168 LOVEorDEATH2〜死者は愛を知りたいようです
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"ドン"
え…?
[脇腹辺りに感じた感触。それと同時に感じたのは、自分の身体が宙に浮かぶ感覚だった。 見慣れた駅の天井が遠く感じる。否、遠ざかっているのだ]
(なに……? 何が、起こって……)
[無意識に伸ばした手は誰にも届かず、空しく宙を切る。 それがどういう事なのか理解する前に、体の右側から眩い光とけたたましい音が届く。 喧しいなと思いながらも、何一つ声を上げる事すらできないままに]
(70) 2014/03/13(Thu) 22時半頃
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[ぐしゃり、という音が身体の中に響く。 その音の発生源が自分である事の自覚もないままに、意識は消えてなくなった]
(71) 2014/03/13(Thu) 22時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/03/13(Thu) 22時半頃
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―住宅地→公園―
『ジャングルジムなんて、子供のころっきりですよー!』
[可愛らしい声が夜の静かな公園で弾ける。 猫じみたしなやかさで鉄製の棒をすいすい登っていく後輩に付き合って、真墨も一緒に遊具の上へ。]
…寒くない?
[鉄製の遊具に触ったせいで冷たくなった手をさすりながら言うと、温めてーと甘えた声を出しながら少女は両手をつきだした。]
どうぞ。
[真墨は、ポケットから使い捨てカイロを取り出して少女の手に握らせる。]
『せ、先輩…そういうことじゃないって…』
[やや呆れたような声を出しつつ、それでも少女はカイロを受け取る。]
(72) 2014/03/13(Thu) 23時頃
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『というかもう3月ですよー?なんで先輩カイロなんて持ってるんですか! やっぱり先輩って不思議な人ですよねー。』
[ニコニコと笑いながら会話をする後輩を見て、ああ、と真墨は冷めた目で目の前の光景を見ていた。 この少女は、自分に好意を持っている。 なんとなくそれを察してしまい、途端に居心地が悪くなってしまった。]
る―――…あのさ、もうそろそろ帰らないとダメだよ。
[名前を呼ぶのさえ躊躇ってしまい、目をそらしながら帰宅を促す。 少女は、そんな真墨の気持ちも知らないまま、そうですね、と言った。]
『先輩、私、同じ高校に通ってるんですよ? 気がつきませんでした?』
[言いながら、ぴょんっと腰を浮かせる。]
(73) 2014/03/13(Thu) 23時頃
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[少女の手の置き場には、鮮やかに赤い何かが―――
―――居た、気がして。**] .
(74) 2014/03/13(Thu) 23時頃
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ハイ、槇村です。お疲れ様ス。え、今日ですか?今日は影木さんの班で、夕方からです。…ハイ。素材はUSBに焼いてきたんで、──え?あはは、大丈夫っスよ。順調順調!
[電話の相手は雇用主でもあり、歳の離れた友人みたいなものでもある。 仕事に関する会話に織り交ぜ、学業の心配もしてくれる。ついこの間会った時に卒業制作の話をしたからだろうか。
康太にとっては、自分の厄介な体質にも理解を示してくれる、良き相談相手でもあった。
会話をしながら歩を進める。角を曲がって、少し広めの道路を挟んだ向こう側に鳥居が見えた。人通りも増えるが、普通に歩いて身体がぶつかる程ではない。]
ん、飯ですか?仕事、遅くまで掛からなければ全然オッケーすよ。 …あ!じゃあ、影木さんも一緒に良いすかね。…ハイ、たまに一緒に飯行ったりしてるんです。
[談笑しながら道沿いに進む。そのまま信号の無い小さな横断歩道を渡っていく。渡り切る直前、視界の隅、足元を何かがすれ違った気がした。]
(75) 2014/03/13(Thu) 23時頃
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[──猫?ボール?思わず視線で追い掛ける。 肩越しに振り返って──瞬間、真横を走り抜けた小さな影と、けたたましいクラクションの音。
見開いた視線の先には、一瞬前に通り過ぎた何かを追い掛ける、園児服の子供の姿。]
────…ッ、!
[振り返った姿勢のまま、すぐに手を伸ばせば間に合ったのかもしれない。 けれど、ほんの一瞬、一秒にも満たない逡巡。他人の肌に触れる恐怖。 その一瞬は、走る子供を伸ばした手からすり抜けさせるのに事足りてしまった。
その真横に、突っ込んでくるトラックが視界に入る。駄目だ、届かない、引き戻すには足りない、──なら。]
[反射的に身体を捻って強く地面を蹴った。支えを失った画材がばらばらと地面に落ちる。 クラクションに驚いた子供は、足が竦んだのか立ち止まってしまっている。
通話中の携帯から聴こえた声が、地面に叩きつけられる直前、自分の名前を呼んでいた。何故だろう、それに妙に励まされた気がする。
届け。届け。その小さな背中を、手のひらが押したと感じたと同時に──強烈な衝撃で康太の身体は吹っ飛んだ。]
(76) 2014/03/13(Thu) 23時頃
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[キャー!と、悲鳴があがるのが聞こえてくる。 恐怖感からの、けれどそれは愉しさも孕んだもので。 ゴオッと悲鳴と一緒に風音を鳴らし、スピードをあげるコースターの横を一羽の鳥が優雅に横切る。 コースターに乗る彼らには、鳥の姿は見えてはいないようだ。]
んふふー楽しそ〜〜!
[楽しそうな親子連れ、行き交う人々は皆笑顔。 きゃあきゃあとあちこちから似たような悲鳴が聞こえてきていた。 けれど、突然、大きな音と振動があたりに響いた。 愉しげだった悲鳴が、金切り声に変わる。(>>56)]
順調順調〜♫
[騒々しくなっていく遊園地の上空で、それを見届けまた鳥はどこかへと飛び立っていく。]
(77) 2014/03/13(Thu) 23時半頃
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[激しい衝撃音に、集まってくる人々。 なぜか一部分を自然と避けるようにして歩いているが、そのことに彼ら自身、気づいてはいない。 彼らが避ける地面の上には、一羽の鮮やかな赤い色をした鳥がいた。 すぐ近くの地面に転がっている、液晶画面の割れたスマホ(>>66)を、くりんと首を傾けて覗き込む。]
あーあ、消えちゃってる。 残念だったねぇ〜〜。
[真っ暗な画面、今はもう何も映すことのないスマートフォンをこつり、と爪先でつついて。喧騒の中、再び、パステルカラーの空へと戻る。]
(78) 2014/03/14(Fri) 00時半頃
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[そこから然程遠くはない場所で、今度はけたたましいクラクションの音が上空まで響いている。(>>76) ざわめきだす人々の真上で、薄い青空に朱が刺した。 その朱はゆったりと大きな弧を描くように旋回する。]
うんうん、予定通りだね!
[空を仰ぐように倒れている人の姿(>>18)に満足そうな声をあげる。]
ぼーくらはみんなー♬
[愉しそうな鳥の囀りは、遥か上空を吹き抜ける風に流されていった。**]
(79) 2014/03/14(Fri) 01時頃
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[仕事に切りを付け、帰り支度をしている最中、上司に呼び止められた。]
あ、懇親会来週でしたっけ。 うーん…やっぱりあたしもパスでお願いします。
[ホテルの宴会場を貸し切ってのグループ企業の立食パーティ。美味しい料理とお酒にビンゴ大会、去年参加したときは目の保養になるようなイケメンも拝めたっけ。忘年会の開催すら危うい自社の数少ないマトモな福利厚生といっても過言ではない。]
あらら、参加するの営業部と社長だけなんです? 行きたかったですけど、今の状況じゃあ仕方ないですもん。
それじゃ、お疲れ様でした。
[あはは、と。乾いた笑みを浮かべオフィスをあとにする。]
(80) 2014/03/14(Fri) 02時頃
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[今日もギリギリ終電コース。混んでる車内の片隅、揺られながら携帯をいじる。]
"仕事終わったよ。1時間後にいつもの場所で。"
"了解待ってる!お疲れ様にゃー"
[メッセージを送信して、ほどなく帰って来るレスに頬を緩める。待ち受けにしているのはゲーム画面のスクリーンショット(流石にそのままだと恥ずかしいので加工しているが)。 上京してからというもの、学校に馴染めず友人は中々出来なかったし、先生との折合いも悪かった。就職だって、焦った結果がこの有様。そんな自分の愚痴をあの子は聞いてくれたし、あの子も悩みを打ち明けてくれた。]
(81) 2014/03/14(Fri) 02時頃
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(今日は何しようかな。追加されたクエストも面白そうだし。あの子が欲しがってたアイテムを取りにいくのもいいよね。それから、それから…)
[本名も顔も知らない、画面の向こうのあの子。やりたいことを思い描いては心を躍らせる。仕事柄、人と会えるような時間には中々暇ができない。次第に疎遠になっていくオフの友人達よりも、ゲームの中であの子と過ごす時間の方がいつしか長くなっていた。
…遊びたさに睡眠時間まで削ってしまうのはよくないことだと思う。思ってはいるのだけれど。]
(…あの子がいなかったらきっと、息が詰まって死んでるよね。)
(82) 2014/03/14(Fri) 02時頃
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さっむ…! 今日もおでんにしよっかな。
[ホームへ降り、ジャケットの襟元を閉める。春先とはいえ夜はまだ冷え込む。すなわち暖かいものが恋しいわけで、駅前のコンビニへ迷い無く入る。連日通っているので、そろそろ店員に"おでんの人"なんて言われているかもしれないが、70円セール開催中なのが悪いのだ。おでんに罪はない。]
『…でさー、叫んでるし女の人が血流して倒れてるしで。マジこわかったっすよ。』 『聞いた聞いた。あれウチの常連さんらしーよ。』
[カップを手におでんケースの前に立っていると、バイトくん達の会話が耳に入って来る。何やら今朝方、殺傷事件があったらしい。なるほど店の外には今朝はなかった看板が立っているようだった。]
(83) 2014/03/14(Fri) 02時頃
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(なにそれ。やだー、物騒ね。)
[会計をすませて店を出ると、終電を過ぎた駅前は閑散としていた。見慣れた筈の光景はどこか薄気味が悪い。目撃者を求める看板を一瞥して、足早に帰路を辿る。]
(…早く帰ってあそぼ。)
[歩道橋の下りに差し掛かったところで携帯が鳴る。メッセージの通知音、きっとあの子からだ。 慌ててジャケットから携帯を取り出すが、手が滑り空を切る。携帯を追いかけるように手を伸ばす。]
(84) 2014/03/14(Fri) 03時半頃
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──…ぁ
[一瞬のブラックアウト。 次に視界に入ったのは石作りの階段。 鈍い音とともに額に衝撃が走る。 何が起こったのか理解できていないことを理解する前に、景色が目紛しく変わっていった。]
(85) 2014/03/14(Fri) 03時半頃
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[チカチカと揺れる街灯。 微かな灯りが地面を照らす度に、赤色が広がってゆく。
すぐ側に携帯は落ちている。なのに、腕 が伸ばせない。
胸 が痛 い。
─息、が **]
(86) 2014/03/14(Fri) 03時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2014/03/14(Fri) 04時頃
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―また別の日の話―
[昼下がり。 今日は定休日。 おれは緑色のジャージ姿で近くの公園へ出向き、紅茶とマドレーヌを手にのんびりとくつろいでいる。
桜の木は当然まだ花を咲かせていない。]
梅の木見に行けばよかったかね。
[二杯目の紅茶を淹れて、飲む。 砂場で遊ぶ子供やら周りで井戸端会議してる主婦眺めていてもつまらんな…ふう。]
桜か。…見るなら夜かな。
[昼間は毎年酔客が暴れ回るので好きではない。 接客で忙しいというのもあるが。 紅茶とマドレーヌが尽きた頃、おれは店兼自宅へ引き返した。
買出しもついでにやっとくかね。**]
(87) 2014/03/14(Fri) 07時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/03/14(Fri) 07時半頃
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──都内某所 路上・現在──
[最初に感じたのは、衝撃と音だった。
次いで感じた痛みと熱は失せ、今はひたすらに寒気と乾きが押し寄せている。 降り注ぐ柔らかな午後の日差しは、春めいて暖かいはずなのに。 動かさずとも軋む身体から熱が流れ出して止まりそうもない。]
(──あのこ、どうなった、だろ)
[ぼんやりと、思う。聴こえにくくなった音と共に、徐々に世界が眩み始める。 間に合っただろうか。助けられただろうか。確かめる術も、どうやらもう無いけれど。]
(……さむ、い、…だれか、だれか)
[手を握ってよ。寒いんだ。
乾いた唇からはひゅうひゅうと息だけが漏れた。 今更触れた事のない他人の温もりが恋しい。否、多分、ずっとそうだった。]
(88) 2014/03/14(Fri) 09時頃
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[自分と他者の間にある隔絶が淋しい。それを埋めるように描く事と造る事に打ち込んできた。 良い環境を得られて、理解者も出来て、これからだったのに。]
(絵…描き始めたばっか、なのに)
[未練なんて山程ある。寧ろ未練しかないのでは無いかと思う。痛かった眼球の渇きは、いつの間にか滲んだ涙で癒えている。 描きかけの卒業制作。 母へ電話。 会社の人達とご飯。 いつもの店の限定メニューもまだ食べてない。 海。温泉。行った事なかった。 こども、無事、だったろうか。 それから、それから。]
(すきな、ひとと、手、つなぎたか、た)
[一度でいいから。その一度が、最後でいいから。
恋を、知ってみたかった。]
(89) 2014/03/14(Fri) 09時頃
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[思考が蒼天に塗り潰される。一瞬、ほんの一瞬だけ、空の薄い青に原色の赤が過ぎった気がする。 けれど、彼の意識は違和感を拾い上げる事は無く。明滅しながらゆるゆると遠のいて、やがて世界は真っ白に眩んだ。
名残りとばかりに、頬を伝った雫が一粒、落ちてアスファルトを濡らす。
それが、彼の最期だった。**]
(90) 2014/03/14(Fri) 09時頃
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[自宅最寄駅は、あまり大きくない。 もう夜の10時も回ったとなると、結構閑散としてしまう。 それにしても人が少ない気がするのは、例の通り魔のせいだろうか。 あたしはスマホで時間を確認すると、そのまま画面を少し見つめた。]
…あほらし。
[一瞬よぎった逡巡を振り払うように呟くと、あたしはスマホをポケットへと戻す。 イヤホンを耳に押し込み、流行りの音楽を流しながら。 あたしは駅を背に歩き出す。 大通りを通れば、遠回りになってしまう。 あたしは自然、いつも使っている近道へと向かっていた。]
(91) 2014/03/14(Fri) 14時半頃
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[流れるしっとりとしたラブソングは、あたしの好みとはやや外れていたけれど。 るりたちが大騒ぎしていたから、暫く聞いてみることにしたそれだ。 恋愛沙汰は、巻き込まれて嫌な思いをすることばかりで、あまりいい思い出のないあたしにとっては、この女の気持ちは正直さっぱりわからない。 …どうして、片想いで終わることがわかっていて、好きでい続けられるのだろう? 諦めているようで、まったく諦めていなくて、やっぱり相手の目に留まりたくて… そんな気持ち、あたしは知らない。 けれど、るりを見ていると、あながちあり得ない話でもないのかも…
そんなことを、つらつらと考えながら、薄暗い路地に入る。 は、とした時には、妙に不安感を煽る匂いに、あたしは包まれていた。]
(92) 2014/03/14(Fri) 15時頃
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[思わず立ち止まったあたしのつま先に、何か妙に柔らかい物が触れる。 見てはいけない、と反射的に思うと同時、あたしの目は、意に反して“それ”を捉えていた。]
…え。何これ。
[目に入ったものに、同時にこの臭気の正体を悟る。 それは、割と、かぎなれた、鉄くさい…それ。 あたしの脳は、一瞬でフリーズした。]
…や、だ…
[思わず半歩、後ろに下がれば今度は背中が何かにあたる。 それが何か確認する前に、ヤバい、と思った。 同時に手に持っていたカバンを手放す。 昔取った杵柄、多少の相手なら、いなせる…と思ったのが、間違いだった。]
(93) 2014/03/14(Fri) 15時頃
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[どこをどうされたのか、気づけばあたしは冷たい地面に転がされ、ごつごつとした手に口を塞がれていた。 体には、経験にないくらいの荷重がかけられていて、じたばたしようにも身動きが取れない。 見上げたあたしの視界の中、銀色の刃が鈍く光った。]
『人間は、やばいからってぇ、猫で、我慢してたんだけどぉ…』 『やっぱりぃ、手ごたえがさぁ、違うんだよねぇ…ッ』
[まるでスローモーションのようだった。 振り下ろされる刃を、妙に無感動に、あたしは見つめる。 しかし、一泊おいて襲う、熱にも似た鋭い痛みにあたしは声に出せない悲鳴を上げた。]
『あはは、それ、それだよぉ!!』
[ブツン、ビチャッ およそ日常ではありえないような音が、耳に届いて、でもそれどころじゃなくて。 男の笑い声も遠くなって、
痛い、やだ、死んじゃう、怖い、やめて、助けて]
(94) 2014/03/14(Fri) 15時頃
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(とうさん…っっ!!!)
[最期に頭をよぎったのは、 言葉にできないほどの、 後悔だった。]
(95) 2014/03/14(Fri) 15時頃
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>>74
[何もかも唐突だった。 手の近くに赤い何かの存在を感じたから手を置く位置がずれたのか、 衣服が遊具のどこかに引っかかったか。 突然目まいが彼女を襲ったのか―――]
[とにかく、少女はバランスを崩した。]
『わっ…!』
(そっちは…!)
[運悪く、身体が傾いた先は鉄棒の配置されていない方向。 それも、遊具のすぐ奥には金網と鉄線の巻かれたフェンスがあった。 コンマ秒単位で傾いていく少女の身体へ手を伸ばす。]
(96) 2014/03/14(Fri) 19時頃
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ばっ…!
[バカ、とすら言うのももどかしいくらい急いで手を伸ばす。 掴まれ。掴まれ掴め掴まれ。 念じても手の先には少女の着衣すら届かない。]
[だから、真墨は傾き行く少女の後を追った。]
(97) 2014/03/14(Fri) 19時頃
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[――――ドッ]
(98) 2014/03/14(Fri) 19時頃
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[ゴチリ、とも、ドン、ともつかない音が頭部で弾けた。 気がつけば、真墨は少女の頭部をお腹に庇ったまま地面に倒れていた。 たかが2メートル半の高さから落ちた程度で怪我などしないだろう、真墨はそう思い少女の身体を一通り眺める。]
(……雨?)
[ぽたり、と耳元で水音が聞こえた。 今日の天気は雲ひとつない晴れだった。パステルカラーの水色が広がっていたはず。 だが、真墨の顔を見た少女の顔はみるみる青ざめていき、]
『せ、せんぱ…!ち…!』
[女性は流血に強い、とはいうものの、それは体の一部で出血している場合の話だ。 右側頭部からダラダラと血を垂らしながら少女を見る真墨の顔を見れば、悲鳴の一つでも上げたくなるだろう。或いは恐怖で声すら出ないか。]
…血?
[真墨は少女が指を差した先にある自分の頭部に触れ、手のひらを確認する。 まごうことなき自分の血だった。 青でも緑でもない、赤色の血だった。]
(99) 2014/03/14(Fri) 19時頃
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