56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――
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…済まない。
[ツ、と頬を伝う赤を拭う事はせずに、その変わりに散らなくなってしまった涙を拭って。 顔を俯けた後にじゃり、と砂を踏む音をたてて、地面に突き刺さる剣を抜きに足を出した。
不穏な風が、オスカーの短い髪を掬った。]
(75) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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そうなのか?
まぁ、もうすぐ戦が始まるのだろうから、仕方がないが。
[まだ直接公女の姿を見ていないため、ムパムピスの言葉に少し眉を顰める。]
視察されている、か。
直接お会いしたいが、話すのは無理だろうな……。
[普通に話していた様子の彼に、ぼそりと呟いた。
彼が伝えずにいることは、こうして話していても聞こえるはずはなく。
ただ、直接公女を見かけたときに、逃げ出さないようにしなければ、と考えていた。]
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私には、少なくとも平均程度には動いているように見えるが。 それでも本当に「お荷物」なのか。
[じっと、その瞳を見つめ。]
「誇り」「自信」……今のお前が求めているものか。 それが手に入らないのは、何故だ。
(76) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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― 廊下 ―
そっかそっか。空と向こうが見える所にしましょ。 この前は騎士殿描いたんで、今回は風景だな。
[向こうとは、此方が相対している敵国のほう。 もしかすると近々戦場になりそうな場所。]
んーしかし、何処が見えるのかわかんね。 来る必要ないし、あんま高いとこまで行ってないかんなー。
(77) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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[医務室の隅に置いてあった古い衣服や使わない布を広げ、縦に細く、ハサミを入れて裂いていく。
それは、動物達用の包帯作り。 戦になれば、やはり負傷した人間の治療が優先される。当然、新しい薬品などは人に割り当てられるため、手作りの塗り薬や古着の包帯をこうして作成しているのだ。 足りなくなれば、これらも人用に使われるだろうが]
足りてる内に、フィリップに渡しておかないとね。
[しばし、その作業に没頭する。考えごとをしつつも]
(78) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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…お前には、団長になる覚悟があるのか?
[握った剣の柄に力を込めて、剣を地面から抜くと、振り返らぬままにイアンに問いかけた。]
(79) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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ううん。それは本当の事だから。
[熱い程に拳を握る、真直ぐな少年の瞳。 その言葉に、嬉しいやら、むず痒いやら、色々な物の交った表情を作る]
僕だって、このまま騎士団が崩れていくのを見たくは無い。 でも、僕なんかが。 父さんと比べるとどうしても見劣りする僕なんかが大きすぎる大役を背負うくらいなら。 まだ、僕よりもずっと力のある人が団長に成るべきだと思う。 そうじゃないと、結局騎士団は崩れてしまうと思うから。
……僕なんかで立ち行く程簡単な騎士団なら、良かったんだけどね
[ポツリと最後に零した青年の心情は、フィリップにどの様に映っただろうか]
(80) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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そろそろ寒くなってくるけど、大丈夫? 毛布でも借りて来るなり、何なら先に帰ってくれても良いからね?
[その後、少年とは幾つかの言葉を交わしたか。 陽が傾き、少しずつ夜の帳が落ち始める地平線を眺めながら。 青年はその後も暫くの間、眼下に広がるこの、何れ戦場となるだろう地を眺めていただろう**]
(81) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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うーむ、騎士殿か。 騎士殿に聞くのは少し躊躇うんけどなぁ、やっぱ。 でも時間は多分、殆ど無くなるしなぁ。
[>>70食堂の近くかそれとも廊下か別の場所か、ともあれ緑の騎士団と思しき騎士の姿を見つけた。意を決し、尋ねてみる事に。]
あのー、騎士殿。 申し訳ありませんが、この砦の中で空と地平が見えるような場所をお知りでないですか?
[言葉遣いは未だ慣れないなと過ぎりながら―。]
(82) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/06/30(Thu) 01時頃
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――医務室――
[休憩をした後、向かったのは医務室だった 訓練で怪我をした騎士達に声を掛けるのも、彼女の仕事の一つ
もちろん事前連絡など行っていないから、衛生兵には絶大な迷惑が掛かっているのだろうが
薬品の独特の匂いは、嫌いではない やんちゃな兄はよく怪我をしていたから、その匂いは兄を思い浮かべる 少し、寂しくなった]
あら――何をしていらっしゃいますの?
[白いフードが、手際良く動く>>78 布を断ち切るその姿は、まるで裁縫をしているように見えた]
(83) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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私は自身の実力に満足していません。 それでもあなたにそう言って頂けるのは強縮です。
[瞳を見つめられれば表情は苦悶に浮かぶ] お恥ずかしい話ですが、今の私にはどうしていいかわからないのです。
(84) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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何って、包帯作りを…………
…………………!えっ、 公女様!?あっ、こ、こんな所まで、お勤めですか!? ご苦労様です!
[来ているという話を聞いていなかったから、焦って立ち上がり、声が若干裏返った。内心、溜息をつく。>>83 以前、突然医務室に来られて治療中の騎士達が沸きあがり、治療がうまく進まなかったことがある。
態度には出さないものの、ひそかに厄介に思っている相手に間違いなかった。]
あ、あの、戦が近そうなので…包帯を作っていました。
(85) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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―墓地―
[体を動かせば気も紛れるかと思って、 持って来た箒で簡単に墓所の掃除を始めた。 命を落とした騎士達と、まだ新しい赤騎士団長の墓標。 彼を敬愛して訪れる者により、いつもきれいにされていた。 墓前に立ち、短い祈りを捧げる]
……今の騎士団の様子をご覧になったら、 ご心配で、来世にもなかなかゆかれないでしょうね。 後に残された者達の一人として、申し訳ないことです。
[今、長を失って不安定な赤狼の旗印を、 故ファーレンハイトがみればどう思うのだろう。 そんなことを考えて、眉を下げた]
いえ、きっと大丈夫ですよね…… 騎士団には心技とも優秀な方が多くいらっしゃいますから。
(86) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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[ベネットの僕なんかと自身を卑下する様子にそんなことはないと言いたげな顔をしながら、 しかし続く言葉を聞いて、少年は考える]
ベネットさんには、ベネットさんの良さがあって、それは誰にも代わりはできないんです。
でも、ベネットさんが今戦を前にして自分より相応しいと思う人がいるのなら… 貴方を推す人に、それを説いて、その方に統率を託して支えていくんじゃ、だめなのかな。 難しいことは、よくわかんないけれど… ベネットさんが考えている事、皆に話して皆で考えたら、良い方法が見つかるんじゃないかと思うんだ。
[寒くなってくるが大丈夫かと聞かれれば、大丈夫ですと返す。 しかし、厩舎への報告にはそろそろ行かなくてはならないだろう]
はい、そろそろ厩舎へ戻らないと ベネットさん、 …あまり、無理しないでくださいね、…なんて言える状況じゃないのかもしれないけど
[そう言い残し、その場を辞した]
(87) 2011/06/30(Thu) 01時半頃
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…それ、
[地面に突き刺さる剣を抜こうとするオスカーの、 頬に伝う赤を指さして言う]
ちゃんと消毒してもらえよ。
[これでも心配はしているつもりで。 ―――覚悟があるかと聞かれれば]
…覚悟ってなんだろうな。
[それは自然に出た言葉]
俺が「ある」って言ったら、 お前はそれを本当に信用すんのか?
(88) 2011/06/30(Thu) 01時半頃
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[砦の中を歩けば、緊張に高まる空気がピリピリと痛いように思える。]
なーんか、このまま赤の方は団長が決まらないまま戦になっちまうんじゃないか?
[赤き旗を靡かせ、狼のように戦場を駆ける赤騎士団。 幼い頃はそれに憧れたが、弓を得意とする自身はそれを紋章とした緑の騎士団に入った。 赤騎士団に入団した幼馴染を気にすることもあったが、それよりも入団した目的――自分が得意なもので領主を守るために。]
ま、一つの組織を纏めるのは難しいけどな。 士気に関わってきたら、問題になるだろうな。
[その腕からか、弓の小隊を任されることもある為、その難しさはわかってはいるつもりだが。]
(89) 2011/06/30(Thu) 01時半頃
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[うろうろと廊下を歩いていれば、声を掛けられ振り返る。>>82]
ん?誰だ――って、なんだお前か。
[見知った顔に、にやりと笑った。 彼には物資の補給のついでに、たまにこっそりと都合つけてもらったことがある。 たまに砦内で絵を描いているのを見かけたことはあった為、何をしたいのか察して。]
空と地平、か。 一応、見張り台とかなら見えると思うが。
[僅かに考えるようにしてから答える。]
(90) 2011/06/30(Thu) 01時半頃
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[返答を聞いて]
分からない……か。
[苦悶の表情から視線を外し、何かを思い返すように瞼を伏せた。]
(91) 2011/06/30(Thu) 01時半頃
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[一瞬の沈黙の後、再びその目を開いて]
――――ならば、思考しろ。
[視線は真っ直ぐに彼女を射抜く。]
考えることを止めるな。
「弱さ」は常に「恐れ」のヴェールに包まれる。 恐怖心の先。本質を見つめることから、逃げるな。
[それは剣術の基本。彼女も何度も繰り返して聞いたであろう言葉。]
(92) 2011/06/30(Thu) 01時半頃
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[厩舎に戻ると、班長に今日はもう休んで良いと言われた。 伝書鳥の件を聞いたのだろう。 熱心に動物の世話をする少年を気にかけてのことだった。 言われ、再び礼拝堂へと向かう。]
ムパに…ムパムピス神父はどちらに?
[聞けば、墓所の掃除に行ったと言われただろう。 礼を言って、墓所へと向かった]
ムパ兄、其処―――… ファーレンハイト様の?
[彼の掃除している墓所を見て、言った]
(93) 2011/06/30(Thu) 01時半頃
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そうですよね……もうすぐ、というか、
今日明日にでも、という気がして胸騒ぎがするんです。
いえ、ただ、何となく。
公女さまも、できれば安全な所に行かれた方が
いいように思うんです。……気にしすぎでしょうか。
[話すのは無理か、と聞いて首を傾げたが、
声だけなので仕種は伝わるわけなかった。
頭の中だけの会話なのに体まで動くのは癖らしい]
公女さまは、騎士団の皆さんにも、
気さくにお声を掛けておいでのようでしたよ。
[暗に、ヤニクも言葉を交わす機会があるのでは、と伝える]
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包帯作り――戦が近いですものね ああ、作業なさって 貴女の作業風景が、興味深いのですわ
[ペラジーの内心>>85には気付かないまま、続きを促した そのまま微笑みつつ、興味深く包帯やその薬品を眺める 手作りであろう薬品、包帯、その他工夫が凝らされた医療道具の数々 現場の知恵は、あまりにも合理的で舌を巻く]
あら、でもそんな使いさしの包帯を、騎士達に与えますの? 新しい物を使わなくちゃ
[僅かに眉をひそめ、首を傾げる まさか動物用とは思っておらず]
(94) 2011/06/30(Thu) 01時半頃
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イアンは、フィリップに、オスカーとのやり取りを見られていたとは、知る由もなかった。
2011/06/30(Thu) 01時半頃
フィリップは、イアンとオスカーのこの時の様子を口外する気はない。
2011/06/30(Thu) 01時半頃
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>>90あっとこれはヤニク殿でしたか。 何をしていらっしゃるので? [一度見た―取引した客とも言うが―騎士殿の顔だったので直ぐに誰か理解できた。
見張り台と聞けば、そういえばと過ぎる副団長の話。 しかし、そこは億尾にも出さず。]
見張り台ですか、確かにいい風景が見れそうな予感がします。狭かったりとかしたら…いや一応掛け合ってみますかね。ありがとうございます。
[いい風景が見れる―それは自然と皮肉になったかもしれない。]
(95) 2011/06/30(Thu) 01時半頃
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フィリップ君。ああ、うん……そうだよ。
[馴染みの声に呼ばれて振り向く。>>93 地に眠る者の名を認めて、墓標が見えるよう一歩あけた]
お墓に来るのは珍しいですね。何かありましたか?
(96) 2011/06/30(Thu) 01時半頃
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……………はい。
[男の言葉、瞳は女の悩んでいたことを打ち砕いた。悩んでいたことが小さく感じた。] やはりあなたはすごいですね。 私の目に狂いはなかった。
今ので目が覚めました。 所属する団は違いますが…あなたのような上官について行きたかったです。
[片手で持っていた剣を鞘に収め、諦めたように笑顔で答えた。]
(97) 2011/06/30(Thu) 01時半頃
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あ、はい…では、お言葉に甘えて、失礼します…
[座りなおして、作業の続きを再開する。>>94 じっと見つめられるのは居心地が悪く、その上、身分違いの姫君に見られながらの作業。 …もう一度、心の中で溜息をついた]
ああ、騎士の皆さんには、なるべく新しい物を使いますよ。一応これは、動物用のものです。 もっとも、新しい物が足りなくなれば、贅沢も言っていられなくなりますが。いざとなれば、自分の着ている衣服なども破って使えますし…
[話しているうちに、いつものペースを取り戻し]
あの、公女様は何故こちらに来られたのですか? 戦が近いかもしれないと、噂されておりますが…
(98) 2011/06/30(Thu) 01時半頃
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うん… お祈りをしてもらいたくて
[鳥の墓の祈りを頼める神職など、馴染みのムパムピス以外に居なかった。 しかし、其れを口にする前に、墓標の名を見て先ほどのベネットとの会話を思い出さずにはおれなかった]
……ファーレンハイト様はさ。 なぁんで、後継者を言っていかなかったんだろ ベネットさん、すごく悩んでた。
[墓石をまじまじと見て、ムパムピスを見上げた]
(99) 2011/06/30(Thu) 01時半頃
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……。
[彼の言葉に振り返り、無言で彼の瞳を見つめる。 オスカーは、何の為に彼と斬り合ったのか。 彼を試す為? 其れとも、自分のどこにぶつけてよいのかわからない感情を、自分よりも腕のたつ彼にぶつけたかった為? 或いはその両方?
何にせよ、無言で男の瞳に中に宿る炎を見つめる緋の眼が、男の返答に対する全てを物語っている事は、男にも知れただろう。]
(100) 2011/06/30(Thu) 01時半頃
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[何をしていたか、と聞かれても>>95何をするでもなく歩いていた為答えようが無く、曖昧に笑って誤魔化す。]
絵を描きに行くのか?
[確認するように問いかける。 今の状況で、のんびり絵を描く為に許可されるだろうかと首を傾げたが。]
いい風景、な。 あまりそういうことを言わない方が良い。 ……今は特にな。
[それだけは言っておく。]
(101) 2011/06/30(Thu) 01時半頃
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[今の彼女に足りないものは、彼女を導く者なのだろうと思った。 手を引く者と出会えなかったのは、彼女が「女」である故か。]
……私とて出来た人間ではない。 ただ、同じ道を辿っただけだ。 独りきり、強さを求めて壁に当たった。
[諦めた表情の彼女を見つめて]
次は、手合せをしよう。
(102) 2011/06/30(Thu) 02時頃
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