人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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【人】 白銀∴秘星 マユミ

[罠により四散した吸血鬼の屍を踏み行く、
――守備部隊の首、けれど父が言いたいのは、
つまり“家族”の首を取って来い、ということだ]

――……、

[茂みの中に見える照準のわずかな反射、
夜目は正確にそれを捉えて、地を蹴り――貫く。
断末魔をあげさせぬまま、返り血だけが鮮やかに。

血の匂いはきっと魔を探す者に届くだろう>>137]

(139) 2014/02/15(Sat) 02時頃

サミィに?伝える?……必要ないよ。

[故意に散々サミィを傷つけることをしてきた。
彼が殺してくれるなら、同時にサミィの中の「理依]も死んでくれることをただ祈る。
改めて脇腹の包帯を替えてくれないかと彼女に頼んだ*]


【人】 白銀∴秘星 マユミ

[>>142 言葉にはゆるく目を伏せた。
答えは出ない、会ってどうするというのだろう。
――ただ、その存在を知った、それだけで良かった]

……会って、どうしたらいいのかわからない。

[零した言葉には、
感情らしきものが滲んでしまった]

(144) 2014/02/15(Sat) 02時頃

……お父様。

俺の決断は、――…謁見の間での彼を見て、変わりました。


  是非、新たな『家族』に。


ほう。

[縛る縄の様に増える周の紅の線。
やはり紅は最も美しい色だと闇が降りたとしても判る色と。
決断に漸く牙を見せた]


【人】 白銀∴秘星 マユミ

[存在は既に感じている。
小袖を塗らす返り血は夜には暗く沈んだから、
そこにあるのは場違いにも見える、袴姿の女学生だ。

月明りに照らされる陶器じみた白い頬、
潤みを帯びた緋色の瞳は、ひたりとそちらを見た。
陰を見る、遮られた先に感じる気配

足音は無い、
ただ風に黒髪はさらりと零れて、
その瞬間に地を蹴る]

――……、、

[>>150 月明りを背後にして、
跳んだ影と迫る刃の煌き、それが彼の視界に映ると共に、

その血塗れた刃はひたり、と止まった]

(163) 2014/02/15(Sat) 02時半頃

[彼が終わりを願うを肯定した。
必要ないという言葉は首を振って否定した。
請われるままに包帯を取り替えて、
少しきつく巻いてしまったのは――]

……理衣くんは、それで後悔はしない?

[ふさがらぬ傷、もう、時は近いのだろう。
――彼の部屋には竜胆模様の折鶴が残される。

それが理衣への祈りの形*]


【人】 白銀∴秘星 マユミ

[言葉を失っていた。
口唇は開きかけて、閉じた。
じっと見つめるその視線に、わずかに眼差しを歪める。

山吹色の髪、黄金よりも優しい金色。
記憶よりも少し精悍になったような輪郭。
唐突に訪れた邂逅に、動けなくなるのはこちらも同じだった]

……、

[今、この場所で会いたくなかった。
為すべきを前に、乱される己の裡。
歪んだ眼差しが狭まって]

――……っ、

[引こうとした刃を留められた手の温もり]

(179) 2014/02/15(Sat) 03時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ


はなし て、

[感情のないような声音は、けれど震えた]

(180) 2014/02/15(Sat) 03時頃



 『冀望』  ―――鬼を、望む


 


【人】 白銀∴秘星 マユミ

[握り締められて、引き寄せられる腕。
どうして、抗えなかったのか。
抗おうとした意識はあったのに、
その手も足もろくな抵抗をしてくれなかった]

っ……、

[記憶とは違う声、
同じなのに違う声。

自分よりも大きな節のある指と、、
自分より高い位置にある目線と、
自分を軽く抱きとめた肩幅と、

包み込まれてしまう体躯]

(196) 2014/02/15(Sat) 04時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

な、っ……、

[眩暈のような混乱の訪れ。
思考しようとする意思を奪うのは、

ふさがれた視界と、懐かしい温もり、
変わらぬ土の匂い、伝わる声の震動。

髪にかられめられた指と、
強く抱きしめるその腕の力。]

(197) 2014/02/15(Sat) 04時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ


サミュエル……

[呆然と呟いて。

どうして、と問いにならない問いの言葉が零れた。
寄り添うからだのかたちは、子供のままではいられなかったことを伝えて。

だから、こんなにも呼気の奪われるような苦しさが]

………、

[2度目の「離して」はもう、声にならなかった。
苦しくて、喘ぐように見上げた先、視界も揺らいで滲んだ*]

(198) 2014/02/15(Sat) 04時頃

 ……うん。
 きっと、美味しかったんじゃないかな……

[少なくとも、涼平は喜んでいたように思う。]


白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2014/02/15(Sat) 04時頃


白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2014/02/15(Sat) 04時頃


白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2014/02/15(Sat) 04時半頃


 吸血鬼が人間と一緒に居ちゃいけないの?
 家族と一緒に暮らすのがそんなに悪いこと?
 生きて、もう一度会いたいと思う事すら歪なの?

 僕たちは……僕は、


後悔?どうだろう…。
もう、自分で決めたことに後悔はしたくないけどね。

お前とサミィが死んだら多分凄く後悔する。

[だから死なないでほしいとは伝わってほしいものだ。
きつく縛られた包帯に思わず声が出た]

って、痛ぇ……いたい、真弓。

[昔周と殴り合いして、こんな風にお小言貰って包帯巻かれたこともあったな、とふと思い出した]


─真弓が退出した後
「しょうがないこと」
(それは都合の良い言い訳だ)

「おまーが好きだった」
(あぁ、俺もお前が大好きだよ)

[置き去りにされた折鶴、手にして見つめる。
友人が興味を示す真弓にすら、一度は嫉妬したくらいだった。
サミィが蹴り上げた腹のあざは持ち前の回復力で既に治っていたが血だけが止まらない。

真弓が部屋を辞してから暫くたった頃、
久しぶりに泣いた。声を殺して。

あの頃に戻りたい。
いつ?いつでもいい。後悔しないで済む頃に。

潰れそうな心中は始祖が始める遊戯への前菜程度にはなっただろうか*]


【人】 白銀∴秘星 マユミ

―貯水場近く―
[考えないようにしていた。
自分を弱くするとわかっていたからだ。
“さみしい”なんて、感じたことなかったのに、
ぎこちなく離れていくのは、さみしくて。

見上げた先、灰色の瞳。冬の曇り空の色。
でも知っている、彼の目の中に写る色は、緋だ。
ここは戦場で、自分は彼の敵だ。なのに]


……サミュエル、


[掠れた声が告げる言葉、
滲む緋色は苦しげに歪んだ]

(234) 2014/02/15(Sat) 21時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ



だめだよ……、
サミュエルくん、

離して。

わたし、もうあの頃のわたしじゃない。

(235) 2014/02/15(Sat) 21時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

本当は少しだけ、気づいてた。
サミュエルくんが、わたしを少し特別にしてくれていたこと。

それはすこし淋しくて、
でも淋しかったのは――、
一緒におなじことがしたかったから。
ずっと一緒にいたかったから。

[何も考えずに一緒にいられるように、
だから男の子たちが羨ましくて、でも、今は]


……でも、もうだめだよ。

(236) 2014/02/15(Sat) 21時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

ごめんね。
あなたを守れなかった……、
みんなのことも、守れなかった。
あんなお願いをしてごめんね。

[後悔していた、言葉。
『みんなをお願いね』>>1:69
背負わせてしまった願い、それを悔いていたのは――]

……わたし、どうしていいかわからない。
どうすればあなたは、幸せになれる……?

[刃を握りなおすのは、彼に向ける為じゃない。
けれど呪縛を意識すれば、抗うことは苦痛を伴う。
ちがう、私が刃を向ける相手は――]

(237) 2014/02/15(Sat) 21時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[――ずっと、この時を待っていたのに]

(238) 2014/02/15(Sat) 21時頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2014/02/15(Sat) 21時頃


    − 回想・出陣前 −

[ホリーが戯れから戻って来た際、血の匂いを嗅ぎ取れば
珍しいと彼女を視線だけを向ける。
だがこの場に来たと言う事は参戦すると言う意志。
彼女は傷を上回る働きを見せてくれるのだろうと
何も言わなかった]

マユミ。
褒美はまだ良いのか?

[視線はホリーからマユミに。
褒美の内容からすればまだ手に入れていないのは明白だが。
のんびりとしている様にも機を狙っている様にも見え、
まだ手に入れようとする意志があるかを確認するだけの問い]


お前への褒美が、お前の役に立つ事を祈っておこう。

[いつか祈りと言うものを知っているかと尋ねられた時の事を
思い出して『祈り』と言う言葉を口にする。

祈りとは願望を飾り立てたもの。

それ以上に違いがあるとは思いもしないからこそ。
出陣の前に、ふと訊いた*]

マユミ、お前が今祈るのは何だ?


零にーさん、
何を、……望んでるの。

[届かないとしてもささやかな問いを投げることしかできず]


   − 回想 −

[血の匂いをさせる吸血鬼はもう1人いた。眷属の理依。
唯一抗える言葉を駆使する吸血鬼。
全てを拒否している様で、全てを大切に想っているのだろう。

数え鬼の時から変わっていないと思っているその気質は、
彼が反抗的な言葉を吐けば吐く程、
その裏を思えて笑いが漏れた。

止まらぬ血は、理依の心が流す血でもあろう。

押し込めた嗚咽は耳に届かずとも。
その心が吐く血反吐は、血の絆からか、
訳も無く父の胸を躍らせていた]

理依。お前の活躍も楽しみにしているぞ。

[理依を見れば無性に愉しく口元に笑みが浮かぶ。
その心のまま、掛ける言葉は残酷な戦いへの期待*]


―回想・出陣前―

時を待っております。
……正攻法でなければだめだ、
などと仰られるのではないでしょう?

[ 正々堂々、などという手段では、
叶うはずもないのだから、機を伺うのは当然だ。
多少、回り道をしたとしても。

 父の口にする祈りは「よかれ」以上の意味は無いだろう。
しかし、その単語を耳にして小さく瞬いた。
何を祈るのか、幸いでもない平穏でもない、癒しも救いも遠く、
ならば、せめてもの]

祈りは、誰の傍らにも寄り添うもの。
……だから、それはさみしい魂への、慰めです。




……いつかその時が来たら、
お父様のためにも祈りましょう。

[わたしの為に、祈ると言ってくださったから、と*]


   − 回想・マユミと −

[正攻法でホリーを斃せる等露程思っていない。
だから機を待つと言う答えは予想していたもの。
では正攻法以外でどんな方法を取ろうとするのか。
そちらの方が興味が合ったが、種明かしばかりでは
面白くないと、それは尋ねる事は無かった]

寄り添って何になる?
寒さをしのぐと言う意味なら理解は出来るな。
そう言う物理的な温もりを求めているなら判るが。
慰め等………何になる?

[今生きる命や心にも想いを馳せる事が無いのだ。
消え去った魂に何故思う事があるのか。
不可解極まると首を傾げたが]


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