような気持ちを覚える。
―――わすれていい。]
わすれて、じゃなくて?
[きっと今なら、引き返せる。
シュレーディンガーの猫を閉じ込めた箱には鍵をかけてない。
鍵をかけることは、怖くてできない。
強制的に閉じ込めた箱の中で、
猫が生きてるのか、 それとも死んでいるのか。
確かめるのは、とても哀しいから。]
…………ワンダーランドで、ずっと僕と暮らす?
[
肝心の部分は、うまく聞き取れなかったのだけれど。
包容を少し緩め、熱っぽい頬に触れてこちらを見上げさせる。]
キミが僕で、いいのなら。
[隣に居るのが、動物が好きな只の普通の青年Aでも、
サミュエルが求めてくれるのなら。
箱に鍵をかけてしまっても、許されるのだろうか**]
……悪い顔してる。
[まだまだ全然余裕のマドカの顔に一言。]
っな……!
[手か口か、選べと言われてもそんな事恥ずかしくて声に出せない。
ずっと続けられる布越しの酷く緩い刺激。
早く解放されたいのに、マドカはどこまでも焦らしてくる]
ンぅー…まどかの………ばか………
[手でも口でもなんでもいいから早くどうにかして欲しい。
意地の悪い質問に答えられずに精一杯の悪態を吐いて、
涙を零すに留まった]
悪い顔ってなんだよー。
[ニヤニヤ笑いのまま、ハグするように頬をすり寄せた。
恥ずかしくて口ごもるヴェスパタインが可愛くて、
いじわるするのを止められない]
オレばかだから、言ってくれなきゃわかんねーもん。
ねえねえ、どっち?
ヴェスパはどっちが好きなん?
[手のひらで感じる熱をゆるゆると弄びながら、
眦に浮かぶ涙をぺろりと舐めた]
可愛いなんて言われても……嬉しくない。
[
言われ慣れていないから、どんな反応がいいのか
そこからわからない。
素直に喜ぶにはやはり可愛げは足りない気がする。]
わすれて。
[もう少しマシな物で上書きもできる。
こうして猫は箱庭の迷路で遊んでいる。]
トレイルと、ふたりっきりで?
[
いいや、とても良い。]
トレイルでないと、やだな。
[他の誰にも触らせない猫は、するりと身体をくねらせて入り込む。
ついでに鍵も内側からかけてしまおうか。
そうしたらもう、トレイルは捕まったまま出られない**]
[マドカの様子を見れば、…が言うまでずっとこのままだと一目瞭然だ。
顔をそらし、視線をうろつかせ、体の熱を持て余す。]
…………………
…………………
[ニヤニヤと笑うマドカの耳を遠慮無しに摘んで耳を寄せて]
………くち。
[長考の末、現状を打開すべく望みを伝えた。]
口、ね。
よく言えました。
[ニヤニヤ笑いのまま、ヴェスパタインの頭を優しく撫でて。
かちゃかちゃと金属の音を響かせてベルトを外すと、
口でファスナーを下ろしてやる。
窮屈な戒めを解かれたそこはすっかり勃ち上がっていて、
下着を寛げ、まずはご対面]
…………んむっ。
[お待ちかねのソレの先走りの汁をぺろりと一舐めしたあと、
躊躇せずに口いっぱいに頬張るようにむしゃぶりついた]
ゔーーー…。
[口にしてから酷い羞恥心が襲う。
ベルトを外すための金属音がいやに耳に響く。
逃げ出したいような気分になるが、
待ち焦がれた刺激に期待も大きい。
マドカの手によって露出した下半身。
すっかり立ち上がったソコは外気に触れて、小さく震える]
っ…ふ あ ぁ─────っ
[湿った温かい口に包まれて、腰が跳ねた]**
[ぴちゃぴちゃと唾液の音をわざと立てるようにして、
跳ねる腰に合わせて頭を前後に揺らす。
根元まで銜えては、先端まで引き抜いてを繰り返して
唾液でてらてらと濡れるそれを美味しそうに舐めしゃぶる]
いいよ、その顔。すげえゾクゾクする。
もっとオレを感じて―――…。
[ソフトクリームを舐めるように、裏筋をぺろり。
舌先を尖らせて、さきっぽをちろちろと舐めてやれば、
苦い味がじわりと広がるから。
ちゅうっと唇を付けて吸い上げた。
快楽に跳ねるからだと甘い声が愛しくてたまらない。
もっと鳴く声が聞きたい。喘ぐ姿が見たいと、
愛撫する動きはより激しさを増すばかり**]
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