191 忘却の箱
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──っ!
[勢いのまま、手のひらをひっくり返す。 右手の親指の付け根、そこに根を下ろしているのは淡い鴇色。 それは花開いているというのに控えめな、親指一本程の大きさではあったけれど。 確かに一輪、新しく蕾が開いていて。
思わずぐしゃりと、花を潰す。]
………。
[広がる蜜の香り。 鼻を掠める芳香に瞳が揺れて。 中庭から聞こえてくる声の主>>43>>45が脳裏に遅れて浮かび上がったことにだけ、ため息を吐けば逃げるように自室へと。]
(86) 2014/09/03(Wed) 21時半頃
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─自室─
[朝から代わる代わる流れる音の調べも、この室内では少し曇ったものになるのは、窓を開けていないからか。
青を落としたような凪いだ空は曇ることなく、柔らかな曇は穏やかに流れている。
“穏やかな日常” この小さな箱庭から覗く風景に ただただ、視線を落とした。]
………。
[部屋の隅。 黒いビニールのケースに手をかける。チャックを下ろせば姿を表すのは、少しだけ埃を被ったボディと、僅かに錆びた弦が六本張られたネック部分。
ズシリと重い、それを持ち上げベッドに腰掛ける。 弦に挟んであったピックを一枚取り出せば、親指と人差し指に挟もうとして──花びらが邪魔をした。]
(87) 2014/09/03(Wed) 21時半頃
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………。
[ふわふわと新たに芽吹いた花びら。
このことが告げることといえば、新たな思い出が散ってしまった。 変えようのない現実。
次は、何を忘れてしまったのだろう。 記憶を辿ろうとしても、どの記憶が分からなければ、道筋などわかるはずも無く。]
…………っ、
[胸を焦がすこの感覚。 その名前は、もう。 ──…忘れてしまった。]
(88) 2014/09/03(Wed) 21時半頃
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[どれぐらいそうしていたか。 無造作にギターを寝台に置いたまま、立ち上がる。
約束をしていた、ような気もするが、如何せん思い出せず。
廊下に再び足を踏み入れた時。 そこには誰がいただろう。
音が止んでいたことには気付かぬまま。新たな物音>>74が耳に入ったのなら、驚きに目を見開かせただろう。]
……また?
零れた声は男が意識する前に溶けてしまい、“また”とは何がまたなのだろうか。首を傾げつつ足を動かしたか。
もし、音の所在地を辿る際に誰かとすれ違ったのなら、何があった?なんて、尋ねただろうか。]
(89) 2014/09/03(Wed) 21時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/09/03(Wed) 21時半頃
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―暫くのち、廊下―
[朝食後、訪ねたマーチェの部屋に人の気配は無く。 数度のノックの後、そっと扉を開いて中を確認する。]
留守、ですかね。 …マーチェ?
[ふわり。風に乗って鼻腔を擽るのは画材の匂い。 部屋の片隅に重なるキャンバスの山から一枚、仲間外れに目を留めて。 その中心、一番大切な部分の空白を認め>>0:53、小さく肩を竦める。]
(90) 2014/09/03(Wed) 22時頃
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[この白い箱の中、鍵のかかる個人のスペースなどそう多くはない。 各病室も然り。いつ、何を忘れるかわかったものではないのだから。
こうしてこっそり人の部屋を覗くのは悪い癖だと知りつつも、 どうせ忘れるのだからと、自分に甘い言い訳を。
プライベートを覗き見て、誰かに怒られたこともあったかもしれない。 けれど、そんなことはとうに忘れて。 罪悪感より探究心が勝るのは、まるで遠慮を知らぬ子どものよう。]
(91) 2014/09/03(Wed) 22時頃
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[マーチェが居ないのならば、後で出直そう。 イーゼルの端にメモを添えて、そっと部屋を後にした。]
『親愛なるマーチェ
ついに紫のブーケが完成したんだ。 記念に一枚、描いてくれないか?
…僕が僕自身の本質を忘れないように、 可能なら左手だけでなく胸から上も、一緒にね。
君のファンの一人より』
[別段、約束をしていたわけではない。 ……いや、していたのだろうか? どちらにしろ、二人とも覚えてはいないけれど。
こうして適当に思い付いたことをでっち上げるのも常だから、きっと彼は気にしないだろう。]
(92) 2014/09/03(Wed) 22時頃
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[今日も今日とて、特にやることもない。 ない。…ないのだろうか?
ふと視線を落とした先、白衣の胸ポケットに小さな手帳を見つけて。 習慣的に持ち歩いているそれを開けば、今日の"タスク"が書いてある。]
……うーん。
[パラパラとページを捲れば、好奇心を刺激することが色々と書き連ねてあるものの。
サナトリウムに居る人、居た人達との会話の数々。 自身の記憶。研究の詳細。 花の栽培記録。最終的な剪定イメージのイラスト。
――この膨大な量を見返すには、廊下は適当な場所とは言い難い。 落ち着いて手帳を読める場所に移動しようと、書庫へ向かう。]
(93) 2014/09/03(Wed) 22時半頃
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―書庫―
[そこには既に、先客がいて。 扉を開ければ、柔らかな旋律が漏れ聞こえてくる。>>38
オクターブ下のハミングでそのメロディを追いながら、 書架の間から、ひょこりと顔を覗かせる。]
…やぁ、書棚の妖精さん? 本日のご機嫌はいかがかな。
[問いつつも、手元のノートに目を落とす。 目当てのページを探し出すと満足に頷き、会話を続ける。]
(94) 2014/09/03(Wed) 22時半頃
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ジリヤ。 今日は、どんな『物語』を読んでいるんだい?
[邪魔にならぬよう、されど遠く離れ過ぎず。 近くのソファに腰を下ろして。 さて、この子とはどんな話ができるだろう。
――…この子は、どんな子だっただろう?]**
(95) 2014/09/03(Wed) 22時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/09/03(Wed) 22時半頃
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……ッ、触んな、……!
[聞き覚えのある高い声が、足音と共に近寄ってくる。すぐ傍らにしゃがみ込んだ気配。心配しているとわかる声音。>>84 背を撫でようとする手のひらの体温が、空気越しに直ぐそこ。瞬間、鼻の奥がツンとするような情動が脳内を焦がして、半ば叫ぶような拒絶の声が出る。
微かに空気が震えた。 背中に触れるはずだった手は、そこに止まったままで。 怖がらせてしまっただろうか。後悔と、自嘲と、放っておいて欲しい気持ちはないまぜで、ごつんと額を壁に押し付ける。
鼻の奥はずっと痛むままだ。もしかしたらこれは、]
――なんでもない。どうってことねえ、から……クリス。
[泣きたい、のかも、しれない。]
(96) 2014/09/03(Wed) 23時頃
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─廊下─
[割り振られた病室から踏み出した廊下にて聞こえた物音>>74
ふらり、と誘われるままにそちらの方へ赴いた時は誰か傍にいただろうか。それとも一人だったか。
スリッパの音を鳴らしながら、歩く先。そこには一組の男女の姿。
長いブロンドの彼女>>84は、確か今朝頃に朝食を共にした女性で。 その女性がしゃがみ込んでいる先に目を凝らせば、蹲る男の姿を見つけた。]
(97) 2014/09/03(Wed) 23時半頃
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……何してんの?
[思わず口からついた言葉は、その場にそぐわないものだったか。 失言だったかもしれない。 そう思い口元に手をあてた瞬間、視界に入る包帯に包まれた左腕>>74]
…また、毟った?
[処置された片腕に視線を向けながら、漏れる自分の言葉に眉を寄せて。
何処か苦しげに見える姿>>96に今度こそかける言葉が思い浮かばず、新しく咲いた右手の花を握り締めつつ、暫く眺めていただろう。
頭の花を揺らしながら。]
(98) 2014/09/03(Wed) 23時半頃
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[千切る、捏ねる、ころり、立方体。 千切る、捏ねる、ころり、立方体。 千切る、捏ねる、ころり、立方体。 パンを弄りながら、胃には入れない。 咀嚼し、反芻するのは中庭の風景。
視界をひらひら邪魔する白の隙間から、ちらりと見た女性は 此方に向かって手を振っていた様に、見えた。 ほんの一瞬。思わず逃げ出してしまったのだが–––悪い事をした、気がする。 また会う事があれば、きちんと挨拶をしよう、と密かに決意し、付箋に走り書き。 金色、くしゃみ、歌、わらった、と。
刹那に過った、何処かの踏切の近くの杭みたいに、黄の花の絡み咲いた腕。 力無い様に見えたあの腕は、何処か懐かしく感じた。 検査室で隣の寝台から垂れているのを見た、だろうか。 ただ単に、乾いた何かに浮かぶ黄、という曖昧な記憶の欠片があったのだろうか]
(99) 2014/09/03(Wed) 23時半頃
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[ああそういえば、昨日だったか一昨日だったか。 治療の折に、腕に花の咲いた医師か…患者かに、症状について聞かれた気がする。 あの人の手は花にすっぽり覆われてて、あんなにすっかり覆われた状態は初めて見て。 …その時はつい、黙り込んでしまった。
病に罹った人間の末路、その姿が『どうなるのか』。 過去について、何とか点繋ぎを試みるの、は。
意識を現実に戻せば、真っ白な皿の上には、5×5=25の柔らかく白い立方体が整然と並んでいる。 そして指先には力を入れ過ぎたのか、ぺたんこになった乾いた白が一つ。 やめよう、と呟いてそれを口に弾き入れ。 冷めたマグの中のスープを一瞥して、水面に映った自分の口元に、一瞬呼吸を止めた。]
(100) 2014/09/04(Thu) 00時頃
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あ゙…?、…そういうオマエは育ってんじゃねーか、随分。
[クリスとは少し話をしただろうか。 不意に後ろから聞こえた声に、口元を拭いながら顔を上げる。>>98 表情の乏しい顔に、揺れる頭頂の花。 見ようによってはなんだか少し間抜けなその青年は、よく見知った患者の一人で。
遠慮の無い問いに、鼻白んで皮肉で返す。 ふらつく足で立ち上がると、その目の前まで近寄って。頭半分ほど低い位置にある青年の顔を両手で無造作に挟んだ。
むに、と圧迫しながらやや強引に視線を合わせるように上向かせ、その瞳を覗き込む。 そこに自分の姿が映り込むのを、確認するように。]
オイ…オマエ、ちゃんとまだ覚えてるかよ。サミィ。 オレの名前、言ってみな。
(101) 2014/09/04(Thu) 00時頃
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[口ずさむ歌にわずか重なるように 聞こえてくるのは自分のものより低い声>>1:94]
…ご機嫌よう
[声をする方へ視線を移せば 書架の間から、白衣姿の男性が現れた]
…先生
[やはり、名前は思い出せず 自分の名を呼ぶ彼へはそう返しておく]
(102) 2014/09/04(Thu) 00時頃
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[近くのソファへ腰を下ろして問う彼へ ふわりとほほ笑んでから 読んでいた日記帳>>1:38をちらり見て]
桃色の秋桜を咲かせた女の子 …誰かに思いを寄せてた思い出、みたい
[淡い恋心、その想い人へ語りかけているような もしかしたら、手紙代りだったのだろうか?
始めの方は、少女らしく 可愛らしい甘酸っぱい想いが綴られていた]
(103) 2014/09/04(Thu) 00時半頃
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[「早く貴方に会いたい」 毎日そんな言葉で締めくくられていて
会ったらこんな話をしたい こんなことをしたい 一緒にどこへ行きたい あんなことがあった、こんな話をした
明るい希望に満ちた話題が多いのだが やがて、語りかけてた相手の名前が失われた
名前が失われた途端 言葉から一気に熱が失われてゆき その想いも色褪せてしまったようだった
散ってまた咲く花の色も それに合わせるかのように変わっていった]
(104) 2014/09/04(Thu) 00時半頃
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―食堂―
[中庭から貰った鼻唄を連れながら、見えたのは「食堂」の目印。足を踏み入れた瞬間、料理の香りが一際強く漂う。すぅっと、ゆっくり息を吸い込んで、吐く。
唐突に背後の廊下、それも結構遠方の方から、食堂の談笑に太鼓のような音>>74が聞こえた。鼻唄を止め、弾かれたように振り返る。 リズムの無いそれは…誰かが苦しんでいる音だろうか。]
………コリーン、ミッシェル、オスカー…シーシャ……
[…誰だろう。 名前を覚えているうち、激情を持ち合わせている人を声に出して復唱した。もし会えたのなら、話でも聞いてみようか。 すぐには向かわない。 男にとっては喧騒さえも愛しい日常だったから。
ようやく食堂に足を踏み入れて、カウンター横の砂糖とミルクを右手の袖の中に入れる。 皿に乗った料理とコーヒーを同じ手に持って手頃な席を探し始めた。]
(105) 2014/09/04(Thu) 00時半頃
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[何と無く知り合いを探してウロウロしていた所、大柄な男性>>99の背後を通り過ぎた所で数歩後ずさって二度見をした。 だって彼の皿の上に、パンとは思えないキューブが陳列していたから。 興味を惹かれてソワソワしている男を、もしかすると相手は気がついているかもしれない。
考えるよりも先に、彼の皿の隣に自分のプレートを並べる。]
食事中に失礼、君のお隣に座っても?
[ちょうど相手がスープに口を付けた時>>100であった。 答えを聞く前に席に着いたのなら呼吸を止めたような相手を覗き込もうとして]
……もしもし?
(106) 2014/09/04(Thu) 00時半頃
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[色素の薄い髪から覗く二対の瞳>>101 視線が合ったのなら、軽く会釈を。 きっとここに住み着いてからの癖のようなものを彼にも向けただろう。
会釈の度、頂点にて揺れる花は、目覚めてすぐ手で萎れさせたというのに。時間が経てばやがて、瑞々しさを増していく。]
…雑草みたい。
[その姿と相手の皮肉には、“育ち過ぎ” と、皮肉には曖昧な言葉ではぐらかそうとして。
そのまま約束が果たされるまで何処かで時間を潰そうか。踵を返そうとした矢先、何処か覚束なくも見える足取りに視線を向ける。]
(107) 2014/09/04(Thu) 00時半頃
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[一歩、二歩。近くなる距離。 それは気付いた頃には腕を伸ばせば届く距離になっていたか。 クリスがその場にいたのなら、一瞬だけ僅か開いた瞳を向けただろう。]
──ッ。……。
[頬が彼の両手により圧迫され、上へと上がる。息が少々詰まり、覗き込んでくる瞳をぼんやりと眺めながら、きっと間抜けな顔をしているんだろうな。そんなことを思いつつ、この光景に心が揺れないのはきっと。]
……シぃ、シャ
[まだ、彼を覚えていた。からだろう。]
(108) 2014/09/04(Thu) 00時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/09/04(Thu) 01時頃
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……、ハ。上出来。
[名前を呼ばれる。さやさやと鼓膜を揺らす、その音。 発した言葉よりもずっと満足げに、笑い声を漏らして。固定した顔を解放してやる、ついでにわし、と一回、その癖のある髪を撫でた。
実際それは、そう珍しい遣り取りでもない。名前、言ってみな。サミュエルと行き会えば、数日に一度はそう声を掛ける(半ば強要とも言えるが)。
他の患者がどう考えているかは知らないが。忘れたなら、思い出せないなら、覚えればいい話だ。覚えられないなら、何度でも教えればいい。 疑う事を忘れたペラジーに、何度でもおかしな悪戯を仕掛けるのも。その辺りが、彼なりの理由であって。]
鬱陶しいなら剪定しちまえ、そんな花(モン)。 なんならオレが毟ってやるよ。
[それでも、いずれ忘れられる事に、何も思うところが無いわけでは無く。 心情が表情に出ぬよう、押し殺すように、忌々しげに。人差し指で、ぴ、と目の前で揺れるその花を弾いた。]
(109) 2014/09/04(Thu) 01時半頃
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[––––食事中に失礼、
呼吸を止め、マグに口を付けた瞬間に側から掛かる、『聞き覚えのある』声。 ぱちり、瞬きと共に狭範囲に固まって居た意識が広がり、この時漸く人物の気配を認識した。 隣で小気味良く鳴る高めの音、傍に別の食器が置かれて…ひょいと覗き込まれ。
あ…は、はい。どう、ぞ?
[顔を向けると ぱ とかち合った、瞳と瞳。 あれ、声は解るのに、顔、知らない。 目付き悪いの、見られてしまった、と反射的に逸らした先、飛び込んで来る、ばっつりと失われた、左腕。 ああ、と声が漏れる。花絡む腕、花覆う掌、包帯の巻かれた腕。散々吸われ空洞の多い脳裏に滑る患者達の肩から指先。 だが目の前の男は、その質量すら肩から失われている。]
……そう、かぁ…。
[まじまじと、空っぽの袖を見下ろすぎょろりとした目。彼はどんな顔をしただろうか。 何か、告げただろうか。どちらにしろ、彼の肩からかけられた馴染みの音色を守る箱に。 そして彼が男の『よく知る』音の持ち主だと、すぐさま気付く事はない。]
(110) 2014/09/04(Thu) 01時半頃
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あ…えっと……要ります? ソースか、塩か、芥子か、何か。
[プレートに乗った料理を見て、ふと聞いてみる。 何か頼まれれば、少し腕を伸ばして取り渡すつもりで。
流石に、まだ互いを良く知らぬ同席者が居る状況で、手遊びに没頭する事は無く。 マグに口を付けながら、相手の様子を伺うが…その目はちらちらと、失われた左腕に向かう。 相変わらず整列した、手元の皿の上の5×5は時々何の気無しに積み上げられるかもしれないが。 一定間隔でスープに浸され口に運ばれる弄り残しのパンや、その茶色い皮。 彼のトレイの上にはスプーンもフォークも、無い。**]
(111) 2014/09/04(Thu) 02時頃
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先生、チョコレートコスモスってご存知ですか?
[日記帳の最後の方に出てきた花の名 それをセシルに問う]
彼女は、それを最期に咲かせたそうです ほら、ここに…書いてあります
[日記を綴った少女とは違う文字で 彼女の症状と、その後の報告が最後にあった
その部分を指し示し彼を見つめる 一体何と答えただろうか?
「恋の終わり」という花言葉を持つ花を 自分はまだ知らないことすら、*覚えていない*]
(112) 2014/09/04(Thu) 02時頃
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[頭上で空気が揺れる。 相変わらず頬を挟まれたまま眺める相手>>109の様子は何処か満足げ。
圧迫感がなくなったのなら、少し爪先立ちになっていた踵を下ろして。]
……、と。…何。
[ぼふりと広がった髪を押し付けられれば、肩を竦めつつも口元には弧を一つ描いた。]
(そう、俺はきっと…知ってる。)
[依然として右手の花びらを押し潰すように握りしめる。萎れた花びらが一枚床下に落ちたようだけど、気にもとめずに顔を上げて。]
…あんたに毟られたら、剪定どころか…穴が空きそう。
[本来風通しをよくするための誘いには、からりと軽い調子で返した。]
(113) 2014/09/04(Thu) 02時頃
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[未だに存在感を表す花びらを、指先で揺らされたのなら、笑いながら双眸を眇めただろう。]
…植木鉢より。 路地でいいから、外で咲きたい。
[頑丈に出来た硝子を眺めながら、新しく咲いた花を隠すように右手を後ろへ。]
…今日はどんな悪戯やってきた?
[記憶の端から掴む前に、唇が紡いだのは、世間話。 何も変わらぬ怠惰な日常であっても、それを普段通りだと。 その感覚を、ただただ求めようと。
胸の内で根を下ろし出す花に気付かぬふりをしつつ、問いかけてみた。忘れてしまう前に。]
(114) 2014/09/04(Thu) 02時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/09/04(Thu) 02時頃
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[廊下の途中に設えられた、小さな休憩スペース。 ベンチと、小さな観葉植物。ウォーターサーバー。
水の入ったコップを手に、ぼんやりと、ベンチに座っていた。
自分は今何をしていたか。 何の目的で歩いていたか。指を折って、確認する。 そう、シーシャに飴を貰った。 それを、あたらしいひとにあげたら仲良くなれる。]
……うん。おぼえてる。
[記憶を辿って、一人頷く。]
(115) 2014/09/04(Thu) 05時頃
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