1 とある結社の手記:6
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[キャサリン>>315が咳き込み始めれば、 慌てて背中を数度摩るか。 サイラスの方へ視線をやるより前に、 咳はおさまったようでほっと息をつく]
苦いお薬って、飲むの辛いですよね。
[頬を染める相手の姿は、何だか微笑ましくて]
……えへへ。 多分、僕の薬のほうが飲みやすいんだと思います。 風邪を拗らせた時の粉薬とかは、 僕も苦くて飲むとき思わず目を瞑ってしまいますし。
[褒められれば照れて同じように頬を染める]
苦いお薬をずっとちゃんと飲み続けてる キャサリンさんの方が、凄いと思います。
(329) 2010/02/20(Sat) 22時半頃
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本当に、ありがとうございます…。
[サイラス>>316に薬を渡されれば、 感謝してもし切れないような眼差しを彼に向ける。 やせ我慢していたものの、実際はかなり辛かったようだ]
…あわわ、ラルフさんっ。
[自分の席に戻る最中、 冷や汗を浮かべたラルフ>>319の姿に気づく。 こっそりと彼の背中を突いて、 サイラスから受け取った瓶から薬を幾らか取り出すと手渡した。
そこに言葉は無いが、彼を励ますように、深く深く頷く]
(335) 2010/02/20(Sat) 22時半頃
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小僧 カルヴィンは、グラタンを掻っ込むラルフ>>331の無事を、心から祈った。とても祈った。
2010/02/20(Sat) 22時半頃
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……でも、はしゃげるくらい楽しいのは、良いことです。
[恥ずかしそうな笑み>>336をきょとんと見つめた後、 にっこりと微笑んだ。 今の状況を考えると、相応しくない言葉かもしれない。 けれど、少し息を抜くこと位は、きっと許されるだろうと]
そうですか…。 小さい頃って薬が自分を守ってくれるものだ っていうのも、なかなか分らなくて。 だから、飲むのを嫌になっちゃうことも、ありますよね。
[彼女が自分の年齢を勘違いしているとは露知らず。 ただ、いけないことを思い出させてしまったような気分になって、 一生懸命励まそうとした]
…大丈夫、です。今からでも、ちゃんと元気になれます。 キャサリンさんも、…僕も、きっと。
[最後に褒められれば、小さくはにかんで返した]
(343) 2010/02/20(Sat) 23時頃
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小僧 カルヴィンは、長老の孫 マーゴ>>339の視線には、構わないという風にこくこくと頷き、ドナルドに水を差し出すのを促した。
2010/02/20(Sat) 23時頃
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[キャサリンからの言葉>>350に、 心に温もりが広がるのを感じる。
おそらくは自分よりも酷い病と闘っている、 おそらくは自分よりも長く病と闘っている。 そんな彼女の言葉は、少年を元気付けるのに十分だった]
…キャサリンさん。 雪だるま、作りましょうね。
[コルクボードの方へ向かう彼女を見送りつつ、 用事が済んだら、と付け足して楽しげに肩を揺らした。 バケツ一杯の白い雪は、 室内の空気に触れて微かに表面が溶けかけているようだった]
(355) 2010/02/20(Sat) 23時頃
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[―――雪は、幼い頃より飽きるほど見てきた。 ただ、それは部屋の中からだったり、 寝込んだ布団の中からだったりというのが大半で。 服を濡らしてまで雪で遊ぶという経験は、 少年の中には殆ど無い。
だから、誰かと雪遊びが出来るということは、 彼にとってはとても特別で楽しい出来事だった。 結社員の女性>>@50を、不思議がらせてしまっただろうけれど]
……ざく、ざく、ざく。
[バケツの中の雪に触れて、小さく微笑む。 傍にラルフ>>363が来てくれたならば、 冷たい掌を彼の頬に押し当てて、悪戯めかして笑った]
(366) 2010/02/20(Sat) 23時半頃
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……だ、大丈夫ですか?
[何処かふらついた様子のラルフに、苦笑を浮かべる。 その理由は、とても察しが付くものだから]
はい、ラルフさん。 小さくても可愛いのを、作りましょう!
明日の朝まで、溶けないと、良いなぁ…。
(367) 2010/02/20(Sat) 23時半頃
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…………。
[雪合戦をしたがっているサイラスの姿に気づき、 暫く考え込むように首を傾げる。 それから、少しだけ手に雪を掬って小さな雪玉を作り、 ふわりとサイラスの背中へ投げてみる]
えーいっ!
(374) 2010/02/21(Sun) 00時頃
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………えへへっ。
[雪球が命中>>377すれば、嬉しそうに笑顔を浮かべた]
んっ、大丈夫です。 小さい雪玉作って、投げましたから。
少しは、雪合戦気分になれましたか?
[彼がどうして雪合戦に執心しているのかしらない少年は、 サイラスが楽しんでくれれば良いと思いつつ 雪玉を投げたらしい]
…お相子にする為に、 先生も一回、僕に不意打ちして良いですよ。
[にこにこと弾んだ声を返す。 もっとも其れは此処を出た後での話になりそうだ、 と思ったが、それは口には出さなかった]
(386) 2010/02/21(Sun) 00時頃
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………っ!!
[車椅子の倒れた音に、驚いて顔をあげる。 駆け寄る人の姿が見えたから、自分までは移動しなかったけれど。 心配そうに、キャサリンが起こされる様子を見守るだろう。
それから、ラルフの言葉>>381にしっかりと頷いて]
はいっ。頭ですね。 ええと、丸めて大きい雪の球にすれば良いんですよね。
[雪だるまを作る子供達の姿は、よく窓から眺めていたから。 目の前でお手本を見せてくれる彼の姿も参考にしつつ、 せっせと雪だるまを作っていく]
わぁ、本当ですか…! なら完成したら、廊下に置いておきましょう。 今日も寒くなりそうだから、きっと大丈夫です。
(395) 2010/02/21(Sun) 00時頃
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…………。
[雪だるまを作りながら、考える。
占い師の二人が誰かを占ってみると言っていたこと。 キッチンでの、ピッパの言葉>>273>>274。 気にしなくても良いのだと言われた。 けれど、此処に呼ばれた以上、きっとそういうわけには行かない。 彼女は優しいから、自分に気を遣ってくれているのだと思う。 明るい笑顔を浮かべるピッパが、人狼だなんて、思えなかった]
…………わぁ。
[窓の外はすっかり暗くなっていて、 ひゅうひゅうと空気を切り裂く風の音が聞こえてくる]
(412) 2010/02/21(Sun) 01時頃
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うぅん……。
[雪だるまを作る少年の顔は、 時折悩んでいるように難しくなったりしたかもしれない]
…ラルフさん。
サイラス先生とウェーズリーさんが、 誰を調べたら良いのかって、聞いていましたよね。
[ぺちぺちと、随分とさまになってきた雪玉を掌で固めつつ]
意見出さなきゃって、思うんですが。 でも、人狼が本当にいるかも分からないのに、そんなこと…。
[ぼそぼそと呟きながら、肩を落とす]
(413) 2010/02/21(Sun) 01時頃
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[ラルフからの助言>>404を聞けば、 我に返って腕の中の雪玉を見る]
――――…はっ! そうでした、大きくしすぎちゃったかな…。
[あわあわとラルフへ視線を返せば、 けれどそれに負けないくらいに ラルフの腕の中の雪球も大きくなっていき]
わぁ、わぁっ。ラルフさん、凄いです!
[はしゃいだ様子で、感嘆の声をあげた]
(414) 2010/02/21(Sun) 01時頃
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[やがて雪だるまが完成したならば、 集会所の面々に自慢げにお披露目する。 一番見せたかったキャサリンの姿も探すが、 何処にも見つけられなくて。
だからラルフに手伝ってもらいながら、 一階のキャサリンの部屋の前の廊下に雪だるまを置いた。 きっと、彼女に見てもらえるように]
……お休みなさい。
[暫くすれば、自分も自室へと戻っていく。 廊下を吹き抜ける風は酷く冷たくて、何度も小さく咳をした**]
(415) 2010/02/21(Sun) 01時頃
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