人狼議事


3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…

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 ――咽喉が、
             乾いた。

 


 お前も  なんだな。




           はは やる  ぞ?


  はは  へへ


           もしくはピアノ、弾くか?

            
                   
     [立ち上がって、鍵盤をトーンとひとつだけ叩いた。]

  はは**



  ――ピア、ノ……。

     [聞こえないはずの音が聞こえた。
     まるで誘うようだ。]


   おまえ 「も」?    ……、…なんで…


[困惑滲む声が、残響に絡まった。]


問題児 ドナルドは、奏者 セシルに、誤魔化すように唇の端をあげて見せる。

2010/02/27(Sat) 12時頃





                         ピアノ……                                        


【人】 問題児 ドナルド

― 購買部 ―

[あか という色はあまり好きでない。
思い出には あか が付きまとう。]

 いや。なんでもねぇよ……―――

[怪訝そうな顔に、歪めて見せる唇。
今日に限って、何故、こうも思い出すのか。

―――……ただ、今見える紅を消したかった。]

 殴ったり、しねぇから。

[セシルの口元の紅を拭おうと、伸ばす指先。
―――……その動作に、あか が揺れた。]

(211) 2010/02/27(Sat) 12時半頃

【人】 問題児 ドナルド

― 購買部 ―

[伸びた指先は、唇に触れた。]

 そういやぁ、紅い色がどうしっ……―――

[血を拭おうと動かそうとした指先に、歯を立てられる。
そのまま、噛まれでもするのか。
胸元に伸びる震えた手。引き寄せられて、とっさのことにバランスを崩しかけ、片方の手は壁に突く。

どさりと、持っていた鞄が落ちる音。
上から見下ろすようになる体勢。
光を失った薄紫が近い。

嗚呼、あか じゃないな……―――そう、思った。]

(219) 2010/02/27(Sat) 12時半頃


     あのこ どこ ?


               手が鳴るのは どこ ?**




     おにさん


               …、 こちら


 


【人】 問題児 ドナルド

― 購買部 ―

[指先に小さな痛みが走る。
少しだけ、それは懐かしい感触でもあった。
『   』は、血が滲むほど噛みはしなかったが。]

 紅って、血かよ、ちょ、冗談がすぎ……―――

[その行為を許したのは、油断があったのか。
それとも――薄紫に捕らわれていたからか。

首筋に生暖かい感触。次に痛み。
あか が失われて行く感覚。

それはある意味、心の底に眠る本心に触れて。
だから、抗わなかった。]

(226) 2010/02/27(Sat) 13時頃

【人】 問題児 ドナルド

 嗚呼、そうか、異常事態だっつーこと忘れてた。
 本気で、吸血鬼になっちまったんか。

[他の人が犠牲になるよりはマシかと、好きにさせる。
叶うなら、慰めるよに相手の腰に腕を回す。
拒否されるなら、壁に片手を突いたまま。

返り血がついてたってことは、自分以外にも血吸われた奴いるな。
吸血鬼に血を吸われたら、自分も吸血鬼になるのか?
などと、その間も考えを巡らせ……―――。

吸血行為が終わり、セシルが一人になりたいというならば、もう止めることはしないだろう。
傍にというならば、それもまた断りはしないだろうが*]

(229) 2010/02/27(Sat) 13時頃

問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/02/27(Sat) 13時頃



  あ、

           厭

 
  …――怖、……


              [笑い声が、聞こえる。]


[――見ない]

  [見ない、  見ない。]


        [窓際ひとり]


 [同じ。 同じだ]

             [――違うのは]


【人】 問題児 ドナルド

― 購買部 ―

[ どくり どくり と、鼓動に合わせて 
        紅 が流れ出る。啜られる。]

 ―――……っふ

[舐められた感覚にくすぐったさを覚え、吐息が漏れた。
正気に戻ったかのような薄紫が、見える。
抱いていた手を緩める。剃らされる、双眸。]

(277) 2010/02/27(Sat) 16時頃

【人】 問題児 ドナルド

 なんで、か。他の奴が襲われるよりいいかと思ってな。
 俺、血の気多いだろうし?

[嘘ではない言葉。只、全てではない言葉。
一度睨まれる。指先で吸血痕を確かめながら笑ってみせる。
痕から滲んだ自身の血と、指先についたセシルの血が微か混じった。

―――……吸血衝動は、特に覚えなかった。が。]

(278) 2010/02/27(Sat) 16時頃

【人】 問題児 ドナルド

 行かねぇ。ちとねみぃ……―――

[ケイトの声は、自分にもセシルにも聴こえただろうか。
耳を穿つ叫び声。痛むのは 左眼。
閉じるのは 右眼。視界が黒に染まり、息をつく。
眠いと嘘を吐いて、壁際に凭れかかった。

痛みが引くまでは、いま少し*]

(279) 2010/02/27(Sat) 16時頃

問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/02/27(Sat) 16時頃





ああ


         ああ


     ああ

            ああ  


 寒い   けど


             渇く……。






                        あげるよ…




     [薄紫。   眸の色。]

 


――、…

          渇く。  なら、


 [嗚呼。あげる  と、 優しげな声がする。]


         ……――何処に。


[あげるよ。誰かの声に似ている。
知っている。知っているのだ。]


  … 鬼は……、

            ……他を、捕まえないと



[橙の眼が謳った溺れるものの板。
じわじわと脳裏を侵食する。]


 ……この、こえは。
 ……なんなん、…だ…?


[鬼であり鬼に近すぎるのに鬼になりきれない薄紫は
小さく、そう呟いた。]


ああ    ああ

    ああ     ああ


              [衝動が高まる]


     [渇きが高まる]

           

                 ああ





      くる   しい



          つら   い


     ああ


           [何か壊れる寸前にも思えて]






                     ……ここに きて


…、っ


   [共鳴か、呼応か、渇きが伝播する。]


          や、…め、…、  
 
              …、――っ


[搾り出すような こえ が、脳裏に響く。
耳をくすぐる 手招く声。]

こわ、れるな。…だめだ

[くろとしろの、手招く、声。]


鬼は


… 俺たち。


[おにさん、こちら。]


…… …


[――――頂戴。]
[――――頂戴。]

[あげられなければ、


て、しまう。]




   赤は鬼



                 鬼は



      勝たなかったら、




                  鬼のまま?





えいえんに?



 





        この中で?



             

                





――――――永遠の、鬼ごっこ。
――――ここで死ねば
―――ずっと



 


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