73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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……どこまで行けばいーんすか?
さすがに場所は選んだほうがいいと思うんスけど。
[モリスは少し困った様子でエリアスに告げる]
…防音室。あそこなら、聞こえない。
[逢引も、それ以上のことも]
……わかりました。
今、たまたまカギが開いてたんで、中にいます。
キミが…モリス…?
[余りに悲しみすぎてうつろになった眼は
彼を見る。
戸惑うことなくその胸元にほほをよせて]
約束。忘れさせ、て……
オレがモリスですけど、ね。
[来るなりエリアスが胸元に飛び込んでくるのを見れば、その髪を優しく撫でて。]
別に、いいですよ。オレで良ければ。
一緒に、暖まりましょうか。
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ただい、ま…… ノックスせんぱい。 また、寒がって……
[今日はベネットが湯たんぽか、と ぼんやり考えていた、矢先のこと]
……。 ちゅー?
[何をしているんだろう]
(453) 2011/12/25(Sun) 00時頃
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つーか、何してもらいたいっスか?
バイトですから、ご要望とあらば、何でもするっスけど。
[エリアスの耳元でこっそりと囁く。]
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……ちゅう。 したこと、ない、です。
[する?と問われ。 そう簡単にするものなのかも分からず 少し困ったようにそう告げた。 嫌がっている素振りはなく、 ただただ純粋な疑問。 故に警戒はなく、とりあえずは近づいた]
(460) 2011/12/25(Sun) 00時半頃
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…抱いてくれる?
[その声は、エリアスのものではなくて、
薔薇の精のものだとは気付かれまい。
元々枯れそうだった薔薇の木、求めるものは人の精気なのだ、と]
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