1 とある結社の手記:6
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ま、今日喰うのはドナルドで決まりだ。
仲良しこよしの連中なんて見てて反吐が出るし、な。
誰が発見するか楽しみだ。あははっ。
わかってる。一緒に出ようぜ。
外に出た方が、絶対うまい連中多いだろうしな。
…………!
[一緒に出ようという言葉に、
ぱっと一瞬表情が明るくなった。
他の人に怪しまれないように、慌てて表情を元に戻す。
多分、誰にも見られていないはず]
はーい、了解です。ドナルドさんですね。
あ。でも僕、投票もドナルドさんにする心算なので…。
もしも彼が処刑されてしまったら、ごめんなさい。
[変えた方が良いですか?と、暗に問う]
…あー。どうしようか。
オレはウェーズリーに票を入れたんだが。
まずいかね。
誰疑うか決めきれないからというアレコレで片付けようかとも思ってたんだよな。
メリクリウスさんがウェーズリーさんに投票するのは、
問題ないと思います。
一応、人狼の数は残り一人ということになっていますし。
ただ、僕がウェーズリーさんに票を重ねるのは、
ちょっと不自然かもしれませんね。
うーん。まあ、ドナルドさんに
どの程度票が集まるかも分らないのですが…。
仮にも今日の占い先、ですからね。
「残りの人狼は1の筈だから、
占い対象であっても一番疑わしい人に入れた」
って言う心算ですけど。
しかし、投票を参考にすると言っても。
オレもヤニクに票を入れていたんだがなぁ。
ウェーズリーはどうだったんだか。
[やれやれ、とため息を吐く。]
誰が誰に票を入れたか、は直ぐには分らないみたいですね。
入った票の数なら、今でも分りますよ。
…………んー。
[メモの内容をざっと確認して]
どうやら数的に、
ウェーズリーさんもヤニクさんに投票したみたいです。
[ヤニク以外の投票は4。
自分のドナルド票と、ドナルドからの自分への票。
更にウェーズリーへの2票のみなので、分った]
ドナルドさんは、ヤニクさんに投票するって言いながら、
僕に投票してたみたいです。
―――この人、占い能力でもあるのでしょうか。
[逆に、いっそ感心してしまったかのような声]
…あったら凄いな。
しかし悩むふりも疲れるもんだ。
ウェーズリーも面倒な奴だな本当に。
今日あたりにフィリップ辺りが処刑されてくれないものか。
だったら面白いのにな。
[今日の処刑先が予想できない、さてどうしようかとぼやいている。]
|
─ 集会場、広間 ─
[マーゴがコルクボードのメモを破り捨てたのは、 結社員の女が、各自の票をとりに出て行ってより後のこと。]
…────。
…早々にぃ、処刑相手でも、決まったのぅ?
[だから、また、雪が降り始めた外から戻ってきた際、 投票箱の側、コルクボード前が騒がしい様子に、 女は、ごく不思議そうに首を傾げながらそう言った。]
(@52) 2010/02/25(Thu) 01時頃
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[騒ぎの中心の方へは、女は近づきはせず、 頼みごとをしてきたドナルドの方へ歩きよる。]
はい。これ。
[外の冷気を吸って少し湿って冷たい紙と、 透明なビン詰めにされた、 名前を書かれた投票用紙を差し出した。]
(@53) 2010/02/25(Thu) 01時頃
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投票用紙も──確認用にもってきたけどぅ、 あとで、ちゃぁんと返してねぇ?
結社にとっても、それ。立派な資料だからぁ。
[そう言うと、もうひとつの紙と一緒に、ドナルドに手渡した**。]
(@54) 2010/02/25(Thu) 01時頃
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フィリップさんですか。……そうですね。
[今日の処刑先が予想できない、との言に同意して]
いっそのこと。
ドナルドさんとフィリップさん。
両方を襲う準備をしておく、という手もありますが。
まあ、そういう手もあるやね。
ああ困ったわぁ。うっかりユノやオレが処刑されなきゃどうでもいいっちゃいいんだが。
困ったな本当に。
[ポットを置きながら、とてつもなく憂鬱そうな声。]
…また訛ってるな。板についてきたのか?
[軽く頭を抱えたくなった。]
おいしそうつったらメアリーなんだけどな。
しかし本当に票の流れが見えない。キャサリンは今日ドナルドに票を入れないらしい、が。
やっぱ信じあうニンゲン達ってめんどいよなー。
ああ全部まとめて喰っちまいてえ。
[茶をぶくぶく吹きながらぼやく。]
ふふふふっ。
[可笑しそうに堪えきれない笑いが零れるけど、
可愛い、というと怒られるのでいわない]
メアリー…。
確かに若い女性ですし、気立ての良い方ですし、
……彼女は美味しいでしょうね。
[若干歯切れの悪さが残るものの、
食べるならば否定はしない]
はい、とっても面倒です。
なかなか、昔からの付き合いなどがあれば、
疑いは向けにくいでしょうしね…。
……お行儀、悪いですよ。ふふ。
[茶をぶくぶくさせているであろう相手へ、苦笑を浮かべ]
……あら。ドナルドさん、何やらお悩みのようですが。
今日も僕に投票する心算なのでしょうか。
[だとしたら嫌だなぁ、と思いつつ]
………嘘は既についてるけどな。
人間を人狼と告発する、とは違う嘘もあるのにな。
そうか、悩んでるのかドナルド。
…オレが人間だつったのに、疑り深いよなぁ。
[相変わらず茶をぶくぶくさせている。]
……僕が怪しいのかもしれません。すみません。
[あはは、と力ない苦笑を浮かべ]
ところで、メリクリウスさん。
フィリップさんがコルクボードに、面白いことを書いていますよ。
両占い師へ。
Donald=Rockenfield,Mago=Kreutzer,Ralph=Burtonより占いを希望する。
投票は,Phillip=Birkelundへ。
[その内容を、読み上げる]
………へえ。
別にドナルドを『占う』心算だったからどうでもいいんだが。
票を自分に入れろってのはなかなか面白いな。
死にたがりか?
[読み上げられる内容を聞き終わった後、茶を飲み干して薄く笑う。]
意図がよく分かりません。
僕は入れない心算です。
なんというか、…何かの罠のような気がして。
[自分の疑い深さに、苦笑が零れる]
まあ、死にたがり、ということになるでしょうね。
素直に考えるならば………。
んー、オレどうしようか。
もう普通にウェーズリーに票入れていいかな、いいかな。
ドナルド喰う心算なんだが。
[やっぱり悩んでいた。]
ええ、それで構わないと思いますよ。
……何だかお疲れのようですね。ふふ。
[悩み続ける相手を労わりつつ]
ドナルドさんを食べるのも、構わないと思います。
ただ、一応フィリップさんを食べる準備も
しておいて良いですか?
―――――…あ。
[直後、キャサリンの行動に短く零れた声]
ああ、構わない。
どっちかが処刑対象になってたら、それはそれだ。オレは知らない。
どうした?
[コルクボードの方は向いていなかったので、何が起こったのかわかっていない。]
キャサリンさんが、立ちました。
―――…そしてフィリップさんのメモを、破り捨てました。
[これだけを言語化すると、異常に男前に感じられた]
フィリップさんを、死なせたくないようです。
とても。…とても。
これは、逆にフィリップさんは、
処刑されにくくなったかもしれませんね…。
[そして、思う。ならば。次に、危ないのは―――…]
…………。
…あはは。本当に、どうしましょうかね。
[疲れた苦笑を零した。半ば、何かを誤魔化すように]
………そりゃまた、男前だな。
まあオレも危ないかもしれんからお互い様だ。
さてどうしたもんか…?
[疑心を煽る方法は何かないだろうか、と。
考え込んでいる。]
…………えっ。
メリクリウスさんも、危ないんですか…?
[ずきりと広がる不安に、少しだけ情けない声が零れる]
本当に厄介ですね。何とか、しないと…。
……………………。
…いやですよ。
[仲間がいなくなってしまうのは。ぼそりと小声で付け足す]
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