158 雪の夜に
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…金持ちの喜ぶもンなんざ、あるかねえ。
[目を眇めて馬車のあとを視線で追って、低く呟く。 同じ船に乗るとはいえ、高級客と一介の船員である。 交わる機会のさして多いわけもなく、だからただ、”お金持ち”というものに対するありがちな偏見そのままに肩を竦めた。 何となく、道を避けたのも面白い気はしない]
(81) 2013/12/21(Sat) 00時半頃
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[近くで馬車を待っていたご婦人のもとへ、無事に馬車は到着したらしい。>>73 こうして、港にごった返していた人も、少しづつ減っていく。 馬車が去り、遮るものが無くなった向こう、ヒューはソフィアの探し人の姿を見つけた。]
探すまでもなかったな。
(82) 2013/12/21(Sat) 00時半頃
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俺が?
[声音は、きょとりとした。
そして――微笑う]
まさか。
[だが、そう、最初に不意に聞かせてしまった囁きは確かに、
過去を思い出しての独り言だったから。
そして、血の衝動を持たぬ話し相手の声がする度、
意識に上るのはひとつの足跡]
けど、そうだなぁ。
アンジェを見てると昔会った同族を思い出すよな。
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[そうして馬車から視線を外し、再び先の場所へと顔を戻す。 と、先には気付かなかった顔をひとつ見つけた。 一転して、男の顔に大きな笑みが広がった]
おおい、ソフィア! それにヒューじゃねえか、久しぶりだなあ!?
[大声で呼んで手を振って、ずんずんとそちらへと歩いて行く]
(83) 2013/12/21(Sat) 00時半頃
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あ、本当だ。
[探すまでもなかった、というヒューの言葉に頷き、少女は大きく手を振った。 口の中の飴玉がまだ溶けきっておらず、大声で呼ぶことはできなかったらしい。]
(84) 2013/12/21(Sat) 00時半頃
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[ホレーショーとは、一年前まで同じ船で働いていた。 日に焼けた肌もぼさぼさ頭も大股で歩く様子も、相変わらずだ。 彼の表情に笑みが広がるのを見て、懐かしそうに目を細めた。]
ああ。
[傍らのソフィアの様子を気にしてか、短く相槌を打つに止め、久しぶり、と言葉を交わすこともしなかった。]
あとでな。
[どうせ宴で会えるだろうからと、ヒューはその場を離れる事にした。]
(85) 2013/12/21(Sat) 01時頃
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ソフィアは、離れてゆくヒューの背中に小さく手を振った。
2013/12/21(Sat) 01時頃
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[ホレーショーの姿が近づいてくる。 船を見送ってから一年、待っている間はとても長く感じられたけれど、こうしてまた顔を合わせると短かったようにも思える。]
おかえりなさい。
[幾つもの言葉が浮かんでは消えたが、短くそう言ってにこりと笑った。]
(86) 2013/12/21(Sat) 01時頃
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ソフィアは、何故ヒューがいきなり立ち去ってしまったのだろうと首を傾げている。
2013/12/21(Sat) 01時頃
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おう、
[怪我をして船を下りたかつての仲間に、 かつてと変わらない調子で声を掛けた]
あとでな。
[相手がかつてと違うことくらいは、無論見た目からも分かる。 けれど交わす声の調子は変わらぬままに、男も短く返す。 そして]
(87) 2013/12/21(Sat) 01時頃
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…─── ただいま。元気にしていたか?
[一年ぶりに会う探し人の傍らに歩みより、 くしゃりと顔を崩して、宿の少女にしたように彼女の頭に手を置いた]
(88) 2013/12/21(Sat) 01時頃
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おかみさあん、お客さん!
[既に酒場はたけなわになっていることでしょう。 エールと香辛料の香りに混じって、酔客たちの歌声が聞こえてきます。 きっとこの勢いのまま集会場に雪崩れ込むのです。 客を連れてきた、と言い訳するハナに女将さんはなんと言ったでしょうか。**]
(89) 2013/12/21(Sat) 01時頃
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お使い ハナは、メモを貼った。
2013/12/21(Sat) 01時頃
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2013/12/21(Sat) 01時頃
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― 宿屋「朝凪亭」 ―
[自慢のスープ、と想像して頬を緩めた。>>76 自己申告するなら現在空腹な旅人である]
大鍋の料理は大変だよなぁ。楽しみにしとく。 ……って、そうか。 宿の子ってだけじゃなくて、ちゃんと手伝いもしてんだな。
[小さな子供に感心したように言って、宿の扉をくぐった。 宿泊客をつかまえてきた子供に、女将は何と返したか。>>89 あるいは宿代交渉がどう帰結したのかについてはまた後程]
(90) 2013/12/21(Sat) 01時半頃
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ん―――…、風邪は4、5回ひいた。 あとは、足首も捻挫したり、爪がわれちゃったり…、
[頭に置かれた手の重み、温もりがしっかりと伝わってくる。 少しおどけたように言ってしまうのは、目頭がじんと熱くなってきてしまったからで、]
…っ、 うん、元気だった。
(91) 2013/12/21(Sat) 01時半頃
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無事で、よかっ… 、
[続けた言葉は唇が震えてしまって上手く言葉にならなかった。 船乗りには危険がつきものだという事は、ソフィアでもある程度は知っている。 うまく笑顔を作ることができそうになく、俯いて顔を覆った。]
(92) 2013/12/21(Sat) 01時半頃
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じゃ、取り敢えず荷物だけ置いて来る。 歓迎の宴ってのも、ついでだから一緒に行かせてくれな。
[同行させてもらえれば、集会場の道を尋ねる手間も省ける。
1年ぶりの大型帆船の帰りに、酔客達も興味が尽きないようで、 船の乗客や乗組員に酔った勢いで絡む。 この集団が宴に加わったら大分騒がしい事になりそうだ。**]
(93) 2013/12/21(Sat) 01時半頃
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…んだよ。ちゃんと帰ってくるって、言ってンだろ? 俺が簡単にくたばるように見えるかッての。
[記憶よりも少し大人びた少女は、けれど記憶の中と同じ愛しい存在で、俯く彼女を見下ろす男の表情も柔らかになる]
信用がねえなあ。
[責めるかの言葉とは裏腹に、声の響きは笑みを孕む。 慰めるように落ち着かせるように、優しく彼女の髪を無骨な手が撫でた]
(94) 2013/12/21(Sat) 01時半頃
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土産を持ってくるからって、言ったろ?
…そら、
[空いた手の片方を、ごそりと荷袋に突っ込んだ。 取り出したのは、大切に包まれた花の髪飾り>>0:12]
似合うと思って、選んだんだぜ?
[それは高価なものではない、素朴な異国の髪飾りだ。 男の少ない給金で購えるほどの、ごく小さな花である]
(95) 2013/12/21(Sat) 01時半頃
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つけているところを、見せてくれないか。
[泣くなと口にすることはなく告げて包みを差し出し、最後にぽんと軽く宥めるように手を弾ませてから、少女の頭から手を離した]
(96) 2013/12/21(Sat) 01時半頃
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― 海に面した坂道 ―
[港を離れ、ヒューはソフィアに貰った飴玉を舌の上で転がしながら、坂道をゆっくりと歩いていた。 通りにある民家や、小さな店には、火の明かりが灯っている。
途中、足を止めて、ぼうっと、暗い海を眺めた。 冷えて片腕が痛むのか、肩の少し下を、何とはなしに、さすっていた。
ヒューは、乗る事が出来なかったエレクトラ号の、自分が知らない一年を思った。 この一年、陸で暮らしてきた日々を思った。 怪我の原因となった出来事を思った。
町医者が、信じたかどうかは定かではないが、 町医者に怪我の原因を訊ねられた時、ヒューは、どこか上の空といった様子で、このように答えた事がある。
* 『狼…… いや、野犬にやられたんです。』 *]
(97) 2013/12/21(Sat) 01時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2013/12/21(Sat) 02時頃
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ああ、そうなのかい? そんじゃ〜宴の時にでも言ってみようかねえ。
[>>76 くしゃみをもう一つ増やすような話を続け、 かじかんだ赤い指先を丸める。宿の温かさが恋しい。 >>77 ハナ、と名乗った少女の言葉には顔が綻んだ。]
そうかそうか、ハナは働き者だねえ。 ねえさんに褒めてもらうよう言っとかなきゃ。 あ〜寒い、早いとこ着いてスープ飲めないかね。
[目立つ外套の旅人は軽口の通じる相手のようだった。 気軽で良い、歯を見せて快活に笑い]
もちろん銭払った上でさ。 この時期水仕事任されたら辛いと思うけどねえ、 がんばんな。
(98) 2013/12/21(Sat) 02時半頃
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[鐘の話には首を捻る。 今年は今までにない探し人のこともあって、 鐘のことなんて気にも留めていなかったのだ。]
どうだったかねえ…。
[去年は鳴っていたような気がする? その記憶も定かではない。]
そういう話は、ねえさんに 聞いてみりゃいいんじゃないかねえ…。
[曖昧な女の話よりもきっといい話が聞ける。 今まで興味も持たなかった建物を見る。 気が向いたら行ってみようか。 この町のことを新たに知るのも、悪くはない。]
(99) 2013/12/21(Sat) 02時半頃
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ま、まずは宴だね。 今日くらいはパ〜っと、 気兼ねなく飲みたいもんさ!
[宿に着くと一年ぶりに再会するダーラに 一年前と変わらぬ調子で挨拶を交わす。 慣れた様子で宿の手続きを済ませると、 >>93ヤニクの言葉に頷いて荷物を置きに行った。**]
(100) 2013/12/21(Sat) 02時半頃
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[小さく頷きながら男の言葉 >>94 を聞く。 優しく髪を撫でる手に震えていた心が落ち着き、じわりとした温かさのようなものを感じた。]
お土産…
[差し出された手の中には、異国の髪飾り。 それは彼の大きな手の中にあっては一層小さく映る。]
(101) 2013/12/21(Sat) 09時頃
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…ありがとう。
[手に取ってみると、それはとても精巧なつくりをしていた。 薄い桃色に色づけられたその花は、髪にさしてみれば彼女の髪の色と肌の色によく馴染んだ。]
変じゃない…?
[照れくさそうに髪を撫でつけながら問う。 目に涙が滲んで、慌てたように拭った。]
(102) 2013/12/21(Sat) 09時半頃
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[そうしてしばらくの時を過ごせば、彼女は集会場に向かっただろう。 宴の準備をしなければならないし、家が雑貨屋であることもあり、何かしら仕事はあっただろう。]
(103) 2013/12/21(Sat) 09時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2013/12/21(Sat) 09時半頃
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ああ、
[髪飾りをつけたソフィアは、 記憶の中の小さな少女と違いとても娘らしく男の目に映った。 恥らう様子に、逆にこちらが落ち着かない心地で顎を引く]
良く似あっている。
[向けた笑顔は、崩れはしなかったはずだけれども]
(104) 2013/12/21(Sat) 12時頃
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[その後の話は、ソフィアのこと、自分のこと、ティモシーや町の人々のことなど軽いもの。当然、1年が語り尽くされたわけもない]
俺は宿を取って行く。また、あとでな。
[夜の宴に再会を約してその場を離れる。 歩きながら貰った菓子を、ぽいと口に含んだ。 じわりと甘いやさしい味が*した*]
(105) 2013/12/21(Sat) 12時半頃
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― 宿→集会場 ―
[一先ずベッドの上に鞄を放り出し、 身軽になれば軽く伸びをした。 一階に戻れば、セレスト達も支度が出来ているだろう]
んじゃ行くか。
[ちらつく雪にフードをかぶり直すと、集会場へと**]
(106) 2013/12/21(Sat) 19時頃
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女主人 ダーラは、メモを貼った。
2013/12/21(Sat) 20時頃
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2013/12/21(Sat) 20時半頃
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[集会場の中では、既に町の者や船乗り達が、宴を盛り上げているらしく、その喧騒は建物の外にまで漏れ聞こえていた。 ヒューは、寒そうに下を向き、建物の近所までやってきて、ふと足を止めた。 空を見上げると、雪は、夕刻の頃よりも、粒を大きくしているようだった。]
(107) 2013/12/21(Sat) 21時半頃
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―朝凪亭― [日が暮れてこの時間になると、酒場も徐々に常連客で賑わってくる。 そう数も多くない給仕に指示を出しつつ、自分もカウンターの常連客と話をしつつ、酒場を切り盛りしていた。
テーブルの方から、時折先ほどついた船の噂が聞こえてきたり、見慣れない顔がちらほら混じっているからか、いつもより客が多く、慌ただしいような気がする]
……ハナ。あんたこんな時間までどこ行ってたのさ。 もうとっくに店は始まってるんだよ?hら、早くおし。
(108) 2013/12/21(Sat) 22時頃
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[遅れて戻ってきた、この場にはまだ相応しくなさそうな年ごろの少女を軽く睨みながら、叱りつけた。彼女がつれてきたとかいう客の姿も、目に入る>>89>>90]
あら。そちらはお客さん?……あんたが連れて来たって?
遅れてきた言い訳にゃならないだろ。 …ま、いいわ。うちに泊まってくってんなら、安くしとくよ。
[この辺りでは見慣れない旅装束風の男にそう声をかけた]
(109) 2013/12/21(Sat) 22時頃
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