73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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― 廊下 ― [小ぶりの歯型がついた頬は好奇の視線対象になるだろう。 けれど、今のフィリップには そこに思い巡らせる余裕は、ない。]
……………
[本人にもわからないと言われれば フィリップ自身に相手のことわかるすべもなく。 翠はその声音の色に呆然と見上げる。 ただ、爪を立てられた頬が酷く痛い。]
…………傍にいたって、いつか、捨てられるんだ…… 「お前の頭はおかしい」って。
[ポツリとこぼす、痛むのは頬か、記憶か。 引き寄せられ間近な姿は一体誰なのだろう。 頭が匂いにもうろうとする]
(257) 2011/12/24(Sat) 04時頃
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― 廊下 ― [ずきり、と痛む。傷が抉られる。 それは降る言葉故か、頬の痛みか。]
……捨てられたら、すごく痛い……辛い…… …………………………
…………………寂しい
[腕の中の鮮やかな姿は何事かと 二人を見上げる。捨てる者?捨てた者?]
[痛みの代わりに触れるのは柔らかな感触。 ふと、翠から雫が一つ、落ちた。 けれど、「俺は」…………?]
(259) 2011/12/24(Sat) 04時半頃
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…………捨てられるなら、やだ……
[今の痛みよりずっとずっと痛い、あれはもう嫌だ。 小柄な姿の助言に従うなら フィリップが口にするのはそれだけ。] [自身の雫に気づくと、目元を拭う。 明らかに年下相手に……と、今更ながら己の不甲斐なさや 泣いていることに、非常に気恥ずかしさを感じて。 気がつけば痛みもなかったから、 色鮮やかな姿を抱えたまま、転がるように駆け出した。 噎せ返るような匂いから、痛みから逃げ出すように。]
(260) 2011/12/24(Sat) 04時半頃
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― →自室 ― [そうしてどこをどう駆け流離ったか。 気がつけばやっと自分の部屋。 色鮮やかな姿と一緒に抱えていた薬瓶から 一回の服用には多い量薬を出し、 水も飲まずにすきっ腹に詰め込むと。 色鮮やかな姿をベットサイドのテーブルにおろせば、 匂いから、痛みから、 逃げるようにシーツを頭までかぶった。]
[ベッドサイドのテーブルにいる色鮮やかな姿が 心配するようにじっと見守る中*]
(261) 2011/12/24(Sat) 04時半頃
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[エリアス自身をよそに、薔薇はくすりと笑う]
いいねぇ…青春ってやつかな。
でも悪いことしちゃったみたい…
[別に人が憎いとか、そんな感情は欠片もなくて。
自分が見つめてきた生徒達が、皆かわいいだけのこと]
…ねぇ、君は…薔薇のトゲ、なんともないのかい?
[ノックスとの会話からは、モリスの心情までは汲み取れず]
薔薇のトゲは君に何もささやかない?
……やべ。やっぱり苦しいわ。
[サイラスに顔を覗きこまれた時。そして、その体でベッドに押し込まれた時。
明らかに胸が苦しくなった。]
もしかして、これって、オレ、サイラスの事を……
そ。よかったね、気がついて。
やっぱり、薔薇のトゲは悪戯好きだね。
大丈夫だよ。全然、変じゃない。
そういうものだから。
[薔薇の精は甘い声で囁いた]
…彼に、いうのかい?
あれ、その声は、薔薇の、主さんだっけ?
[モリスは細々とした声で呟く。]
ちょっと聞いてくださいよ。
やっぱりオレ、おかしいっス。サイラスの顔見てると、何か胸が詰まるっつーか、苦しいっつーか……
さ、サイラスに言うって、まさか、やっぱりこれってオレがサイラスの事す……
[モリスはいっそうベッドの上でのた打ちまわっている。]
ヌシってか…僕、ヨーセイってやつ。
庭に咲いてる薔薇の。
なんか今年は妙に調子よくて咲きそうになったのはいいんだけど…
吹雪でいろいろとね。
で?それは確か温泉でもお医者さんでも治せないってやつじゃないの?
棘はお手伝いしかしないからね?
苦しいなら…ゆるめないとね?
きっと彼も、何か苦しいはずだよ。
…そうなんじゃ、ない?
[棘が恋愛感情をもたらすのか、
棘はきっかけにしかならないのか。
そこまでは、人ではない薔薇にはわからない]
否定なんてしないよ。
この子だって…そういう人、いるみたいだし。
で、でも、オレはダメっス。
こういうの、初めてじゃないし、オレは汚い人間っスから。例え好きでも、サイラスとは釣り合わないっス……
[モリスは意気消沈した声で呟く。]
そんなの、僕が知る訳ないじゃないか。
自分で考えて決めなよ。
それとも、僕が似合わないといったら君は諦めるのかい?
諦めたのを人のせいにする?
僕はこの学校の生徒は皆好きだからね。
僕の花が原因でもなんでも、そんな「好き」って感情は、報われてほしいね。
――オレ、バイトで、そういう事した事あるんです。
[少し泣きそうな声でモリスは呟く。]
で?ソレを僕にいって、何ていってほしいの?
…君、もしそのサイラスって子が同じことしてたら、汚いって思うんだ?
最初は、ちょっとぎゅっとさせて、って事だったけど。
実は、帰ってくる前も、薔薇園でちょっと……
違う!サイラスはオレみたいにそんな汚いことはしない!
[直面してもいない相手に怒りをぶつける。]
サイラスはオレみたいに小遣い目当てでそんな事するヤツじゃない!
オレはともかく、アイツをバカにしないでください!
[モリスは少し興奮した様子で叫ぶ。]
そう。薔薇園で。…君の感覚で言ったら、
僕なんて汚く見えてしょうがないんだろうね。
[実際エリアス自身にそんな経験は勿論ないのだけども]
別にいいんじゃない?
僕にはわからないのは、本当なんだから。
君が後悔しなければいいと思うよ。
たとえばの話。
キミのことをサイラスが知らないように、サイラスのことを、キミはどれだけ知ってるのさ。
キミは…否定されたいの。それとも肯定されたいの?
僕に、どんな答えを求めてるのさ。
……肯定も、否定もしてもらう気はないっス。話を聞いてもらいたかった、だけではあるので。
ただ、どうしてこんな気持ちになってるのか、薔薇となんか関係あるのかは、知りたかったスけど。
[モリスは力強く言う。]
まだ、サイラスに関しては気持ちがまとまってないというか。
アイツの事、好きだけど、自分はアイツにそんな事出来る資格は無いって気持ちは、ありますから。
[モリスは少し間をおいて。]
でも、後悔はするなって言葉は、受け取らせて頂きます。
ありがとう。
そう。聞くだけなら、聞くよ。
でも、答えは求めないでほしい。
…キミは何か、負い目に生きてしまうタイプじゃないのかな。
…咲いた花も、後は散るだけだと、
咲いたことを後悔してるのかもしれない。
でも、いいじゃない。
咲かない花は花ではないもの。
過去のない人間なんて、いないでしょ?
僕は、過去は過去でいいと思うよ。
頑張りな。きっと棘は、後押しだけ。
キミやノックスが思いを遂げることができたら、
薔薇の棘は…
[感染する、とは言わない。
それで人が死ぬわけではないから。
問われても、そこだけはぼかして話をするだろう]
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― 自室 ― [色鮮やかな姿は困っていた。そう、それはとても。 なにせ、フィリップが食堂にかなかったから 彼の元に帰ってきてから飲まず食わずが続いている。 だけれど、フィリップはシーツに包まって。]
[ぺった、ぺった、とベットサイドのテーブルを歩き フィリップの枕元に降りた。 そのまま、フィリップが包まるシーツを嘴で引っ張り その短い髪が見えるまでにする。]
[ここまでくれば、やることは一つだ。 起きるまで懸命に髪を引っ張るだけ]
(331) 2011/12/24(Sat) 15時頃
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……………な、に……
[フィリップが溜まらず少し顔を上げる。 色鮮やかな姿は上がった顔に擦り寄って。 フィリップが、短く数度うなづいた。 その後頭をかきながら、ぼんやりした様子で 寝台から滑り落ち……一回動かなくなったところで また色鮮やかな姿につつかれた。]
[フィリップはよろよろと立ち上がる。 眩暈がするのは遠くなったバラの香りか、 とり過ぎた薬剤のせいか? 色鮮やかな姿を暖とるように抱えあげたあと 滑り落ちたとき巻きついたシーツを頭からかぶって そのまま、薄らぼんやりとした白い姿で 部屋をあとにし食堂に向かう。]
(336) 2011/12/24(Sat) 15時頃
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[セックスをどう伝えるか、悩んでいる間に
どうやらモリスの相談コーナーになっていたようで。
モリスの秘密を知って、どうしよーと、おろおろと
するものだから、会話に挟まることもなく。]
えーちょっとまってー。
モリスはともかく、
俺には想い告げるような相手いないよー。
[言葉を発したのは、最後になって。
将来情熱をかけられるものを見つけること叶ってなく、
それは人に対しても未だ*]
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― 自室→廊下→食堂 ― [頭からすっぽりシーツをかぶった姿は 頬にある赤も、腕にか抱えた赤も その白の下に隠すことになった。
そのままふらふら食堂へ向かえば、 冷えた食事と色鮮やかな姿の分も用意し 席に座ってたべ……る前に、 椅子に座ったところで、 また、うつら、うつらしてしまうのであった*]
(338) 2011/12/24(Sat) 15時頃
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フィリップは、色鮮やかな姿だけが卓上の食事をついばんでいる。*
2011/12/24(Sat) 15時頃
あれ、ま。
[ヴェスパタインが逃げていくのに驚いた顔してみた]
…折角薔薇の棘のケガを、手当てしちゃ駄目じゃないか。
だから少し、怒ったのに。
嫉妬したのかと思ったのかな。
かわいい子だね。皆。
…カワイソウな子。
[諦めだけで今までを生きてたエリアスに、
あざ笑うような、哀れむような。
ただ、同情だけは寄せない薔薇の精]
…誰か……。
どうしたらいいの。
どうしたら、忘れられるんだろう。
[それはエリアスの呟き。
薔薇の精のそれではなくて。
悲しさだけが漂う気配]
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